傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q271 相談者 ニックネーム:みい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4歳半の男の子。テレビ台の端に唇と顎とのちょうど中央部を強打して、口の中まで貫通してしまいました。
強打して泣きわめき、ティッシュで傷口をおさえて血はすぐに止まって泣くのもおさまり、お茶も飲めましたが、お茶が少し外側から漏れていました。
特に応急処置はせず、そのまま寝て痛がる事もないのですが。
血が少し滲んだ状態で寝ています。
このまま自然治癒で治すか病院に行って縫ったりしたほうがいいのか。傷跡は残るのか。
ご相談させてください。

A271 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染を起こす可能性があるので、口腔外科か形成外科を受診してください。
感染を起こさなければ、縫合しなくとも、1週間程度で治癒します。
瘢痕は必ず残るので、気になるならいずれ瘢痕形成術を検討すればよいでしょう。
Q272 相談者 ニックネーム:ueda 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

10歳女児の顔の擦り傷のあとの件でご相談したく存じます。
1ヶ月半ほど前に、右目の下の耳側の、頬骨の一番出ている部分に、1cmx2cmくらいの擦り傷を作ってきました。転んで壁と床の間にある少しの出っ張りの、木の部分で擦ったようです。叱られると思ったらしく私にはぶつけただけだと言うのと、ピンク色で内出血のように見えたので、打ち身に使うアルニカ(キク科の植物?)のジェルを塗り、冷やして寝かせました。
翌朝起きて来て驚いたのですが、軽くかさぶたになっており、打ち身ではなく擦り傷だったことがわかりました。湿潤療法には遅いかと思い、洗って傷用のクリーム(ハイドロコロイド、アルギニン配合の傷、やけど用)を塗り、日焼けをしないよう、絆創膏を貼りました。この翌日、内科に参りましたが、そのままクリームと日焼け予防に心がけてとのことでした。(海外なので、こちらですと皮膚科には内科のあとしか行けず、予約も最短の先生で2ヶ月待ちでまだ行けていません)
夏の盛りですので、日焼けも怖く、でも絆創膏でかぶれるので、テープ部分を最小限に切った絆創膏を、はがれたら貼り替え、はがれなければ綿棒で隙間からそのクリームを塗って、2週間ばかりたち、かさぶたもとれ、ピンクの皮膚ができました。クリームと絆創膏はその後も続け、怪我から1ヶ月頃より、絆創膏はやめてしまいました。
現在、薄茶色(光の加減で赤っぽくも見えます)に最初の傷より一回り小さくシミのように残ってしまっています。この掲示板で拝見したところ、こういったあとが消えるまで半年くらいかかるとのことなのですが、うちの娘の場合、この先日にちがたてば薄くなっていくのでしょうか?
同時期にできたちょっとしたニキビのようなものも同じように薄茶色になっており、これからこういうものがたくさんできてしまうのか不安です。

A272 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的な経過ならば、お嬢さんの外傷後色素沈着は3カ月から6カ月で薄くなり、その後も徐々に薄くなるでしょう。
海外からのご相談の様ですが、可能ならば、外傷や瘢痕などについては、日本人などアジア人の肌を診慣れている医師にお掛かり下さい。
また、今回のメールでは問題ではありませんでしたが、医療事情は勿論のこと、創を洗うための水事情や、創を被覆する医療材料なども、国によって異なるので、外国からのメールは滞在国や滞在地あるいは住宅事情もお伝えいただいた方が具体的に回答しやすいということを覚えておいていただいた方がよいでしょう。
Q273 相談者 ニックネーム:S.N 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳になったばかりの息子が1カ月前にまぶたをぶつけてケガし、夜間救急で外科にかかりました。
その時の先生は縫った方がきれいに治るけど、処置中じっとできなくてかえって危ないと判断され湿潤療法になりました。
2週間して浸出液もでなくなりその後のケアは皮膚科に通っています。
皮膚科では絆創膏は不要と言われ保湿剤のみいただいてます。
2週間経ちましたが傷跡はまだ赤く少し盛り上がっており跡が残らないかとても心配です。他にした方が良いケアはありますか?
目をこすったりするので薬の効果がどこまであるのかも不安です。

