傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
- 顔
- Q171 相談者 ニックネーム:春の風 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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4日程前に5歳の娘が顔面から転んで、床に落ちていたプラスチック製のおもちゃで頬を打ちました。箱のような形のおもちゃの縁の部分で打ったようで、細い線のように内出血が見られました。すぐに頬を触って骨に異常がないかなど確認しましたが、特に痛いと言うところはなく、頬の皮膚が毛羽だったような擦り傷のような痕が見られましたが、内出血ならそのうち治るかと様子を見ていました。ところが2日前から頬の一部が赤くなってきて、赤みは引くことなくどんどんひどくなっているように思います。本人も痛いと言うようになりました。受診すべきは皮膚科でしょうか、形成外科でしょうか。またこの怪我は治り、傷はわからなくなるのでしょうか。
- A171 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の血腫が吸収される過程で赤みが出現しているのかもしれません。
特殊な場合を除き、外傷の症状が、受傷後「2日」経過して悪化することはありません。
また、触りすぎ、痛いか尋ねすぎで、「赤くなってきて」「痛いと言うように」なっているのかもしれません。
申し訳ありませんが、診察をせずに具体的な回答やアドバイスは出来ません。
特に治療はなく経過を診るだけの指導かもしれませんが、形成外科を受診して相談してください。
- Q172 相談者 ニックネーム:まんまる 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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7日前に2歳の息子が眉間に2針縫合とその少し下はテープで止めるケガをしました。
6日後に抜糸をして今1日たったところですが下の傷がもう盛り上がってきています。
テープを貼るように医師からは言われてずっと貼っているのですが、上の傷は少し血が出ることもあり、湿潤療法の方が良いのかなとか、テープで角質が剥がれるとかいろいろ心配です。
傷跡を残さない様にするには今の治療法がベストでしょうか?
母親がケロイド体質なので眉間や鼻はケロイドになりやすい位置でしょうか?
ケロイドにならないようにするにはどうしたら良いでしょうか?
- A172 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷から「6日後」に「抜糸」して「上の傷は少し血が出る」とすれば、創閉鎖と上皮化が順調に完了していないということです。
また、「下の傷がもう盛り上がってきて」いるということですが、受傷「7日」で「ケロイド」が出来始めているということはないでしょう。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスはできません。
「眉間や鼻」は必ずしも「ケロイドになりやすい位置」ではありませんが、ご家族が「ケロイド体質」で「傷跡を残さない様に」お望みならば、直ちに形成外科におかかりください。
今後の経過予測と為すべきことの理由まで理解すると不安が軽くなるのが通常ですから、指示を受けるだけでなく、治療方針と現在すべきケアの意味を担当医にしっかりとお尋ねになってください。
- Q173 相談者 ニックネーム:yukari 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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娘が1歳のときにお皿が割れて顔にささりました。救急車で搬送、外科手術で頬6針、眉間4針ぬいました。
外科の先生より、女の子ということもあり形成外科の受診を勧められ、翌日に形成外科を受診。すぐに再手術を勧められて全身麻酔で縫い直しの手術を受けました。頬13針、眉間6針でした。術後は一年間トラニラストを服用し、3ヶ月ごとの定期受診を受けています。
ケガから1年たち、娘は2歳になりました。傷はふさがり凹みもほとんどなくなりましたが、傷の赤みはまだあり、頬にピンクの線がしっかり残っています。
先生に今後の治療を相談したところ、方法としては再度全身麻酔でジグザグにぬいなおす、もしくはレーザー治療だが、傷痕治療へのレーザー治療は効果があまり期待できないとのお話がありました。
女の子でまだ小さいので再度全身麻酔の手術には抵抗があるものの、もう少し傷が目立たないように、できればピンクの色がとれないかと考えております。
他の治療法の可能性、または皮膚科や美容形成の病院に行くことへの可能性などあれば教えていただきたいです。
- A173 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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実際に診察をしないで具体的なアドバイスはしにくいのですが、受傷後「1年」ならまだ「傷の赤み」があってもおかしくありません。
泣いたり動いたりして血流がよくなるたびに一時的に「赤み」が増す時期は長く続きますが、時間の経過とともに徐々に「赤み」が出なくなり、薄くなります。
「頬にピンクの線がしっかり残って」いるとしても、瘢痕が幅広くなく、引き攣れになっていないならば、特に急いで治療をする必要はないでしょう。
ある程度幅広い瘢痕であったり引き攣れがあったりするならば、瘢痕の向きにも依りますが、瘢痕を切除して再度一本の線状に縫い直すか、「形成外科」の「先生」のおっしゃる様に「ジグザグにぬいなおす」とよいでしょう。
また瘢痕が目立つなら、適切なフラクショナルレーザーなどを選べばある程度の「効果」は「期待」出来ると考えます。
