傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q291 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳11ヶ月の長男です。半年前に転倒し顔をコンクリートにぶつけ、眉の下の部分に1㎝ほどの傷ができました。
とくに通院はしなかったのですが、傷が開いた状態で再生したようで、将来的にもある程度は残りそうな気がしています。現在は市販の傷が残らなくする薬を塗っています。

親としてなんとか傷を少しでも目立ちにくくしてあげたいと強く望んでいます。
機会をみて病院に行きたいのですが、受診は形成外科でしょうか?皮膚科でしょうか?
ケガをして半年経過していますが、どのような治療内容になると予想されますか?
またそれは大きく期待ができるものでしょうか??

A291 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ポイントのみ箇条書きいたします。

・瘢痕がまったくなくなることはありませんが、まだ「1歳11ヶ月」のお子さんですし、成長とともに目立たなくなる可能性もあるので、焦らずに時間の経過を待ってください。
・幅のある瘢痕は、瘢痕を切除して縫合する瘢痕形成術の適応です。
・皮膚科は皮膚疾患(皮膚病)が専門、形成外科は外表外科が専門ですから、瘢痕治療は形成外科にお掛かり下さい。
Q292 相談者 ニックネーム:たんたん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

立ち上がることが出来るようになった1歳3ヶ月の娘が、部屋の木のむくの柱に顔をぶつけ擦り傷をつくって数日で2ヶ月です。
今でも鼻のすぐ横の頬に2.5センチ広い所で幅5ミリ程赤く跡が残っています。
娘は肌があまり強い方ではなく、かかりつけだった皮膚科の病院でもその日は何も治療されないくらいでした。その後の私の処置が適切でなかったのだと思います。
娘は顔をよくさわり、瘡蓋を少しはいでしまい、インターネットを調べ周り、ワセリンでふやかして、キズパワーパッドをはりました。
そのキズパワーパッドを数枚1週間張った後その跡が残り別の病院で見て頂きました。
茶色いパッドの跡は2~3週間で消えましたが、現状は上記の通りです。
適切に病院に行かなかった自分を悔いております。傷跡の赤味はこれからどの程度治るのでしょうか。

A292 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に受傷後3カ月までは赤みが続き、6カ月に向けて徐々に軽快します。
ただしそれ以降も、泣いたり体が温まったりするたびに赤くなるような症状が続き、
数年の経過を経て赤みが出現しなくなります。
「適切に病院に行かなかった自分を悔いて」いるよりも、今後どうすべきかをお考えになるべきで、これから適切に病院に行けばよいわけですから、形成外科で定期的に経過をみてもらうとよいでしょう。
Q293 相談者 ニックネーム:みみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一昨日、2歳の娘が、コケて、顎を切ってしまいました。日曜日でしたので、救急
で、形成外科の先生がいる病院を探し、切ってから、3時間後ぐらいに縫合していた
だきました。
翌日、傷口を診てもらいに受診し、今日から、シャワーに入って、傷口を軽く石けん
を泡立て優しく洗い、洗い流してくださいと説明を受けました。これは、大丈夫で
しょうか?
そして、抜糸なのですが、土日が休診の関係で、金曜(縫合して5日目)か月曜日
(縫合して8日目)と言われました。どちらでも傷痕に大きな差はないと言われまし
たが、母として、傷痕がすごく心配で、どちらが最良がご返答いただけたら、有り難
いです。
それから、抜糸後、傷痕がなるべく残らないように、方法があれば、教えていただき
たいです。紫外線防止テープだけで大丈夫と言われました。別に傷口を寄せるように
貼らなくても、上から普通に貼るだけで良いと言われました。
あとは、保湿クリームをどのタイミングで塗れば良いなど、なんでも良いので、何か
ありましたら、お願いします。どうしてもなるべく傷痕を残したくありません、よろ
しくお願い致します。

A293 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をせずに新鮮外傷の治療法の具体的なアドバイスは出来ま
せん。
形成外科の主治医がいるのですから、不安は全て主治医にお伝えになって、何をすべきか、何をすべきでないかをご確認ください。
一般論で答えれば、「シャワーに入って、
傷口を軽く石けんを泡立て優しく洗い、洗い流して」も構いませんし、抜糸は「縫合して5日目」がよいでしょう。

・受傷後「3時間」で「縫合」は問題なし。〇
・縫合した「翌日」「傷口を診てもらいに受診」したことも、出血および皮下出血の有無の確認と感染が無いことを確認したわけです。〇
・創状態に異状が無ければ、受傷翌日位からシャワー洗浄可。〇
・通常は石鹸を使っても問題なし。〇
・外傷の縫合から4~7日の抜糸が通常。〇

