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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q181 相談者 ニックネーム:おき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先週の金曜日、娘が公園で1m程の高さから落下し、おでこから落ちた為額に1cm弱の少しえぐれたような傷ができました。下は砂利でしたので、おそらく石で傷つけたのだと思います。出血は結構あったのですが、ハンドタオルで圧迫していたところすぐにとまりました。
すぐに受診できるのが整形外科でしたので、診ていただいたところ、縫うほどではないと言われ、少し消毒をして絆創膏を貼られました。
帰宅してからキズパワーパッドを貼り、翌日に形成外科を受診したところ、縫った方が傷あとが目立たなくなると言われ縫っていただきました。縫った後は、圧迫しているから絆創膏のようなものとガーゼをこのまま貼っておいてと言われ、ケフラール細粒を内服し、翌日の日曜日が休診日であることから、月曜日の朝に再度受診しました。
ガーゼだと目立つので、マイクロポアテープを貼り、入浴後だけプリビーシー液で消毒の後、デルマクリンA軟膏を塗るようにと指示がありましたので、現在まで指示通りにしております。
抜糸はちょうど縫合してから1週間後である、今週の土曜日の予定です。
現在の医者があまり色々と質問出来る雰囲気にない為、別の形成外科を受診する予定なのですが、娘の顔のことなので少しでも傷が目立たなくなるようにしてあげたいと思い、いくつか質問させて下さい。
①抜糸までは、現在の医師の指示通りにしていて問題はないでしょうか。
②他の方の質問で、額の傷の抜糸は早めの方が良いという回答を拝見したのですが、その理由と娘も土曜日まで待たずに抜糸をした方が良いのか伺いたいです。
③形成外科では、顔の傷の場合髪の毛より細い糸で縫いますとの文言を様々な形成外科の医師の方のブログで拝見したのですが、素人の意見で大変申し訳ないのですが、娘の縫合部分を見ると少し太い糸で縫われているように感じます。
顔の部位にもよるのかもしれませんが、少し太めの糸で縫われたことにより、糸の跡がつかないものか心配しているのですが、そうしたことも踏まえ抜糸は早い方が良いでしょうか。
④抜糸後のケアは、形成外科ではまだ聞いておりませんが、『マイクロポアテープ』を貼り続ける、もしくは『アトレスケア』やシリコンジェルシートなどを貼るのと、娘の額の傷にはどういった物を選ぶのが適切でしょうか。

A181 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① 創状態にもよりますが、抜糸は「縫合してから1週間後」より早くてもよいか もしれません。
創処置は指示通りで問題ありませんが、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いいた だいても構いません。
② 縫合創は著明ではなくとも必ず浮腫が起こりますし、外傷の場合は特に浮腫の 程度が強くなりがちです。
そのため、縫合直後に問題が無い縫合創も、翌日から浮腫が起きて縫合がきつく なることがあります。
また創縁が完全に閉じられていれば、顔などの血流の良い部位ならば、4日程度 で抜糸をしてもほとんどの場合、創哆開は起きません。
③ 浮腫んだ表皮に縫合糸が食い込むと、縫合糸の太さに関わらず縫合糸痕が残る ことがあります。
可能な限り、「抜糸は早い方が良いでしょう」。
④ 瘢痕の経過を診なければ断言はできませんが、日中は「マイクロポアテープ」 だけで、夜間は「『アトレスケア』やシリコンジェルシートなど」を貼付しては 如何でしょう。
⑤ 総合的に判断すると、直ちに形成外科におかかりになっていただくことをお勧 めします。
Q182 相談者 ニックネーム:ソラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳3ヶ月の息子がガラスコップを持ったまま転倒し、左小鼻を深く裂傷しました。(軟骨が見える程)救急で縫って頂いたのですが鼻の形成が変わるかもしれないと医師に告げられました。傷そのものは一週間もすれば塞がるとの事でしたが、今後、大きな傷が残るかもしれないと心配しております。傷跡について今後、どのような措置をすればよいか分かりません。

A182 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
軟骨の損傷が無ければ鼻の形が変わることは殆どありませんし、瘢痕拘縮によって鼻が変形するようなことがあってもZ形成術などで修正も可能です。
抜糸を待たずに、直ちに形成外科を受診してください。
Q183 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先月2歳半の子供が転んで頬に傷を作ってしまいました。1日放置してしまい次の日膿んで来たので慌てて形成外科(皮膚科)を受診しました。先生が、これは跡が残ります。もう縫うには遅すぎます。と言われ、頭が真っ白になってしまいました。
とりあえず、3週間弱の塗薬ガーゼ治療と今1ヶ月のソフポアを貼って経過待ち中です。今傷が硬い状態で傷跡もはっきり残っています。
先生には跡が薄くなるけど、跡は残ります。と言われました。この傷跡を目立たないようにする方法はないのでしょうか?

