傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q281 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先日もうすぐ4才になる娘が、ソファーから前のめりに落ち、前にあったテーブルに口をぶつけ上唇から鼻の下まで裂けてしまいました。
夜だったのと、出血もかなりあったので救急車を呼び近くの形成外科のある病院へ運ばれました。
救急隊の方が2.5cmの挫創だと伝えていました。

応急処置で縫合してもらい、本人も家に帰ってから痛がる様子はなく次の日に同じ病院へ診察に行きました。
形成外科の先生に診てもらいかなり目立つ傷が残ると言われたので、覚悟はしていましたがどうにかしてあげたいです。

美容外科などで傷痕は消せるのでしょうか?
また、形成外科では何もしていただけないのでしょうか?

A281 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「上唇から鼻の下まで裂けて」とありますが、創が縦方向か横方向かで目立ち方は違います。
また、上口唇は軟らかい組織のため一時的に皮下で瘢痕がしこりのようになることも少なくありませんし、瘢痕拘縮により多少の引き攣れが出来ることもあり得ます。
更に、打撲による割創は創縁の組織の挫滅があるので、鋭利な刃物で切った切創よりも瘢痕が残りやすいのも事実です。
そこで、診療にあたる形成外科医は、傷跡がゼロになると思わないでほしいということを伝えるために、瘢痕が目立つ可能性があると患者さんの保護者に伝えるのが通常です。
したがって、今は創治癒と瘢痕を目立たなくするためのケアに集中なさるのが得策でしょう。

さて、「美容外科などで傷痕は消せるのでしょうか?」「形成外科では何もしていただけないのでしょうか?」というご質問ですが、形成外科は元来『整容および再建の外科』なので、外傷治療や瘢痕治療は形成外科の専門領域です。

また、病気ではないのに容姿にコンプレックスがある場合に手術などの方法で外見を変える外表外科が美容外科で、すなわち美容外科は形成外科の一分野なのです。

したがって、瘢痕を目立たなくする自己ケアや瘢痕治療、瘢痕手術は形成外科にお掛かりになった方がよいでしょうし、美容外科にお掛かりになる際も形成外科の技術を習得した美容外科医にお掛かりになることをお勧めします。

形成外科医でなくとも創傷や瘢痕の治療に関して信頼できる医師も少なくはありませんが、外表外科の知識・技術を習得しているかは、日本形成外科学会専門医の資格も一つの目安になります。
Q282 相談者 ニックネーム:Kana 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳半の娘が昨日自電車から落ち、目の下1センチ位の頬を横に3センチほど切ってしまいました。
すぐ救急外来に行き、8針縫いましたが暴れて泣きじゃくる中での必死な縫合で、傷はきっと残ると言われ、女の子な故心配です。
気になるなら形成外科へと言われましたが、縫い直すのはもう可哀想で仕方ありません。
抜糸後できることはどんな手立てでしょうか?
また形成外科を受診するタイミングはいつがベストでしょうか?

A282 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
直ちに「形成外科を受診」してください。
形成外科医は、外傷を受傷した直後から、いずれどんな形で瘢痕が残るか、いずれ瘢痕の治療が必要になる可能性があるか、までを想定しつつ治療にあたるものです。
創の状態、瘢痕の状態によって具体的な治療やケアの方法は異なるので、形成外科で具体的なアドバイスを貰って下さい。
Q283 相談者 ニックネーム:ゆり 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

6才女子です。2016年12/25に学校グラウンドの鉄棒から落ちて目の周りに深い擦り傷を負ってしまいました。
瘡蓋→はがれ赤みのある状態がつづいていました。

2ヶ月以上経った今でも跡みたいになっていて周りの皮膚とは色が少し違います。 
このままで跡はきえるのでしょうか?それとも有効な薬はあるのでしょうか?

A283 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷を受傷後3ヵ月までは「赤み」は継続します。
6カ月に向けて赤みも減っていきますが、数カ月から数年の間は体が温まるたびに赤くなります。
色素沈着の予防のため、紫外線対策をしておいてください。
特に治療をするということでなくとも、定期的に形成外科で経過を診ていただくとよいでしょう。
Q284 相談者 ニックネーム:坊主パパ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在、小学4年生の娘の顔(頬)のキズについてですが2年前に学校で友達とぶつかり友達のメガネの部分と娘の頬がぶつかり切れてしまい直ぐに病院にいきました。
医師は縫いましょうと言いましたが娘が怖がりテープ止めで帰宅しました。
現在2年が経ちキズが1.6センチ×4ミリ×陥没1ミリのキズが見た目にもハッキリわかる程、残っています。
大人になればキズも大きくなると思うのですがどの位、大きくなるのでしょうか?
3センチ×6ミリくらいになるのでしょうか?

