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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q221 相談者 ニックネーム:メイ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4歳の男の子です。2ヶ月前に下り坂でコンクリートのところでお兄ちゃんと走りながら帰ってる時に顔から転けてしまい、おでこ、鼻、鼻の下を怪我しました。
おでこも鼻も鼻の下も擦っていて、皮膚科に連れて行きました。
鼻の下の傷を見てこれは深いね、後が残るかもしれないと言われて化膿止めとエキザベルの塗り薬を出されました。日に日に他の傷はマシになってきてたのですが、鼻の下だけは膿が出てジュクジュクして白くなってました。カサブタが出来てきてたのですが、いつの間にか自分で剥がしてしまい、その後何日かで乾いてピンク色になってきてたので綺麗になってきたなと思って、大丈夫と思ってたので、塗り薬(エキザベル)も塗ったり塗らなかったりしていました。
そして今日お兄ちゃんの皮膚科のついでで、人気のある皮膚科(弟は初めての皮膚科)さんで経過を見てもらったところ、なんでこんなひどい事なったの、こんなに盛り上がってる…触ったりしてる?これは深いよ。。。今は子供だし、気にしないかもしれないけど、大人になったら恥ずかしくて外でられんよって言われました。
私も旦那も周りの親戚とかにも綺麗になってきたから子供やし、大丈夫そうやねって言うてたので、先生からの言葉にショックで、どうしたらいいのかわかりません。
赤みがあるから、エキザベル塗って、痒み止めの飲み薬をもらいました。

A221 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関係する治療は、技術面はもとより、医療者が患者さんと家族の気持ちに寄り添えるかどうかが大切な要素のひとつと考えます。
形成外科がよいか皮膚科がよいかという以前に、おかかりになる病院あるいは担当医が、患者さんとご家族が理解できるまで、わかりやすい言葉を選んで、正しく伝えてくれるかどうかということでしょう。
「なんでこんなひどい事なったの」か、「こんなに盛り上がってる」理由に思い当たるものはあるか、どんな治療内容・治療経過なのか、「触ったりして」ないかなどの情報は、今後の治療方針を決定するために必要とされ聴取された情報です。
一方、患者さんとご家族にとって重要な情報は、創の上皮化を促し上皮化後の瘢痕をより目立たなくするための手法であって、その説明が伝わらなかったとすれば、担当医の言葉が足りなかったか、患者さんとご家族が担当医の言葉を冷静に理解できなかったということなのでしょう。
上口唇の外傷の受傷が「2か月前」ならば既に上皮化している時期ですし、上皮化が完了していれば「エキザルベ」を塗る必要はありません。
申し訳ありませんが、いただいたメールでは創状態あるいは瘢痕の状態が把握できないため、具体的なアドバイスが出来ません。
どうぞ、ご自身が主治医とお考えになる医師に、現在の状態の評価と予測される経過、今後の治療方針をお尋ねください。
主治医に治療をお任せするのではなく、患者さんご自身とご家族が納得して治療法を選択してください。
明確な治療方針が無いようなら、ほかの病院におかかりになることも検討すべきでしょう。
Q222 相談者 ニックネーム:take 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

5月の上旬に、テレビ台に頬を強打し、青あざと、凹みができてしまいました。
形成外科にも行きましたが、暫く様子を見るしかなく、今できることはなく、治るかもわからないとのことでした。
いまはあざは消えつつありますが、頬は真顔では通常通りですが、笑うと笑窪のようになってしまいます。
今後治す方法はありますか?あるとしたらどんな方法で費用や時間、時期など教えていただきたいです。ないとしたら改善するためにできることはありますか?

A222 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「真顔では通常通り」で「笑うと笑窪のようになって」しまうとすれば、皮下組織の癒着が原因の可能性が高いでしょう。
受傷からほぼ3か月経過しているので、皮下の癒着を剥がすように1日1回30秒から1分程度で構わないので強めのマッサージをしてください。
また、形成外科を受診して皮下組織の癒着を超音波で確認して貰い、レーザーやサブシジョンの適応を検討して貰うとよいでしょう。
Q223 相談者 ニックネーム:こんぶ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

半年前に自転車走行中、電信柱に右頬を激突。
電信柱に巻いてあるドット模様の凸凹のシートの柄が頬に赤くあざになってしまいました。
出血はなかったのでそのまま放置しておいたのですが、赤みがなかなか消えず半年経過。
日焼けはしないほうが良いと思い、遮光テープを貼って過ごしています。

本人がとても気にしており、病院へ行きたいと行っています。
皮膚科が形成外科などどこを受診すれば良いでしょうか?
治療法としてはどのようなものがありますか?
また自然に消える事はないですか?

