- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > 火傷 >
- 下肢
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 火傷
- 下肢
- Q41 相談者 ニックネーム:ママ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
-
ケミクールを作業着の上から右太ももに、かぶってしまい、暫く50分ぐらい放置してしまいました。ズボンに薬品が染み込んだままです。
その後、シャワーを浴び、病院に行きましたが手のひらぐらいの大きさが真っ黒くなってしまいました。痛みはあまりありません。
皮膚が壊死しているので、薬を塗って浮かせて?麻酔して除去するとのことでした。次に病院に行くのは金曜日です。
町の皮膚科に通っているのですが、大きな病院に行かなくて良いのか不安になってきました。
間違った対処で感染症になり死に至ることもあるという記事も見たので、気になりました。
他に注意すべき点、観察すべき点などあれば教えて頂きたいです。
- A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
アルカリ剤による化学熱傷は、比較的深部まで到達する組織損傷を引き起こすだけでなく、ゆっくりと熱傷深度が重症化することがあります。
したがって流水で時間をかけて洗い流した後も、受傷部表面のpHを調べ、壊死組織を迅速に除去し壊死組織を除去した部位のpHの測定が必要です。
化学熱傷は受傷直後の外科的処置が必要なことも少なくありませんし、少なくとも受傷翌日の診察は必ず必要です。
創感染の予防に関しては一般の診療所でも十分に対処できますが、軽度の熱傷とお考えになることなく、熱傷治療を多く手掛ける病院におかかりになった方がよいと考えます。
- Q42 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
バイクのマフラーで火傷しました。
3センチ大の楕円形状に皮がめくれていてその1センチ外側が赤みをもっていました。
水道水で洗い流しキズパワーパッドを貼ったのですが、その際に向けた皮がうまくはがせず残したままにしました。
翌日、張り替えようとすると皮の部分は傷に完全にくっついたようにみられたのですが、そこから多少のネバつきをもった液がありました。でも匂いはありません。
腫れや酷い痛みはありませんが熱はもっています。火傷の赤みはむしろひいてきているように感じます。
モイストヒーリングを中止した方がいいでしょうか。
- A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
おそらく「多少のネバつきをもった液」は、白血球の破壊された浸出液でしょう。
流水で洗い、湿潤療法の治療を継続して下さい。
感染を否定するために、形成外科を受診してください。
- Q43 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
-
手持ち花火をしている際、花火が燃えながら落ち、靴の中に入ってしまい足を二箇所火傷をしました。傷の大きさは大豆くらいの大きさとそんなに大きくはありません。火が落ちた時すごく痛かったため、靴を脱ぎ靴下を脱ぎましたが、靴と靴下は溶けていて少しくっついていたため痛くない程度に取りましたが、燃えかすがくっついてみたいに黒くなりました。その後近場に綺麗な水がなかったため友達が飲みかけのお茶を足にかけました。冷やすのは十分ではなかったと思います。痛みは最初の一瞬だけで、その後は全く痛みを感じず、触ってもなんともありません。今、一箇所は白く水ぶくれっぽくなっており、もう一箇所は濁った黄色のような色をしており、どちらも燃えかすのような黒い点はついたままです。傷の大きさや痛みがないため病院には行ってません。この場合、傷パワーパッドなどだけで傷を治すことは可能でしょうか?また、黒い点はついたままでも大丈夫でしょうか?