A284 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
個人差はありますが、「小学4年生」ならば、顔の大きさは成人並み近くになる時期なので、今後、瘢痕の大きさはほとんど変わらないと考えられます。

いずれご本人が気にするようになったら、フラクショナルレーザー、ヒアルロン酸注射、PRP治療、瘢痕形成術などの治療をご検討になるとよいでしょう。
Q285 相談者 ニックネーム:えびふらい 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

先日1歳8か月の子供が椅子に眉間をぶつけて切ってしまいました。
日曜日だったので急いで市の急病センターに行きました。
そこでは、お医者さんが傷を見て縫うほどではないと、消毒をしてガーゼを貼って帰りました。(専門医ではないと思います。)
縫うほどではないといわれ、血も止まっていたので、様子を見ていました。(傷は眉間に縦に2~3センチです)

2日後の火曜日にやはり気になり病院に行こうと皮膚科に行きました。
その皮膚科でも縫うことはなく、傷のぬり薬(アズノール軟膏とマクロゴール軟膏とクロロマイセチンを混ぜたものです。)をもらい、ガーゼを貼っておくように言われました。
傷は白い線で残るかもしれないと言われました。
そのことを保育園の先生に話した時に、形成外科もやっている別の皮膚科を勧められたので5日後の金曜日にその皮膚科に行きました。

すると、そこの先生には、傷を見て、縫う傷だった。でも切ってから三日以内なら縫えたけどもう縫うことはできないといわれました。
ぬり薬(フシジンレオ軟膏)を処方されましたが、前の皮膚科でもらった薬とは別のもので、前の皮膚科でもらった薬は今はあまり使われないと話していました。
薬を塗って絆創膏を貼っておくように言われ、1週間後にまた来てくださいと言われました。
傷は断層のようにずれていて傷は残るでしょうとのことでした。
傷は後からでも修正できるとは言われましたがショックをうけました。

急病センターは専門医でなかったので、すぐに形成外科に行くべきだったのかひとつ目の皮膚科は何で縫ってくれなかったのかなどいろいろ考えてしまって、子供に申し訳ないのともあって、落ち込んでいます。

同じ皮膚科でも傷に対する縫う縫わないの判断が違うのはよくあることでしょうか?
縫うのと縫わないのとでは傷の残り方はだいぶ違うのでしょうか?
ふたつ目の皮膚科の先生には、過ぎたことだから考えても仕方がないといわれて、それ以上質問できなかったので、こちらに書き込みました。

A285 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の処置は、担当する医師によって「縫う縫わないの判断が違うのはよくあること」です。
とくに、「1歳8か月の子供」の「眉間」ならば、全身麻酔をかけるか完全に動けない様に押さえつけるかしなければ縫合は出来ないので、縫合しないという判断をすることも少なくありません。
また、受傷機転が「椅子に眉間をぶつけ」たことによる割創なので、鋭利な刃物で切った切創とは違い創周囲の皮膚と皮下組織が多少なりとも挫滅しているため、縫合しても目立たない瘢痕にならないことも多いので、専門医であるかどうかにかかわらず、縫合をしない場合もあります。

「ふたつ目の皮膚科の先生」が「縫う傷だった」と仰ったとすれば、創縁が一直線に合っていないということなのかもしれませんが、前述の通り、打撲による割創は創縁が不整なため、縫合しても必ずしも細い瘢痕になったとは限りません。
「2~3センチ」の長さならば、縫ってもよかったかもという程度の言葉でしょう。
また、一般的に感染創でなければ抗生剤軟膏は必要無いのですが、「ひとつ目の皮膚科」も「ふたつ目の皮膚科」も軟膏を処方しているのは、創の乾燥を防ぐためだけだと考えられるので、どちらの軟膏にも優劣はありません。

「眉間」は瘢痕を幅広くする方向に皮膚に緊張がかかる部位ではないので、「縫うのと縫わないのと」の瘢痕の差は大きくないと考えます。

今後、瘢痕を形成外科で定期的に診て貰い、適時、適当な治療を指導してもらうとよいでしょう。

ちなみに、外傷を標榜していなくても外傷の治療に詳しい先生は大勢おられますが、皮膚科は皮膚病の治療が専門で、形成外科は表皮外科が専門ですから、緊急時以外は外傷は形成外科にお掛かりになった方が宜しいでしょう。
Q286 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳11ヶ月の長男です。半年前に転倒し顔をコンクリートにぶつけ、眉の下の部分に1㎝ほどの傷ができました。
とくに通院はしなかったのですが、傷が開いた状態で再生したようで、将来的にもある程度は残りそうな気がしています。現在は市販の傷が残らなくする薬を塗っています。

親としてなんとか傷を少しでも目立ちにくくしてあげたいと強く望んでいます。
機会をみて病院に行きたいのですが、受診は形成外科でしょうか?皮膚科でしょうか?
ケガをして半年経過していますが、どのような治療内容になると予想されますか?
またそれは大きく期待ができるものでしょうか??