大きさとしては2センチ四方に4×4個の点が並んでいます。

A223 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血管拡張あるいは新生血管による「赤み」ならば、「赤みがなかなか消えず半年経過」したとはいえ、3か月前より薄くなっているのではないでしょうか。
時間の経過とともに、徐々に「赤み」は目立たなくなっていきます。
レーザー治療で目立たなくなるまでの期間を短縮することが可能かもしれません。
形成外科あるいは美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
Q224 相談者 ニックネーム:かつ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

9歳の娘 友達の家の裏部屋に登るはしごに目と目の間をうち 真横に切り傷を負いました
長さ1センチほどですが 目立つ場所で受傷後三ヶ月経ち 0.5ミリほどの深さがあるようぬ見えます 目と目のあいだなので親として今後娘が気にすることを考えると大変気になります。

A224 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「受傷後三ヶ月」ならば一般的に、瘢痕が硬く目立つ時期なので、ご家族が気になさるのも当然かもしれません。
受傷後6か月に向けて瘢痕は柔らかくなるうえ、まだ「9歳」の成長期で肌の緊張があるため、時間の経過とともに瘢痕の様子は変わるでしょうから、保湿処置だけをして経過を観ることをお勧めします。
「0.5ミリほどの深さがある」まま瘢痕が残ったなら、ピーリング、フィラー注入、レーザー治療、GF注射、サブシジョン、脂肪移植、瘢痕形成術などの治療を検討すればよいでしょうが、「9歳の娘」さんご自身の希望がない治療は出来ません。
定期的に形成外科を受診して瘢痕の経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q225 相談者 ニックネーム:のぞみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

昨日、娘が学校の中休みに校庭にて転倒し眉尻をパックリと切りました。11時半ころ近所の外科へ行き子供が泣いていた事もあってか、傷口が綺麗に治るから。とホチキスを2つ打ってくれ処置してもらいました。
が、知り合いの方の話によると顔にホチキスは傷が残りやすいので普通はやらない。早く形成外科に行くべき。と助言して頂いたのですが娘はもう痛いのは嫌だ。と拒む事もあって、どうしたものかと困っております。

A225 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮膚用ステープラーが必ず「傷が残りやすい」というわけではないのですが、抜針の時期を誤ると瘢痕が残ることも少なくないので、直ちに形成外科を受診することをお勧めします。
一般的に、お子さんの外傷について、外科医より形成外科医の方が慣れているものなので、形成外科病院では嫌がるお子さんに無理な処置をしないよう気にかけていることが少なくないものです。
いずれステープラーの抜針に受診しなくてはいけないのですから、形成外科へ行っても嫌なことはされないということを「娘」さんに理解してもらう方が得策と考えます。
Q226 相談者 ニックネーム:トオル 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

8歳の娘が口の下あたりをベッドのささくれにぶつけ、刺し傷になりました。
傷跡は治ったようにみえたのですが、2ミリ程度の薄ピンクの跡があり触ると少しシコリがあります。
皮膚科に行きましたが、特に心配ないと言われましたが、二カ月経ってもピンク色もシコリも変わりません。
笑うとその部分がえくぼのように凹みます。
こちらのサイトを見て、刺し傷のときに、傷が繊維化したのだろうと思ったのですが、今後赤みやしこりを抑えるために何か対処した方が良いでしょうか?

A226 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、受傷後3か月までは「赤みやしこり」は継続し、6か月に向けてその症状は軽減します。
3か月を過ぎたあたりから、強い痛みを感じない程度に「しこり」を潰すようにマッサージしてください。
身体が温まるたびに強くなる「赤み」は、長い期間はかかりますが、特に何もしなくとも時間の経過とともに消褪します。
直ちに治療を検討する必要はありませんが、ご心配ならば、定期的に形成外科を受診して経過を診て貰うとよいでしょう。
Q227 相談者 ニックネーム:かず 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2才の男の子です。
右頬に、プラスチックの尖っていたところで、切ってしまい、2センチ位、幅1ミリの傷ができました。よくみると、傷部分が、少し凹みがあり、1ヶ月経過しましたが、傷の凹みがなかなかよくなりません。
少しでも凹みが改善するような塗り薬や方法があれば、教えてほしいです。

A227 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
保湿に努めてください。
成長に伴って凹みが改善することもありますが、そのまま残ってしまうこともあります。
受傷後6か月までは状態の変化があるでしょうから、保湿剤を継続するとよいでしょう。
Q228 相談者 ニックネーム:smama 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在5歳です。約一年前にテーブルの角に口を強打し切れて出血しました。
夜だった為夜間診療へ行きましたが、縫う程ではないし傷も残らないでしょうと言われたのですが、現在、傷跡は残っていて見てわかるぐらいボコっとしていてしこりになっています。
最近になり、そのしこりのところが痛いと言うようになりました。
一度病院へ行きたいのですが、これは何科に行けばいいのでしょうか?
又、このしこりはなくなることはないのでしょうか?

