傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q181 相談者 ニックネーム:ゆち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

12月後半に、1歳の娘が家の中を歩き、転んでしまった時に暖房に右目横を擦ってしまいました。
1歳になったばかりだったので、塗り薬を塗るのを躊躇してしまい、何もせず、触らないようにだけさせて、乾かすかたちになってしまったため、1ヶ月半程たった今も、傷自体は治っていますが赤みが消えません。皮膚科に行くべきか迷っています。

A181 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷は上皮化後3か月までは赤みが目立ち、6か月に向けて徐々に目立たなくなっていきます。
直ちに治療が必要ということでもないのですが、経過を診て貰い、必要に応じて適時、自己ケアの具体的なアドバイスを貰えれば安心できるのですから、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q182 相談者 ニックネーム:きらら 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1か月半前にブランコから落ちておでこに3センチほどの怪我をしました。すぐに小児科に受診し塗り薬をもらいました。擦り傷かと思っていたのですが線状の切り傷のようになってしまい傷跡だけが未だに残り赤く目立ってしまいます。もう傷は治ったので塗り薬もやめて日焼けに注意して今は経過観察してますが‥傷跡が残るか心配です。形成外科にいくべきなのでしょうか?

A182 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「おでこ」をぶつけてできた割創は、創縁に挫滅部分があるため、受傷直後に的確な処置をし、創縁を慎重に合わせ閉創しても、ある程度幅のある線状の瘢痕になってしまいます。
通常、外傷の瘢痕は創閉鎖後3か月までは赤く硬くなる傾向があり、6か月に向けて赤みが消褪し、その後も体が温まるたび赤みが出現しますが時間をかけて症状は無くなり徐々に目立たなくなっていきます。
外傷の治療は、創処置をして上皮化が完了したり、縫合して抜糸を終了したりした時点が治療の終了ではなく、ご自身が見て瘢痕が気にならなくなった時が治療のゴールなのですから、「傷跡が残るか心配」で「形成外科にいくべき」か迷っているなら、直ちに治療をしないとしても早期に形成外科を受診して、その後も定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
Q183 相談者 ニックネーム:KK 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳娘が壁の角に頭をぶつけ、額に縦に傷がついてしまいました。皮は切れずに中の肉だけ切れ、血は表面からは出ず溜まってる様子です。実は前にも同じようなことがあり、念のため絆創膏を貼って過ごしたところ、カサブタになりそれが取れたら、カサブタの分が凹んだ形状になって少し目立つようになってしまいました。これ以上娘の顔に傷を残したくなく、どのように処置するのが最善でしょうか?

A183 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血腫を除去し、創縁を寄せて血腫が出来る腔を閉鎖するようにテープ固定してください。
直ちに形成外科受診をお勧めします。
Q184 相談者 ニックネーム:れい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

金属でできた物を鼻の根元に落としてしまい打撲のような感じになってしまいました。切り傷や骨折は無かったのですが、ぶつけた箇所の皮膚に変化が生じました。具体的には鼻の根元の皮膚が薄く触るとすぐに骨を確認できるような箇所をぶつけたのですが、浮腫んだ時や皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまうようになってしまいました。
皮膚がえぐられてできた傷ではなく、圧迫によってできた凹みなのですが、時間と共にふっくらとしてきますか?
ぶつけてから一ヶ月ほど経つのですが、この微妙な凹みは完全に元にもどるのでしょうか?かなり微細な打撲で出来た傷であれば長い時間経てば完全に元の形に戻りやすいのでしょうか?

