傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q251 相談者 ニックネーム:さち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一歳半の娘です。5月17日、バランスを崩し風呂場のタイルの段差の角に顔面強打し(←手はつかず顔から強打)、鼻の下を幅1.5センチ程深く切ってしまいました。深さは深い所で5ミリ程です。場所は鼻の下ぎりぎりで左の小鼻から鼻の穴に沿って鼻中隔までです。そのまま救急車で運ばれ、その時はテープで固定の処置を受けました。
翌日、不安で形成外科を受診した所、『傷口の断面に段差が見られるので、縫わなければ目立つ傷になる』と言われ、局部麻酔で押さえ付け、4針縫うことになりました。
昨日縫合したばかりなので、今は縫合の上からボンドのようなもので保護している状態です。
先生によると、『鼻の下にも筋肉の筋がたくさんあり、今回の傷は今後の鼻の成長にも大事な鼻中隔の下が一番深く切れていて、鼻の成長に影響がでる可能性もある』『鼻の下の傷は頬にできる傷とは訳が違う』と言われました。
『鼻が成長するにつれ引っ張られる感じですか?』と質問したところ、少し怒ったように『だから今できることはした。様子をみていくしかない』と言われました。不安でいっぱいになりました。
どういうことなのでしょうか。鼻が曲がったりするのでしょうか。
傷も鼻の真下ということで、隠せるような場所でもなく…縫合跡は成長するにつれ目立たなくなるのでしょうか。ケロイドのように赤く腫れ上がる可能性もあるのでしょうか。

A251 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷当日、救急車で運ばれたとはいえ、テープで固定するだけで止血できているのですから、筋層の損傷は大きくないと考えます。
鼻翼から上口唇にかけての外傷で瘢痕が硬いものになれば成長につれて多少の引き攣れができることもありますが、今回の受傷は人中(鼻中隔の下)が切れているとしても成長に影響がない可能性が高いでしょう。
また、顔面骨の損傷があるわけではないので、特別にご心配なさる必要はありません。
現在ご自身ですべきケアはないので、今後定期的に形成外科を受診して経過を診ていただき、適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q252 相談者 ニックネーム:心配性のママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1週間ほど前に1歳8ヶ月の娘がベッドの縁に鼻を激しくぶつけ、横向きに1.5センチほどの切り傷ができました。少し斜めに切り、傷の上側がめくれたような感じに見えますが、そのまま被さっており欠損はないです。
救急で外科へ行きましたが、縫合は必要ないと判断され洗浄と絆創膏のようなもので処置が終わりました。連休中のためすぐ形成外科に行けず、2日後から湿潤療法に切り替わりました。
現在は傷をは治ったとのことですが、横向きに赤く線があり、上側がまだピンク色で少しだけ盛り上がっているようにもみえます。
これからはハイドロコロイドのシートを貼るのをやめ、マイクロポアテープを貼って日焼け止めを塗るようにと言われました。だいたい半年ほどそれが続くと…。
まだ小さいので勝手にテープを剥がしてしまい、3日ほど貼りっぱなしでいいと言われているのに毎日貼り替えています。それが傷への刺激になっていないか、またこすったりしていないか、と心配です。
何かいい方法はありますか?またこの方法は正しいのでしょうか?
また、ネットでピタテープというものをみつけたのですが、傷上の盛り上がり部分にはこちらの方がいいのでしょうか?(平たくするのに効果的とありましたので)

