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創傷治癒よくある質問

  1. 低温火傷
  1. 下肢
Q21 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

2日前にストーブの前で20分ほどウトウトしてしまい、寝ている間に近づきすぎていたのか足首近くの脛部分に低温火傷をしてしまいました。
目が覚めた時は脛が赤くなってヒリヒリしているだけで大したことないと思い、シャワーを浴びた後、濡れタオルで冷やしながらそのまま寝てしまったら、翌朝激痛で水ぶくれが3つできていました。
GWの為、自宅でワセリンとラップで処置しつつ、湿潤療法を行っている病院を探し、今朝、診察を受けたいと申し出ましたが「湿潤療法は毎日処置が必要だけど2日後からまた連休に入ってしまって処置できなくなるので他の外科に行ってくれ」と言われ、他の病院も遠かったり連休などでやっていないので仕方なくこのまま自宅で治療することにしました。
けれど、水ぶくれを破った方がいいのか破らないほうがいいのかわからず、結局破る勇気もなくそのままにしています。
ちなみにワセリンとラップで水ぶくれの周囲1?程度ほんのり赤みがある以外は、皮膚の赤みはなくなりました。痛みも当初より和らいできた感じがします。
薬局でプラスモイストを探しましたがなかったので、同じようなものということでハイドロウェットという医療パッドを購入し、昨日からワセリンとラップのかわりに使っています。
水ぶくれ部分は、特に触ったりしなければズキズキ痛む事もありません。水ぶくれの色は薄黄色です。
大きさも高さも全然かわらないのですが、このまま水ぶくれを破らずにプラスモイストなどの医療パッドだけ貼っていれば治るのでしょうか?
また、だいたいどのくらいで治るのか教えて下さい。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ラップ療法のラップとは創面を覆って浸出液を創面に保って湿潤環境におく、すなわち創を閉鎖しておくということで、食品用ラップ材を使うという意味ではありません。
つまり「水ぶくれ」を「破らない」でおけば、最も優れたラップ療法、湿潤療法の状態であると言えます。
また湿潤療法は一般的に、感染している創の場合に感染を重症化する可能性があるのと、
浸出液が多すぎて漏出すると創周囲の正常な皮膚がカブレてしまうため、毎日、創を観察しますが、必ずしも「毎日処置が必要」なわけではありません。
したがって熱傷創を湿潤療法で治療することはそれほど困難なことではないのですが、十分な理解の無いまま自宅で自己ケアなさるのはお勧めできません。
可能ならば直ぐに形成外科か皮膚科を受診して、連休中の対処法を具体的に指示して貰って下さい。
どうしても直ぐに受診出来ないなら、出来る限り水疱(水ぶくれ)を破らない様にして連休明けに可及的速やかに受診しましょう。
もし水疱が破れてしまった場合は、薬局でハイドロコロイド素材を使った創被覆材を求めて、創面に貼って下さい。通常ならば2週間以内に上皮化するはずです。

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