傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
- 顔
- Q261 相談者 ニックネーム:ちぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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6歳の娘のケガで、ご相談です。20日ほど前に、顎を裂傷しました。1.5センチくらいでぱっくりでした。
救急で外科の先生がいる病院で処置していただき、傷がもう少し深かったら縫合するが、テープで大丈夫でしょうとの事でイソジン消毒し、ステリテープの処置と上からキズテープを貼っていただきました。
その日の夜は、キズテープがにじんできたのでテープが外れて傷口が開いたと思い、形成外科が近くにないため、翌日別の整形外科へ受診。テープは外れていなかったのですが、もう一度キズの状態を見てもらい、そこでもテープ処置で大丈夫との事で治療していただきました。そこでテープに浸出液がつかなくなるまで各日おきに見てもらい10日目くらいにもう塞がっているとテープを外しました。傷痕は赤い線になっていました。
あとは何もしなくていいと言われたのですが、女の子ですし、痕を残したくないので、サージカルテープで日焼け対策とお風呂あがりにヒルドイドを塗っているのですが、テープを外した時より、今の方が傷痕が赤く、触るとぷくっとしていてこのまま痕が残ってしまうのではないかと不安になっています。
傷痕の赤み、ふくらみはだんだん薄れていくのでしょうか。
- A261 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「6歳」の「顎」の「1.5センチくらいでぱっくり」開いた外傷ならば、鋭利な刃物で切った切創ではなく、強くぶつけた割創と想像されます。
割創は、創辺縁が挫滅されて、受傷直後に縫合しても、細い一本の線状の瘢痕にならないことも少なくありません。
一般的な経過として、外傷後の瘢痕は受傷後3ヵ月までは赤みも強く、外力で幅広くなり盛り上がった肥厚性瘢痕を形成します。
6カ月に向けてそれらの症状の軽減が見られ、その後も極めて徐々に目立たなくなっていくことが期待できます。
もちろん「サージカルテープで日焼け対策とお風呂あがりにヒルドイドを塗っている」のも意味はありますが、「女の子ですし、痕を残したくない」ならば、形成外科を受診して定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。
- Q262 相談者 ニックネーム:moru 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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現在3歳3ヶ月の娘の左上眼瞼の裂創後の傷跡についてアドバイス頂きたいと思います。
ちょうど1ヶ月前に屋内遊技場で遊んでいて転倒し打ち所が悪かったようで、左上眼瞼、眉毛の少し下がパックリと開いてしまいました。その時の傷の長さを正確には測っていないのですが、1ヶ月の本日に瘢痕となっている部分を計測すると約2.5cmでした。
土曜日の夕方で形成外科は受診できず、総合病院の救急外来を受診し、5針通常の縫合(真皮縫合ではない縫合)で縫って頂きました。一番細い糸を使って、テンションを掛けずに縫合したと説明を受けました。月曜日に掛かりつけの皮膚科か形成外科を受診するようにと紹介状を頂いたので、以前に受診したことのある個人経営の皮膚科・形成外科クリニックを月曜日(受傷から2日後)の午前中に受診しました。
クリニックで初めて創を見て頂いた時は瞼は頬に比べて傷跡になりにくいとの説明で、その日から朝、晩、顔を濡らした後に消毒、抗生剤塗布、ガーゼまたは絆創膏で固定するよう指示され、そのように処置しました。絆創膏を使ったほうが良かったのかもしれませんが、形成外科てナースがガーゼをテープで固定していたので、ガーゼ固定していました。
医師の指示に従い受傷から4日後に再受診したところ、「中縫い(真皮縫合)してないからね…。救急外来だから。」と言った趣旨の発言があり、改めて傷跡が残るか尋ねたところ、残るかどうかわからないけれど、残っても処置できるからとのお話でした。
受傷から11日目に抜糸され、抜糸直後はいわるゆるムカデの足のような状態でした。日焼け止めなど日焼け対策はしなくていいとのお話でした。
その後も約2週間ごとの再受診をして経過を見て頂いておりますが、最近そのクリニックの口コミを見たところ、子供の傷跡が残ったとの口コミがあり不安になりました。(経過観察して頂いているクリニックではなく、最初の処置の影響が大きいことは承知しているのですが。)クリニックではなく、大学病院の形成外科を受診したほうが良かったのか、ガーゼではなく絆創膏を貼ったほうが良かったのかと、しても仕方ない後悔もしております。
受傷から1ヶ月後の本日は長さ約2.5cm、幅は最も広いところで1mm強ほどの少し赤い傷跡が見られます。正常の皮膚に比べて傷跡の部分が僅かに凹んでおり(段差は1mmも無いようにみえます。)、触ると線状に固いものが触れます。
ムカデの足のような跡はかなり薄れましたが、針が皮膚を貫通した部位が極小さな赤い点として認識できます。
瞬きした時に変に引き吊れたりする様子は見られません。
