傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 下肢
Q1 相談者 ニックネーム:けむ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:無記入

バイク事故でふくらはぎやけどレベル3でデブリード手術を受けました。キズが深かったようで2回目の手術となります。よくある症例でしょうか?また、費用は2回分支払わなければならないのでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱せられたマフラーやエンジンなどに比較的長時間接触したⅢ度熱傷の場合、深部組織の損傷が何処まで達しているかの見極めは容易ではありません。
したがって、炭化や蛋白変性した組織をデブリードマンする際は、回復が期待できる組織を出来るだけ残そうとするのが通常なので、数日から数週間後に、回復が見込まれないことが明確になった組織を追加でデブリードマンすることも少なくありません。
熱傷治療を専門にする医療機関では、もともと2回に分けてデブリードマンする予定で治療計画を組むこともあるのです。
治療や施術にかかわる費用は、お掛かりになっている病院でご確認ください。
Q2 相談者 ニックネーム:ココ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1週間前に 太ももに手のひらくらいの火傷を負いました。
初めに行った皮膚科で、火傷した部分にアズノールと弱めのステロイドの軟膏を塗ってガーゼで治療していました。
湿潤治療をしたく、別の病院で形成外科に行きました。火傷のサイズが大きいので湿潤治療はできないそうで、今は火傷の部位にシリコンジェルシートを貼って、その上にゲンタシン軟膏を塗ってガーゼを被せています。
治療方法を今のに変えてから、痛みがひどくなりました。シリコンジェルが悪いのか、もしくは軟膏が悪いのでしょうか。
私の感覚ですが、今の軟膏よりアズノールの方が傷が乾燥していない気がしました。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
最初に受診した「皮膚科」で、「アズノールと弱めのステロイドの軟膏を塗ってガーゼで治療」しており、次に受診した「形成外科」の判断で「湿潤療法」を選択せず「シリコンジェルシートを貼って」いることから、熱傷深度がⅠ度(からⅡ度SDB)で表皮剥離は無いと推測します。
つまり、「熱傷のサイズが大きいので湿潤治療はできない」のではなく、「湿潤療法」の適応はないということではないでしょうか。
しかし、「シリコンジェルシート」の「上にゲンタシン軟膏を塗ってガーゼを被せて」という治療手順が理解できません。
「痛みがひどく」なっているなら、「ステロイド」を含有する外用薬で炎症を抑えた方がよいかもしれません。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスができません。
「形成外科」で、「治療方法を今のに変えてから、痛みがひどく」なったこと、「今の軟膏よりアズノールの方が傷が乾燥していない気が」することをお伝えになって、現状の評価、経過予測、長期的治療方針をお尋ねになってください。
Q3 相談者 ニックネーム:なおこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

6日前に熱湯が足の甲(3分の1程度)にかかり15分ほど流水で冷やし病院へ行きました。
湿潤療法をしていて2日前に診察した時は化膿もしておらず順調だと言われましたが、昨日から立ち上がると傷口が締め付けられるような痛みで歩けません。足を上げていれば痛みはないのですが。。
明日まで病院が休みなので、休日診療するべきか迷っています。
この痛みはなんなんでしょうか。。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浮腫みによる痛みです。
痛み止め薬を服用して「足を上げて」いてください。
Q4 相談者 ニックネーム:KOU 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1週間前にカップラーメンをこぼしてしまい、大腿部前面を火傷してしまいました。
すぐに保冷剤で冷やしましたが痛みがあり赤く皮膚科に受診、発生から2時間後に処置をしてもらいました。その時点では、赤くなり3箇所茶色く、内1箇所がしわが寄っていて、水ぶくれになりそうだなという様子でした。処置としてはワセリンを塗ったガーゼで保護というものでした。水ぶくれになりそうという部分は大丈夫と言われてしまいました。その際、何度熱傷などは言われませんでした。
1,2日で水ぶくれができて破れたりしたら再受診というものでしたが、1日目夜に水ぶくれになり、2日目は日曜で病院がやっておらず、その後は仕事で行けませんでした。ちょうど1週間経った日にワセリンがないこともあり再受診し、もっと早くきてくれればと言われました。処置としては破れた水ぶくれ部分の皮膚を除去し灰色(茶色?)のような膿を排膿後、ソフラチュールを貼付しワセリンを塗ったガーゼで保護というものでした。かゆみや痛みがあることを伝えたところ、冷やせば治まる、薬を出すほどじゃないだろうと言われましたが、仕事上デスクワークなどではなく、動いてるため冷やすことはできません。よくならなければ翌週は休診のため2週間後(発生から3週目)に再受診と言われました。