A286 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ポイントのみ箇条書きいたします。

・瘢痕がまったくなくなることはありませんが、まだ「1歳11ヶ月」のお子さんですし、成長とともに目立たなくなる可能性もあるので、焦らずに時間の経過を待ってください。
・幅のある瘢痕は、瘢痕を切除して縫合する瘢痕形成術の適応です。
・皮膚科は皮膚疾患(皮膚病)が専門、形成外科は外表外科が専門ですから、瘢痕治療は形成外科にお掛かり下さい。
Q287 相談者 ニックネーム:たんたん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

立ち上がることが出来るようになった1歳3ヶ月の娘が、部屋の木のむくの柱に顔をぶつけ擦り傷をつくって数日で2ヶ月です。
今でも鼻のすぐ横の頬に2.5センチ広い所で幅5ミリ程赤く跡が残っています。
娘は肌があまり強い方ではなく、かかりつけだった皮膚科の病院でもその日は何も治療されないくらいでした。その後の私の処置が適切でなかったのだと思います。
娘は顔をよくさわり、瘡蓋を少しはいでしまい、インターネットを調べ周り、ワセリンでふやかして、キズパワーパッドをはりました。
そのキズパワーパッドを数枚1週間張った後その跡が残り別の病院で見て頂きました。
茶色いパッドの跡は2~3週間で消えましたが、現状は上記の通りです。
適切に病院に行かなかった自分を悔いております。傷跡の赤味はこれからどの程度治るのでしょうか。

A287 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に受傷後3カ月までは赤みが続き、6カ月に向けて徐々に軽快します。
ただしそれ以降も、泣いたり体が温まったりするたびに赤くなるような症状が続き、
数年の経過を経て赤みが出現しなくなります。
「適切に病院に行かなかった自分を悔いて」いるよりも、今後どうすべきかをお考えになるべきで、これから適切に病院に行けばよいわけですから、形成外科で定期的に経過をみてもらうとよいでしょう。
Q288 相談者 ニックネーム:みみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一昨日、2歳の娘が、コケて、顎を切ってしまいました。日曜日でしたので、救急
で、形成外科の先生がいる病院を探し、切ってから、3時間後ぐらいに縫合していた
だきました。
翌日、傷口を診てもらいに受診し、今日から、シャワーに入って、傷口を軽く石けん
を泡立て優しく洗い、洗い流してくださいと説明を受けました。これは、大丈夫で
しょうか?
そして、抜糸なのですが、土日が休診の関係で、金曜(縫合して5日目)か月曜日
(縫合して8日目)と言われました。どちらでも傷痕に大きな差はないと言われまし
たが、母として、傷痕がすごく心配で、どちらが最良がご返答いただけたら、有り難
いです。
それから、抜糸後、傷痕がなるべく残らないように、方法があれば、教えていただき
たいです。紫外線防止テープだけで大丈夫と言われました。別に傷口を寄せるように
貼らなくても、上から普通に貼るだけで良いと言われました。
あとは、保湿クリームをどのタイミングで塗れば良いなど、なんでも良いので、何か
ありましたら、お願いします。どうしてもなるべく傷痕を残したくありません、よろ
しくお願い致します。

A288 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をせずに新鮮外傷の治療法の具体的なアドバイスは出来ま
せん。
形成外科の主治医がいるのですから、不安は全て主治医にお伝えになって、何をすべきか、何をすべきでないかをご確認ください。
一般論で答えれば、「シャワーに入って、
傷口を軽く石けんを泡立て優しく洗い、洗い流して」も構いませんし、抜糸は「縫合して5日目」がよいでしょう。

・受傷後「3時間」で「縫合」は問題なし。〇
・縫合した「翌日」「傷口を診てもらいに受診」したことも、出血および皮下出血の有無の確認と感染が無いことを確認したわけです。〇
・創状態に異状が無ければ、受傷翌日位からシャワー洗浄可。〇
・通常は石鹸を使っても問題なし。〇
・外傷の縫合から4~7日の抜糸が通常。〇

