傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q1 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:1歳4か月 性別:男性

4日ほど前に顔を窓のサッシにぶつけ、おでこに切り傷ができました。
すぐにワセリンとキズパワーパッドを貼り、その上に貼るガーゼのようなものを貼っていました。2日に1回交換していたのですが、今日確認したところ酷いあせもが出来、ガーゼを貼っていた箇所が真っ赤になってしまいました。。今後はワセリンのみ塗るで良いでしょうか。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷から「4日程」経過して「切り傷」が閉鎖しているなら、保湿をしておけばよいでしょう。
まだ創が閉鎖していなかったり、瘢痕や色素沈着を残したくないとお望みなら、形成外科を受診してください。
Q2 相談者 ニックネーム:K.S 患者様(相談対象者) 年齢:5歳10か月 性別:男性

休日サッカーの練習中に他の子と接触し、右頬を3センチほどの切り傷が出来ました。その場で止血し、休日診療している整形外科にて縫合していただいたのですが、縫われ方が素人目にもかなり荒く、抜糸痕含めて傷跡が目立つのではと心配しています。

形成外科専門のクリニックが開くのは休み明けの2日後となりますが、再受診しても良いものでしょうか。形成外科で再度縫い直すことで、傷跡が目立たなくなるなどありますでしょうか。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
可能なら、出来るだけ早く形成外科を受診してください。
受傷した切開創の瘢痕はしょうがないとしても、縫合糸の痕が残らないよう対策が必要です。
縫合糸痕が残りそうなくらいきつく縫合されているなら、直ちに抜糸して、血餅などを全て洗い流し、圧迫して止血を確認し、創縁をピタリと合わせてサージカルテープや湿潤療法専用創傷被覆材などで固定することも、対策のひとつです。
Q3 相談者 ニックネーム:さっち 患者様(相談対象者) 年齢:7歳6か月 性別:男性

7歳の息子が、机で下顎をうちパックリと1センチほど怪我をしました。
連休でその日は病院に行かず、後日形成外科にいくと、すでに傷口が閉じてきているから縫う処置はせず軟膏を塗るようにと処方されました。

その後、一年たった今、肌より少し白い線状のようになっています。下顎で目立たない所という事もあり見た目は全く気にならないのですが、今から顎が成長していく上で、傷跡がある方だけ筋肉がつきづらくなったりして顎の見た目が左右非対称になったりしないかと心配しています。

傷跡は、右下顎の骨にそう様に1センチ程。
上を向かないと見えない場所です。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷した「その日は病院に行かず、後日形成外科」を受診したが「縫う処置はせず」に「一年たった今」「白い線状のようになって」いるなら、表皮層から真皮層までの深さの割創で、筋層までは到達していなかったことは明らかです。
「顎が成長していく上で、傷跡がある方だけ筋肉がつきづらくなったりして顎の見た目が左右非対称になったり」することはありません。
「成長」して顎ひげを生やすと「白い線状」の瘢痕だけ発毛しないので、むしろ気になるかもしれません。
瘢痕を切除して縫合し直せば、ほとんど目立たない瘢痕にすることも可能です。
Q4 相談者 ニックネーム:Y.N 患者様(相談対象者) 年齢:1歳6か月 性別:女性

3週間前にベビーカーから転落をし、頬を強打した際に打撲とキラは傷ができてしまいました。
傷はだいぶ落ちたいて来ており、現在はエンビロンを塗り、外出の際にはハロコロイドで保護しています。
ただ、最近になって、笑うと傷の部分が凹むことに気づきました。
色々と調べたところ、「外傷性えくぼ」だと思われます。
かかりつけの先生からは「へこみはなくならない。気になるようなら口の中から癒着している筋肉の剥離手術がある」と言われました。

他の形成外科の先生にも相談をしましたが、あまり詳しい話は聞けませんでした。

マッサージがいいとの情報も見たのですが、反対の意見もよく目にします。
そこで以下、質問させてください。

①筋肉(硬化部分)を柔らかくする(馴染ませるため)ため、マッサージをした方がいいでしょうか?
②年齢的にこれから陥没が目立たなくなる、浅くなるということは考えられますでしょうか?
③何かいい治療法はありますでしょうか?
④現時点でやるべきことはありますでしょうか?