A228 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょうから、形成外科を受診してください。
「5歳」のお子さんなら、痛いかと問いかければ痛いと回答することが多く、実際には「しこり」を強くつぶしたり、ぶつけたりしたときに痛みがある程度と推測されます。
「しこり」が軟らかくなるまでに数年以上かかることも少なくないうえ、「ボコっと」した「傷跡」ならば、軟らかくなったとしても幅のある成熟瘢痕が残る可能性もあります。
急ぐ必要はありませんが、形成外科で経過をみて貰い日常でできるケアを指導して貰って、お嬢さんご自身が希望する時期まで待って治療をするかどうか検討なさってはいかがでしょう。
Q229 相談者 ニックネーム:あー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の子供が転ぶ時にガラステーブルに左の小鼻を打ち付けて、付け根が切れてしまい縫合しました。医者には跡になると言われたのですが、どうしたら縫合跡をより薄く目立たなくできますか?
男の子なので将来化粧もしないし、どうにか目立たなくさせてあげたいのですが。出来ることがあればしてあげたいです。
すぐに救急車を呼んで外科に受診し、縫合しました。

A229 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
救急の「外科」の「医者」の「跡になる」という言葉は、「どの程度まで瘢痕が目立たなくなるかは自分には判断がつかない。ただ一つ言えることは外傷後の瘢痕が全くのゼロになることはない」というだけの意味でしょう。
幼児の顔面外傷に関して保護者に、外傷後の瘢痕が全く無くなると言い切る医師は現代ではまずいないものです。
一般的には、保湿と紫外線対策をしておくとよいでしょうが、診察をしなければ、具体的なアドバイスはできません。
「どうにか目立たなくさせてあげたい」、「出来ることがあればしてあげたい」とお考えならば、形成外科を受診して、定期的に経過を診て貰い、適時・適当なアドバイスを貰ってください。
Q230 相談者 ニックネーム:あゆみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

一歳8ヶ月、顔の傷のことです。6/20土曜昼にコンクリートで眉間をぶつけて、眉間3センチほど、縦に吹き出るように流血しました。ガーゼなどで抑えると出血はほぼおさまり、形成外科受診。
幸い縫わなくてよいと、たぶんステリストリップ スタンダードスキンクロージャー 皮膚接合用テープ 3枚で処置、その上に絆創膏を貼ってもらい帰宅。本日絆創膏交換で受診、テープは剥がしてもらい、ゲンタマイシン処方され、これを毎日塗って絆創膏でよい、お風呂で濡れてよい、そのうちかさぶたができる、言われました。
傷口は赤みがあり、まだ潤ってます。
傷パワーパッドのような湿潤療法の方がきれいになるのではと今こちらをみて思っております。数日経ってますがどうなのでしょうか。

A230 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
大変申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないため、受傷直後あるいは治療中の新鮮外傷についての緊急のご質問は対応を控えております。
あくまでも一般的な話として、以下をお読みください。
「一歳8ヶ月」のお子さんが「コンクリートに眉間をぶつけて」「縦に吹き出るように流血」した割創ならば、強い打撲による創縁の挫滅があるので、「形成外科」医師が縫合しても瘢痕は残りやすいものです。
また、「一歳8ヶ月」のお子さんの「眉間」の創を縫合するには、完全に押さえつけるか、全身麻酔をかける必要があります。
「ガーゼなどで抑え」て圧迫して「出血はほぼおさま」っているので、「形成外科」の担当医は、創縁を合わせて「ステリストリップ スタンダードスキンクロージャー 皮膚接合用テープ 3枚」で固定しても、縫合しても大きな差はないと判断したのでしょう。
創を固定して2日経過していれば、創を開く方向に肌に緊張がかかる部位でなければ、ほとんどの場合、創は閉鎖しています。
上皮化までの間、「キズパワーパッドのような湿潤療法」用の創傷被覆材をお使いになっても構いませんが、「形成外科」の担当医は感染が無いことを確認したうえで、「湿潤療法」で上皮化を待つために「ゲンタマイシン」軟膏を「毎日塗って」創を乾かさないようにして「絆創膏」で保護するように指示なさったのではないでしょうか。
治療方針と「そのうちかさぶたができる」という言葉から、「形成外科」の担当医は、いずれ目立たない線状の瘢痕になると予想しているのでしょうから、上皮化後も定期的に受診して瘢痕の経過を診て貰うとよいでしょう。

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