A184 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「微細な打撲」で「浮腫んだ時や皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまう」ということなら、皮下組織の癒着が疑われるので、1日数十秒を目安に、毎日軽くマッサージをすれば軽快が多少でも早まるかもしれません。
「皺を寄せたときにそこだけ凹んでしまう」かどうかを毎日確認すると、表皮にクセがついてしまう可能性があります。
真皮損傷により症状が出現しているなら、細胞成長因子を注射すると真皮増生が早くなるので検討をしてもよいかもしれません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q185 相談者 ニックネーム:ぼー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳男児 傷痕についての相談 約2年前にテレビ台(直角の鋭利な面)に前のめりに転倒し、顔面人中部分を横に2cmほど怪我をしました。外科の診察では痕は残らないとの見解で塗り薬を処方して頂き様子を見ていましたが、現在では白く線が残り、痕となり目立っています。子供はまだ3歳ですが、今後気になってしまう前に、目立たないようにする処置等、出来るのであれば行いたいと思っています。何か治療策としてあるのでしょうか?

A185 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が全く無くなることはないのですが、通常ならば、成長とともに極めて緩徐に目立たなくなります。
また、瘢痕が盛り上がっていたり、平らでも幅がある白い瘢痕であったりするならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術が可能です。

「3歳男児」の「人中部分」の治療をするとすれば、ほとんどの場合、押さえつけて治療をするか、全身麻酔が必要になります。
また、「3歳」という年齢は、恐怖体験が記憶に残ってしまいその後の治療が継続しにくくなることも少なくありませんし、大人になってからも治療の機会を逃すことに繋がりかねません。
瘢痕はどんなに目立たなくなってもゼロになることはないので、ご本人が治療を望むようになる前に治療をしてしまうと、治療の結果どれだけ目立たなくなっても元の瘢痕は本人の記憶の中にはないのですから、周囲から見て元の瘢痕よりも目立たなくなったとしても本人の満足感は無く、いずれ更に治療を望むようにならないとも限りません。
むしろ、ご本人の希望とは関係なく治療を決めたご両親のせいで瘢痕が残ったと考えるようになることもあるくらいです。
したがって、現在お勧めす出来るケアは毎日保湿をしておくことくらいと考えます。
「約2年前」に受傷した瘢痕ならば、もうUV対策は必要ありません。
いずれ本人が治療を望むようになればレーザー照射なども検討できるので、今は定期的に形成外科や美容皮膚科を受診して経過を観て貰うだけにしておいてはいかがでしょう。
Q186 相談者 ニックネーム:おき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先週の金曜日、娘が公園で1m程の高さから落下し、おでこから落ちた為額に1cm弱の少しえぐれたような傷ができました。下は砂利でしたので、おそらく石で傷つけたのだと思います。出血は結構あったのですが、ハンドタオルで圧迫していたところすぐにとまりました。
すぐに受診できるのが整形外科でしたので、診ていただいたところ、縫うほどではないと言われ、少し消毒をして絆創膏を貼られました。
帰宅してからキズパワーパッドを貼り、翌日に形成外科を受診したところ、縫った方が傷あとが目立たなくなると言われ縫っていただきました。縫った後は、圧迫しているから絆創膏のようなものとガーゼをこのまま貼っておいてと言われ、ケフラール細粒を内服し、翌日の日曜日が休診日であることから、月曜日の朝に再度受診しました。
ガーゼだと目立つので、マイクロポアテープを貼り、入浴後だけプリビーシー液で消毒の後、デルマクリンA軟膏を塗るようにと指示がありましたので、現在まで指示通りにしております。
抜糸はちょうど縫合してから1週間後である、今週の土曜日の予定です。
現在の医者があまり色々と質問出来る雰囲気にない為、別の形成外科を受診する予定なのですが、娘の顔のことなので少しでも傷が目立たなくなるようにしてあげたいと思い、いくつか質問させて下さい。
①抜糸までは、現在の医師の指示通りにしていて問題はないでしょうか。
②他の方の質問で、額の傷の抜糸は早めの方が良いという回答を拝見したのですが、その理由と娘も土曜日まで待たずに抜糸をした方が良いのか伺いたいです。
③形成外科では、顔の傷の場合髪の毛より細い糸で縫いますとの文言を様々な形成外科の医師の方のブログで拝見したのですが、素人の意見で大変申し訳ないのですが、娘の縫合部分を見ると少し太い糸で縫われているように感じます。
顔の部位にもよるのかもしれませんが、少し太めの糸で縫われたことにより、糸の跡がつかないものか心配しているのですが、そうしたことも踏まえ抜糸は早い方が良いでしょうか。
④抜糸後のケアは、形成外科ではまだ聞いておりませんが、『マイクロポアテープ』を貼り続ける、もしくは『アトレスケア』やシリコンジェルシートなどを貼るのと、娘の額の傷にはどういった物を選ぶのが適切でしょうか。

