傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
- 顔
- Q131 相談者 ニックネーム:h2 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳の娘が石の上に転落し、顎の下(正面からはギリギリで見えない位置)を9針縫う怪我をしました。
救急で小児外科の先生に縫っていただき、現在は軟膏とガーゼで保護しながら、抜糸を待っているところです。ご相談したいのは、抜糸後のケアについてです(もちろん抜糸時に担当医に相談はするのですが、形成外科医の方ではないので、私としても広く選択肢を持っておきたいという意図です)。
抜糸後のケアで傷跡をできる限り目立たなくしてあげたいのですが、色々と調べたところ「テーピング」「軟膏塗布」が有効と知りました。
<テーピング>
・アトファイン
・ピタシート
・マイクロポアテープ
など
<軟膏>
・ヒルドイド など
2歳の子供に使うことを考えると、どのようなケアを続けていけばできるだけ苦痛がなく、傷跡も目立たなくなりそうでしょうか。
- A131 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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打撲による割挫創なので創縁に挫滅部分が存在するため、比較的瘢痕が残りやすいとお考え下さい。
「2歳の子供に使う」、「ケアを続けて」、「できるだけ苦痛がなく、傷跡も目立たなくなりそう」というキーワードから、瘢痕と瘢痕周辺組織の局所安静のための「テープ」固定をお勧めします。
少なくとも6か月程度継続なさってはいかがでしょう。
縫合してくださった「小児外科」の医師が瘢痕が目立たなくなるまでの経過観察や瘢痕治療までを担当してくださるならよいのですが抜糸して治療終了という方針ならば、抜糸以前に形成外科に転科することもご検討ください。
- Q132 相談者 ニックネーム:あや 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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4歳息子の傷跡のことで相談です。
7月の末に階段で足を踏み外し、左瞼を割ってしまいました。
すぐに病院に連れて行き、形成外科の先生に縫っていただきました。傷の長さは約3cm、瞼の中央から目尻にかけての傷で、目尻に向かって下がるような、斜めの傷です。
息子はもともと末広型の二重瞼なのですが、傷の始まりが二重の線から始まり、目尻1cm程度は二重の線の内側に入ったような状態になっています。
術後は指示通り薬の塗布と、抜糸後は自宅で保湿、日焼け止めなどの処置を行ってまいりました。
12月現在、傷跡の赤みは落ち着いたのですが、傷の内側?が若干固く盛り上がっている感じ(表面の傷の線よりも幅が広い)で、元々の二重が傷跡のさらに下まで圧迫され、目の印象が大分変わっております。
この盛り上がりは、今後徐々に改善されていくものでしょうか。
- A132 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瞼の瘢痕の多くは、およそ2年のうちに硬さも見た目もほとんど分からなくなります。
成長に伴い重瞼線も変わるのが通常ですので、今後の変化は時間の経過を待ってください。
形成外科は外傷をきれいに縫合するだけでなく、瘢痕が目立たなくなり気にならなくなった時を治療の終了と考えます。
今後も形成外科で定期的に経過を診てもらってください。
- Q133 相談者 ニックネーム:おでこ鼻まま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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3週間ほど前に6歳の娘が学校帰り転んでアスファルトに顔と鼻を擦りむきました。洗って保湿ながらシリコンの絆創膏で覆って傷は塞がりました。初めの晩は貼るのをとても怖がったので何もつけずでした。
1週間ほど前から傷は塞がっていますが少し皮膚の下がピンクっぽいです。シリコン絆創膏で覆ってる部分から少しはみ出る部分が少し赤い(?)濃くなった気がします。日焼け止めは全体に塗ってシリコン絆創膏で一番傷がある部分を覆えば傷は消えますでしょうか?傷が残らないようにしてあげたいです。
- A133 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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既に上皮化が完了しているなら、日中は保湿と紫外線対策をしていただき、夜間はシリコンジェルシートを貼っておくとよいでしょう。
創傷治療に、湿潤環境で上皮化を促す意味で「シリコン絆創膏」を選択なさってよかったと考えます。
ただし、「傷が残らないようにしてあげたい」とお考えなら、いちど形成外科を受診して湿潤療法専用の創傷被覆材使用の適応があることを確認してもらうべきだったでしょうし、治療中も経過を診てもらった方がよかったのではないでしょうか。
一般論のアドバイスではなく、お嬢さんの外傷の治療・瘢痕のケアについて具体的な指導をお求めなのですから、瘢痕の経過を形成外科で定期的に診てもらい、適時適当なアドバイスをもらってください。
- Q134 相談者 ニックネーム:そうママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳4ヶ月後の男の子です。
鼻の右横?当たりを何処かで引っ掻けたのか、血が出ていました。引っ掻き傷というより幅5ミリほど表皮がめくれ血が出たという感じです。
タオルで押さえる血をとると、またじんわり血が出てまた拭くといった感じでした。
跡にならないか心配です。どのような手当や所長をしてあげればよいですか?