A252 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に創は閉鎖しているので「ハイドロコロイドのシート」は必要ありません。
瘢痕に「マイクロポアテープを貼」る目的は、瘢痕の圧迫と瘢痕にかかる張力を防ぐためです。
鼻は表情が変化しても張力のかかる部位ではないので、必ずしも「マイクロポアテープを貼って」置く必要はないでしょうし、むしろ「毎日貼り替えて」いれば、角質が薄くなってかぶれを起こしやすくなる可能性があります。
一般的に考えると、「マイクロポアテープ」貼った後掌で糊を溶かすように温めて鼻にしっかりと馴染ませれば、「1歳8か月」の子供が「テープ」を剥がすことは難しいはずですし、気にして剥がすなどということは極めて少ないものです。
また、主治医からの指示は「マイクロポアテープを貼って日焼け止めを塗るよう」ということのようですが、「日焼け止め」を塗れば「テープ」が馴染まないでしょうし、「テープ」を貼れば「日焼け止め」は必要ないでしょう。
申し訳ありませんが「ピタテープ」を存じ上げないので、「傷上の盛り上がり部分にはこちらの方がいい」かどうかコメントできません。
「ピタテープ」がピタシートの間違いなら、ピタシートはハイドロコロイド粘着テープなので盛り上がりを防ぐのにある程度有効ですが、厚みがあるのでまさに娘さんが気にするかもしれません。
今おかかりになっている形成外科の主治医は創と瘢痕の状態を診て指示してくれているわけですから、定期的に経過を診て貰い適時適当なアドバイスを貰ってください。
また、指示を貰った際に、指示された行為の目的をしっかりとお尋ねになって、納得して治療を継続してください。
Q253 相談者 ニックネーム:aimi.s 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1週間くらい前に子供が、転んで目の横あたりに2センチ幅くらいの擦り傷を作りました。当初私は仕事でそばに居らず祖母が水で流して冷やしたと言っていました。今は瘡蓋ですが、今から傷跡が残らないためにできることはあるのでしょうか?

A253 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
厳密には「瘡蓋」は創傷治癒の阻害因子です。
受傷後「1週間くらい」ならば、まもなく上皮化が完了して「瘡蓋」は自然に脱落するするでしょうが、真皮層まで損傷があったなら「瘡蓋」を剥がすと組織欠損のまま瘢痕が形成されてしまうかもしれません。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないのですが、一般論として述べるなら、上皮化完了までは湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いになるとよいでしょう。
また傷跡が残らないために」は、形成外科を受診して定期的に経過を診ていただくことをお勧めします。
Q254 相談者 ニックネーム:ぐるぐる 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子供を前カゴに乗せた状態でとめていたところ、自転車が風にあおられて子供が乗ったまま倒れてしまいました。玄関ポーチの階段部分に顔の側面が激突してしまい、左側の目尻横に3センチくらいの傷ができ、出血も多量だったので救急で搬送し、洗い流したあと縫合してもらいました。脳外科の先生が縫合してくれました。(6針くらい)まぶたをもちあげる筋肉は傷ついていないけど、その付近まで傷がついてるとゆわれました。現在目が腫れております。
処置としては縫合後ガーゼを患部にあて、テープで固定してある状態で、一週間後抜糸の予定です。今後の処置としては、本日はこのままで、明日からは患部を洗い流し、ゲンタマイシン軟膏をつけたあとカットバンを貼ってください。明後日以降は患部に軟膏をぬる以外はカットバンを貼らなくても構いません。と言われました。なるべくきれいに治してあげたいのですが、このようなやり方でいいのでしょうか。

A254 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「目尻横に3センチくらいの傷」を「縫合」したなら、「抜糸」は「一週間後」より早くしたほうがよいかもしれません。
また、「目尻横」ならば、「ゲンタマイシン軟膏」ではなく、眼軟膏にすべきかもしれません。「脳外科の先生」の指示が間違っているというわけではないのですが、「なるべくきれいに治してあげたい」ならば、直ちに小児の顔の外傷の治療に慣れている形成外科を受診してください。
Q255 相談者 ニックネーム:しげさん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳半の息子が左眉から額にかけ3箇所も深い傷を追ってしまいました。救急外来で直ぐにステリーテープで固定し1週間後に再診かなり痕が残りそうでそのまま近くの総合病院の形成外科を受診しました。
現在は傷口にステロイドを塗って指示通り日焼けを避け生活してますが
①このままその治療でいいのか?
②将来治るのか治らないとして目立たなくする他の選択肢はあるのかどうか?
③今からでも(受傷後2週間経ったが)、患部にひ皮覆材 ハイドロは有効なのかどうか?
(すでに浸出液はでてなく発赤のみあり
④毎日子供の顔を見ると罪悪感と子供の将来のことを考えてしまい胸が締め付けられる心境となり
辛い日々が続いている
このようなケースに何かいいアドバイスをいただけるのか?
とにかく傷を少しでも目立たなくする他のは方法があるのかどうか教えて下さい

