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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q121 相談者 ニックネーム:のん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先週、1歳半の息子が出先で股くらいの高さから頭から転落してしまい、金属の板のようなものにおでこから刺さってしまいました。
おでこの生え際に横4〜5cm、深さ1cmほどの傷でパックリ割れてしまっているような傷でした…
すぐに救急で総合病院に行き、医師の判断で医療用のホチキスのようなもので7針ほど縫っていただきました。今は抜鉤待ちです
なるべく傷跡が残りにくいように方法はないかと思って色々調べてみたところ、やはり抜鉤後、形成外科に通った方が良いのでしょうか…
おでこの生え際となるとやはり傷跡を目立たなくすることは難しいのでしょうか

A121 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頭髪の被毛部ならばスキンステープラー(「医療用のホチキスのようなもの」)で創閉鎖することもありますが、顔面の創はスキンステープラーの使用はお勧めできません。
「おでこの生え際」ならば瘢痕が比較的目立ちやすい部位なので、出来るだけ早期に「抜鉤」することを検討すべきです。
「なるべく傷跡が残りにくいように」するため、直ちに「形成外科」を受診してください。
Q122 相談者 ニックネーム:りょう 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳の子どもがブロック塀にぶつかり、おでこをぱっくり深く切りました。外科で5針縫う処置を受け、顔の怪我なので今後のケアも考え形成外科にセカンドオピニオンに行き、受傷から10日後に抜糸しました。3針は抜けましたが、残り2針?が「前医の結び目がきつくて抜糸できない。そのうち出てきたら抜こう」と言われ、また1ヶ月後に再診予定です。糸が出てくるものと思い、半月ほど経ちましたがその気配もなくむしろ埋もれていってる感じです。傷も赤みがつよく、糸が残っているところは横に線がついてる変な傷跡になり、触ると中が硬いです。
現在の処方は、リザベンドライシロップとヒルロイド、マイクロポアロです。
こんなに抜糸を待って良いのか、埋もれてる糸はどうなるのか、1ヶ月も糸が残って傷跡の経過に支障はないのか、お尋ねしたくメールしました。

A122 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
額の縫合創は4~7日程度で抜糸するのが通常です。
きつく縫合されている場合、縫合糸痕が残ることを避けるため、早めに抜糸してテープで固定します。
おかかりになった「形成外科」の担当医が、「抜糸」を「10日後」にしたこと、「残り2針」を「抜糸」しないで「そのうち出てきたら抜こう」と判断した理由があるはずです。
推測するなら、打撲による割創で創縁が挫滅されており幅広い瘢痕が残ることは明確で、後に瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術をするという計画を立てて、今後も嫌がることなく定期的に受診して経過を見せてもらうため、お子さんに精神的な負担をかける(抑えつけて抜糸する)処置を避けたのかもしれません。
最初の創処置で拒絶反応が起きにくい素材の縫合糸を使っているでしょうから、糸が「埋もれて」いても「1ヶ月も糸が残って」いても問題はありません。
「1ヶ月後に再診予定」とのことですが、1か月後でなければ来院してはいけないということではないのですから、直ちに「形成外科」を再受診して、現在の瘢痕の状態と今後の治療方針を判断の根拠も含めて説明してもらうことをお勧めします。
Q123 相談者 ニックネーム:外国人ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

息子4歳です。2週間前にベッドの角に落ちて上口右側が当たってしまって穴が開いたみたいに傷になりました。血もいっぱい出ました。
コロナ中で夜9時に休日だったので色々救急に電話しましたがすぐに受け入れるところなくて
血が止まっているなら大丈夫と言われて、そうなの縫って欲しいといっぱいいましたが誰も聞いてくれなかったです。
次の日に小児科行ったがやっぱりすぐに縫った方が良かったと言われて だってどこも受け付けてくれないのにって思って嫌になりました。
見るたびに目立つので今も2週間たっていて傷がすごく気になります。どうしたら目立たなくするのでしょうか?
大きくなるともっと大きくなって目立つと思って心配です。顔なので整形とかするのでしょうか?保険大丈夫でしょうか?

A123 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合しなくとも、段差がなく創縁が合わさっているなら1週間で創閉鎖・上皮化は完了するでしょう。
創が治癒した後、2~3週程度浮腫みが継続します。
浮腫みが消褪した後はしこりが生じ、3か月経過するまで弾性硬の状態です。
3か月経過するころからしこりをマッサージしてほぐすと、軟らかくなるまでの期間が短縮されます。
親指と人差し指で皮膚側と口腔側からしこりを挟んで潰すようにしてマッサージします。
しこりの外側からわずかずつ解すようにマッサージしますが、強く押し潰すと痛いので、短い時間でさっと終わらせるようにしなければ、触らせてくれなくなります。
無理をしないで、3か月以上の日数をかけて少しずつほぐすようにしてください。
マッサージで軟らかくなった気がしても、翌日にはまた硬くなっていますが、根気よく続けるとよいでしょう。
表皮側の瘢痕が目立っていずれご本人が気にするようなら、形成外科や美容皮膚科で瘢痕を目立たなくする治療が可能です。
ご心配でしょうから、直ちに形成外科で診てもらい、定期的に受診して、適時・適当なアドバイスをもらってください。
Q124 相談者 ニックネーム:こゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先日1歳半のこどもが自宅内の階段から転げおち、上唇の真ん中より左にそれた部分をおそらく歯で深く切ってしまいました。
顔中血だらけになりましたが、圧迫してからガーゼを上に乗せ寝かせました。
血は止まっていなかったものの、だらだらと流れ続けるほどでもなかったので、軽く消毒し様子をみることにしました。
現在は傷はふさぎましたが、口の切ったところが盛り上がり、笑い方が鼻の下を伸ばしているような口の開け方(漫画のような▽の口の形)に変化しました。傷の盛り上がりはなくなる若しくは目立たなくなるでしょうか。縫合した方がよかったり、もっと毎日薬を塗ったりした方が良かったでしょうか。今からできることがあれば教えてください。