A186 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① 創状態にもよりますが、抜糸は「縫合してから1週間後」より早くてもよいか もしれません。
創処置は指示通りで問題ありませんが、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いいた だいても構いません。
② 縫合創は著明ではなくとも必ず浮腫が起こりますし、外傷の場合は特に浮腫の 程度が強くなりがちです。
そのため、縫合直後に問題が無い縫合創も、翌日から浮腫が起きて縫合がきつく なることがあります。
また創縁が完全に閉じられていれば、顔などの血流の良い部位ならば、4日程度 で抜糸をしてもほとんどの場合、創哆開は起きません。
③ 浮腫んだ表皮に縫合糸が食い込むと、縫合糸の太さに関わらず縫合糸痕が残る ことがあります。
可能な限り、「抜糸は早い方が良いでしょう」。
④ 瘢痕の経過を診なければ断言はできませんが、日中は「マイクロポアテープ」 だけで、夜間は「『アトレスケア』やシリコンジェルシートなど」を貼付しては 如何でしょう。
⑤ 総合的に判断すると、直ちに形成外科におかかりになっていただくことをお勧 めします。
Q187 相談者 ニックネーム:ソラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳3ヶ月の息子がガラスコップを持ったまま転倒し、左小鼻を深く裂傷しました。(軟骨が見える程)救急で縫って頂いたのですが鼻の形成が変わるかもしれないと医師に告げられました。傷そのものは一週間もすれば塞がるとの事でしたが、今後、大きな傷が残るかもしれないと心配しております。傷跡について今後、どのような措置をすればよいか分かりません。

A187 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
軟骨の損傷が無ければ鼻の形が変わることは殆どありませんし、瘢痕拘縮によって鼻が変形するようなことがあってもZ形成術などで修正も可能です。
抜糸を待たずに、直ちに形成外科を受診してください。
Q188 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先月2歳半の子供が転んで頬に傷を作ってしまいました。1日放置してしまい次の日膿んで来たので慌てて形成外科(皮膚科)を受診しました。先生が、これは跡が残ります。もう縫うには遅すぎます。と言われ、頭が真っ白になってしまいました。
とりあえず、3週間弱の塗薬ガーゼ治療と今1ヶ月のソフポアを貼って経過待ち中です。今傷が硬い状態で傷跡もはっきり残っています。
先生には跡が薄くなるけど、跡は残ります。と言われました。この傷跡を目立たないようにする方法はないのでしょうか?

