傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
  1. 頭部
Q31 相談者 ニックネーム:yuletide 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1年程前、現在3歳7カ月の娘の額の打撲について相談させていただきました。
その後すぐ、遠方の形成外科を受診し、ヒルドイドでのマッサージを勧められたため、朝晩と行っておりました。その後3ヶ月くらいして、3ヶ月待ちと言われた近所の形成外科を受診したところ、「マッサージでは悪化するので、今すぐ辞めるように」と言われてしまいました。
1年3ヶ月程経過した今でも表情によって傷跡が凹む症状は改善しておらず、マッサージによって悪化させてしまったのか、それとも皮下の癒着を剥がすためマッサージをした方が良いのかわからず、非常に辛い日々を送っております。
マッサージで傷跡を悪化させてしまう場合もあるのでしょうか。そのような場合でも、これから改善していく可能性はあるのでしょうか。今からできることがありましたら、教えていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「近所の形成外科」の担当医は、表皮の瘢痕を広げる方向に張力が働き瘢痕を大きくしてしまうことを懸念して「マッサージでは悪化するので、今すぐ辞めるように」という指示をなさったものと考えます。
しかし、皮下で癒着が起きてしまった後ならば、瘢痕全体を動かすようなマッサージで瘢痕が大きくなったり盛り上がったりというように悪化する可能性は低いでしょう。
また、「表情によって傷跡が凹む症状は」外傷による「皮下の癒着」によって成ったもので、「マッサージによって」皮下の癒着が「悪化」したわけではありません。
「マッサージ」で癒着を剥がすには、表皮を擦るのではなく比較的力を込めて皮下の癒着部分全体を動かすようにしなくてはならないので、娘さんが嫌がるかもしれませんが、放置しても改善しないので可能ならば毎日繰り返すことをお勧めします。
一見は百聞に如かずという言葉をご存知でしょうか、患者さんがどんなに上手に言葉で症状を伝えても、一度の診察でその言葉以上に必要な情報が得られることも少なくありません。
厳しいアドバイスになりますが、どうすればよいかお悩みになっているならば、複数の形成外科を実際に受診なさって納得のいく説明をお訊きになるべきです。
今後どちらの先生におかかりになるにしても、指示だけを聞いてくるのではなく、その指示の理由と根拠をお訊きになって、理解、納得してご自宅で処置なさってください。
Q32 相談者 ニックネーム:あああ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3ヶ月前に3歳の娘が家の中を走り回っておりドアの淵におでこを思いっきりぶつけて縦に3針縫う怪我をしてしまいました。夜間だったため外科の方が対応して下さいました。
その後形成外科の先生にみてもらい5日後に抜糸、その一ヶ月後にまた形成外科の先生にみてもらいその後はマイクロポアロテープを貼るだけであとすることは何もないと言われました。その後も違う形成外科を受診した際も同じような診察でした。これ以上頼れる人がおらずそんな時にこのサイトを見つけました。3ヶ月後の傷跡はたてにくっきり線が白く残っていてお風呂に入った時など赤くなります。半年間はマイクロポアテープをはるつもりでいますがこれ以上できることは何もないのでしょうか。またお風呂あがりなど特に何もぬっておらずそのままテープを貼っていますが、ヒルドイドの塗り薬をぬっても良いのか、効果があるのかを知りたいです。ほかに何かいい方法があれば教えて頂きたいです。

A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「一ヶ月後にまた形成外科の先生にみてもらいその後はマイクロポアロテープを貼るだけであとすることは何もない」のではなく、『今は「マイクロポアロテープを貼るだけ」で十分です』という意味です。
「3歳」の女児の「おでこ」の「縦」の割創を救急の「外科」の医師が縫合した後の瘢痕を、「することは何もない」と言う形成外科医はいません。
ご心配でしょうから、今後も定期的に瘢痕の経過を診て貰うとよいでしょう。
受傷「3か月後」に「傷跡はたてにくっきり線が白く残って」いるならばある程度幅のある瘢痕なのでしょうから、通常は白く色が抜けている瘢痕が「お風呂に」入って身体が温まった時に「赤く」なるのは通常の経過です。
「ヒルドイド」はある程度有効ですが、「塗り薬」によって「テープ」が貼れなくなりますから、必ずしも必要ではないでしょう。
Q33 相談者 ニックネーム:みらい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の男の子です。3ヵ月前にコンクリートの角でおでこをぶつけ傷を作りました。傷口はすぐにくっいたのですがしばらくして開いてしまいました。
今、傷口はかわいて少しずつ良くなっていますが、ひきつれがあります。どの程度まで治るか心配です。