A183 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷はどんな治療をしても、瘢痕が極めて目立たなくなることはあっても全く無くなることはないので、「跡が薄くなるけど、跡は残ります」というのはどんな外傷も同じです。
一般的に、受傷後3か月までは瘢痕は赤く硬くなり、6か月に向けて色調は落ち着き軟らかくなります。
その後も体が温まると瘢痕が赤くなる状態は続きますし、しこりが残るかもしれません。
それらの症状も徐々に軽減し、「2歳半の子供」ならば、成長に伴って瘢痕は目立たなくなるでしょう。
症状にも依りますが、気になる瘢痕が残るようならフラクショナルレーザー治療なども可能です。
しばらくは定期的に経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰ってください。
比較的肌に優しいテープをお使いですが、同じ部位で貼ったり剥がしたりを繰り返すと角質が薄くなってかぶれることがあるので気を付けてください。
Q184 相談者 ニックネーム:ぷっちまま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の男の子で、夜中ベットから転落し角にあたって目と目の間を1センチ弱切りました。
現在、中国に住んでいるため、(日本に帰国する予定は2年後)至急タクシーで地元の病院に行き耳鼻科にて消毒処置し二針縫合しました。受傷後、一週間後に抜糸をし、その後はシリコンシートとダーマティックスのシリコンジェルと成長因子のスプレーを処方され、湿布してあります。夜寝る時には、シリコンシートを剥がしてしまうので、シリコンジェルを塗り、日中はシリコンシートを貼っています。またマイクロポアテープも処方されました。
現在、受傷後2週間経ちましたが、傷跡は赤い線になっており、落ち着いて見えますが、やや凹んでいるようで、成長因子スプレーを湿布するように指示されております。質問は以下の5点です。
①目と目の間の傷跡はどのように一般的に伸びますか?(圧力がかかるか?)その点を考慮して、シリコンシートとジェルで圧迫治療すべきか、もしくは傷跡を幅広くさせないためにマイクロポアテープを直接貼るべきか。
②シリコンシートとシリコンジェルはどちらを優先させるべきか効果として高いほうはどちらか?
③目と目の間の瘢痕で、鼻柱が今後成長していくにつれて、瘢痕にどのような影響があるのか?
④おそらく、打って切った傷なので、少し目立つ瘢痕が出来ると覚悟しているのですが、瘢痕形成術をするとしたら、鼻柱付近の瘢痕のため、手術を受ける年齢など考慮することあるか?
⑤幹部をマッサージしたほうがよいか? 
中国での通院で毎回質問はして解決してはいますが、日本での治療の一般的な見解や治療方法も知りたいのでご回答頂きたいです。

A184 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① ほとんど張力はかかりません。
② 保湿と安静の効果は同等でしょうが、圧迫に関してはシリコンジェルシートの方が有用と考えます。
③ 瘢痕の向きにも依りますが、影響を与えることはないでしょう。
④ 割創のためやや瘢痕は残りやすい傾向はありますが、2歳の眉間部の1cmの割創ならば成長に伴いほとんど目立たなくなるのが一般的です。
瘢痕形成術はご本人が希望すればいつでも可能です。
⑤ 受傷後3か月までは硬くなり6か月に向けて徐々に硬さは軽減し、その後も徐々に気にならなくなっていくでしょう、
通常ならばマッサージが必要になる部位ではありません。
Q185 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

7歳息子が本日角張ったテーブルに顔面を強打し、目尻より斜め下あたりがぱっくりと1cm程開く深い切り傷を負ってしまいました。夜の8時を回っており私も気が動転してしまい、主人が自宅から1番近い総合病院に電話をしたところ救急で診ていただけるとのことで向かい、縫合をしました。家に帰ってから傷痕のことも気になり検索をしていたら形成外科で診てもらうのが良いとたくさん出てきました。しかし、息子が縫合していただいた病院には外科しかありません。明日消毒に行く予定となっていますが、別の形成外科のある病院に行った方が良いのでしょうか?息子は芸能の道に進みたいと言っているので可能な限り傷痕を残らないようにしてあげたいです。

A185 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「縫合」処置をして翌日の受診を促されたなら、指示通り受診してください。
診察の際に、「芸能の道に進みたいと言っている」という事情をお伝えになって、「形成外科」を紹介して貰うのが最善の方法と考えます。
縫合をし直す可能性もゼロではないので、「外科」再診の当日に「形成外科」におかかりになることをお勧めします。
症例によって異なりますが、縫合がキツイと縫合糸の瘢痕が残りやすいということと、「顔面」の抜糸は縫合後4日目くらいであるという一般論をご理解いただいたうえで、説明をしてもらい処置を受けてください。
また、抜糸後も定期的に「形成外科」で診て貰い、瘢痕を目立たなくしてください。
Q186 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

