傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q141 相談者 ニックネーム:AN 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4歳の息子が3年前、プラスチックのおもちゃボックスの角に自分で額の眉毛辺りをぶつけてしまい、切れて出血しました。しばらく抑えて止血し、家の近くに形成外科がなかったため自宅で絆創膏→自宅に余っていたデュオアクティブETを貼って経過をみて傷は徐々に回復して、今では傷自体はすっかり治りました。しかし眉毛の真ん中の傷跡(0.5センチくらい)から毛が生えて来ず、眉毛が途中で切れたようになってしまっています。今更ですが子供が将来コンプレックスにならないかと気になってしまい、、もうどうにもならないでしょうか?

A141 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕には発毛はありません。
瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術で目立たなくすることが可能です。
ご本人が気にするようになったらいつでも治療できるので、しばらくの間ご家族は黙って見守っておくのがよいのではないでしょうか。
Q142 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4歳の男の子で3日前の出来事です。走って車に乗り込もうとしたところ、転んで車のプラスチックのステップにおでこを強打しました。流血しましたが、5分程で止血しました。
傷口は横に7~8ミリ切れています。薄くドルマイシンとワセリンを塗って絆創膏を貼り乾かないようにしています。
傷痕はあまり気にしていないのですが、今後治るまでドルマイシンは続けた方がいいですか?
ワセリンだけかケアリーブなどに変えようか迷っています。傷口はピンクから赤黒くなっています。膿んだりはしていません。

A142 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷口はピンクから赤黒くなって」いるとすれば表皮剥離と組織挫滅があるのでしょうから、瘢痕が残る可能性があります。
感染を起こしていないようなので、「ドルマイシン」などの抗生物質軟膏は必要ありません。
しっかり洗って、「ケアリーブ」など湿潤療法専用創傷被覆材を貼付するだけでよいでしょう。
いちど、形成外科などを受診してケア法を具体的に指導して貰うことをお勧めします。
Q143 相談者 ニックネーム:I 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳5ヶ月の息子です。1歳4ヶ月(8月)に転んだ際、家のローテーブルに強打し、額を縦2㎝パックリ切れてしまいました。救急外来に行き、夕方だったので当直脳外科ドクターに診てもらいました。傷のことを相談して翌日に形成外科に受診し、縫っていただきました。1ヶ月間はテープで保護し、9月半ばに通院とテープ保護が終了しました。経過は良好で傷の赤みは減り、だんだん白くなるとも言われました。
そこで質問があります。
・傷はしっかりと、残りますか?
・傷が少しでも残らない方法やケアはありますか?

A143 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顔の外傷を治療する「形成外科」医師は誰も皆、なるべく瘢痕を残さないために治療法を工夫し、患者さんの特性や生活環境をみて自己ケア法を教授し、創閉鎖後も瘢痕が残らないようにフォローアップするのが通常です。
担当の「形成外科」医師は、「傷はしっかりと、残」ることはないと確信して「通院」の終了を告げたのではないでしょうか。
また「テープ保護」も終了してよいと指導があり、その後のケアも指示されていないならば、時間の経過とともに自然に「傷の赤みは減り、だんだん白くなる」と推測したということでしょう。
「額」の打撲による「縦」方向の割創は、一般的に瘢痕が残りやすいものです。
日中に保湿と紫外線対策をして、夜間就眠時はシリコンジェルシートを貼付しては如何でしょう。
ご心配なら「形成外科」で定期的に経過を診て貰ってください。
Q144 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6歳の娘ですが、先日あやとりの紐を口にくわえ左右に動かし、両口角に摩擦で傷がついてしまいました。口裂け女みたいに…皮膚科にも行きましたが軟膏だけ処方され、紫外線に当てないようにといわれましたが、傷痕残ったりしないか心配です。ほかに傷痕残らないようにするには、どんな事すればいいのでしょうか。

