傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q241 相談者 ニックネーム:たみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳娘が床に落ちていたプラスチックブロックのレゴの角に顔面から飛び込み、右頬の中央部を強打、L字型にくっきりと擦り傷のような傷がつき4日目になります。怪我後すぐに滅菌ガーゼで圧迫し、同時に氷で20分ほど冷やしました。(直後怪我の痛みが強かったのと打撲もしていたかもしれなかったため)出血は頬から胸に一筋の血が垂れる程度で、溢れ出るほど多くはなく、圧迫後しばらくして止まりましたのでその上からハイドロコロイドを貼りました。気になるのは、出血があるにもかかわらず、ガーゼで傷を押さえても傷部分の鮮血が皮膚の下に留まったまま拭き取れないことでした。夜でしたのでそのまま就寝。夜の間にパッドからはみ出るほど浸出液があったため翌朝交換、2度目の夜は交換せずそのまま、3日目の朝に再度交換しました。皮膚の下に溜まっている血は、浸出液が出て傷が改善するとともに自然吸収されるだろうと思っていたのですが、全く吸収されず、固まってしまったのか、赤黒くなってきており、ハイドロコロイドの上からでも、浸出液で白く膨れたパッドの下に黒い傷が透けて見え、これはおかしいと心配になり相談致した次第です。傷口は、皮膚が擦れたというよりは強打して皮膚の下深くから出血し、皮膚は破れて出血はしたものの、組織がつぶれてその合間合間に血液が溜まって表面に出てこないのではないかと推測しています。傷口は幅2ミリほど、2センチ四方ほどのL字型で怪我直後から洗い流しても血が損傷した皮膚の下にあるようで拭き取れず真っ赤、今は赤黒い色で、パッドを剥がした状態だと血が固まったかさぶたのように見えます。浸出液は4日目になる現在まで随分たくさん出ているのですが、傷はじゅくじゅくした様子がなく今だ血の塊が表面にベッタリついているかのよう、かといってぬるま湯で湿らせたガーゼで綺麗にしようとしてもやはり皮膚の下にある血液のようで拭き取れません。怪我直後からずっとハイドロコロイドを貼っており、浸出液も多く全く乾燥させていませんのでかさぶたではありません。腫れも傷周辺部の赤みもなく、本人も痛みはないと言っていますので化膿や感染を起こした訳でもないと思うのですが、乾燥させてないのに皮膚の下で出血した血が溜まって吸収されないのはおかしいと思い、表面の皮膚を削ってでも赤い部分を取り除く必要があったのかと不安に思っています。
子どもがよく怪我をするのでいつも湿潤療法で手当てしており、ハイドロコロイドやワセリンなど愛用しているのですが今回のような傷は初めてで顔面ということもあり困惑しています。
本来であれば湿潤療法専門の医師にかかるべきなのは承知ですが、ただ今海外におり、全く湿潤療法が認知されておらず皮膚科医にかかるのも数ヶ月待ちですので現実的に不可能です。皮膚の下で血の固まった傷表面を取り除くことも、自宅では技術的に不可能であり、このまま湿潤療法を続けるか、ハイドロコロイドをやめてかさぶたにしてしまうか、二択しか今は思いつきません。どうかアドバイスをいただけますと大変ありがたいです。

A241 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮下の皮下出血でと考えます。
特に治療をしなくともいずれ排出される可能性が高のですが、真皮層にヘモジデリン沈着が起きてしまうこともあり得ます。
湿潤療法を継続していただければ、創は2種間以内に上皮化するでしょう。
受傷後45日以内に表皮の脱落と血腫の排泄が起こります。
Q242 相談者 ニックネーム:TH 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1年くらい前に3歳の息子が転んで上唇を縦に深く切ってしまいました。
その日は、病院に行けませんでした。
翌日、傷口が瘡蓋になっていたので結局病院には行きませんでした。
傷口はわりとすぐに塞がり唇に縦線の傷跡ができました。その時はあまり目立つ目立ちませんでした。
しかし日が経つにつれて、その傷跡が膨らんできました。この膨らみはいずれなくなり目立たなくなるのでしょうか?