ソフラチュールは肉芽形成時に食い込む、剥がす時に痛みが出たり治りが遅くなるというのを見かけたり(こちらはネットで見かけたもので信じていいのかわかりません)、処置で赤い部分をガーゼで保護しきれていないなど、このまま今の病院にかかり続けていいのかと心配があります。他の病院にかかるとしたら熱傷治療の評判がいいとこなのですが、発生から2週目になってしまうのもあり、今後どうしたらいいのか相談させていただきたいです。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛みがあり赤く」なっていた部位はⅠ度熱傷で、「水ぶくれ」(水疱)が出来た部位はⅡ度SDB(浅達性Ⅱ度熱傷)です。
熱傷は治療経過中に、擦れたり感染を起こしたりすると悪化し、重症度が増します。
「20代前半」の「女性」の「大腿」の熱傷の治療に際し、熱傷創の早期上皮化は勿論ですが、瘢痕や色素沈着を残さないことも重要なポイントではないでしょうか。
ご報告いただいた経過と処置内容から、直ちに形成外科におかかりになることをお勧めします。
Q5 相談者 ニックネーム:山田家 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

年末に熱した油を足にかぶり、最近まで違和感無く過ごしてましたが、ここ最近、火傷した患部に違和感を感じ突っ張り痛み等あります。
皮膚移植すれば外見のみでしょうか?
突っ張りや痛み等和らぐ事できますか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
まだ上皮化は完了していないということでしょうか。
熱傷潰瘍は閉鎖したが、瘢痕になって「違和感」、「突っ張り」、「痛み」が生じているということでしょうか。
いずれの場合も、治療の適応か、どんな治療法が適するかの判断は診察をしなければ回答できません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q6 相談者 ニックネーム:しゅしゅ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

やく一週間前に料理中に天ぷら用の油がこぼして、両足に手のひら大サイズのニ度の火傷を負いました。
すぐに救急病院へ行きましたが、連休のため、簡単な処置をして、休み明けまだ皮膚科へ掛かるように、指示がありました。
昨日で負傷して九日目です。
3回目の皮膚科を受診してきました。
それまでのゲンタシン軟膏からプロスタンディン軟膏とメルリンガーゼに変わりました。使った所、落ち着いてきた痛みがまだ痛み出し安静するとそうでもないですが歩くと激痛です。
これは炎症起こしてるのか不安になってます。
ちゃんと説明を受けてないですが先生から手術するかもとちらっと聞きました。
手術は出来る事したくないですので火傷10日を過ぎても湿潤療法に変える事はできますでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いつでも「湿潤療法」に変更することは可能です。
ただ理解しておきたいのは、おそらく、おかかりになっている「皮膚科」の主治医は、「湿潤療法」を知らないのではなく、創状態を診て最適と考えられる治療法を選択しているのです。
「落ち着いてきた痛みがまだ痛み出し」たのは、創が悪化したのではなく、知覚の回復が起きているのでしょう。
また、「安静するとそうでもないですが 歩くと激痛」があるのは、「足」の熱傷の症状として十分に考えられます。
「足」の熱傷は、重症化を防ぎ上皮化までの時間を短縮させる目的のためだけで判断するなら、受傷直後から2週間以内の入院をした方がよいのですが、外来通院で治療をしているのですから「歩くと激痛」は治療経過の中で必発です。
2週間以上経過して上皮化の見込みが立たなければ、「手術」をして治癒までの期間を短くすることを検討しましょうという意味で、「先生」は「手術するかも」と仰ったのではないでしょうか。
Ⅱ度DDBなら、「湿潤療法」で上皮化を待った場合、創閉鎖に数か月以上かかり、結果は肥厚性瘢痕が形成されて足関節の動きに制限が生じる可能性が低くありません。
肥厚性瘢痕を切除して植皮「手術」をする必要があるかもしれません。
熱傷治療は長期的な視野が必要なため、熱傷治療や瘢痕拘縮の治療に慣れた医師におかかりになるべきです。
主治医に、現在の創状態の評価、今後の治療方針、経過予想、将来必要になるかもしれないケアや治療などを整理して話をしていただくとよいでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:すー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