あまり目立たない瘢痕なので、「形成外科」の「先生」としては、大きすぎる期待を持つと治療後にがっかりすることがあるので、更に目立たなくするための「レーザー治療は効果があまり期待できない」と思っておいた方がよいという意見だったのかもしれません。
残念ながら今のところ、極めて目立たない瘢痕になるよう工夫は出来ても、全く瘢痕の無い肌に戻すことは技術的に不可能ということをご理解ください。
瘢痕を目立たなくするという目的は同一でも、担当する医師によって勧める治療が異なることも少なくないので、複数の形成外科、美容皮膚科の意見を訊いて、勧められる全ての治療法のメリット・デメリットを理解し、最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として、主治医が勧める治療法だけでなくご家族が望む治療法やそのほかの治療法も含め再度主治医とともに十分に検討し、納得がいく治療方針を決定してください。
- Q174 相談者 ニックネーム:2歳母 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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休日に2歳の娘が部屋で転んでローテーブルに顔面強打、鼻の下から上唇までばっくり切れて出血しました。傷口が開いて血も中々止まらなかった為、近くの救急外来に連絡し、見てもらうことに。縫った方が良いと言われ、2針縫っていただき約2週間後に抜糸と言われ帰宅。
受診前に当番医が眼科医だということを聞いており、専門医ではないことを承知の上治療していただきましたが、のちに知り合いから少しでも早く形成外科などに診てもらうべきだと言われ心配になりました。処置してもらったとはいえ、形成外科などの専門医を訪ねたほうがいいものなのでしょうか?
まだ幼い子供なので痛い思いをさせるのも心が痛むのですが、傷口が新しいうちに縫い直してもらうべきなのでしょうか?
- A174 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診断が正しかったとか処置が正しかったかとかということではなく、瘢痕が目立たなくなることを目指すのですから専門科で経過を診て貰った方がよいのは明白です。
ご家族が「まだ幼い子供なので痛い思いをさせるのも心が痛む」とお考えになることは尤もですが、診療を担当する医師も同様の思いを持っているのですから、必要なければ無理に処置をしたり「縫い直」したりしません。
抜糸までの自宅での処置、抜糸後の瘢痕予防の自己ケアなど具体的な指示を貰うために、直ちに「形成外科」を受診してください。
また、抜糸後も瘢痕の経過を定期的に診て貰い、適時適当な指導をしてもらうと安心できます。
- Q175 相談者 ニックネーム:さや 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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5日前に転んでおでこに3ミリ位の穴が開いたキズが出来ました。
当日はそこまで深い傷に見えず、受診せず、キズパワーパッドで処置しました。
2日前に傷を確認したときも、深そうには見えず、引き続きキズパワーパッドを貼りました。
しかし、今日、傷を確認したところしっかり穴が開いている状態でした。
おでこの真ん中でとても目立つので、何とかしてあげたいのですが、何とか目立たなくする方法は無いでしょうか?
負傷してから時間が経っているので、難しいかもしれませんが、何かいい方法があれば教えていただきたいです。
- A175 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「負傷してから時間が経って」いても、早急に創閉鎖するか、肉芽を増生させ上皮化を促す必要があります。
直ちに形成外科を受診して治療をしてもらうか、自宅でのケア法を指導して貰ってください。
瘢痕が残ったら、定期的に経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰うとよいでしょう。
- Q176 相談者 ニックネーム:S 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳半の息子が転倒し、下唇より下の部分を貫通してしまいました。その日のうちに歯科に行き診察していただいたのですが縫うほどではないという診断結果でした。
縫うほどではないケガでも傷跡は残ると考えた方がよろしいのでしょうか?傷跡に関しては特に診断時に説明がなかったようなので気になってご質問させていただきました。
- A176 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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どんな外傷でも、治癒後に「傷跡」が全く「残」らないということはありません。
歯科の先生が「下唇より下の部分を貫通」した創を縫わなかったのは、「縫うほどではないという診断」をしたのではなく、縫った方が感染を起こす可能性が高いと判断したからかもしれません。
上皮化後にしこりになるでしょうし、瘢痕も残る可能性はあるので、形成外科で定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q177 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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2週間前に目の下に擦り傷ができました。
赤くなっていたのですが、ワセリンを塗って傷はすぐなおりました。ですが、擦り傷が出来ていたところが茶色くなってしまいました。どうすれば元の肌色にもどりますか??