以上のポイントを押さえた治療・指導をなさっているので、今お掛かりの形成外科にお任せしても構わないのではないでしょうか。
形成外科は、外傷の初診の時点から、上皮化後の瘢痕の経過を予想しながら治療して
います。
主治医に説明を訊くときは、すべきことと同時にしてはいけないことを具体的にお訊きになって、可能ならばその理由もお尋ねになるとよろしいでしょう。
また、「どうしてもなるべく傷痕を残したくありません」という強い気持ちがあるな
ら、全ての判断を医師任せにするのではなく、医師の説明をしっかりと理解するために創傷治療の専門書をお読みになるくらいの
努力もなさるべきでしょう。
ぜひ、目立たない瘢痕にしてあげてください。
Q294 相談者 ニックネーム:まぁゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

先日5歳の息子が、保育園の滑り台で遊んでいる際、後ろからきたお友達に突き落とされてしまい転落。下に落ちていた砂場用のプラスチックのスコップの上に落ち、右頬、鼻の脇から耳横まで切る大きな怪我をしてしまいました。
直ぐに、美容形成外科を受診し、縫合等の処置を受けました。(縫合した場所は傷の中でも深い場所、3センチ程度)
イソジンでの消毒、通常より細い糸での縫合を行ったとの説明で、内服の抗生剤を処方され帰宅しました。
2日後の受診では、酸性水が処方され、その際、実費になっても構わないので、なるべく早く、そして傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ、サイトプロというものを処方され、現在、抜糸まで、1日2回酸性水で消毒後、サイトプロを薄く塗布。ガーゼ等では覆うなとの指示通り、治療中です。
現在の傷の状態は、乾燥しかさぶたが出来ている状態になっています。

ネット等で調べると湿潤療法というものをよく目にしますので、このままの治療で大丈夫なのか等不安がつきません。
親としては、この大きく出来てしまった傷をどうにか治したい一心でいます。
美容皮膚科等にも相談すべきか?
さらに、専門的な病院はないか?
セカンドオピニオンは必要ないか?
等々、わからないことや不安だらけでいます。
少しでも情報を知りたくご相談させて頂きました。どうぞ、宜しくお願いします。

A294 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
どんな治療法であれ、信頼に値する医師が確信を持って行っている治療法を
非難するつもりもありませんし、現在正しいと考えられている情報が全て不変のものであると強調するつもりもありませんので、そのつもりでお読みください。
インターネット上に掲載する文章ですから責任をもってお答えしますが、私見と判断していただいても構いません。

創傷に対する酸性水の消毒は、水道水での洗浄と何ら変わりがないでしょう。
アトピー性皮膚炎に対する酸性水の有効性も報告はされていますが、創傷の消毒という観点で考えるなら、出血や浸出液があればそれに触れた酸性水は直ちに薄められ、中和され酸性水としての優位性は失われます。
また、「傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ」
「処方され」た製品は薬としての「処方」ではなく化粧品としての販売でしょうし、個別に効能を確認をしたわけではないので評価は避けますが、化粧品としての製品に含まれるサイトカインを創部あるいは瘢痕に塗ることの医学的有効性は証明されていません。
さらに、「ネット等」でお調べになった「湿潤療法」は決して新しい治療法ではなく、形成外科領域の専門医が以前より必要に応じて通常に行ってきた治療法が
一般にも広まっただけであり、創の「乾燥」と「かさぶた」は創傷治癒の阻害因子になるので、今回ご相談の創傷に湿潤療法を選択しない理由はメールの内容だけでは明確ではありません。

実際に診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ませんので、「不安がつきません」とお感じになっているならば、主治医に他の治療に比べて今の治療法を選ぶメリットをお尋ねになると同時に、躊躇なく他の形成外科でも「セカンドオピニオン」をお求めになってください。
「セカンドオピニオン」は病院を替えるということではなく、安心して治療を継続するために、他にも治療法があるけれども現在選択している治療が正しいということを確認に行く作業であるとお考えになればよろしいでしょう。

残念ながら、外傷を受傷した限りは、全く瘢痕のない皮膚に戻ることはありません。
創の上皮化・抜糸までの処置も大切ですが、その後も瘢痕の経過観察、治療は続くでしょうから、何でも相談できる、不安を話せる、心から信頼できる主治医を見つけてください。
Q295 相談者 ニックネーム:tao 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

一ヶ月前に小3の息子が校庭で転ばされ、こめかみ近くを擦りむきました。
傷は深くなかったのですぐに傷口はふさがりました。
ただ、赤く残ってしまいました。赤いあざのような感じになっています。
その赤みをとるような薬はありますでしょうか?

A295 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
押すと白くなって離すと周囲からパッと赤みが戻るようなら、治癒過程の血管拡張と新生血管なので、受傷から3カ月以上経過したころから赤みが消褪していきます。
押しても色調の変化がなければ色素沈着のためで、受傷後3ヵ月までさらに濃い色になる可能性があります。

申し訳ありませんが、「赤いあざのような感じ」を診察しなければ、具体的にお答えすることが出来ないので、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q296 相談者 ニックネーム:お父さん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の娘が4ヶ月前ぐらいに、家で走り回っていてこけた際に建具の金具におでこをぶつけてしまい少し凹んで血が出ました。傷の大きさは米粒ほどでした。
初期治療は絆創膏を貼っていただけでかさぶたになったら自分で剥がしてしまいまた血が出たりの繰り返しでした。
そうしているうちに自分で触って爪で傷をさらに広げ一円玉ぐらいの大きさにひろがってしまいました。
近所の皮膚科へ行き、ばい菌が入っているからと飲み薬とエルタシンという軟膏をもらい、
薬を塗りながらキズパワーパッドで子供に傷口を触らせないようにして少しはましになりましたが現在はピンク色で少し凹んでいて中心の本来の傷口はすこし赤いです。
このまま放っておいても自然に治っていくものでしょうか?