A273 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「1ヶ月」ならば、「保湿剤」も含め特別な治療は必要ありません。
何かケアをしてもしなくても変わりはないでしょうし、上眼瞼の瘢痕は数年の期間を経て極めて目立たなくなることも多いものです。
成長後に瘢痕を気にするようならば瘢痕形成術などを検討すればよいのですから、気にはなるでしょうが、「3歳になったばかりの」お子さんとして普通の行為であろう「目をこすったりする」のをやめさせる必要はないでしょう。
Q274 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

4歳の娘が自転車で転倒し、額に傷を負いました。
小児科に駆け込み、縫うほどではないとキズパワーパッドで1週間様子見することになりました(ちょうどGWで通院は不可能でした)。
3週間経ったいまキズは上皮化されていますが、目を見開いた時など引きつれのような凹みが目立ちます。
小児科でなく形成外科に行っていれば、、と後悔しております。
何か目立たなくする対策があればご教示くださいませ。

A274 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「額」の「縫うほどではない」外傷が「上皮化」した後、「引きつれのような凹みが目立」つならば、瘢痕と皮下組織との癒着が考えられます。
したがって、瘢痕が軟らかくなると同時に癒着が剥がれれば、「引きつれのような凹み」は解消される可能性があります。

さて、外傷を受診した際は、「キズ」が「上皮化」した時点から瘢痕の治療が始まると、ご理解ください。

「形成外科」は新生外傷の専門家であると同時に、「瘢痕」の専門家でもあるのですから、これから「形成外科」を受診しても遅くありません。

最も正しい「何か目立たなくする対策」は、「形成外科」で定期的に瘢痕の経過を診て貰い、具体的な治療を適時指導してもらうことです。

直ちに「形成外科」を受診してください。
Q275 相談者 ニックネーム:ふじさく 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6才の女の子ですが、転んで布張りの家具に強く鼻の頭をこすり付けて擦り傷と裂傷が出来ました。
かさぶたは一週間程で取れましたが、皮膚が縦に8ミリほど筋のように少し盛り上がったままです。
一週間放っておいても治らず、皮膚科に行きステロイドテープで治療していますが、それから一ヶ月経ってもほとんど変化がありません。
肥厚性瘢痕にしてはかゆみも赤みも余りなく、受傷後しばらくしてから急に盛り上がってきたわけでもないので、これはまた別のものなのでしょうか?
このままステロイドテープを貼り続けるのがよいのでしょうか?
目立つ場所なので早く何とかしてあげたいです。

A275 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
顔の瘢痕に関して、診察をせずに一般論で具体的な回答は控えさせていただきますが、瘢痕治療は時間のかかるものとお考えください。
「皮膚科」の先生は、「ステロイドテープで」「一ヶ月」で「変化」があると仰ったのでしょうか。
「早く何とかしてあげたい」とお考えならば、なおさら、お母様が冷静になって、治療の是非を検討するために、創傷治癒および瘢痕治療に関する本をお読みになるくらいの対応が必要でしょう。

形成外科を受診して複数の瘢痕治療を提案してもらい、全ての治療法のメリット・デメリットをご理解なさって、時間の経過を待つべきか、積極的に治療をすべきかなど、信頼できるとお感じになった医師を主治医として落ち着いて相談なさって、納得のいく治療を受けてください。
Q276 相談者 ニックネーム:おへっちん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

【状況】
5月3日 3歳の子供ですが、遊園地で遊んでおり勢いよくこけて、目の前にあったアルミ鉄製のベンチで眉間を切りました
物凄い流血でキズは横1、5cm 縦に0・5cmくらい。パックリと皮膚が開いている状態でした。(てっきり皮膚が陥没したのかと思ってました…)

【対応】
すぐにハンカチで止血し、遊園地の管理の方にガーゼを借り同様に止血しました。
救急車をよび、救急で開いていた小児外科で診察。

【処置内容】
CTを取り、頭、骨には異常なし。陥没ではなく、皮膚が深くまで切れて開いてしまっている状況との事。
3針縫合しました。傷口にガーゼ、テープで固定し終了。

今日で5日たって子供は至って元気です。
まだ抜糸が5月11日予定です。何か出来る事はありますか?