まだ受傷1ヶ月なのでしばらく経過観察するしか無いとは思うのですが、どれぐらい経過観察しなくてはいけないのか、他の形成外科にセカンドオピニオンを求めるべきなのかどうか悩んでおります。
傷跡がより目立たなくなるのであれば、手術のために全身麻酔を受けさせてもいいと考えております。
- A262 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、外傷受傷後3か月までは瘢痕が赤く硬く盛り上がる傾向があり、それ以降6カ月に向けて徐々に症状の軽減がみられます。
ただし、皮膚に緊張のかからない上眼瞼ならば肥厚性瘢痕は生じにくいので、「受傷1カ月」であっても今後、現在の状態より目立つようになることはないでしょう。
瘢痕の赤みは時間の経過とともに目立たなくなりますが、「1mm強ほど」の幅が狭くなることはありません。
瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術で瘢痕を細くすることは可能ですが、物心がついて本人が希望すれば局所麻酔で出来る手術なので、3歳3か月のお子さんに全身麻酔をかけてまで手術をする医師はほぼいないのではないでしょうか。
形成外科の基本に則った治療をなさっている施設ならば、どちらの病院にお掛かりになっても基本的な判断と治療方針や自宅でのケアの指導に大きな違いはありません。
また、治療方針を決定するために、お掛かりになっている以外の専門機関でセカンドオピニオンを求めるのですから、現在お持ちの情報に不足・不安があるなら悩むより先に他の形成外科で話をお聴きになってみてはいかがでしょう。
- Q263 相談者 ニックネーム:すみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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子供が鉛筆を持ったまま転び、鉛筆のお尻で顔に丸い傷ができました。すぐに皮膚科形成外科に行ったところ、最初は縫うと言われたのですが、皮膚が剥がれただけということで縫わず、消毒してガーゼにゲンタシンという薬を塗って貼り、帰宅しました。
顔なので傷が残らないよう調べていたら、湿潤治療を見つけました。もう病院は閉まっているのですが、勝手に湿潤治療をしていいのでしょうか。
その場合、台風のためラップとワセリンしかありません。
- A263 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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食品用ラップとワセリンを使う閉鎖湿潤療法は、費用面や地理的条件で他に方法がない際に選択する緊急避難的処置です。
「ゲンタシン」をたっぷり塗っていれば創の湿潤環境は保たれるので、そのままの状態で翌日受診して、湿潤療法を具体的に指導していただく方がよいでしょう。
- Q264 相談者 ニックネーム:SN 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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一年前に当時二歳の子供がまぶたをぶつけた時にできた傷の赤みが未だに残ってます。肥厚したりはしてなくて比較的平らです。当初よりかは幾分色味は薄くなりました。
裂けたり擦ったりした傷です。すぐ外科に行きましたが年齢的なこともあり湿潤療法でした。
一年くらいかけて白くなると聞くことがありますが、いつまでも赤いままの傷跡が残ることもあるのでしょうか。もう少し大きくなってレーザー治療を受けると傷跡はある程度綺麗になる可能性があるのでしょうか。
- A264 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕の幅が狭くなることはありませんが、「赤み」は徐々に薄くなっていきます。
泣いたり運動をしたりすると血流が増すため一時的に「赤み」が強くなりますが、その症状もいずれ無くなります。
瞼の瘢痕のレーザー治療は、瘢痕の部位や各医療施設の判断にも依りますが、必要のないことが多く、更に眼球に近いこともあり、殆ど施行されません。
- Q265 相談者 ニックネーム:yuletide 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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一カ月半程前、2歳半の娘が額をベランダのサッシ部分に強打しました。すぐに冷やしたからか腫れや痣はあまりなかったのですが、ぶつけた部分が線状に凹んでおり、表情を変えたり光の加減でとても目立ちます。線は少し青黒くなっています。
近所の皮膚科で診察を受けたところ、治療方法はないと言われてしまい、また形成外科の予約もしましたが3カ月待ちとのことです。
現在は、他の患者さん宛てのQ &Aを拝見したり、自分なりにインターネットで調べて強めのマッサージを行っていますが、この方法でよろしいでしょうか。なんとか跡を目立たなくさせてやりたいと思っています。
- A265 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真皮や脂肪、筋肉など皮下組織の損傷で、真皮層に瘢痕が形成されたり、真皮と他の組織との癒着が起きたりした場合に「ぶつけた部分が線状に凹んで」しまいます。
