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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q171 相談者 ニックネーム:S 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳半の息子が転倒し、下唇より下の部分を貫通してしまいました。その日のうちに歯科に行き診察していただいたのですが縫うほどではないという診断結果でした。
縫うほどではないケガでも傷跡は残ると考えた方がよろしいのでしょうか?傷跡に関しては特に診断時に説明がなかったようなので気になってご質問させていただきました。

A171 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
どんな外傷でも、治癒後に「傷跡」が全く「残」らないということはありません。
歯科の先生が「下唇より下の部分を貫通」した創を縫わなかったのは、「縫うほどではないという診断」をしたのではなく、縫った方が感染を起こす可能性が高いと判断したからかもしれません。
上皮化後にしこりになるでしょうし、瘢痕も残る可能性はあるので、形成外科で定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
Q172 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2週間前に目の下に擦り傷ができました。
赤くなっていたのですが、ワセリンを塗って傷はすぐなおりました。ですが、擦り傷が出来ていたところが茶色くなってしまいました。どうすれば元の肌色にもどりますか??

A172 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症後の色素沈着でしょう。
通常ならば、紫外線対策をして日数の経過をお待ちいただくと、3~6か月程で色調は薄くなっていきます。
先ずは美容皮膚科、形成外科、皮膚科いずれかを受診して、状態を定期的に診て貰ってください。
Q173 相談者 ニックネーム:たぷさん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の娘が顔面から転倒しました。転倒した場所は芝生でした。
その日は顔に少し傷がある程度だったのですが、日に日に顔に赤みが出てきて、皮膚科を受診しました。
その赤みは紫外線に当たったらダメらしく、テープを貼って毎日すごしています。
その赤みですが、1ヶ月たってもまだ引く気配がありません。
再度皮膚科を受診すべきか、まだ少し様子見をするべきでしょうか。

A173 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「転倒」して「芝生」で擦過傷を負った部位の血管拡張あるいは新生血管の増生があったため「日に日に顔に赤みが出てき」たのでしょうが、通常の創傷治癒過程と考えます。
受傷後6か月に向けて「赤み」は徐々に消褪します。
「紫外線に当たったらダメ」なのは、擦過傷の上皮化が完了した1~3ケ月後に炎症後色素沈着が起きることを予防するための対策です。
また、「テープ」を「毎日」貼り替えているとすれば、「2歳」のお子さんの肌には刺激が強くその刺激で「赤み」が継続することもあるので、自然に剥がれてくるまで数日間貼りっ放しにしておくことをお勧めします。
外傷は、整容的に気にならなくなった時が治療の終了ポイントです。
つまり、ご家族がまだ気になっているのですから、治療をしたり薬を塗ったりしていないとしても、現在は治療期間中と言うことです。
メール相談は、実際に診察が出来ないので、一般的なお答しかできません。
「再度皮膚科を受診」しても、「まだ少し様子見を」するように指示される可能性は高いのですが、「再度皮膚科を受診すべきか」迷って「まだ少し様子見を」して、後で後悔するのが嫌なら、直ちにおかかりになってご相談なさるべきです。
気にならなくなるまで定期的に経過を診て貰えないようなら、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q174 相談者 ニックネーム:よっこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の男の子です
1年ほど前に道で転んでアスファルトに顔をぶつけておでこを怪我しました
おでこが1センチほど凹んでしまいました
えくぼのような感じです
皮膚科や形成外科に連れて行ってみましたが凹みを治すには手術しかないと言われました
まだ2歳なのでもう少し様子を見ては?とも言われています
やはり手術しか方法はないのでしょうか?
おでこなので目立ってしまうのが気になります 
大きくなれば少しは目立たなくなるのでしょうか?