A124 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
少なくとも2週間は明確な腫れが生じるため、ひきつれたような表情になります。
上皮化後も3か月経過するまで硬いしこりになり、6か月に向けてやや柔らかくなりますが、しこりが無くなるまでに数年以上を要します。
6か月以降に、しこりを潰すようなマッサージを毎日10~30秒程度すると、しこりが気にならなくなるまでの期間が短縮できます。
しこりの消褪とともに「唇」の「変形」も軽減しますが、適時・適当なアドバイスを貰うため形成外科を早急に受診してください。
「今からできること」は、不安を残さないため疑問や心配を全て相談できる主治医を見つけ、定期的に経過を診て貰うことです。
Q125 相談者 ニックネーム:リラクマ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1ヶ月半前に幼稚園の机に目尻の横をぶつけてしまいました。
整形外科にいき、縫ったほうが本当は良いが痛いし暴れてしまうので縫うのは辞めましょうといわれ縫わずに治療しました。
2週間ほど消毒に通い治療は終わりましたが今も人に聞かれるくらい赤い跡が2cmくらい残っています。
何か塗り薬で治らないでしょうか?
皮膚科に行くべきでしょうか?傷跡なので行く意味無いのかも知れませんよね…
なんとなく蚯蚓脹れの様に膨らんでいる状態です。
出来れば市販薬があれば良いのですが。

A125 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
受傷後3か月までは、紙絆創膏やシリコンジェルシートを貼って、瘢痕と周辺皮膚にかかる緊張を無くすことをお勧めします。
内服薬や貼付薬もあります。
形成外科におかかりになってください。
Q126 相談者 ニックネーム:mama 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

現在6歳の子供がいます。昨年の夏にこどもが車と追突事故に遭いました。その際顔に直径3㎝ほどの円形の傷ができてしまいました。3回目の通院で先生からはもうこれくらいなら大丈夫ですよと言われたため、通院しずらくなり家でキズパワーパッドを張り替えていました。しかし半年たった今でも傷跡がなくなりません。通院をやめなければと後悔しています。傷痕が目立つためなんとかしてあげたいのですが、病院に行ったほうがいいのか、まだ消える可能性があるから行かない方がいいのかわからず悩んでいます。

A126 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは外傷後の炎症性色素沈着や皮下出血斑が残っているのか、肥厚性瘢痕なのか、成熟瘢痕なのか、詳細が把握できません。
診察をしなければ具体的なアドバイスができないので、形成外科あるいは美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
現状の評価、経過予測、自己ケアの方法指導、複数の治療法の提案をしてもらいましょう。
実際に治療をするかどうかはご本人とご家族がそれぞれの治療法のメリット・デメリットを十分理解したうえで主治医と話し合い、焦らずゆっくりと検討すればよいでしょう。
Q127 相談者 ニックネーム:愛子 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳半の男の子です。
11月末に実家の襖の格子(紙がはがれて剥き出しになっていた)で頬を打ち、内出血しました。冷やそうと思ったのですが嫌がって冷やせませんでした。
だんだん薄くなっていったのですが、まだうっすら線状で残っています。ここ2週間はあまり変化がないように思います。2ヶ月近く経つのですが、消えないので不安です。
皮膚科では保湿をしっかりして下さいと言われたのですが、このまま跡になってしまうことはあるのでしょうか。

A127 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「内出血」の色調が「うっすら線状で残って」いるならば、吸収されるのを待って頂くしかないでしょう。
目立たなくなるまで3か月程度かかることもあるので、焦らずにお待ちください。
稀に外傷の出血斑がヘモジデリン沈着を起こすこともありますが、肌の新陳代謝を繰り返すうちに薄くなります。
Q128 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先日3歳の息子を抱っこしていた際、息子がのけぞり支えきれずに顔から落下する形になり、下が砂利だったため、おでこに2つの傷ができ、そのうちの一つが深かったようで結構な量の出血をし、夜で旅行先でのことで病院の位置などもわからないため救急車を呼びました。
幸いにも救急車が到着するころには血の量も減ってきており、本人も手足を動かせたり、意識もしっかりしていたのでどこかに搬送されたりすることなく、様子見しましょうということで返されました。
その後その傷部分をしっかりと洗い、消毒してからキズパワーパッドを貼っています。
1日から2日ほどで消毒・交換しながら様子を見ていますが、結構深めな傷なのでしっかり治るか心配です。
ケガをしてから約一週間経過していますが、一度病院で診てもらったりした方がよいでしょうか? 傷自体は幅1,2センチほどです。