A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の瘢痕は、3か月までは赤みが強くなったり盛り上がったり、引き攣れになったりします。
6か月に向けて症状は軽減し、その後も緩徐に改善されます。
保湿をして時間の経過をお待ちいただければよいでしょうが、ご心配ならば形成外科で定期的に経過を診ていただくとよいでしょう。
Q34 相談者 ニックネーム:あああ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳の娘が家の中を走り回っておりドアの淵におでこを思いっきりぶつけて縦に3針縫う怪我をしてしまいました。夜間だったため外科の方が対応して下さいました。
その日看護婦の方が形成外科にかかると傷跡も治りやすいと教えてくださったのでなるべく早く形成外科にかかりたいと思い次の日行こうと思いましたがどこもお休みだったので皮膚科に行ってみましたが特にやることがないということでした。誰に相談したらいいかもわからず困っていたところこちらのサイトを見つけました。
一週間後に抜糸の予定ですがそれまでは何もできないのでしょうか。縫合してくださった先生は水で洗ってゲンタシンをぬって絆創膏で良いとのことでしたがなるべく傷が残らないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
抜糸の前から1日でもはやく形成外科を受診した方がよろしいのでしょうか。

A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ドアの淵におでこを思いっきりぶつけて」出来た割創は創縁がシャープでないうえ創縁組織の挫滅があるため、鋭利な刃物で切った切創に比べると治癒が遅れ、さらに瘢痕が残りやすい傾向があります。
一方、隙間や血腫など異物がない状態で創縁を整合させて縫合すれば、抜糸は「一週間後」より早くできる可能性があります。
創閉鎖の縫合法にも依りますが、長期に縫合糸を残した場合、縫合糸痕が瘢痕になることもあるので、抜糸時期の決定には適切な判断が必要です。
額の「縦」の瘢痕は目立ちやすいものになることも少なくないので、「なるべく傷が残らないようにする」ことをお考えなら、「看護婦の方」のアドバイス通り「形成外科にかかる」方がよいでしょう。
直ちに形成外科にお掛かりになって、積極的な治療をするかどうかは別にして、抜糸後も定期的に瘢痕の経過を診てもらうことをお勧めします。
Q35 相談者 ニックネーム:鈍臭いママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

昨日、三歳の娘が揺れているブランコの近くに近づいてしまい、ブランコの座る板の裏の金具におでこをぶつけて尻もちをつく様に転びました。
傷は2ミリほどで血が出ていてその時はキズの深さがわからなかったのですが、近くの小児科で消毒をし、化膿止めの軟膏を処方してもらいました。傷が小さいので専門医に診てもらっても縫うことはしないと思うと言われキズパワーパットを貼って治していくのがいいと言われたのですが、
夜お風呂あがりに血が止まっている時に確認したら3ミリから5ミリの穴が開いていたので傷跡がなるべく残らないような治療をしてあげたいと思い縋る思いてメールさせていただきました。もし、キズパワーパットで治していくことがいいのであってもおでこの生え際近くなので産毛でキチンと絆創膏がつかないので隙間から血が出てしまっています。産毛を剃った方がいいのかも気になります。

A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ブランコの座る板の裏の金具におでこをぶつけて」受傷したならば、硬いものと衝突したために出来た割創です。
割創は、鋭利な刃物で切った切創と違い創縁の組織が挫滅されているので、上皮化後も瘢痕が残りやすい傾向があります。
「三歳」くらいの小児の額の「小さい」割創は、縫合処置せずに創が開かない様に創縁を閉めるようにして上皮化を待つことが少なくありませんが、「3ミリから5ミリの穴が開いて」いるならば創縁を合わせるように処置し直す必要があるかもしれません。
「小児科」医師の「キズパワーパッド」の選択は正しいと考えますが、上皮化後の瘢痕を目立たなくなることを期待するならば、なるべく早く形成外科など創傷の専門医に診てもらった方がよいでしょう。
本来「キズパワーパッド」は出血がある割創への適応は無いのですが、おそらく出血はもう無いでしょうから、取り敢えずは「キズパワーパッド」を貼っておいてください。
形成外科を受診せずに今後も自宅でのケアをお望みならば、「産毛を剃」る必要はないので、「キズパワーパッド」を使った湿潤療法で上皮化を待ってください。
Q36 相談者 ニックネーム:まゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳2ヶ月の男の子の母です。
1ヶ月くらい前に転倒しておでこをコンクリートで強打し、大きなたんこぶができたのですが、
血腫が吸収されたあと、まわりより少し凹んで皮膚がひきつれています。。一生ものの傷になってしまうのでしょうか。何かしてあげれることはありますでしょうか。