以上のポイントを押さえた治療・指導をなさっているので、今お掛かりの形成外科にお任せしても構わないのではないでしょうか。
形成外科は、外傷の初診の時点から、上皮化後の瘢痕の経過を予想しながら治療して
います。
主治医に説明を訊くときは、すべきことと同時にしてはいけないことを具体的にお訊きになって、可能ならばその理由もお尋ねになるとよろしいでしょう。
また、「どうしてもなるべく傷痕を残したくありません」という強い気持ちがあるな
ら、全ての判断を医師任せにするのではなく、医師の説明をしっかりと理解するために創傷治療の専門書をお読みになるくらいの
努力もなさるべきでしょう。
ぜひ、目立たない瘢痕にしてあげてください。
Q289 相談者 ニックネーム:まぁゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先日5歳の息子が、保育園の滑り台で遊んでいる際、後ろからきたお友達に突き落とされてしまい転落。下に落ちていた砂場用のプラスチックのスコップの上に落ち、右頬、鼻の脇から耳横まで切る大きな怪我をしてしまいました。
直ぐに、美容形成外科を受診し、縫合等の処置を受けました。(縫合した場所は傷の中でも深い場所、3センチ程度)
イソジンでの消毒、通常より細い糸での縫合を行ったとの説明で、内服の抗生剤を処方され帰宅しました。
2日後の受診では、酸性水が処方され、その際、実費になっても構わないので、なるべく早く、そして傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ、サイトプロというものを処方され、現在、抜糸まで、1日2回酸性水で消毒後、サイトプロを薄く塗布。ガーゼ等では覆うなとの指示通り、治療中です。
現在の傷の状態は、乾燥しかさぶたが出来ている状態になっています。

ネット等で調べると湿潤療法というものをよく目にしますので、このままの治療で大丈夫なのか等不安がつきません。
親としては、この大きく出来てしまった傷をどうにか治したい一心でいます。
美容皮膚科等にも相談すべきか?
さらに、専門的な病院はないか?
セカンドオピニオンは必要ないか?
等々、わからないことや不安だらけでいます。
少しでも情報を知りたくご相談させて頂きました。どうぞ、宜しくお願いします。

A289 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
どんな治療法であれ、信頼に値する医師が確信を持って行っている治療法を
非難するつもりもありませんし、現在正しいと考えられている情報が全て不変のものであると強調するつもりもありませんので、そのつもりでお読みください。
インターネット上に掲載する文章ですから責任をもってお答えしますが、私見と判断していただいても構いません。

創傷に対する酸性水の消毒は、水道水での洗浄と何ら変わりがないでしょう。
アトピー性皮膚炎に対する酸性水の有効性も報告はされていますが、創傷の消毒という観点で考えるなら、出血や浸出液があればそれに触れた酸性水は直ちに薄められ、中和され酸性水としての優位性は失われます。
また、「傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ」
「処方され」た製品は薬としての「処方」ではなく化粧品としての販売でしょうし、個別に効能を確認をしたわけではないので評価は避けますが、化粧品としての製品に含まれるサイトカインを創部あるいは瘢痕に塗ることの医学的有効性は証明されていません。
さらに、「ネット等」でお調べになった「湿潤療法」は決して新しい治療法ではなく、形成外科領域の専門医が以前より必要に応じて通常に行ってきた治療法が
一般にも広まっただけであり、創の「乾燥」と「かさぶた」は創傷治癒の阻害因子になるので、今回ご相談の創傷に湿潤療法を選択しない理由はメールの内容だけでは明確ではありません。

実際に診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ませんので、「不安がつきません」とお感じになっているならば、主治医に他の治療に比べて今の治療法を選ぶメリットをお尋ねになると同時に、躊躇なく他の形成外科でも「セカンドオピニオン」をお求めになってください。
「セカンドオピニオン」は病院を替えるということではなく、安心して治療を継続するために、他にも治療法があるけれども現在選択している治療が正しいということを確認に行く作業であるとお考えになればよろしいでしょう。

残念ながら、外傷を受傷した限りは、全く瘢痕のない皮膚に戻ることはありません。
創の上皮化・抜糸までの処置も大切ですが、その後も瘢痕の経過観察、治療は続くでしょうから、何でも相談できる、不安を話せる、心から信頼できる主治医を見つけてください。
Q290 相談者 ニックネーム:tao 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

一ヶ月前に小3の息子が校庭で転ばされ、こめかみ近くを擦りむきました。
傷は深くなかったのですぐに傷口はふさがりました。
ただ、赤く残ってしまいました。赤いあざのような感じになっています。
その赤みをとるような薬はありますでしょうか?

A290 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
押すと白くなって離すと周囲からパッと赤みが戻るようなら、治癒過程の血管拡張と新生血管なので、受傷から3カ月以上経過したころから赤みが消褪していきます。
押しても色調の変化がなければ色素沈着のためで、受傷後3ヵ月までさらに濃い色になる可能性があります。

申し訳ありませんが、「赤いあざのような感じ」を診察しなければ、具体的にお答えすることが出来ないので、形成外科を受診してご相談なさってください。

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