A255 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷後の瘢痕は、受傷3か月まで赤く硬く盛り上がる傾向にあり、6か月まで症状が軽減し、その後も緩やかに改善していきます。
「形成外科」は通常、受傷直後の創を治療するだけでなく、本人が瘢痕を気にしなくなる程度まで回復する時点を目指して治療しています。

①「現在」「傷口にステロイドを塗って」「日焼けを避け生活」するように「指示」されているなら、「このままその治療で」よいでしょう。

②「将来」どの程度瘢痕が残るかにもよりますが、レーザー治療や瘢痕形成術などで改善することが可能です。

③既に上皮化しているので、ハイドロコロイドなどの創傷被覆材は必要ありません。
瘢痕に、シリコンシートが有効なことがあります。

④無責任に聞こえると申し訳ないのですが、顔にキズを一度もつけることなく成人するヒトは、殆どいません。
瘢痕の程度にもよりますが、瘢痕が将来の人生にどのような影響を与えるかを思い悩むことはあまり意味のないことと考えます。

おかかりになっている形成外科で、定期的に瘢痕の経過を診て貰い、適時適当なアドバイスを貰ってください。
Q256 相談者 ニックネーム:あい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳の息子がドアノブにぶつかり頬を怪我しました。傷の幅は1㎝未満ぐらいで皮がめくれています。
出血は滲む程度でした。ワセリンを塗っています。
このような傷は跡が残るでしょうか?顔なので、とても心配です。

A256 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮浅層までの擦過傷でしょうから、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いになってください。
形成外科で経過を定期的に診て貰うとよいでしょう。
Q257 相談者 ニックネーム:おみつ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2ヶ月前に、2歳の息子が誤って顔からおもちゃにむかって転び、ぶつけました。プラスチックの筒型のようなおもちゃで、線で円をかいたように切れた部分は出血、まわりは腫れて、切れてないところは黒アザが頬にできました。
すぐ外科の救急にかかりましたが特別な処置はされず、跡は残らないと言われましたが、その後心配で2ヶ月ほど皮膚科に通院しています。しかし、切れた部分が今でも跡が残っています。
触るとそこまでえぐれている感じはないのですが光にあたると線をひっかいたように表皮がえぐれたような感じです。また病院でステロイドを塗った翌日はいいのですが翌々日は傷にまだ赤みがでます。
傷ですが、今は丸い形は消えて、3センチぐらいの縦型の傷です。顔の中心よりにできたため目立つのでとても気になっています。
皮膚科ではリンデロンの軟膏で処置をされていますが、このまま様子を見るだけで改善されるのかどうか先生も判断できかねているような感じです。
日焼け対策は必要だが特にテープなどは必要ないと皮膚科の医師にもいわれましたが何かこれ以上の方法はあるのでしょうか。形成など受診したほうがいいのか半年ほど様子をみたほうがいいのがアドバイスを頂きたいです。