A144 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「あやとりの紐を口にくわえ左右に動かし、両口角に摩擦で傷がついて」しまったとすれば、表皮層内あるいは真皮浅層までの損傷です。
大きく口を開けて創を広げたりしなければ1日から2週間以内に創閉鎖・創治癒するので、保湿と紫外線対策をしておいてください。
あやとりの紐などによる同様の口角の外傷は昔から比較的多いのですが、成長後に瘢痕や色素沈着が目立っている人を見たことはないでしょう。
お子さんのことで気にはなるでしょうが、それほど心配なさる必要はありません。
Q145 相談者 ニックネーム:ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳半の男の子です。大きいプラスチックのケースの縁に顔をぶつけ、目の下が赤くなりました。
その後気がつかなかったのですが、しばらくすると、目と目の間にあざができていて、目と目の間が凹んでいます。血はでていないので、打撲で凹んでいるような感じです。
まだ骨が柔らかい時期なので、骨や神経に影響ぐあるか心配です。
また、このあざと凹みは治らないのでしょうか?
凹みほ、プラスチックのケースの縁の跡が線になってくっきり映っているようなかんじです。何もしてなくても、凹みはわかり、笑うとさらにそこが凹みます。
治せる方法があればしりたいです。また、骨や神経は大丈夫でしょうか?

A145 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷機転が、「大きいプラスチックのケースの縁に顔をぶつけ、目の下が赤く」なったということならば、「骨や神経に影響」が出るまでのことはないでしょう。
皮下出血のため「目と目の間にあざができて」しまったのですから、時間の経過とともに吸収され「あざ」は消褪します。
また、「打撲で凹んでいるよう」に見える「目と目の間」の「凹」みは、「何もしてなくても、凹みはわかり、笑うとさらにそこが凹」むことから皮下組織の損傷と浮腫みが原因と考えられるので、浮腫みの解消とともにある程度まで目立たなくなるのが通常です。
ご心配でしょうから、いちど形成外科で状態を診て貰い、必要ならば定期的に受診して適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q146 相談者 ニックネーム:しお 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

現在2歳8ヶ月になる息子が、半年前にベットから転落しテーブルや角で強打し、目と目の間を横に1センチほど切り、2針縫合しました。その後今まで半年間、夜間はシリコンジェルを塗り、日中はシリコンシートを貼った上からuv対策のため、フィルムドレッシングUVカットの透明な皮膚感覚に近いシールを貼っています。現在、元々がひどい傷でしたので、それに比べると、だいぶ目立たなくなってきましたが、夜間はシリコンシートで圧迫処置をしないためか、朝起きると、傷がボコっとして、横1センチ幅1ミリ強くらいの白い瘢痕が、わかります。今後も傷跡をできる限り目立たなくしていきたいと思い、質問があります。
①UV対策は受傷時からどのくらいの期間必要か?
②日中のシリコンシートは、受傷後半年経過しても、つけたほうが、つけないよりも傷跡軽減には効果的か?
③シリコンシートをつけずに、直接瘢痕跡に、フィルムドレッシングUVカットの透明なテープを貼って日中過ごしても問題ないか?(日焼け止めクリームだけでは日焼け対策できるか心配なので)
④半年経過後は、現在の瘢痕からさらに目立たなくなることはあるか?
⑤保湿はヒルロイドとシリコンジェルどちらが有効か?
⑥目と目の間の瘢痕は、今後成長に伴い顔が大きくなるにつれて、目立たなくなるか?瘢痕が広がって大きくなることはあるか?
⑦ ⑥の回答次第ではあるが、本人の希望を前提として最短で何歳頃から瘢痕形成術などの手術は可能か? 

A146 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
①受傷後6か月。
数年以上の長期的経過は、「UV対策」の有無でほとんど違いはありません。
②「シリコンジェルシート」はむしろ夜間にお付けになってください。
白く平らな成熟瘢痕が形成されるまでは、「シリコンジェルシート」は「つけたほうが、つけないよりも傷跡軽減には効果的」という程度の意味はあるでしょう。
③「シリコンシートをつけずに、直接瘢痕跡に、フィルムドレッシングUVカットの透明なテープを貼って日中過ごしても問題ない」と考えます。
おそらく、「UV対策」の化粧品だけでも十分でしょう。
④時間の経過とともにゆっくりと「さらに目立たなくなる」でしょう。
⑤夜間は「シリコンジェルシート」、日中は「ヒルドイド」で良いでしょう。
テープを頻繁に付けたり剥がしたりすると肌を傷めるので、「テープ」を貼りっ放しにするならば、「ヒルドイドとシリコンジェルどちら」も必要ありません。
⑥顔が大きくなれば瘢痕も大きくなります。
緊張がかかって凹凸が目立たなくなる可能性もあります。
⑦本人が希望すれば、いつでも「瘢痕形成術」は可能ですが、幼少期ならば全身麻酔が必要でしょう。