外傷エクボに関する情報が少なく、苦戦してあるます。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に酷い皮下出血や血腫ができたのでなければ、筋肉の損傷は無かったと考えます。
したがって、「笑うと傷の部分が凹む」原因は、皮下組織の「癒着」と推測できます。
受傷後「3週間」ならまだ硬結を触れる時期で、押すと軽度の痛みを感じるので、「現時点」で何かしようとすると将来的にも触らせてくれなくなります。
3か月経過したら、頬の外側と口の中から親指と人差し指で「へこみ」部分を挟んで、「癒着」を剥がすように揉み解してください。
マッサージは本人が嫌がる前に辞めるのがポイントで、数秒から30秒以下の時間と決めて毎日施術すると徐々に軟らかくなり、「癒着」が突然剥がれることがあります。
「癒着」が剥がれなくとも、成長に伴い多少は目立たなくなります。
成長後もご本人が「えくぼ」を気にするなら、経皮サブシジョンや経口腔粘膜「癒着」「剥離手術」も可能です。
Q5 相談者 ニックネーム:ゆさん 患者様(相談対象者) 年齢:1歳7か月 性別:女性

3日前に 1歳7ヶ月の娘が転倒しテーブルの脚に額をぶつけパックリと切れてしまいました。出血が酷く圧迫止血してから近くの病院(夜間受付)に受診しましたが、縫合時に動くからとのことで3針しか縫合して貰えず傷跡が目立つのではと心配です。1週間後に抜糸予定でその間に経過を見るために一度受診するように言われ、受傷2日後に受診した際の傷跡の経過は良好と言われましたが形成外科を別で受診するべきでしょうか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
細かく縫合することと傷跡が目立たなくなることに、直接の関係はありません。
救急に限らず一般外科の多くは、止血や創の閉鎖を主たる目的として縫合します。
形成外科は、将来の瘢痕を目立たないものにする為に縫合し、縫合後の処置などをアドバイスします。
傷跡が目立つのではと心配なら、直ちに形成外科を受診してください。
Q6 相談者 ニックネーム:まろん 患者様(相談対象者) 年齢:3歳0か月 性別:男性

三才の男の子の事で相談です。たまたま診察予定であった眼科のソファに瞼のきわをぶつけて、横2cmほど切ってしまいました。
割とパックリキレていたので、すぐ形成外科を受診した方が良いとおもい、眼科の受付の方に保険証やらを返してもらおうと思ったら、こちらでも(眼科)みれるので待っててくださいといわれ眼科の先生にみてもらう事に。眼科の先生からはこのきわ辺りだし3才だから、全身麻酔でないと縫う事はできない。
なので、眼軟膏と絆創膏しかないと言われてすでに20:00近くだっので、自宅にかえりました。
傷が気になり救急の夜間の相談窓口に相談するとやはり同じことをいわれました。
傷がきになっていたので、形成外科を見つけて翌朝11:00に診察してもらえることに。
その先生曰く、縫う方が綺麗にはなるけど今日の18:00しか空いてないと言われ、受傷からやく24時間たった時間で縫合してもらえました。
縫合していただいた後は傷と傷がピッタリとくっついているようにみえ、少し安心してかえりました。抜糸は1週間後でした。
先生から、場所が場所なので、ケアをやりようがない。普通に過ごしてください。
瞼はほとんどケロイドにはならないと言われました。
抜糸後10日くらいから、傷をよくみると、ピッタリとくっついていた傷が少し開いてきてしまっていて、ショックを受けています。
いまからでも、保湿かテープでやった方がよいですか?
縫合後はケアが必要ときいた事があり、心配でなりません。
今からでもできることはありますか?
テープ等は特に嫌がったりはしませんでした。
あともう一点縫ったことによる、丸い糸の跡が1箇所だけ残ってしまっていますが、時間と共になくなりますか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
全く瘢痕が残らないとまでは言いませんが、眼瞼周囲は瘢痕が残りにくい部位です。
6か月程度は泣いたり運動したりして身体が温まる度に瘢痕周辺が赤くなりますが、殆どの場合、およそ2年経過すると赤みも瘢痕も殆ど目立たなくなります。
眼瞼周囲は瘢痕を幅広くする方向に緊張がかかる部位ではありませんが、3~6か月程度経過するまで紙絆創膏などで瘢痕の安静を保って頂いてもよいでしょう。
肌の薄い部位なので、テープかぶれに注意してください。
Q7 相談者 ニックネーム:リトルツインズ 患者様(相談対象者) 年齢:0歳8か月 性別:女性