A242 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頂いた情報だけでは詳細が把握できないのですが、「傷跡が膨らんで」ということは肥厚性瘢痕のご相談でしょうか。
「唇に縦線の傷跡」というのが赤唇部の瘢痕なら成長とともに目立たなくなる可能性がありますが、白唇部の瘢痕なら時間の経過を待ってもあまり変わりがないかもしれません。
瘢痕が目立つまま残った場合、瘢痕形成手術も可能です。
形成外科で経過を診て貰い、ご自身あるいはご家族が強くお望みになった時に治療をなさればよいでしょう。
Q243 相談者 ニックネーム:K.M 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

5歳になる娘が1歳8ヶ月くらいの時に目頭と目頭の間をパックリ切り、形成外科のある病院で縫合してもらいました。抜糸後も紫外線対策でテープをつけて2年ほど過ごしましたが結局白く2cmほどの傷が残ってしまいました。
かかっているところでは、さほど目立たない、幼いのでまだ顔が変わり傷が伸びる可能性もあると言うことから今は再縫合等はしないで様子を見るほうが良いと言われました。
確かに怪我当初より傷も上にあがってきて今は眉の下あたりにきています。
ただ傷は一本線ではなく縦も幅があるので写真でも分かるほど今もはっきりしています。
どこかのタイミングで極力目立たないように治療をお願いしたいと考えているのですが、いつ頃が時期として良いのでしょうか。またどのような治療が効果ありそうですか。

A243 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご本人の希望があればいつでも治療が可能です。
幅と長さがある瘢痕なら、瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術が最も適しているのではないでしょうか。
手術は局所麻酔でできますが、手術中30分弱、顔を動かさずにいる必要がありますし、術後の自己ケアも必要なので、ご本人が治療をしたいと考えた時が治療のお勧めの時期と言えます。
術後赤みが完全に退くまで2年程度かかるということも踏まえて、治療時期をご検討いただくとよいでしょう。
Q244 相談者 ニックネーム:はるなこママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

5月に鼻の頭を1歳8ヶ月の娘が怪我をしました。
横1.5センチで上側にめくれるような感じでキズをおいました。皮膚が離れている感じではなかったので縫合はしないとの事でした。
湿潤療法後、テープで遮光し5ヶ月ほど経ちました。もうそろそろテープはとっていいとの事でしたのでとろうと思っています。

今は怪我が横に白い線となって残っており、めくれるようなきずであったため、キズの上部分が少し盛り上がっています。
盛り上がりはいつか大きくなって気になるようだったらレーザーなどを検討しようと思って今は諦めています。
白い傷跡についてお聞きしたいのですが、こちらはもう何も手の施しようはないでしょうか?少しでも跡を薄くしてあげたいと毎日思っています。
また、日焼けしたらだんだん他の肌と馴染んでくる事や成長とともに薄くなると行ったことはありますでしょうか?

A244 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「白い線」の瘢痕は、徐々に目立たなくはなりますが全く無くなることはないでしょう。
フラップ状の外傷は、瘢痕の収縮と相まって「キズの上部分が少し盛り上がって」しまうことは少なくありませんが、成長につれて引っ張られて平坦になる可能性がります。
いずれレーザーで瘢痕の収縮を解除したり、瘢痕形成術で瘢痕を除去すると同時に盛り上がりを解除したりすることは可能です。
受傷後1年程度は瘢痕の状態は変わるので、ご心配なら定期的に形成外科を受診して経過を診て貰うとよいでしょう。
Q245 相談者 ニックネーム:きき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在4歳になる娘の古傷についての相談です。娘にはおでこに浅くへこんでしまっている傷痕が二ヶ所あります。そのうちひとつは2年前保育園で友達にひっかかれてできたもので、眉毛の上あたりに斜め上から斜め下へ浅くへこんだ傷が残っています。もう一ヶ所は1年前クッションの金具があたり怪我をしたところで、そこも数ミリ単位の小さな傷痕ではありますが浅くへこんでおり、おでこの中心部くらいにあるためとても気になります。どちらの傷痕も今更な感じなのですが、なんとか目立たなくする方法はありませんか?今さら美容皮膚科へ駆け込んでも意味はないのでしょうか?