A174 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1年ほど前に」「アスファルトに」「おでこを」「ぶつけて怪我し」「おでこが1センチほど」「えくぼのよう」に「凹んで」いて、「皮膚科や形成外科に連れて行ってみましたが凹みを治すには手術しかないと言われ」たならば、皮下組織で癒着が起きているということでしょう。
また、「まだ2歳」ならば、顔の成長に伴い、「大きくなれば少しは目立たなくなる」可能性があるので、「もう少し様子を見て」頂くように勧められたのでしょう。
提案される「手術」の内容が明確ではありませんが、フラクショナルレーザーやサブシジョンなどの治療を検討してもよいかもしれませんし、癒着範囲が広くなければお子さんが嫌がらない程度に毎日1分程度やや強めにマッサージをすると解除されることがあります。
信頼できるとお感じになる医師を主治医と決めて、定期的に経過を診ていただき、適時相談できると不安は解消できるのではないでしょうか。
Q175 相談者 ニックネーム:ゆき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳7ヶ月になる男児なのですが、公園で転び鼻の下を2-3cm擦りむいてしまいました。その日のうちに近所の皮膚科を受診し、洗浄、クロマイp軟膏を鼻下に塗布し、表面がツルツルした滅菌ガーゼを貼って頂きました。担当して頂いた先生からは、1週間程、傷口を泡洗浄し、軟膏を塗りガーゼを被せて下さいと指示して頂いたのですが、調べてみるとガーゼよりも湿潤療法が今は主流だと書いてあり跡が残らないか不安になり質問させて頂きました。顔の傷なので跡に残らないか不安で、形成外科の方をもう一度受診してみた方が宜しいでしょうか。

A175 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷創を「洗浄」後に「クロマイp軟膏」を「塗布」し閉鎖する作業は、創面の湿潤環境を保つ処置とほぼ同等の意味を持つので、「湿潤療法」専用の創傷被覆材を使わない「湿潤療法」とも言えます。
ただし、ガーゼが創面にくっついてしまう様なら「軟膏」の量が少ないということになりますから、「軟膏」をたっぷりと塗って創面にくっつかないガーゼを使う必要があります。
したがって、「傷口を泡洗浄」した後、「湿潤療法」専用の創傷被覆材をお使いになる方が、自宅でのケア法として簡便かもしれません。
外傷の治療は皮膚欠損創が上皮化して終了するわけでなく、上皮化後の瘢痕が目立たなく気にならなくなった時が治療の終点なのですから、上皮化後も定期的に経過を診て貰う方がよいでしょう。
おかかりになっている「皮膚科」が長期的に経過を診てくれるならばそのままで構わないでしょうが、上皮化と同時に来院不要という方針なら、「形成外科の方をもう一度受診して」みることもご検討ください。
Q176 相談者 ニックネーム:ゆち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

12月後半に、1歳の娘が家の中を歩き、転んでしまった時に暖房に右目横を擦ってしまいました。
1歳になったばかりだったので、塗り薬を塗るのを躊躇してしまい、何もせず、触らないようにだけさせて、乾かすかたちになってしまったため、1ヶ月半程たった今も、傷自体は治っていますが赤みが消えません。皮膚科に行くべきか迷っています。

A176 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷は上皮化後3か月までは赤みが目立ち、6か月に向けて徐々に目立たなくなっていきます。
直ちに治療が必要ということでもないのですが、経過を診て貰い、必要に応じて適時、自己ケアの具体的なアドバイスを貰えれば安心できるのですから、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q177 相談者 ニックネーム:きらら 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1か月半前にブランコから落ちておでこに3センチほどの怪我をしました。すぐに小児科に受診し塗り薬をもらいました。擦り傷かと思っていたのですが線状の切り傷のようになってしまい傷跡だけが未だに残り赤く目立ってしまいます。もう傷は治ったので塗り薬もやめて日焼けに注意して今は経過観察してますが‥傷跡が残るか心配です。形成外科にいくべきなのでしょうか?