【相談内容】
1.一般的に眉間の傷は痕に残りやすい箇所になりますか?
2.傷口が深く、傷痕が目立つか心配です。傷痕を少しでも目立たなくさせるには、何か出来る事はありますか?
3.現在救急で運ばれた、小児外科で診てもらってますが、一度早めに形成外科で診察していただいた方が専門的ですか?

A276 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご心配でしょうから、明確に、端的にお答えします。

ご相談の1~3全ての答えはただ一つ、直ちに形成外科にお掛かり下さい。

一般論として打撲による割創は、創縁組織に挫滅があるため瘢痕は残りやすいと言えます。
また「眉間」に横向きの瘢痕が出来た場合、比較的目立ちやすいかもしれません。
外傷の治療は、縫合して抜糸したところで終了ではなく、縫合する以前から瘢痕を目立たなくするための治療が
始まっているのだとお考えください。

「小児外科」にも外傷後瘢痕を目立たなくすることを重視してくださる先生は少なくありませんが、日常の注意点から瘢痕の修正までを含めて検討しつつ長期的視野で経過を診るためには、信頼できる形成外科医師と長くお付き合いなさる方がよいでしょう。
Q277 相談者 ニックネーム:よよよ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:無記入

4/30日に、女児、四歳、用水路の淵のコンクリートに額を強打し、骨膜が見えるほどの裂創あり(2×2弱)。直ぐに救急受診し外科のドクターにて3針ナートしました。他県で受傷したため、翌日地元の整形でみてもらいました。
血腫はまだありますが傷口は少し浸出液がある程度で、消毒とゲンタシン軟膏とガーゼ保護で経過観察中です。
本日で2日目ですが、抜糸の時期はいつ頃になるのでしょう。
女児ですし、なんとか傷跡が残らないようにしていきたいのてすが、整形や外科ではそこに重きはおいてない感じで、形成外科に行こうとは思っていますがあいにくのGWで最短で受傷後6日目の土曜日になります。
6日間てはやはり傷跡が残ってしまいますでしょうか?
また、骨膜が見えるほどの裂傷でも短い期間で抜糸となるのでしょうか?

A277 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創状態を診察しなければ、抜糸の時期は縫合後4日から2週間までのいずれか、としか答えようがありません。
「額」の創ならばなるべく早く抜糸したいところですが、創縁の状態、腫れの程度、皮下縫合をしたか、表皮縫合糸の強さ、創の癒着・閉鎖に重きを置くか瘢痕を残さないことに重きを置くか、などで抜糸時期は異なります。

一般的には、「四歳」「女児」の「額」の外傷ならば、「整形や外科」の先生方も「傷跡が残らないように」と配慮なさっている筈ですから、早めの抜糸をお願いしてもよろしいと考えます。
Q278 相談者 ニックネーム:あおパパ 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:10歳未満

半年前に2歳の娘が転倒により額に約4センチの真皮まで届いた裂傷を負い、出血を伴ったため外科で三針の手術を行いました。
翌日には形成外科でテープ処置に変更頂き、約半年マイクロポアテープ治療を続け赤みは無くなったものの、今は既に傷口が安定した代わりに真っ白の傷としてかなり目立っています。
横幅約4センチ幅0.3センチ程度の白い瘢痕であり、少し凹んでおります。
今2歳半の娘の将来を考えて何らかの処置をしたいものの摘出手術等は今の年齢ではできないと考えています。
形成外科の先生からは傷としては安定期に入ったためこれ以上変化ないと言われてとても辛い気持ちになっております。
今後この白い傷跡が少しでも目立たなくなるよう何かできることがないか、または白さは徐々に解消していくのか等アドバイスお願い申し上げます。
ヒルドイドを患部に塗布していますが、こちらについてもやめておいたほうがいいのかどうかご教示頂ければ幸甚です。

A278 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕は、表皮や真皮の欠損部に瘢痕組織が介在しているとお考えください。
瘢痕組織にはメラニン細胞が存在しないためメラニン色素は製造されず、「真っ白の傷」になっています。
瘢痕組織が通常の真皮構造、表皮構造に変化する(置き換わる)ことは無いので、「形成外科の先生」のおっしゃる様に、外見上大きくは「これ以上変化ない」でしょうが、数年~数十年のうちに瘢痕組織に周囲からメラニン色素が供給されれば、多少なりとも「白さは徐々に解消していく」可能性もあります。