- A134 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
上皮化完了後は少なくとも3~6か月間、保湿と紫外線対策に努めていただくとよいでしょう。
- Q135 相談者 ニックネーム:i 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2021年10下旬に3歳の娘が転倒した先にあった、滑り台の階段に鼻と下唇を強打しました。
当日に耳鼻科と口腔外科に受診しました。
耳鼻科受診では、問題ないと言われました。
口腔外科受診
下唇はとても腫れて傷も裂傷し白っぽくなっていました。口腔外科受診した時には、腫れてしまっていたので縫うことが出来ずに、様子観察となりました。歯には問題なかったです、今も歯が変色したりしていないです。
現在は、傷跡が綺麗になってきましたが、硬いしこりは残っております。しこりはそのうち柔らかくなり、元に戻りますか?もしケアが有れば教えて頂きたいです。口腔外科のみ通院しています。
- A135 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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口唇の打撲裂傷の場合、受傷後3か月までは「硬いしこり」になります。
それ以降、数年以上かけてきわめて緩徐に「しこり」は軟らかくなっていきます。
3か月を経過してからは、1日1~2回「しこり」を潰すようにマッサージをすると軟らかくなるまでの期間が短くなります。
口唇の内外から拇指と示指で「しこり」を」つまみ、「しこり」の外側からゆっくりと揉み解しますが、かなり痛みがあるのでお嬢さんが嫌がらない程度(十数秒~1分以内)で終了してください。
翌日には元の硬さに戻っているように感じますが、無理をしない程度に継続してください。
お母様の心配が前に出るとお嬢さんが気にし過ぎるようになることもあるので、焦らず長い目で経過を観ていただくことをお勧めします。
ご心配でしょうし、形成外科で定期的に経過を観ていただくとよいでしょう。
- Q136 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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4歳の子供です。
1ヶ月前に唇の下を階段でぶつけ、浅い傷との事でしてが3針縫いました。
抜糸後はマイクロポアテープを貼っていました。
昨日、経過観察で病院で診ていただき、「口の近くだから、テープ貼りにくいですか?」と聞かれ、「毎日貼っていますが、お風呂に入ると毎日剥がれます。」と答えると、「だったら、かえって貼らないほうがいいです。」と言われ、今日から貼らない事になりました。
因みにテープによる肌のかぶれは有りません。
テープを貼る期間が短かいように感じますが、問題無いでしょうか?
現在、傷は赤みがあり固い状態です。腫れや膨らみ、痒み等はありません。
今日から、したほうが良いこと、しないほうが良いことが有れば教えて下さい。
- A136 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷後の瘢痕に緊張がかかると、瘢痕が幅広くなったり肥厚性瘢痕が出来たりします。
瘢痕に貼る「テープ」は、瘢痕と周囲の皮膚の局所安静が目的です。
皮下縫合が必要無いほどの「浅い傷」ならば、口唇の動きで強い緊張がかかることはないので固定の必要性は大きくないという判断で「テープ」を「貼らない」でもよいと指示されたのでしょう。
3か月までは瘢痕の赤みも硬さも続きます。
保湿と紫外線対策に努めてください。
3か月を過ぎてから、ご本人が嫌がらない程度に1日1回数十秒から1分程度、しこりを解すようにマッサージをします。
強く潰すと痛いので、無理をなさらないでください。
「今日から、したほうが良いこと、しないほうが良いこと」は形成外科で定期的に見てもらえば、瘢痕を目立たなくするための具体的なアドバイスがもらえます。
同様の外傷によるご質問も少なくないので、「創傷治癒よくあるご質問」で詳細にアドバイスしている回答もあります、参考になさってください。
- Q137 相談者 ニックネーム:なな 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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娘の右目の下に1センチ程度の傷ができ、一ヶ月たちますが、もとの通りには戻らず、膨らみがある状態で残っています
できるだけ元に戻す為の方法を教えていただけませんか?