A257 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷受傷後3か月までは、「跡が残って」「まだ赤みが」出るのは一般的な経過なので、「リンデロンの軟膏で処置」は特に必要ありません。
まだ浮腫が残り瘢痕が硬い線状のため、「線をひっかいたように表皮がえぐれたような感じ」に見えるのかもしれません。
「日焼け対策は必要だが特にテープなどは必要ないと皮膚科の医師」は具体的に指示しているのですから、「このまま様子を見るだけで改善されるのかどうか先生も判断できかねている」のではなく、確信をもって経過観察なさっているのではないでしょうか。
したがって、「形成など受診したほうがいいのか半年ほど様子をみたほうがいいの」かは、診察をなさっている「皮膚科」の先生にお尋ねになるとよいと考えます。
ただし、ご心配が募るならば、直ちに形成外科を受診なさってもよいでしょう。
特別な治療が必要か、直ちに始めるかは、診察のうえで決定されます。
Q258 相談者 ニックネーム:ちぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6歳の娘のケガで、ご相談です。20日ほど前に、顎を裂傷しました。1.5センチくらいでぱっくりでした。
救急で外科の先生がいる病院で処置していただき、傷がもう少し深かったら縫合するが、テープで大丈夫でしょうとの事でイソジン消毒し、ステリテープの処置と上からキズテープを貼っていただきました。
その日の夜は、キズテープがにじんできたのでテープが外れて傷口が開いたと思い、形成外科が近くにないため、翌日別の整形外科へ受診。テープは外れていなかったのですが、もう一度キズの状態を見てもらい、そこでもテープ処置で大丈夫との事で治療していただきました。そこでテープに浸出液がつかなくなるまで各日おきに見てもらい10日目くらいにもう塞がっているとテープを外しました。傷痕は赤い線になっていました。
あとは何もしなくていいと言われたのですが、女の子ですし、痕を残したくないので、サージカルテープで日焼け対策とお風呂あがりにヒルドイドを塗っているのですが、テープを外した時より、今の方が傷痕が赤く、触るとぷくっとしていてこのまま痕が残ってしまうのではないかと不安になっています。
傷痕の赤み、ふくらみはだんだん薄れていくのでしょうか。

A258 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「6歳」の「顎」の「1.5センチくらいでぱっくり」開いた外傷ならば、鋭利な刃物で切った切創ではなく、強くぶつけた割創と想像されます。
割創は、創辺縁が挫滅されて、受傷直後に縫合しても、細い一本の線状の瘢痕にならないことも少なくありません。
一般的な経過として、外傷後の瘢痕は受傷後3ヵ月までは赤みも強く、外力で幅広くなり盛り上がった肥厚性瘢痕を形成します。
6カ月に向けてそれらの症状の軽減が見られ、その後も極めて徐々に目立たなくなっていくことが期待できます。
もちろん「サージカルテープで日焼け対策とお風呂あがりにヒルドイドを塗っている」のも意味はありますが、「女の子ですし、痕を残したくない」ならば、形成外科を受診して定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。
Q259 相談者 ニックネーム:moru 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在3歳3ヶ月の娘の左上眼瞼の裂創後の傷跡についてアドバイス頂きたいと思います。
ちょうど1ヶ月前に屋内遊技場で遊んでいて転倒し打ち所が悪かったようで、左上眼瞼、眉毛の少し下がパックリと開いてしまいました。その時の傷の長さを正確には測っていないのですが、1ヶ月の本日に瘢痕となっている部分を計測すると約2.5cmでした。
土曜日の夕方で形成外科は受診できず、総合病院の救急外来を受診し、5針通常の縫合(真皮縫合ではない縫合)で縫って頂きました。一番細い糸を使って、テンションを掛けずに縫合したと説明を受けました。月曜日に掛かりつけの皮膚科か形成外科を受診するようにと紹介状を頂いたので、以前に受診したことのある個人経営の皮膚科・形成外科クリニックを月曜日(受傷から2日後)の午前中に受診しました。
クリニックで初めて創を見て頂いた時は瞼は頬に比べて傷跡になりにくいとの説明で、その日から朝、晩、顔を濡らした後に消毒、抗生剤塗布、ガーゼまたは絆創膏で固定するよう指示され、そのように処置しました。絆創膏を使ったほうが良かったのかもしれませんが、形成外科てナースがガーゼをテープで固定していたので、ガーゼ固定していました。
医師の指示に従い受傷から4日後に再受診したところ、「中縫い(真皮縫合)してないからね…。救急外来だから。」と言った趣旨の発言があり、改めて傷跡が残るか尋ねたところ、残るかどうかわからないけれど、残っても処置できるからとのお話でした。
受傷から11日目に抜糸され、抜糸直後はいわるゆるムカデの足のような状態でした。日焼け止めなど日焼け対策はしなくていいとのお話でした。
その後も約2週間ごとの再受診をして経過を見て頂いておりますが、最近そのクリニックの口コミを見たところ、子供の傷跡が残ったとの口コミがあり不安になりました。(経過観察して頂いているクリニックではなく、最初の処置の影響が大きいことは承知しているのですが。)クリニックではなく、大学病院の形成外科を受診したほうが良かったのか、ガーゼではなく絆創膏を貼ったほうが良かったのかと、しても仕方ない後悔もしております。
受傷から1ヶ月後の本日は長さ約2.5cm、幅は最も広いところで1mm強ほどの少し赤い傷跡が見られます。正常の皮膚に比べて傷跡の部分が僅かに凹んでおり(段差は1mmも無いようにみえます。)、触ると線状に固いものが触れます。
ムカデの足のような跡はかなり薄れましたが、針が皮膚を貫通した部位が極小さな赤い点として認識できます。
瞬きした時に変に引き吊れたりする様子は見られません。
まだ受傷1ヶ月なのでしばらく経過観察するしか無いとは思うのですが、どれぐらい経過観察しなくてはいけないのか、他の形成外科にセカンドオピニオンを求めるべきなのかどうか悩んでおります。
傷跡がより目立たなくなるのであれば、手術のために全身麻酔を受けさせてもいいと考えております。