A177 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「おでこ」をぶつけてできた割創は、創縁に挫滅部分があるため、受傷直後に的確な処置をし、創縁を慎重に合わせ閉創しても、ある程度幅のある線状の瘢痕になってしまいます。
通常、外傷の瘢痕は創閉鎖後3か月までは赤く硬くなる傾向があり、6か月に向けて赤みが消褪し、その後も体が温まるたび赤みが出現しますが時間をかけて症状は無くなり徐々に目立たなくなっていきます。
外傷の治療は、創処置をして上皮化が完了したり、縫合して抜糸を終了したりした時点が治療の終了ではなく、ご自身が見て瘢痕が気にならなくなった時が治療のゴールなのですから、「傷跡が残るか心配」で「形成外科にいくべき」か迷っているなら、直ちに治療をしないとしても早期に形成外科を受診して、その後も定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
Q178 相談者 ニックネーム:KK 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳娘が壁の角に頭をぶつけ、額に縦に傷がついてしまいました。皮は切れずに中の肉だけ切れ、血は表面からは出ず溜まってる様子です。実は前にも同じようなことがあり、念のため絆創膏を貼って過ごしたところ、カサブタになりそれが取れたら、カサブタの分が凹んだ形状になって少し目立つようになってしまいました。これ以上娘の顔に傷を残したくなく、どのように処置するのが最善でしょうか?

A178 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血腫を除去し、創縁を寄せて血腫が出来る腔を閉鎖するようにテープ固定してください。
直ちに形成外科受診をお勧めします。
Q179 相談者 ニックネーム:れい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

金属でできた物を鼻の根元に落としてしまい打撲のような感じになってしまいました。切り傷や骨折は無かったのですが、ぶつけた箇所の皮膚に変化が生じました。具体的には鼻の根元の皮膚が薄く触るとすぐに骨を確認できるような箇所をぶつけたのですが、浮腫んだ時や皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまうようになってしまいました。
皮膚がえぐられてできた傷ではなく、圧迫によってできた凹みなのですが、時間と共にふっくらとしてきますか?
ぶつけてから一ヶ月ほど経つのですが、この微妙な凹みは完全に元にもどるのでしょうか?かなり微細な打撲で出来た傷であれば長い時間経てば完全に元の形に戻りやすいのでしょうか?

A179 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「微細な打撲」で「浮腫んだ時や皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまう」ということなら、皮下組織の癒着が疑われるので、1日数十秒を目安に、毎日軽くマッサージをすれば軽快が多少でも早まるかもしれません。
「皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまう」かどうかを毎日確認すると、表皮にクセがついてしまう可能性があります。
真皮損傷により症状が出現しているなら、細胞成長因子を注射すると真皮増生が早くなるので検討をしてもよいかもしれません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q180 相談者 ニックネーム:ぼー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳男児 傷痕についての相談 約2年前にテレビ台(直角の鋭利な面)に前のめりに転倒し、顔面人中部分を横に2cmほど怪我をしました。外科の診察では痕は残らないとの見解で塗り薬を処方して頂き様子を見ていましたが、現在では白く線が残り、痕となり目立っています。子供はまだ3歳ですが、今後気になってしまう前に、目立たないようにする処置等、出来るのであれば行いたいと思っています。何か治療策としてあるのでしょうか?

A180 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が全く無くなることはないのですが、通常ならば、成長とともに極めて緩徐に目立たなくなります。
また、瘢痕が盛り上がっていたり、平らでも幅がある白い瘢痕であったりするならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術が可能です。

「3歳男児」の「人中部分」の治療をするとすれば、ほとんどの場合、押さえつけて治療をするか、全身麻酔が必要になります。
また、「3歳」という年齢は、恐怖体験が記憶に残ってしまいその後の治療が継続しにくくなることも少なくありませんし、大人になってからも治療の機会を逃すことに繋がりかねません。
瘢痕はどんなに目立たなくなってもゼロになることはないので、ご本人が治療を望むようになる前に治療をしてしまうと、治療の結果どれだけ目立たなくなっても元の瘢痕は本人の記憶の中にはないのですから、周囲から見て元の瘢痕よりも目立たなくなったとしても本人の満足感は無く、いずれ更に治療を望むようにならないとも限りません。
むしろ、ご本人の希望とは関係なく治療を決めたご両親のせいで瘢痕が残ったと考えるようになることもあるくらいです。
したがって、現在お勧めす出来るケアは毎日保湿をしておくことくらいと考えます。
「約2年前」に受傷した瘢痕ならば、もうUV対策は必要ありません。
いずれ本人が治療を望むようになればレーザー照射なども検討できるので、今は定期的に形成外科や美容皮膚科を受診して経過を観て貰うだけにしておいてはいかがでしょう。

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