A188 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷はどんな治療をしても、瘢痕が極めて目立たなくなることはあっても全く無くなることはないので、「跡が薄くなるけど、跡は残ります」というのはどんな外傷も同じです。
一般的に、受傷後3か月までは瘢痕は赤く硬くなり、6か月に向けて色調は落ち着き軟らかくなります。
その後も体が温まると瘢痕が赤くなる状態は続きますし、しこりが残るかもしれません。
それらの症状も徐々に軽減し、「2歳半の子供」ならば、成長に伴って瘢痕は目立たなくなるでしょう。
症状にも依りますが、気になる瘢痕が残るようならフラクショナルレーザー治療なども可能です。
しばらくは定期的に経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰ってください。
比較的肌に優しいテープをお使いですが、同じ部位で貼ったり剥がしたりを繰り返すと角質が薄くなってかぶれることがあるので気を付けてください。
Q189 相談者 ニックネーム:ぷっちまま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の男の子で、夜中ベットから転落し角にあたって目と目の間を1センチ弱切りました。
現在、中国に住んでいるため、(日本に帰国する予定は2年後)至急タクシーで地元の病院に行き耳鼻科にて消毒処置し二針縫合しました。受傷後、一週間後に抜糸をし、その後はシリコンシートとダーマティックスのシリコンジェルと成長因子のスプレーを処方され、湿布してあります。夜寝る時には、シリコンシートを剥がしてしまうので、シリコンジェルを塗り、日中はシリコンシートを貼っています。またマイクロポアテープも処方されました。
現在、受傷後2週間経ちましたが、傷跡は赤い線になっており、落ち着いて見えますが、やや凹んでいるようで、成長因子スプレーを湿布するように指示されております。質問は以下の5点です。
①目と目の間の傷跡はどのように一般的に伸びますか?(圧力がかかるか?)その点を考慮して、シリコンシートとジェルで圧迫治療すべきか、もしくは傷跡を幅広くさせないためにマイクロポアテープを直接貼るべきか。
②シリコンシートとシリコンジェルはどちらを優先させるべきか効果として高いほうはどちらか?
③目と目の間の瘢痕で、鼻柱が今後成長していくにつれて、瘢痕にどのような影響があるのか?
④おそらく、打って切った傷なので、少し目立つ瘢痕が出来ると覚悟しているのですが、瘢痕形成術をするとしたら、鼻柱付近の瘢痕のため、手術を受ける年齢など考慮することあるか?
⑤幹部をマッサージしたほうがよいか? 
中国での通院で毎回質問はして解決してはいますが、日本での治療の一般的な見解や治療方法も知りたいのでご回答頂きたいです。

A189 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① ほとんど張力はかかりません。
② 保湿と安静の効果は同等でしょうが、圧迫に関してはシリコンジェルシートの方が有用と考えます。
③ 瘢痕の向きにも依りますが、影響を与えることはないでしょう。
④ 割創のためやや瘢痕は残りやすい傾向はありますが、2歳の眉間部の1cmの割創ならば成長に伴いほとんど目立たなくなるのが一般的です。
瘢痕形成術はご本人が希望すればいつでも可能です。
⑤ 受傷後3か月までは硬くなり6か月に向けて徐々に硬さは軽減し、その後も徐々に気にならなくなっていくでしょう、
通常ならばマッサージが必要になる部位ではありません。
Q190 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

7歳息子が本日角張ったテーブルに顔面を強打し、目尻より斜め下あたりがぱっくりと1cm程開く深い切り傷を負ってしまいました。夜の8時を回っており私も気が動転してしまい、主人が自宅から1番近い総合病院に電話をしたところ救急で診ていただけるとのことで向かい、縫合をしました。家に帰ってから傷痕のことも気になり検索をしていたら形成外科で診てもらうのが良いとたくさん出てきました。しかし、息子が縫合していただいた病院には外科しかありません。明日消毒に行く予定となっていますが、別の形成外科のある病院に行った方が良いのでしょうか?息子は芸能の道に進みたいと言っているので可能な限り傷痕を残らないようにしてあげたいです。

A190 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「縫合」処置をして翌日の受診を促されたなら、指示通り受診してください。
診察の際に、「芸能の道に進みたいと言っている」という事情をお伝えになって、「形成外科」を紹介して貰うのが最善の方法と考えます。
縫合をし直す可能性もゼロではないので、「外科」再診の当日に「形成外科」におかかりになることをお勧めします。
症例によって異なりますが、縫合がキツイと縫合糸の瘢痕が残りやすいということと、「顔面」の抜糸は縫合後4日目くらいであるという一般論をご理解いただいたうえで、説明をしてもらい処置を受けてください。
また、抜糸後も定期的に「形成外科」で診て貰い、瘢痕を目立たなくしてください。

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