A259 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、外傷受傷後3か月までは瘢痕が赤く硬く盛り上がる傾向があり、それ以降6カ月に向けて徐々に症状の軽減がみられます。
ただし、皮膚に緊張のかからない上眼瞼ならば肥厚性瘢痕は生じにくいので、「受傷1カ月」であっても今後、現在の状態より目立つようになることはないでしょう。
瘢痕の赤みは時間の経過とともに目立たなくなりますが、「1mm強ほど」の幅が狭くなることはありません。
瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術で瘢痕を細くすることは可能ですが、物心がついて本人が希望すれば局所麻酔で出来る手術なので、3歳3か月のお子さんに全身麻酔をかけてまで手術をする医師はほぼいないのではないでしょうか。
形成外科の基本に則った治療をなさっている施設ならば、どちらの病院にお掛かりになっても基本的な判断と治療方針や自宅でのケアの指導に大きな違いはありません。
また、治療方針を決定するために、お掛かりになっている以外の専門機関でセカンドオピニオンを求めるのですから、現在お持ちの情報に不足・不安があるなら悩むより先に他の形成外科で話をお聴きになってみてはいかがでしょう。
Q260 相談者 ニックネーム:すみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

子供が鉛筆を持ったまま転び、鉛筆のお尻で顔に丸い傷ができました。すぐに皮膚科形成外科に行ったところ、最初は縫うと言われたのですが、皮膚が剥がれただけということで縫わず、消毒してガーゼにゲンタシンという薬を塗って貼り、帰宅しました。
顔なので傷が残らないよう調べていたら、湿潤治療を見つけました。もう病院は閉まっているのですが、勝手に湿潤治療をしていいのでしょうか。
その場合、台風のためラップとワセリンしかありません。

A260 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
食品用ラップとワセリンを使う閉鎖湿潤療法は、費用面や地理的条件で他に方法がない際に選択する緊急避難的処置です。
「ゲンタシン」をたっぷり塗っていれば創の湿潤環境は保たれるので、そのままの状態で翌日受診して、湿潤療法を具体的に指導していただく方がよいでしょう。

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