A245 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
まだ4歳ならば成長に伴い顔が大きくなるため、瘢痕に緊張がかかり凹みが浅くなるため徐々に目立たなくなります。
成長後も目立つなら、フィラー注入や脂肪移植、瘢痕形成術なども検討できます。
ご心配ならば形成外科を受診してください。
現症を説明してもらい治療方針を説明してもらって、十分納得したうえで治療をなさるかどうかをお決めになればよろしいでしょう。
Q246 相談者 ニックネーム:くま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳9ヶ月の娘のことです。5ヶ月ほど前に、ざらつきのある岩に右頬が当たり、擦り傷を作ってしまいました。出血も酷くなかったので、すぐに治るだろうと甘く診ていたところ、今でも薄く茶色く跡が残り、泣いたり入浴後など血行が良くなると赤く浮き上がってきます。
怪我から2ヶ月ほど経ったときに、跡がかなり目立って残っていたので、皮膚科や形成外科へ相談したところ、もうここまでくると処置のしようがなく跡も残るだろうと言われてしまいました。
今後、跡を薄くするために何かできることはないでしょうか?

A246 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後6か月までは「泣いたり入浴後など血行が良くなると赤く浮き上がって」しまうのは通常のことですし、それ以降、年月の経過とともに徐々に赤みが出現しなくなります。
「薄く茶色く」残っている色素沈着も、顔が大きく成長するにつれて目立たなくなるのが一般的です。
紫外線対策が多少なりとも有効ですが、「2歳9か月」ならば外で遊びたい盛りでしょうから、市販の乳幼児用の日焼け止めクリームなどをお使いになっていただくとよいでしょう。
幼児期に特に治療をするわけではありませんが、数か月~1年に1度程度は形成外科で経過を診て貰ってはいかがでしょうか。
成長しても色素沈着が残っている場合は、レーザーや美白剤の使用も検討できます。
Q247 相談者 ニックネーム:なっこん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2ヶ月ほど前、ベッドにぶつけて鼻の頭のあたりを横に1.5センチほど挫傷しました。
救急にいき、縫うほどではないと言う事で、2日後形成外科で湿潤療法を行い1週間ほどで傷自体は治ったという判断を受けました。
その後現在まで、ピタシートを貼り、その上にマイクロポアテープをはり、日焼け防止をしています。

現在気になる点が2点あり、1つ目は受傷後1ヶ月頃より赤みが出てきているような点です。
2人の医師に診てもらったのですが、2.3ヶ月に向けて赤みが強くなりその後半年までに白くなっていくとおっしゃった先生と、1ヶ月目くらいが赤みのピークとおっしゃった先生がおり、どちらが正しいのだろう?と思いました。1人目の先生がおっしゃる通りなら、今赤いのは納得できるのですが、2人目の先生のおっしゃる通りだったら、傷跡がひどくなっているみたいで心配です。

もう1つの気になる点は、傷の上部の肌色部分が受傷したときにめくれるように切れたこともあり、長さ1センチ、幅3ミリほどの部分が盛り上がっている事です。
ピタシートで圧迫できているのか、それともシリコンジェルシートの方がいいのか教えていただきたいです。
またもしシリコンジェルシートが良いとのことであればオススメを教えていただけるとありがたいです。