- A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
診察をしなければ、具体的なアドバイスはできません。
一度病院を受診して、感染兆候が無いこと・自己ケアで上皮化を待って構わないことを確認して貰ってください。
熱傷瘢痕を少しでも目立たなくしたいと願うなら、直ちに形成外科を受診することをお勧めします。
- Q44 相談者 ニックネーム:m 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
-
手持ち花火の消えた後の灰で足の甲を火傷しました。近くの病院で診てもらったらゲーベンクリームを塗られ処方されました。病院から帰ると歩けないくらい激痛で、ネットでゲーベンクリームについて調べるとマイナスな事ばかり書いてありいい所がないとの事で。歩くのも困難な程痛いとその病院で相談したのですが変わらずゲーベンクリームを塗られました。火傷の周りも赤くなり赤くなった部分は触ると痛くて、歩いたり動かしたりすると痛くて仕方がないです。傷を深めるとか書いてあったのでこのまま使用していても問題ないのかお聞きしたいです。
- A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
下肢の熱傷にもかかわらず「歩く」ために浮腫み、擦れてしまうことが「激痛」の原因になっているのかもしれません。
また、「火傷の周りも赤くなり赤くなった部分は触ると痛」いことから、細菌感染も否定できませんし、感染して浸出液の多い熱傷創ならばゲーベンクリームは有効な治療薬のひとつと言えます。
熱傷は、創の状態と「激痛」などの症状によって外用剤と被覆材の使い分けが必要です。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスはできません。
おかかりになっている病院で、不安に思っている事項を担当医に全て伝え、現在の創状態と今後予想される治療経過および治療方針をお尋ねになってください。
医師の説明、治療方針を理解したうえで納得がいかないなら、紹介状を書いてもらい、形成外科におかかりになることをご検討なさってもよいかもしれません。
- Q45 相談者 ニックネーム:yoshi 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
-
熱湯を左足甲にこぼしてしまい、親指と人差し指間下辺りをやけどしました。3×3cm範囲で皮がめくれたので自分でハサミを使い切りました。
その後水と保冷剤で冷やし、以前指をケガしたときに処方されたゲンタシン軟膏と抗生剤が残ってたので病院へは行かずラップを貼って2日間、様子をみました。泡の石鹸で洗い流し、1日2回取り替えていましたが、周りの傷んだ皮膚がふやけてきたので病院へ行くことにしました。
皮膚科へ行くと消毒後に軟膏を塗ったガーゼを貼られたため、できるだけ痛みのない治療として湿潤療法を行なっている病院を探して診てもらいました。メロリンガーゼと最初の皮膚科で処方された抗生物質と保護がミックスされたクリームで処置することになり3日が経ちましたが、歩行時や座っている時に断続的に痛みが強く出ます。
また、皮が剥がれた患部は赤くなっていて痛みはありません。その周辺の皮膚も赤いですが、触ると痛みが強いです。医師は、感染症をおこしかけていたので、しっかりした処置と抗生剤の内服で
2週間を目処に様子をみるとのことでした。
受傷して6日が経過した状況ですが、このようなやけどが初めてで、しかも仕事の通勤時や座っている時も痛みが伴っているので余計に毎日が憂鬱になっています。無事に上皮ができるのかとても心配です。
- A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
直ちに熱傷の専門医師に診て貰う必要があります。
熱傷創は、受傷から上皮化までの経過中に擦れや感染があると、深達度(重症度)が増します。
足背の熱傷ならば「座っている」だけでも浮腫みやすいのですが、「通勤」なさっているならば、「無事に上皮ができる」ための条件が悪いとしか言いようがありません。
診察をした医師の方が正しい判断をしている可能性は高いのですが、熱傷部位が足趾・足背という条件だけでも「しっかりした処置」をするなら、靴を履かない、足を着かないという指示を出すべきと考えます。
足趾ならば、順調な上皮化だけでなく、上皮化後の瘢痕までをお考えになっていただきたいので、ぜひ形成外科におかかりください。
- Q46 相談者 ニックネーム:ねこここ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
2日ほど前に熱湯を零してしまい、左の腿裏(付け根付近)と臀部にやけどをしました。
すぐに流水で冷やし、その後市販の軟膏を塗りました。水ぶくれは出来ていないのですが、一部腫れ上がっている個所があり、少し痛みます。
ネットで調べ、水ぶくれが出来てないのならⅠ度なのかと病院には行ってないのですが、腫れも引いていない為、このまま自己治療で良いのか悩んでいます。
- A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
おそらくⅠ度熱傷でしょう。
強い日焼けと同じで、「腫れ」と「痛み」を伴います。
通院は必要ないでしょうが、一度、皮膚科あるいは形成外科で診ていただいた方がよいでしょう。
- Q47 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
-
ふくらはぎ全体に熱湯をかけてしまい、やけどしました。
医者に行き、治療していただき、当日のみ、痛みどめを飲んだだけで、ほとんど痛みはありませんでした。
治療は、消毒し水ぶくれを針で刺し、軟膏(クロマイp)で保湿しガーゼと包帯で保護するというものです。
その後、毎日病院に通い、消毒、新たにできた水泡を針で刺したり、そのままだったり・・・軟膏をぬり、ガーゼと包帯という治療です。やけどの深さについては、説明はありませんでした。
ところが、4日目あたりから、皮膚が引っ張られるような痛みが出始め、5日目に、立ち仕事に復帰し、多少引っ張られたような痛みはありましたが、問題なくできて、帰宅後も、食事の支度などできました。
しかし、一回イスに座って、休憩したらその後、立つと鈍痛に襲われ、歩くことが出来なくなりました。
座っていたり、足を上げていたりすると全く痛くないのですが、下に下げ床に足をつくと、ものすごく痛くて、足を下に下げていることができません。
少人数でやりくりしている飲食店で仕事をしているので、休むことがなかなか、難しいので、痛みをとる方法を知りたいです。
- A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
血行不良による痛みです。
「ふくらはぎ」のほぼ全周に亘る熱傷では、表皮の伸展力が失われるため、下肢を低くしておくと浮腫みとそれによる血行不良のため、熱傷部位およびそれより足先に近い部位に強い痛みが生じます。
最悪の場合、血行不良により筋肉や表皮の壊死が進行してしまうこともあります。
熱傷の程度によって対処法は異なるので、主治医にその痛みをしっかりとお伝えになってください。
主治医と相談のうえ、形成外科など熱傷治療を得意とする病院を紹介して貰ってもよいでしょう。
- Q48 相談者 ニックネーム:りー 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
-
> 先日仕事で左足のくるぶし辺りから足の甲と裏の広範囲を火傷しました。1週間経ち、痛みはだいぶ落ち着いてきたのですが、立ち上がると全身の血が左足に集中するような感覚と浮腫で痛すぎて立ち上がるのが恐怖と困難です。
> この浮腫さえなくなれば…と思うのですが、火傷の傷のことと言うよりは、酷い浮腫があとどのくらいで軽減されるか教えて頂けますでしょうか?