傷は友達とぶつかってできた割れたようの傷でした
- A137 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは瘢痕の詳細が把握できないため具 体的なアドバイスができません。
形成外科を受診して、ご自宅でできるケア、治療するとすればどんな治療法が考 えられるか、いつ頃どこで治療すればよいかなど、医師任せにするのではなくお 訊きになりたいことをすべて質問し理解して、主治医とともに治療方針をご検討 ください。
- Q138 相談者 ニックネーム:あっき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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2歳2ヶ月の男の子の顔の切り傷についてです。
夜、お風呂場で転んで目尻上を1センチほど切ってしまいました。
すぐ血も止まったため、その日はワセリンをつけて絆創膏を貼って寝かせました。目のきわだったため、絆創膏は密閉された状態ではありませんでした。
翌日、目が心配で眼科を受診。目は問題はありませんでした。
形成外科へはその翌日、怪我から2日後に連れて行きました。
医師から縫合したほうがいいと言われ縫合し、10日後に抜糸、現在、抜糸から1ヶ月経過しました。その間はマイクロボアテープで保護していました。
しかし、傷跡がだんだん広がってきたようで、縫合前と変わらない幅になっているように思います。
理由は縫合まで時間が経ってしまった(36時間以上)からでしょうか。早く連れて行けば良かったと悔やまれます。
また、夫がケロイド体質で怪我の治りが遅いそうなのですが、もし子どももそうならそのような体質も関係ありますか。
もう一度、形成で診てもらったほうがよいでしょうか。
- A138 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「転んで」ぶつけて受傷した割創は創縁に挫滅部分が存在するので、受傷後直ち に「縫合」しても瘢痕は幅広くなることが少なくありません。
受傷3日目とはいえ、「形成外科」「医師」が「縫合したほうがいい」と判断し たのですから、最も瘢痕がきれいになると考えられる方法を選んだということで しょう。
瘢痕が目立たなくなるまで「形成外科」で定期的に経過を診てもらい、保湿・紫 外線対策・テープ固定など適時・適当なアドバイスをもらってください。
ちなみに、「ケロイド体質で怪我の治りが遅い」というふうにご主人から聞いて おられるようですが、ご主人に明らかな真正ケロイドが無いとすればいわゆる 「ケロイド体質」ではないでしょう。
通常の外傷後に残る色素沈着や瘢痕あるいは肥厚性瘢痕とケロイドは別なもの で、自身でケロイド体質とおっしゃる方の殆どに真正ケロイドはありません。
子供は怪我をするものと覚悟して、今後怪我をしたときに冷静に対処するため に、湿潤療法や縫合後抜糸までの経過と処置の仕方、抜糸後の瘢痕の経過とケア 法などを知っておくことが大切ですし、いざというときにどこの病院におかかり になるかを調査しておくことも重要です。
直ちに形成外科におかかりになって、気軽に相談できる信頼できる主治医を見つ けてください。
- Q139 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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子供が階段の角に唇の下をぶつけ3針縫ってもらいました。
ジグザグに切れていて浅い傷との事でした。
軟膏だけで治療しても、縫っても、傷跡の大きさはあまり変わらないが、縫ったほうが少しだけ傷跡が小さくなるとの事で縫って頂きました。
現在、抜糸から1週間経ち、膨らみ等は無く傷跡が赤い線になっています。
赤いのは気にならないのですが、その赤い傷跡に小さくポツポツと白くなって膨らんでいる部分が有ります。3日前に見つけました。
これは何でしょうか?縫い痕でしょうか?
無くなりますでしょうか?
また、無くならなかった場合、レーザー等で消す方法は有りますでしょうか?
- A139 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ぶつけて生じた割創の周辺表皮に浅い擦過傷が生じ、修復される際に発症した稗粒腫でしょう。
皮膚科や形成外科で治療ができます。
- Q140 相談者 ニックネーム:よなみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳半の娘です。目尻をぶつけて2mmほど切れてしまいました。その後傷が跡になってしまいその上に白いぷつぷつとしたものが出来ています。ヒルドイドで保湿したりしていますがこのまま傷跡は残ってしまうのでしょうか。
- A140 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ぶつけて」受傷した割創は創縁を開く方向に緊張がかかることが多く、開いた創を線維組織が埋めて瘢痕になります。
瘢痕は長期間の経過で目立たなくなることはあっても、全く無くなることはありません。
「その上に」「出来て」いる「白いぷつぷつとしたもの」は、稗粒腫でしょう。
受傷からの日数、現在の瘢痕の向きや状態などの情報がないため、申し訳ありませんが、具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科や美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
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