0歳8ヶ月の女の子です。
3日前うつ伏せで遊んでいる時に思い切り自分でおでこを床に打ちました。(2cmの厚さのカーペットの上でした)ぶつけた箇所が赤くなり、気持ち膨らんでいるかな?程度の怪我だったため、様子を見ることにしました。怪我をしてから体調や機嫌の変化はありませんが、おでこの赤みがなかなか引かず怪我から2日経ってぶつけたおでこから耳の方にかけて透明テープを貼ったような皺ができ、薄皮が貼られているような肌触り、見た目になってきました。
おでこをぶつけるとこのようになることがあるのでしょうか?また受診する必要があるのか教えていただけると助かります。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「0歳8ヶ月」のお子さんが、ハイハイやお座りの状態から「うつ伏せ」に「おでこ」を「ぶつけた」としても、「2cmの厚さのカーペットの上」なら、「赤くなり、気持ち膨らんでいるかな?程度の」打撲痕が残る可能性は極めて低いのでしょう。
しかも、「怪我から2日経って」も「赤みがなかなか退かず」、「ぶつけたおでこから耳の方にかけて透明テープを貼ったような皺ができ、薄皮が貼られているような肌触り、見た目になって」いる症状から推測すると、打撲だけが原因ではなさそうです。
汚れや水をはじくような素材の「カーペット」の上で、「カーペット」に「おでこ」を付けたまま転がったり顔をこすりつけたりして、軽度の擦過傷からⅠ度~Ⅱ度SDBの熱傷様の症状が生じたのではないでしょうか。
保湿と紫外線予防の処置だけで十分かもしれませんが、念のため形成外科あるいは皮膚科で診察をしてもらうことをお勧めします。
Q8 相談者 ニックネーム:ルル 患者様(相談対象者) 年齢:1歳11か月 性別:女性

1歳11ヶ月の子供が、家の中で椅子につまずいてコケて、窓のサッシで、鼻の下から上唇の上まで切れてしまいまた。
この日は出血も止まったし大丈夫かなと思って病院へは行かずお風呂上りにキズパワーパットを貼りました。
ですが、お顔のことなので、やはり気になり、翌日土曜日に車で行ける範囲の形成外科へ行きました。そこの先生は、キズパワーパットは化膿する子もいるのでやめたほうがいい。ゲンタシン軟膏を1日数回塗って、貼れたら絆創膏でも貼って、嫌がるなら、何も貼らなくていいとのことでした。その場でゲンタシン軟膏をつけてもらい、お家でも2.3回塗りました。
しかし、インターネットで見て、湿潤療法に興味があったので、これでいいのか納得できず、結局夜にお風呂で洗い流して何もつけずにキズパワーパットを貼りました。
次の日は日曜日だったので、病院はいけず、月曜日にあきらめきれず、少し遠い美容形成外科皮膚科へ行きました。
そこでは、1日1回エキザルベという塗り薬を塗ってその上にデュオアクティブか、キズパワーパットを貼るように指示がありました。病院で貼ってもらいました。
しかし、インターネットでみる湿潤療法はなにも塗らずにキズパワーパットかデュオアクティブを貼るのがいいと書いてあったのですが、塗り薬をつけてから貼っても大丈夫なのでしょうか?
あと、湿潤療法にはエキザルベもよくないというのも目にしたのですが、大丈夫ですか?

また、子供がキズパワーパットやデュオアクティブを剥がしてしまったり、汗でとれてしまったりで、1日に2.3回貼り直したりする事もあります。
やはり湿潤治療は数日貼ったままにした方がいいのでしょうか?何度も張り替えると傷も開いてしまいそうで、心配です。ちなみに、クリニックでは毎日剥がして洗い、そのあとお薬を塗布するようにいわれました。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上口唇の外傷の場合、口腔内まで貫通していると感染を起こすことがあるので、閉鎖療法の選択は慎重になるべきです。
また、滲出液が多い場合、閉鎖療法で、浸出液で創周辺の皮膚がかぶれてしまうため、「キズパワーパッド」による閉鎖療法をやめた方がよいと指示されたのではないでしょうか。
「1歳11カ月」のお子さんなら、上口唇に何か貼ってあれば嫌がって触れるためむしろ創の安静が保てないと考えて「嫌がるなら、何も貼らなくていい」ので「軟膏を1日数回塗って」創の湿潤環境を保つだけの提案があったのでしょう。