また、受傷後「一カ月半程」ならば瘢痕はまだ硬い時期なので、「表情を変えたり光の加減でとても目立」ったりすることもあります。
皮下の癒着を剥がすために、皮膚全体を動かすように
「強めのマッサージを行って」いただいた方がよい場合もありますが、マッサージをせずに時間の経過を待ってもいずれ目立たなくなる可能性もあります。
連日「強めのマッサージ」をするなら、お嬢さんが痛みや違和感のためにマッサージを嫌がらない程度に済ませてください。
また、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないのですが、稀に早い時期から処置をした方がよい場合もあるので、初診に「3カ月待ち」ならば他の形成外科もお探しになってみてください。
- Q266 相談者 ニックネーム:コナツ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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二日前に1歳9か月の娘が家具で顔を打ち、おでこにたんこぶ、鼻と鼻の下、下唇に傷を作ってしまいました。
たんこぶは、眉間に大きなしわが出来たようになっていて薄くアザのようなものがあります。薄いアザのようなものは斜めから見ると少し光沢があります。
鼻と鼻の下の傷はかさぶたになっていて、下唇の傷は赤くなっています。
鼻水が出ていて鼻の下はいつも乾いた鼻水がこびりついています。
小児科で先ほど診てもらったら、まぁ傷跡は残らないでしょうとは言われました。深い傷ではないのですが、顔なので心配になってきました。
傷が残らないように今からでも出来ることは何かあるでしょうか。
- A266 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「鼻と鼻の下」の「かさぶた」を無理に剥がさないようにしてください。
「たんこぶ」は2種間程度で平らにならないようなら、圧迫した方がよいかもしれません。
「小児科」の先生が診てくださったのですから焦ることはないでしょうが、チャンスがあるならいちど形成外科を受診して指導して貰ってください。
- Q267 相談者 ニックネーム:Laら 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳2ヶ月の息子の怪我について相談させて下さい。
本日玄関外の階段を降りようとして足を踏みはずし、アスファルト地面に勢いよく頭から落ちてしまい、左側のおでこに大きなコブ内出血と顔面左側全面にジュクジュクした大きな擦り傷ができました。
救急で脳外科と整形外科で診ていただきましたところ、脳に今のところは影響がなさそうだということと、傷は縫うものではないとの事で、消毒後、ゲンタシンとガーゼのようなテープでの治療をしていただきました。
自分自身が傷を治すにはキズパワーパッドやワセリンにラップのように乾かさない処置が良いと思っていたので、
消毒ではなく他の方法がいいのではと思ったのですが、言いだせませんでした。
また、外の地面に打ち付けて汚れていたのですが、流水等で洗ってもいない状態で、そのままほんの少し消毒液をつけてゲンタシンを塗られていました。
帰ってきても、傷や汚れが気になって少しだけ水で浸したティッシュでふき取ったりしてみたのですが、泣くのでそのまま寝かせました。
まだ本日の事なので、傷を綺麗に治すにはこれから何が出来るかをお聞きしたくてメールをしました。1.翌日でも、再度流水でよくあらったほうがよいか
2.肌を乾燥させない為の軟膏はゲンタシンを使い続けてもよいかどうか
3.ゲンタシンもしくプロペトなどをつけて上からラップなどをつけておいたほうがよいか
4.それに変わるテープなどはあるか
5.別途早めに形成外科を受診したほうがよいかどうかをご教示頂けましたら幸いでございます。
今後もおそらく怪我はつきものかと思いますので、今後のためにもアドバイス頂けましたらありがたいです。
- A267 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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擦過傷は、異物を洗い流して、感染の可能性が無い場合は湿潤療法で治療すべきです。
軟膏を塗って創の感染を防ぐ方法が無いわけではないのですが、その場合でも上皮化前に表皮欠損創内の砂などはしっかりと落とす必要があります。
実際には、受傷当日あるいは翌日に「1歳2ヶ月」のお子さんの「顔面左側全面」の「擦過傷」の「傷や汚れ」をご家庭で洗い流すことは極めて難しいと考えます。
創状態を診ての判断が必要ですから、直ちに形成外科を受診してください。
勘違いなさっている方も少なくないのですが、ラップ療法とは閉鎖療法という意味で、食品用ラップ材を使う治療という意味ではありません。
湿潤のための閉鎖療法で必要に迫られて食品用ラップ材を使うことがありますが、湿潤療法の際は可能な限り医療用の湿潤療法専用創傷被覆材をお使いになってください。
- Q268 相談者 ニックネーム:a 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳半の子供のことです。
公園の滑り台で勢いがつきすぎて着地?の際に前に飛んで顔から地面(コンクリートではなく砂)に落ちてしまいました。