A247 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的な瘢痕の経過として、上皮化後3か月までは瘢痕が赤く盛り上がる傾向があり、6か月に向けて赤みが退いていきます。
瘢痕が収縮している時期なので、「めくれるように切れた」「傷の上部の肌色部分」が「盛り上がって」いますが、6か月を経過して瘢痕が柔らかくなれば盛り上がりの程度は軽減します。
お使いになっているハイドロコロイド粘着プレートは縫合創が閉鎖するまでの期間が適応で、瘢痕に対する治療は「シリコンジェルシート」に変更なさった方がよいでしょう。
申し訳ありませんが、個別の商品の紹介はしておりません。
症状は時間を追って変化するのですから、形成外科で定期的に経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q248 相談者 ニックネーム:ひろ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一歳5ヶ月の娘についての相談です。5/8にリビングにある椅子から降りようとした際にバランスを崩して転落しました。その際にひじ掛け部分で左目を強打したようで、まつ毛の生え際にそって1.3センチほどパックリ割れてしまいました。
すぐ総合病院の形成外科に行き処置をしていただきました。傷口が深かったこともあり5針縫ったとのことでした。抜糸は5/16に、それまでは自宅でガーゼ交換及びタリビッド眼軟膏を1日一回塗るように言われました。
そして抜糸をしていただき、綺麗に塞がっているとのことでした。
担当医に言われたことは、
傷は完全に塞がっている、
通常の生活に戻ってもらって構わない、
テープなど貼る必要はない、
紫外線対策はするように、
と言われました。
出来るだけ目立たないようにしてやりたいと思い、抜糸までの間は私なりにいろいろと調べました。
抜糸後完全に傷が塞がるには時間がかかること、紫外線対策は必ずすること、最低でもテーピングは3ヶ月すること等、アフターケアが大切だということが分かりました。
そこでテーピング、アトレスケア、ピタシートの存在を知り、目元なので小さく切って使えるピタシートとマイクロポアテープを使ってテーピングをしようと思っていたのですが、担当医から上記のように言われ驚いています。再度確認をしましたが、必要ないと言われそれ以上聞くことが出来ませんでした。
現在、抜糸から4日たちましたがマイクロポアテープを二重線幅にあわせて切ったものを貼って、テーピングをしているつもりでいます。傷跡については、綺麗に塞がっているように見えます。それよりも周りの糸の跡がプクプクして目立っている印象です。
そこで質問なのですが、
①アフターケアとしてはこの方法であっているのでしょうか。
②また、ピタシートの購入を考えていますが貼っても大丈夫でしょうか。
③最低でも3ヶ月はテーピングを続けるつもりなのですが、もう少し続けたほうが良いのでしょうか。

A248 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上眼瞼の外傷を縫合処置した後のケアとして、「形成外科」「担当医」の「通常の生活に戻ってもらって構わない、テープなど貼る必要はない、紫外線対策はするように」というアドバイスは間違っていません。
瘢痕に緊張がかかる部位で瘢痕の幅が広がったり瘢痕が盛り上がったりするのですが、上眼瞼にはほとんど張力がかからないので、わざわざテープ固定をする必要はないということです。
また、眼瞼の横方向の瘢痕は2年程度でほとんど目立たなくなるのが一般的です。
更に、上眼瞼は瞼を開くための眼瞼挙筋があり、頻繁にテープを貼ったり剥がしたりする刺激で眼瞼挙筋が伸びてしまい、眼瞼下垂が起きる可能性もゼロとは言えません。
紫外線の遮断も必ずしも必要とはいえません。
診察をしなければ詳細は把握できないのですが、メール内容から判断するに、特に何もせず経過をみていただいても構わないと考えます。
ご心配が募るようなら、ほかの形成外科を受診してセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q249 相談者 ニックネーム:さち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一歳半の娘です。5月17日、バランスを崩し風呂場のタイルの段差の角に顔面強打し(←手はつかず顔から強打)、鼻の下を幅1.5センチ程深く切ってしまいました。深さは深い所で5ミリ程です。場所は鼻の下ぎりぎりで左の小鼻から鼻の穴に沿って鼻中隔までです。そのまま救急車で運ばれ、その時はテープで固定の処置を受けました。
翌日、不安で形成外科を受診した所、『傷口の断面に段差が見られるので、縫わなければ目立つ傷になる』と言われ、局部麻酔で押さえ付け、4針縫うことになりました。
昨日縫合したばかりなので、今は縫合の上からボンドのようなもので保護している状態です。
先生によると、『鼻の下にも筋肉の筋がたくさんあり、今回の傷は今後の鼻の成長にも大事な鼻中隔の下が一番深く切れていて、鼻の成長に影響がでる可能性もある』『鼻の下の傷は頬にできる傷とは訳が違う』と言われました。
『鼻が成長するにつれ引っ張られる感じですか?』と質問したところ、少し怒ったように『だから今できることはした。様子をみていくしかない』と言われました。不安でいっぱいになりました。
どういうことなのでしょうか。鼻が曲がったりするのでしょうか。
傷も鼻の真下ということで、隠せるような場所でもなく…縫合跡は成長するにつれ目立たなくなるのでしょうか。ケロイドのように赤く腫れ上がる可能性もあるのでしょうか。