「エキザルベ」は食べ物やよだれによる創の汚染を予防し、炎症を抑制するための選択ではないでしょうか。
更に、貼ったり剥がしたりの刺激の回数を1日1回程度に減らすため、比較的取れにくい「デュオアクティブか、キズパワーパットを貼るように指示」されたものと考えます。

どちらの医師の指示も、創状態を診て「1歳11か月」のお子さんの「顔」の外傷に適した治療法を提案したものと判断できます。
お子さんの外傷は、理想と現実をしっかり受け入れて、治療方針を決定する必要があります。
たった数日でも「子供がキズパワーパットやデュオアクティブを剥がしてしまったり、汗でとれてしまったりで、1日に2.3回貼り直したりする事も」あるのです。
「毎日剥がして洗い、そのあとお薬を塗布するようにいわれ」たのは、1日に1回必ず感染やかぶれが無いことを確認してほしいということではないでしょうか。

実際に診察をしていないのですが、私なら、子供に創を触らせずに治療するためワセリン基剤の軟膏だけで創閉鎖をせずにおきます。
食事や鼻水で創部が汚れるのは当然なので、その度に濡れタオルなどで優しく創を拭いて感染予防に努め、直ちに軟膏を塗って創の湿潤環境を保ちます。
1種間~10日程度で上皮化するでしょうから、その期間は、赤みや熱感、浸出液の増加などがあったら、直ちに受診できる体制にしておきます。
上皮化後は、紙絆創膏などで瘢痕予防に努めます。

形成外科医は、外傷治療の初期段階から、外傷の閉鎖と上皮化だけでなく、数か月後、数年後に瘢痕が目立たなくなることを想定して治療を開始します。
担当する医師によって治療法に細かな違いがあるのは、その違いによって大きな差異は出ないからです。
すべての形成外科医が、将来的に瘢痕を目立たなくするための治療法の提案をしているのですから、患者さんとその家族にとって重要なのは、主治医の指示内容を理解することです。
そのためには、具体的な治療方法を聞くだけでなく治療内容の根拠(なぜその処置が必要なのか)を理解・納得し、実際に出来る治療と治療方針を主治医と相談のうえ決定してください。
上皮化後も瘢痕の経過を定期的に診て貰う必要があるのですから、患者さんとご家族が信頼できると思えて、何でも質問できる形成外科医におかかりになってください。
Q9 相談者 ニックネーム:エアタッチ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

息子のおでこの傷跡で相談です。
3歳の時に階段から転びおでこを縫いました。
その傷跡がかなり目立ち、本人も年齢が大きくなるにつれて気にするようになってきました。
レーザー等で傷が目立たないようにできるのであれば受けさせたいと考えているのですが、10才という年齢でレーザー手術を受けるのは早いでしょうか。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、小児でもレーザー施術は可能です。
申し訳ありませんが、瘢痕の状態を診なければ具体的な治療法の提案は出来ません。
瘢痕を目立たなくしたいとお望みなら、治療法を一つに決めてしまうのではなく、施術を決める前に、複数の治療法や自宅でのケアを組み合わせた治療方針を主治医とじっくりと検討することが大切です。
形成外科を受診して、ご相談なさってください。
Q10 相談者 ニックネーム:りー 患者様(相談対象者) 年齢:6歳 性別:女性

赤ちゃんの頃に上の兄弟が転んだ際に、さはみで鼻に怪我をしました。
その後傷はすぐに治ったのですが、鼻の横に1、5センチほどの縦の傷跡が白く残ってしまいました。光の加減で目立ちます。
今後も傷跡が消えないのではないかと思いますが、何か治療方があるのか知りたいです。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ判断できませんが、フラクショナルレーザーや瘢痕形成術の適応があるのではないでしょうか。
成人後は、化粧で隠せるものなら、ご本人は気になさらないかもしれません。
直ちに治療をするつもりは無くとも、形成外科を受診してご相談なさるとよいでしょう。

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