A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の癒着を剥がすため、やや強めに皮膚を動かすようにするマッサージが多少なりとも有効です。
ただし「1歳2ヶ月の男の子」の「おでこ」を毎日強めにマッサージをすれば、数日で嫌がるようになり、触らせてくれなくなるかもしれません。
一度、形成外科を受診して、具体的なアドバイスを貰うとよいでしょう。
Q37 相談者 ニックネーム:はなはな 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳5ヵ月の親です。1歳3ヵ月の際、出先友人宅階段から転落し救急搬送されました。額中央に斜めに4センチ葉状の形にぱっくり割れ、6針縫合しガーゼが貼ってありました。救急で翌日消毒に行くようにと言われました。翌日は日曜だったので知人内科医にお願いし、消毒して茶色のテープのみ。その後地元に戻り、子供は傷の治りが早い為抜糸は4、5日ですることがあると聞いたので受傷より5日後形成受診するも、ヨード消毒し絆創膏とゲンタシン処方のみ。抜糸はさらに2日後(受傷より8日目)でした。抜糸してからはもう来なくていいと言われ、傷についてもなにも言われませんでした。形成の先生なので信じていましたが、今現在も赤く盛り上がっています。心配になり色々検索したところ、乾燥させないようにウエットドレッシングが良かったとか、日焼けは跡が残ると知りショックです。田舎の為近隣に形成外科は1件しかなく、子供の美容整形はどこにかかるべきかわかりません。傷が塞がってしまった今、日焼け止めクリーム(子供用)を塗っています。が毎日公園に行っていると、日焼け止めを塗っても日焼けをしてしまい、慌ててエアウォールUVテープというのを買いました。
このままで傷跡は目立ちにくくなるのか、また、今できる対策があればご教示ください。

A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後2か月ならば、瘢痕はまだ「赤く盛り上がって」いる時期で、6カ月に向けて盛り上がりも赤みも消褪していきます。
絶対に必要というわけではないのですが、3~6カ月はUV防御に努めていただいた方がよいでしょう。
「もう来なくていい」というのは、創閉鎖および上皮化は終了したので創治療に通う必要はないという意味で、瘢痕を目立たなくするための治療やケアはこれから始まるのですから、これからも形成外科で定期的に経過を診てもらって下さい。
Q38 相談者 ニックネーム:ポンタ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳の男の子です。おととい、転倒し頭を2針縫いました(救急外来)。
そのときは、塗り薬とガーゼ保護がありましたが、今日 脳神経外科を経過受診。
「もう、塗り薬もガーゼも やらないで!」と言われました。清潔にしていればよいとのこと。
一週間後に抜糸。

まだ、3歳なので 自分で頭をひっかいたり、ぶつけてしまわないか 心配です。
ガーゼ保護だけでも やらないほうがいいのでしょうか?

A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ガーゼ保護」をしても構いませんし、「塗り薬もガーゼも やらないで」「清潔にして」いるだけでも結構です。
髪に隠れる部分なら瘢痕は目立たないでしょうが、
瘢痕を残したくなければ抜糸以前に形成外科を受診してください。
Q39 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

昨年の夏、小学1年生の子どもが川で飛び込みをしようとした際、体勢を崩した状態で落ち、側壁の岩で右前頭部を強打し、右前額部裂傷しました。
(救急外来を受診し、縫合後、形成外科受診し抜糸を行った。)

(診断内容)
右前頭部に約8センチ大の裂傷(骨膜まで到達、尾側にポケット形成)を認めた。
5-0 PDSⅡで真皮縫合を10針、表層を5-0 ナイロンで14針単縫合し秋頃に治療が終わりました。

右前頭部に傷跡が残り、当時の先生からは傷口は問題ないが、傷の幅(広さ)が大きくこれから成長すると共に皮膚が引っ張られ傷跡が大きくなるだろう。また、毛根が切れてなければ毛が生えてくるが、切れていたらはえない。気になるようなら大学生くらいになったら髪の毛を移植(?)することや、他にも何か出来る処置はあるが、やはり地毛との違いはあると言われております。

やはり、傷跡がこの後大きくなっていくのか。また、傷跡が目立たなくなるような効果的な治療はあるのか。
そして、髪の毛は生えてくるのでしょうか。生えてこなかった場合の効果的な治療はありますでしょうか。また、その時期はいつぐらいが目安でしょうか。

A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に毛根の皮脂腺周辺の膨大部がダメージを受けていれば毛根の再生はないでしょうし、縫合時の頭皮の緊張が強かったなら、その後も脱毛部位が広がる可能性もあったはずです。
受傷後6カ月経過していれば血流障害による脱毛は治まっているので、瘢痕部あるいは脱毛部と有毛部ははっきりしている筈です。
今後は10~15歳くらいまで「成長」に伴い頭が大きくなると「皮膚が引っ張られ傷跡」の「幅」が「大きくなる」かもしれません。
頭部の成長が止まれば、ご本人の希望の時期に、瘢痕を切除して縫合しなおす瘢痕形成術で目立たない1本の線状瘢痕にすることが出来ます。
また瘢痕を切除して引き寄せるだけの頭皮の余裕が無ければ、後頭部あたりから毛根を採取して瘢痕部に移植する自毛植毛も可能ですし、周囲の毛の流れに合わせて植毛すれば違和感は無いでしょう。
ご心配ならば、形成外科で定期的に経過を診て貰ってはいかがでしょうか。

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