皮下組織との癒着があって瘢痕が動かないようなら、
やや強めのマッサージを毎日1~2分根気よく続ければ、徐々に癒着が剥がれます。
マッサージの際に「ヒルドイドを患部に塗布して」いただいても構いませんが、特に必要というわけでもありません。

「2歳半の娘」さんの「額に」、「横幅約4センチ幅0.3センチ程度の白い瘢痕」ならば、かなり大きいものですから、時期をみて瘢痕形成術を検討なさった方がよいかもしれません。

一般論になりますが、娘さんには、『気になるようならいつでも治療は出来る』ということを、常々それとなくお伝えになっていれば、娘さんに物心がついても、心理的な負担は少なくて済みます。

自身が希望すれば局所麻酔で、30分程度で出来る手術ですが、多くの場合、小学校入学までは全身麻酔が必要になります。

また、どんなに手術結果が良くても、元の全く瘢痕のない肌になるわけではありません。

受傷後6カ月程で早期に手術をして、ある程度目立たない瘢痕にしておいて、いずれ娘さんが更なる改善を願ったときに再手術してもよいでしょう。
また、娘さんご自身に治療をした満足感を持ってもらうため、すぐの手術は避けて、娘さんが手術を希望する時期まで、焦らずにお待ちになってもよいでしょう。

暫くの間は信頼できる形成外科医を主治医として定期的に瘢痕の経過を診て貰い、しっかりとご相談なさって手術に最適な時期を見極めてください。
Q279 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳7ヶ月の娘の父です。本日アスファルトで転び、鼻を打ち、アザと擦り傷ができました。
一生残る傷になるのではないかと、気が気ではありません。田舎で休日診療なども充実しておらず、どうしてよいかわからず、連絡させていただきました。
水道水で消毒しましたが、今後正確な対処をお教えいただきたいです。

A279 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
水道の流水で十分洗浄してアスファルトのかけらや砂などの異物を取り除きます。
湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付します。
翌日、形成外科などの外傷専門病院を受診してください。

申し訳ありませんが、診察が出来ない状況での、受傷したばかりの新鮮外傷の具体的な治療アドバイスは控えさせていただいています。
一般論でお答えするなら、外傷は止血後、異物を取り除く、感染を起こしやすい状況で受傷した場合を除き湿潤療法で治療する、必要が無ければ湿潤療法用の被覆材は交換しない、上皮化後は、紫外線対策をする(しなくてもよいという意見もありますが、私はお勧めしています)、ということになります。
Q280 相談者 ニックネーム:ごんたん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6歳になる娘のことです。
2年前に保育園の園庭で木の枝で怪我をしました。 
左目の上を3針縫う怪我をしました。(外科で見てもらいました) 
4日後に別の形成外科へ行き、抜糸をし保湿剤を処方してもらいました。
そちらの病院では縫わないと言われ、、最初に連れて行ってしまった病院選びを後悔しています。
それから丸2年経ちますが、触ると盛り上がりなどはありませんが、茶色の線が消えません。
縫っていない部分もまだ傷が残っています。
傷跡を少しでも薄くできる薬や治療がないか探しています。

A280 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に診察をしたわけではないので明確に判断できるわけではないのですが、「目の上」ならば、縫わなくても「茶色の線」あるいは「傷」は残ったでしょう。
むしろ、縫合したおかげで細い瘢痕で済んだのではないかと考えます。
著明な効果を期待しないということを前提として「傷跡を少しでも薄くできる薬」ということならば、傷跡を薄くすると謳う市販の商品をお使いになってみても宜しいのではないでしょうか。

また、ハイドロキノンなどの美白剤が多少なりとも有効な可能性がありますが、目の傍の瘢痕ならばお勧めしません。
ただし、特に何もしなくとも時間の経過とともに徐々に目立たなくなるでしょうし、成長を待って、色素沈着が気になるならレーザー治療、瘢痕全てが気になるなら瘢痕形成術が可能なのですから、ご本人が治療を希望するまで放っておくことをご検討なさってはいかがでしょう。

どうしても気になるなら、直ちに治療をするということでなくとも、形成外科を受診して瘢痕治療の相談をなさるとよろしいでしょう。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど) 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る