A128 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「砂利」に「落下」したので創縁は挫滅されているので、上皮化、創閉鎖にやや時間がかかるでしょうし瘢痕が残りやすいでしょう。
ご自宅のケアとして「傷部分をしっかりと洗い」「キズパワーパッドを貼って」いただく処置は正しいのですが、「消毒」はむしろ創治癒を阻害している場合もあります。
直ちに形成外科を受診して、創状態を診てもらい、ご自宅でのケア法を指導してもらってください。
上皮化後も、瘢痕の状態を定期的に診てもらうことをお勧めします。
Q129 相談者 ニックネーム:あさりん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳2か月になる息子のことでご相談です。

<傷の経過>
昨年の8月下旬、息子が転んで、おでこをアスファルトにぶつけて傷ができました。
現在も傷跡が赤い状態で、触ると少し固くしこりがあります。
正面から見ると数ヶ月前よりは赤みもひき、傷の輪郭がぼんやりとしてきましたが、見る角度によって赤みの度合いが変わり、濃く線状に見える角度もあります。
その周り(瘡蓋があった範囲)は、通常の皮膚の色よりも白くなっています(傷跡は縦に3ミリ程度)。現在は皮膚科で処方されたヘパリン類似物質クリームで保湿しています。

<質問事項>
①傷跡の事を調べると、多くの場合、3ヶ月は赤い状態が続き、その後6ヶ月ほどで赤みがひいてくることを知りました。しかし、ある記事に、傷が治る時にできる毛細血管が消失せず、赤みが残ってしまうことが書いてありました。6ヶ月を過ぎても赤みが残った場合、もう赤みは消えないのでしょうか?
②見る角度によって赤みの濃さが変わるのはなぜでしょうか?
③お風呂後や泣いた後に赤さが増すのはわかりますが、それ以外で赤みが濃いことがあります。どういった原因が考えられますか?
④白くなってしまっているところはもとの肌色に戻る可能性はあるのでしょうか?
⑤寝ている間に傷跡を引っ掻いてしまうことがあります。傷跡の治りが悪くなることはあるでしょうか?ミトンを試しましたがとってしまいます。また、テープを貼ることも考えたのですがかぶれる事が心配で躊躇っています。

A129 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「お風呂後や泣いた後に赤さが増す」ならば、原因は新生血管の増生か毛細血管の拡張です。
瘢痕が肥厚して平らでないため、「見る角度によって赤みの濃さが変わる」のでしょう。
いずれ「赤み」は消褪し、目立たなくなります。
表皮基底層まで損傷があってメラニン細胞が障害されたため「白くなって」いるならば、色調が完全に「もとの肌色に戻る」ことはないかもしれません。
メラニン細胞の再生、周辺皮膚からのメラニン色素の侵入、浮腫みの減少などにより、色調の違いも時間の経過とともに目立たなくなります。
幼児の顔の瘢痕を保護するために「テープ」を貼ることは非常に有効な対策ですが、受傷後5か月ほど経過しているのですから、保護の必要はないでしょう。
「テープ」を貼るなら肌に優しい粘着剤を使用した紙絆創膏をお選びいただければ、「がかぶれる」ことはほとんどないはずです。
以上はいただいた情報だけで判断した一般論です。
実際に診察をしなければ貴方のお子さんの瘢痕についての評価は出来ませんし、診察した医師でなければ症例ごとに異なる詳細なアドバイスをすることも困難です。
おかかりになっている「皮膚科」の担当医にご確認いただくか、形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めてください。
Q130 相談者 ニックネーム:かりん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

子供が自転車で用水路に落ち、顔に怪我をしました。休日だった為、水で洗いワセリンで保湿しました。
翌日、皮膚科を受診したら、イソジンを塗られました。その翌日も経過観察で受診し、再度イソジンを塗られその上からディオアクティブを貼られました。
傷口にタオルの繊維も付いており、さらにイソジンの上からディオアクティブを貼っていいのか尋ねるましたが、いいと言われました。
この処置は正しかったのでしょうか。顔の傷なので心配です。

A130 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
現在おかかりになっている病院の医師は実際に創を診察しているのですから、最も正しい判断で治療なさっていると考えるべきでしょう。
不安な点、疑問点は担当してくださっている。医師に直接ご確認なさってください。
以下は、一般的な創処置の情報としてお伝えいたします。
「傷口」の「タオルの繊維」はシャワーなどで洗い流してください。
熱感、赤み、腫れ、痛みの増強という感染の兆候が無ければ、イソジン消毒は必要ありません。
イソジン消毒をした場合、イソジンを洗い流してから洗濯したてのタオルかティッシュペーパーで水分を拭き取った後にデュオアクティブを貼ってください。

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