150度でアイロン中に内ももに落としてしまいました。すぐに保冷剤や氷水で濡らしたタオルで冷やしていて少し白っぽいような、水色ぽいような色になったんですけど、長ズボン履くのでキズパワーパッド貼ろうと思うのですが、大丈夫ですか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらくⅠ度~Ⅱ度SDBまでの熱傷でしょう。
湿潤療法専用の創傷被覆材(「キズパワーパッド」など)を貼って構いませんが、表皮を剥がさないように気を付けてください。
色素沈着や瘢痕を残さないため、念のために形成外科を受診してください。
熱傷受傷直後に「保冷剤や氷水で濡らしたタオル」で長時間「冷やし」続けて、いわゆる霜焼けで「少し白っぽいような、水色ぽいような色に」になることもあるので、熱傷の冷却は通常の水道水のシャワーがお勧めです。
Q8 相談者 ニックネーム:きゃっとちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1週間ほど前に沸かした親を足にこぼして火傷してしまいました。

親指の付け根から中指の付け根辺りで指3〜4本くらいの範囲です。小さい水ぶくれと親指サイズの水ぶくれができ、次の日には潰れていたのでキズパワーパッドを貼って過ごしました。
火傷をした次の日、その次の日は全く痛くなかったのですが、火傷をして3日目からむくみなのか腫れなのか足が真っ赤になってしまい痛くて歩くのがつらいほどです。
今日で6日目で、火傷をした所はまだ赤いですが、おそらく新しい皮膚ができている途中で触っても痛くありません。
ただまだ腫れ?むくみ?がひどく、やはり歩くのは少しつらいです。
火傷の後はこんなにも腫れるものなのでしょうか?感染も疑いましたが、膿などは見つからず傷自体は痛くありません。
腫れを早く引かせるにはどうしたらいいでしょうか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足を下にしない様に、座位で足を高く上げておいてください。
熱傷部を擦らないようにしてください。
形成外科におかかりになってください。
Q9 相談者 ニックネーム:なとも 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

2週間前に熱湯をふとももにかぶり大人の手のひら位の火傷をして形成外科にかかり10日程で上皮化し、先生からは後はプロペトを塗り普段通り過ごして下さいと言われました。
タイツも履いていいとの事なので学校はタイツを履いているのでタイツを履こうかと思っているのですが、プロペトを塗った後に市販されているガーゼをはってもいいのでしょうか?
それまではメロリンガーゼを貼っていたのですが、最近薄い皮がガーゼについていたりするので普通のガーゼではくっつきす過ぎるのでは?と思っています。
どのように処置するのがいいのか教えてほしいです。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「10日程で上皮化」したならば、Ⅱ度SDBだったのでしょう
「プロペトを塗」る指示は、乾燥対策と擦れないようにするため、「タイツ」などがくっつかないようにするためではないでしょうか。
やや厚みはありますが、「タイツ」や洋服で隠れるなら、シリコンジェルシートを貼ると擦れ防止と肥厚性瘢痕の予防になります。
また、肥厚性瘢痕の発症を予想して比較的しっかりとした対策を取りたければ、トラニラストの内服を検討してもよいかもしれません。
熱傷は、上皮化が完了すれば治療が終了するのではなく、「形成外科」の主治医は瘢痕が目立たなくなり気にならなくなることを目指して治療計画を立てているはずです。
それぞれの症例において、瘢痕の状態だけでなく患者さんの事情や生活環境によって勧める対処法は異なるので、おかかりになっている「形成外科」の主治医がいるのですから、具体的な対処法の詳細は主治医と相談のうえで決定してください。
Q10 相談者 ニックネーム:なつお 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

現在、近くの総合病院に入院してます。足の甲から、足首辺りに火傷を負って、足の甲は、皮膚移植で、真っ直ぐなりましたが、足首は、ひきつれが有り、足首の可動範囲が上方向だと、5°くらいで、まともに歩く事が出来ません。まだ、火傷も完治していませんが、このまま放置していて、歩けるようになるんでしょうか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いずれ、瘢痕拘縮の修正が必要になるかもしれません。
植皮の手術をした医師なら、瘢痕拘縮に関しても治療計画をお持ちのはずです。
どうぞ主治医に治療方針をお尋ねになってみてください。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

火傷 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る