コンクリート道路で転倒して顔を擦ってしまいました。その後、皮膚科に行き砂を除去してもらい治って診察終了しました。
ただ、少し深かった一部が紫色のままであり、顔に傷跡が残るのか気になります。

A186 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の治療は上皮化完了で終了ではなく、患者さん自身が瘢痕を気にしなくなった時点で治療終了になるとお考え下さい。
「少し深かった一部が紫色のまま」というのは皮下出血のあとが一時的なヘモジデリン沈着として残っているのかもしれんませんし炎症後色素沈着が生じているのかもしれませんが、診察をしなければ診断も具体的なアドバイスも出来ません。
受傷後3か月程は時間の経過による軽快を待つことも少なくないのですが、おかかりになった皮膚科を定期的に再診すれば症状の変化に合わせて自宅ケア法や治療法のアドバイスをしてくれるでしょう。
また、必要に応じて形成外科や美容皮膚科を紹介して貰えます。
再診までに期間が開くようなら、通常の肌クリームなどで構わないので保湿に気をつけておきましょう。
Q187 相談者 ニックネーム:サック 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

5歳の息子が5ヶ月前自転車に乗って転倒し、後頭部をコンクリートに強打大きなたんこぶができてしまいました。その時、腫れは大きかったものの出血や嘔吐もなく頭を冷やして様子みました。
特にその後の経過も問題なく何の症状もありません。5ヶ月後の今、後頭部を触ると形がぽっこりしていていびつです。触っても痛みも無いようですが形が気になります。

A187 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下血腫の痕が線維化して残っているのか、骨膜の肥厚や骨の変形があるのか、MRIやCTで確認できます。
直ちに治療が必要なわけではないでしょうが、先ずは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q188 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳半の娘が今月頭にテーブルに左瞼をぶつけて出血しました。病院には行かず様子を見てしまいました。
2日後に皮膚科に行くと、整形外科に紹介状を書いてもらい、次の日の整形外科では傷は当日しか縫えないと言われました。
傷は横1センチ、縦1ミリ強のままの跡になって、現在2週間が経過しました。
まだ2歳なので、手術は受けられないとしても、何歳からでも本人が気にすれば受ける事はできるのでしょうか?
出来る事なら早く綺麗にしてあげたいと思ってしまいます。

A188 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「瞼」の外傷受傷後「2週間」で、「横1センチ、縦1ミリ強」の瘢痕が残っているなら、「娘」さんの成長に伴い目立たなくなることはあっても瘢痕が完全に無くなることはないとお考え下さい。
およそ2年で瘢痕は完成されるので、それ以降はご本人が希望すれば局所麻酔で瘢痕形成手術が可能です。
部位が「瞼」なのでご本人が希望しない治療は困難でしょうから、ご本人にいつでも治療できることを伝えたうえで定期的に形成外科で経過を診て貰い、本人が言い出すのをお待ちいただいた方が良いでしょう。
Q189 相談者 ニックネーム:おゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の子どもが転倒し、左目横辺りに擦り傷をつくりました。
形成外科を受診後、ハイドロコロイドを1週間貼るように言われたため貼っていましたが、だんだんテープの形で赤くなっており、また傷も治っているように見えたため、受傷後5日目からはテープはつけるのをやめました。また同時に少し前に別件で皮膚科にて処方された、顔用のステロイドがありましたので、受傷後5日目からは朝晩にステロイドを塗っていました。ステロイドを塗り始めるのが遅かったためか、受賞後6日目の現在、赤みというよりも濃いオレンジ色のようなテープ跡が残っており、色素沈着しているものと思われます。
この色素沈着は、このまま残ってしまうのでしょうか。左目のすぐ横でとても目立つので、子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
また、今からでもできることはありますでしょうか?

A189 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ハイドロコロイド創保護材による汗かぶれあるいは浸出液によるかぶれと考えます。
紫外線対策をしておけば、いずれ薄くなっていきます。
美容皮膚科でご相談なさってください。
Q190 相談者 ニックネーム:りま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先日2歳の子供が上唇より少し上に切り傷を作りました。
外科を受診した所、縫うか縫わないか微妙なところやどの方法にしても傷が残る気がすると言われました。
縫うまででもないし軟膏を塗っていただいて、軟膏をもらいました。
先生は場所的にテープを使った治療は適さないと言われたのですが調べた所テープを貼って紫外線に当たらないようにした方が傷が残りにくいと聞いてテープを貼るか悩んでいます。
また形成外科にも連れて行った方がいいか悩んでいます。

A190 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「2歳の子供」ならば、食べるときに「テープ」を汚してしまう、自身で気にして剥がしてしまう、口の周りはよく動くのでテープ固定の効果は少ない、長期的経過の後には紫外線対策の有無で大きな差はない、などの理由で「テープ」固定を勧めない場合もあります。
瘢痕状態を診察しなければ、具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科を受診して指導して貰ってください。

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