もちろんご自身で情報を収集していただくことも大切ですが、信頼できるとお感じになる形成外科医を主治医として、実際に瘢痕を診て貰ってお子さんの症状に沿った具体的なアドバイスをお受けになることをお勧めします。
Q147 相談者 ニックネーム:きょん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

二歳の息子の事で相談です。約一年前に眉尻(骨の出ている部分)を机の角にぶつけてしまいました。青アザになって腫れた後、気付くとしこりになっていました。今もそのしこりが消えないままでいます。指でそのしこりを触ると動いて、本人は痛くないと言っています。病院は受診していません。時間がたてばしこりは自然になくなるものなのでしょうか?もし受診するなら何科がいいのか、またどのような治療をするのか教えてください。

A147 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」の原因が、血腫あるいは漿液腫が線維化した瘢痕か、リンパ節の腫脹か、外傷性粉瘤などの皮下腫瘍か、あるいはそれ以外のものか、診察をしなければ診断も具体的なアドバイスも出来ません。
線維化による瘢痕なら「しこり」をほぐすようなマッサージが有効なことがあります。
リンパ節の腫脹なら、外から触っていればいつまでも小さくなりません。
皮下腫瘍なら切除が必要かもしれません。
形成外科を受診して、治療が必要か、自己ケアするなら何をしておけば良いかなど、判断・指導して貰ってください。
Q148 相談者 ニックネーム:ざわ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の娘です。3週間前、保育園でお友達のスコップがあたり、右鼻横から目尻下の頬にかけて4cm程の切傷がつきました。皮膚科を受診し、ゲンタシン塗布+ハイドロコロイドのドレッシング剤を貼付し、日々ケアしてきました。傷は良くなりましたが、2〜3cm傷跡が残ってしまいました。皮膚科では治療終了とされてしまったのですが、これ以上綺麗にすることは難しいのでしょうか?時間が経てば目立たなくはなるのでしょうか?白っぽくテカテカしていて、とても気になって仕方ありません。

A148 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創閉鎖または上皮化完了の時点から、瘢痕の治療が始まります。
時間経過を待つべきか、直ちに治療を開始した方がよいか、診察をしてご本人とご家族の意見を訊かなければ判断が出来ません。
形成外科におかかりになってください。
Q149 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳児の息子が自宅の駐車場で転び鼻を思い切りぶつけました。駐車場の地面は白いコンクリートのような感じになっています。
鼻の頭全体が擦り傷のように赤くなっていて少し腫れているような気もします。
熱などはなく、本人も元気ではあります。
受診した方がいいでしょうか。その場合は何科になるのでしょうか?

A149 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご自身で処置をして湿潤療法で上皮化を待つようにアドバイスされるでしょうが、直ちに形成外科におかかりください。
顔の外傷は、上皮化して治療終了でなく瘢痕が目立たなくなることが最終目標なのですから、治療の初動から形成外科のアドバイスを求めてください。
Q150 相談者 ニックネーム:りぃやん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

6歳の息子が幼稚園で、目の前にあったポールに頬をぶつけました。
当日も赤みや内出血がありかなり痛そうでした。日が経つごとに目の下まで内出血は広がりましたが徐々に消えていきました。
段々治るだろうと様子見をしていましたが、1ヶ月経った現在まだ、打った箇所の下が薄く内出血の色が残っているのと、1cm程?のポコっとしこりが残っています。
見た目にはしこりがあるのが分からなかったので気付くのが遅れましたが、触ると大きいのですぐ分かります。
これは時間が経てば自然に消えますか? もし病院へ行った方がよければ何科でしょうか?

A150 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科を受診してください。
変形や知覚鈍麻、顔面神経麻痺は残っていないようですから、頬骨骨折は無かったかあるいは骨折があったとしてもいわゆるヒビだけで済んだということでしょう。
受傷後「1か月」で「まだ」「内出血の色が残っている」としても、1週間前より多少でも色調が改善しているならば、3か月程度でいずれ全て吸収されると考えられます。
色調の改善が止まっているなら、ヘモジデリン沈着として残ってしまう可能性もあります。
「しこり」は皮下血腫か漿液腫か、皮下組織の線維か癒着か、それ以外の原因か、診察が必要です。
視診、触診だけで診断できる場合もありますが、超音波検査やMRI検査が必要かもしれません。
治療が必要でないことも少なくありませんが、なるべく早期に形成外科で相談することをお勧めします。

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