鼻を擦ったように落ちてしまい、怪我した時は血は滲む程度であまり出ていなかったので綺麗に洗って様子を見ていました。
怪我をしたのが2月下旬で1ヶ月経っても赤みが残ったままです。
擦った影響で火傷のようになってしまったからか傷が残ってしまうのかとても心配です。
かさぶたになって無理に剥がしたりも無く順調に良くなってきてるのかと思いましたが、擦り傷でも跡が残ってしまうことがあるのでしょうか。
- A268 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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擦過傷は、受傷後3ヵ月までは強い赤みが残ります。
6カ月に向けて赤みは薄くなりますが、その後も、泣いたり、からだが温まったりすると赤みが出現する時期が長く続きます。
成長に伴って目立たなくなるので、ご心配には及ばないでしょう。
絶対に必要なわけではないのですが、通常のハンドクリームなどでも構わないので保湿をして、小児用日焼け止めなどで紫外線対策をしておいてください。
ご心配ならば、形成外科を受診して、定期的に経過を診て貰ってください。
- Q269 相談者 ニックネーム:あいこD 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳5ヶ月の娘が、5ヶ月前に、自宅で転倒し、柱の角に左頬の真ん中を強打し、縦2センチ、幅2ミリの傷ができました。
その時は少し血が滲む程度で、柱が少しささくれている場所にぶつかってしまったため、皮膚が少し削れるような感じになりましたが、子供の傷なのですぐに治ると思い、病院には行かずに様子を見ました。
しかし、5ヶ月経っても傷は赤みがあり、表面の皮膚も少し削れたままです。湿潤療法という知識が、当時はなく、今になってかさぶたを作ってしまったことを後悔しています。
頬の一番目立つ場所に、赤い傷跡があり、一生このままなのだろうか、なんとか今からでもしてあげられることはないのだろうかと思い、相談させていただきました。
現在は、保湿と、外遊びの際に日焼け止めをつけています。
美容外科やレーザーなどの治療は、小さい子供には適用できないのでしょうか。
今後、この傷跡は、顔の成長とともに大きくなってしまうのでしょうか。
- A269 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「頬」の瘢痕は、「顔の成長とともに大きく」なります。
ただし、受傷後「5ヶ月」ならばまだ瘢痕は赤い時期で、時間の経過とともに赤みは薄くなりますし、色調が落ち着けば多少なりとも目立たなくなるので、「一生このまま」ではありません。
しっかりと「保湿」を継続してください。
瘢痕形成術や「レーザーなどの治療」を「小さい子供」に絶対に「適用できない」わけではありませんが、施術中に絶対に動かない様に押さえつけるか全身麻酔をかける必要があります。
お一人で「気持ちを病み」思い悩むのではなく、直ちに治療をするかどうかは別にして、定期的に形成外科を受診して経過を診て貰い、適時、適当なアドバイスを貰うことをお勧めします。
- Q270 相談者 ニックネーム:おくれちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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幼児の打撲についてです。頬を打撲したあとに笑うとエクボができました。
病院にも通い、リザベンと言う飲み薬と、シリコンシートを二枚重ねにし、圧迫固定をしてくださいと指示があり、約2ヶ月やっています。
このままリザベンを飲み、圧迫固定をすればエクボはなくなるのでしょうか?
何軒か病院は行きましたがどこも日にち薬と言われてたのが、最後の病院は飲み薬、圧迫固定の指示があり、気持ち的に治るんだと思っていましたが、凹みがひどかった時に比べたらだいぶましにはなっているのですが、リザベンや圧迫固定でましになっているのか?と言う疑問を持つようになっています。
シコリはあと少し残っていますが、癒着にリザベンや圧迫固定をすれば軽減するのでしょうか?
- A270 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「打撲した」直後から「笑うとエクボができ」たなら、真皮層の断裂があった可能性がありますし、「打撲したあと」暫くしてから「笑うとエクボができ」るようになったなら、表皮と皮下組織の癒着が起きたのかもしれません。
線維組織の増殖を抑制し瘢痕形成を阻害する「リザベン」は、「エクボ」症状の軽減効果が期待できますが、保湿および圧迫を目的とした「シリコンシート」の皮下の瘢痕や癒着に対する効果は限定的でしょう。
「エクボ」が無くなるかどうかは、やはり「日にち薬」の要素が大きいと考えます。
ただし、本当に重要なのは、「凹みがひどかった時に比べたらだいぶましにはなっている」という事実であって、「癒着にリザベンや圧迫固定をすれば軽減する」という理屈が正しいかどうかではないでしょう。
再度「最後の病院」を受診し、「リザベンと言う飲み薬と、シリコンシートを二枚重ねにし、圧迫固定」する治療をいつまで継続すればよいか具体的に指示を貰ってはいかがでしょうか。
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