A249 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷当日、救急車で運ばれたとはいえ、テープで固定するだけで止血できているのですから、筋層の損傷は大きくないと考えます。
鼻翼から上口唇にかけての外傷で瘢痕が硬いものになれば成長につれて多少の引き攣れができることもありますが、今回の受傷は人中(鼻中隔の下)が切れているとしても成長に影響がない可能性が高いでしょう。
また、顔面骨の損傷があるわけではないので、特別にご心配なさる必要はありません。
現在ご自身ですべきケアはないので、今後定期的に形成外科を受診して経過を診ていただき、適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q250 相談者 ニックネーム:心配性のママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1週間ほど前に1歳8ヶ月の娘がベッドの縁に鼻を激しくぶつけ、横向きに1.5センチほどの切り傷ができました。少し斜めに切り、傷の上側がめくれたような感じに見えますが、そのまま被さっており欠損はないです。
救急で外科へ行きましたが、縫合は必要ないと判断され洗浄と絆創膏のようなもので処置が終わりました。連休中のためすぐ形成外科に行けず、2日後から湿潤療法に切り替わりました。
現在は傷をは治ったとのことですが、横向きに赤く線があり、上側がまだピンク色で少しだけ盛り上がっているようにもみえます。
これからはハイドロコロイドのシートを貼るのをやめ、マイクロポアテープを貼って日焼け止めを塗るようにと言われました。だいたい半年ほどそれが続くと…。
まだ小さいので勝手にテープを剥がしてしまい、3日ほど貼りっぱなしでいいと言われているのに毎日貼り替えています。それが傷への刺激になっていないか、またこすったりしていないか、と心配です。
何かいい方法はありますか?またこの方法は正しいのでしょうか?
また、ネットでピタテープというものをみつけたのですが、傷上の盛り上がり部分にはこちらの方がいいのでしょうか?(平たくするのに効果的とありましたので)

A250 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に創は閉鎖しているので「ハイドロコロイドのシート」は必要ありません。
瘢痕に「マイクロポアテープを貼」る目的は、瘢痕の圧迫と瘢痕にかかる張力を防ぐためです。
鼻は表情が変化しても張力のかかる部位ではないので、必ずしも「マイクロポアテープを貼って」置く必要はないでしょうし、むしろ「毎日貼り替えて」いれば、角質が薄くなってかぶれを起こしやすくなる可能性があります。
一般的に考えると、「マイクロポアテープ」貼った後掌で糊を溶かすように温めて鼻にしっかりと馴染ませれば、「1歳8か月」の子供が「テープ」を剥がすことは難しいはずですし、気にして剥がすなどということは極めて少ないものです。
また、主治医からの指示は「マイクロポアテープを貼って日焼け止めを塗るよう」ということのようですが、「日焼け止め」を塗れば「テープ」が馴染まないでしょうし、「テープ」を貼れば「日焼け止め」は必要ないでしょう。
申し訳ありませんが「ピタテープ」を存じ上げないので、「傷上の盛り上がり部分にはこちらの方がいい」かどうかコメントできません。
「ピタテープ」がピタシートの間違いなら、ピタシートはハイドロコロイド粘着テープなので盛り上がりを防ぐのにある程度有効ですが、厚みがあるのでまさに娘さんが気にするかもしれません。
今おかかりになっている形成外科の主治医は創と瘢痕の状態を診て指示してくれているわけですから、定期的に経過を診て貰い適時適当なアドバイスを貰ってください。
また、指示を貰った際に、指示された行為の目的をしっかりとお尋ねになって、納得して治療を継続してください。

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