>
>
- A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
いただいた情報だけでは症状の詳細が把握できないので、的確な回答でないかもしれないことをご承知おきください。
「1週間経ち、痛みはだいぶ落ち着いてきた」、「酷い浮腫」、「立ち上がると」ということは、熱傷の程度はⅡ度SDBと考えられます。
末梢血管およびリンパ管がダメージを受けて、今はまだ赤く(紫色に)浮腫んでいるのではないでしょうか。
まだ、立って足を着いてよい時期ではないと考えます。
症状が軽減し始めるのに2週間、回復には2か月程度かかる可能性があります。
しばらくの間、どうしても必要な時以外は足を挙上して、「浮腫」を軽減させておくようにしてください。
- Q49 相談者 ニックネーム:ごろう 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
-
一週間前に足に熱湯をかけて、火傷をしました。水泡ができ、足を冷やし医者に行きました。
丁度、ひざ付近で足を曲げていると痛みが少なく、足を伸ばして歩けないんです。どうしたらいいですか?無理してあるかないほうがいいですか?
日曜日から出張で大阪に行きます。階段も辛いです
- A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「痛み」がある間は、安静をお勧めします。
本来は、「無理してあるかないほうがいい」でしょう。
どうしても「出張」が必要なら、湿潤療法専用の創傷被覆材を使用した閉鎖療法をお勧めします。
もちろん鎮痛剤の内服をなさってください。
- Q50 相談者 ニックネーム:かよ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
8月13日7時半頃、キャンプで訪れていた野外でフライパンがコンロから落ち、座っていた息子の左太腿に落ち火傷してしまいました。
その後すぐに流水で冷やして近くの病院で応急処置をしてもらいましたが、色々と検索して
いると浸潤療法がいいとの情報を見つけ、夕方、その治療を受ける為他院に受診に伺いました。
そこで破れた水疱を除去後、水洗し、プラスモイストを患部に貼り防水テープをして頂き帰宅しました。2~3日間は浸出液が多量で同じ処置が続きましたが、18日くらいから浸出液がほぼ出なくなり、防水テープでは汗で周りに湿疹ができて、掻いてしまうので、プラスモイストの上にガーゼになりました。素人考えなのですがその辺りから患部の周りが乾燥しているような気がします。浸出液が出なくなった場合少しでも乾燥を防ぐような被覆材を使った方がよろしいでしょうか?また、今受傷から1週間経ち、増殖の時期に入っているように見えます。熱傷が真皮まで達している場合少しでも瘢痕組織を減らす為には今どのような事をしてあげるのが良いのか方法があればお聞きしたいです。今現在は白かった創傷が全体的に赤く変化している状態で毎日水洗、プラスモイストの交換に伺っている状況です。
- A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「フライパンがコンロから落ち、座っていた息子の左太腿に落ち」たということですが、大腿に一瞬だけ「フライパン」が接触したならば、通常は「熱傷が真皮まで達している」ということはありません。
「フライパン」の中にあった粘性のある液体や食べ物が大腿に一定時間とどまった場合や、衣服に極めて熱い液体が付いて衣服の上から水を掛けるなどして直ぐに冷やすことが出来なかった場合は、熱傷が真皮まで到達している可能性も否定できません。
受傷5日目から「浸出液がほぼ出なく」なったならば、熱傷創が上皮化してきたということではないでしょうか。
上皮化が完了すれば、湿潤療法は必要ありません。
湿潤療法も早く上皮化させて瘢痕を最小限に抑えるために湿潤療法で治療をなさったのですから、実際に創状態を診察なさっている主治医に現在の創状態の評価と今後の治療方針をご確認いただくのが最善の行動と考えます。
主治医が上皮化後の瘢痕のケアや治療について明確な回答をお持ちでなければ、早期に形成外科をご紹介いただくとよいでしょう。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side