- A177 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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炎症後の色素沈着でしょう。
通常ならば、紫外線対策をして日数の経過をお待ちいただくと、3~6か月程で色調は薄くなっていきます。
先ずは美容皮膚科、形成外科、皮膚科いずれかを受診して、状態を定期的に診て貰ってください。
- Q178 相談者 ニックネーム:たぷさん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳の娘が顔面から転倒しました。転倒した場所は芝生でした。
その日は顔に少し傷がある程度だったのですが、日に日に顔に赤みが出てきて、皮膚科を受診しました。
その赤みは紫外線に当たったらダメらしく、テープを貼って毎日すごしています。
その赤みですが、1ヶ月たってもまだ引く気配がありません。
再度皮膚科を受診すべきか、まだ少し様子見をするべきでしょうか。
- A178 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「転倒」して「芝生」で擦過傷を負った部位の血管拡張あるいは新生血管の増生があったため「日に日に顔に赤みが出てき」たのでしょうが、通常の創傷治癒過程と考えます。
受傷後6か月に向けて「赤み」は徐々に消褪します。
「紫外線に当たったらダメ」なのは、擦過傷の上皮化が完了した1~3ケ月後に炎症後色素沈着が起きることを予防するための対策です。
また、「テープ」を「毎日」貼り替えているとすれば、「2歳」のお子さんの肌には刺激が強くその刺激で「赤み」が継続することもあるので、自然に剥がれてくるまで数日間貼りっ放しにしておくことをお勧めします。
外傷は、整容的に気にならなくなった時が治療の終了ポイントです。
つまり、ご家族がまだ気になっているのですから、治療をしたり薬を塗ったりしていないとしても、現在は治療期間中と言うことです。
メール相談は、実際に診察が出来ないので、一般的なお答しかできません。
「再度皮膚科を受診」しても、「まだ少し様子見を」するように指示される可能性は高いのですが、「再度皮膚科を受診すべきか」迷って「まだ少し様子見を」して、後で後悔するのが嫌なら、直ちにおかかりになってご相談なさるべきです。
気にならなくなるまで定期的に経過を診て貰えないようなら、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
- Q179 相談者 ニックネーム:よっこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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2歳の男の子です
1年ほど前に道で転んでアスファルトに顔をぶつけておでこを怪我しました
おでこが1センチほど凹んでしまいました
えくぼのような感じです
皮膚科や形成外科に連れて行ってみましたが凹みを治すには手術しかないと言われました
まだ2歳なのでもう少し様子を見ては?とも言われています
やはり手術しか方法はないのでしょうか?
おでこなので目立ってしまうのが気になります
大きくなれば少しは目立たなくなるのでしょうか?
- A179 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「1年ほど前に」「アスファルトに」「おでこを」「ぶつけて怪我し」「おでこが1センチほど」「えくぼのよう」に「凹んで」いて、「皮膚科や形成外科に連れて行ってみましたが凹みを治すには手術しかないと言われ」たならば、皮下組織で癒着が起きているということでしょう。
また、「まだ2歳」ならば、顔の成長に伴い、「大きくなれば少しは目立たなくなる」可能性があるので、「もう少し様子を見て」頂くように勧められたのでしょう。
提案される「手術」の内容が明確ではありませんが、フラクショナルレーザーやサブシジョンなどの治療を検討してもよいかもしれませんし、癒着範囲が広くなければお子さんが嫌がらない程度に毎日1分程度やや強めにマッサージをすると解除されることがあります。
信頼できるとお感じになる医師を主治医と決めて、定期的に経過を診ていただき、適時相談できると不安は解消できるのではないでしょうか。
- Q180 相談者 ニックネーム:ゆき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳7ヶ月になる男児なのですが、公園で転び鼻の下を2-3cm擦りむいてしまいました。その日のうちに近所の皮膚科を受診し、洗浄、クロマイp軟膏を鼻下に塗布し、表面がツルツルした滅菌ガーゼを貼って頂きました。担当して頂いた先生からは、1週間程、傷口を泡洗浄し、軟膏を塗りガーゼを被せて下さいと指示して頂いたのですが、調べてみるとガーゼよりも湿潤療法が今は主流だと書いてあり跡が残らないか不安になり質問させて頂きました。顔の傷なので跡に残らないか不安で、形成外科の方をもう一度受診してみた方が宜しいでしょうか。
- A180 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷創を「洗浄」後に「クロマイp軟膏」を「塗布」し閉鎖する作業は、創面の湿潤環境を保つ処置とほぼ同等の意味を持つので、「湿潤療法」専用の創傷被覆材を使わない「湿潤療法」とも言えます。
ただし、ガーゼが創面にくっついてしまう様なら「軟膏」の量が少ないということになりますから、「軟膏」をたっぷりと塗って創面にくっつかないガーゼを使う必要があります。
したがって、「傷口を泡洗浄」した後、「湿潤療法」専用の創傷被覆材をお使いになる方が、自宅でのケア法として簡便かもしれません。
外傷の治療は皮膚欠損創が上皮化して終了するわけでなく、上皮化後の瘢痕が目立たなく気にならなくなった時が治療の終点なのですから、上皮化後も定期的に経過を診て貰う方がよいでしょう。
おかかりになっている「皮膚科」が長期的に経過を診てくれるならばそのままで構わないでしょうが、上皮化と同時に来院不要という方針なら、「形成外科の方をもう一度受診して」みることもご検討ください。
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