A296 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「赤」や「ピンク色」の色調は、日時の経過とともに徐々に落ち着きます。
ただし、「凹んで」いる状態は改善されない可能性もあるので、形成外科で定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
Q297 相談者 ニックネーム:youmr 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

うちの娘が九ヶ月ごろベットから転落し、おでこが手で持ち遊んだ1センチ大きさの棒にぶつけました。その後大きいだこんぶができて腫れましたが、数日経ってから腫れたとこもよくなっだけどよく見たら棒にぶつけた真ん中のとこが凹んでしまいました。
特に表情とかするとその丸い縮みがすごい目立つ!指で触ってみるとおでこの骨もちょっと曲がってる、小児科の先生にも骨がちょっと曲がってる問われてる。
表情すると目立つその凹みは皮膚の組織が壊れてるからか?
それとも骨折?それに薬とかも塗った方がいいですか?
今一応茶油とか馬油塗ってますけど、二ヶ月かん経ってもなかなか凹みかよくなってない!
表情しないときは本当に目立たない傷跡だけど表情とかするとその凹みすごい目立つ!

A297 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
額の凹みが通常は目立たなくて、表情によって目立つのですから、皮下組織と前頭筋筋膜か前頭筋の癒着があると考えられます。
おそらく、前頭骨に異常があるわけではないでしょう。
マッサージで外れる場合もありますが、マッサージをなさるならば肌にオイルを塗るのではなく、皮下の癒着を剥がすように皮膚を大きく動かすようにしていただく必要があります。
診察をしなければ詳細が判らないので、適切な対処法は、形成外科を受診してアドバイスしてもらって下さい。
Q298 相談者 ニックネーム:りぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2日前に娘を自転車に乗せていた際に私の不注意で自転車前の子乗せシートから娘が転落しました。
おでこに大きな擦り傷と顎下に擦り傷、前歯が少し欠けてしまいました。
おでこの大きな擦り傷が心配です。幸い深さはないのですが範囲が広いのです。

A298 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「深さはないのですが範囲が広い」なら湿潤治療の適応でしょう。
形成外科を受診して湿潤療法、閉鎖療法を自宅でしても構わない擦過傷であることを確認してもらいましょう。
上皮化後も定期的に形成外科を受診して、適時、適当な自宅ケアをアドバイスしてもらって下さい。
Q299 相談者 ニックネーム:みや 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の子供が、棚の角に眉間をぶつけて穴のあいたような傷ができ、二針縫いました。
小児外科で2針塗ってもらい、1週間後に抜糸して、治療は終わったので傷が目立たないようにしてもらいたくて、皮膚科に通い、マイクロポアテープを貼っています。
皮膚科の先生が傷の直りを見ると、深かったんだねと言ってました。
テープの貼り方をネットでみると、傷に対して直角にはるとのってますが、皮膚科に聞いた所、貼り方は、横でも縦でも結果は同じだと言ってました。
3週間ほどたつと、傷は前より薄くなってきましたが赤みはまだあり、傷が少し盛り上がってきてしまったのが気になります。
今さらですが、形成外科でもう一度見てもらったほうがよいのかな? と思いなやんでいます。
形成外科にいけば、またちがったテープや薬がでるのかな? と思ったのですが、今からだともう遅いですか?

A299 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
先ずは、最終的な回答から。
手間を惜しまないなら、「形成外科でもう一度診てもらったほうがよい」でしょう。

『お子さんの怪我のことで、経験もなく専門的な知識もないので途方に暮れている』ということを十分に了解したうえで順を追って助言をいたします。
やや難しく厳しい表現もありますが、お子さんのためにもぜひお読みください。

怪我をした時点で動顛してしまうのは普通ですが、外傷は先ず水道の流水で洗って濡れタオルなどで圧迫止血してください。
お掛かりになる病院は、取り敢えず傷口を塞いでもらうだけならば何処の病院でも構いませんが、数年後に瘢痕が目立たなくなることまでお考えになるならば形成外科などの創傷専門医に診てもらった方がよいでしょう。

上皮化し創治癒した時点で瘢痕を目立たなくするための治療が始まるのですから、抜糸で治療が終わりという施設と、抜糸後も瘢痕の経過を診てアドバイスをくれる施設は、どちらが優れているかということでなく、治療の目的が違うのです。

これは例えていうなら、料理をするにあたって目の前に材料があるから取り敢えず切るのか、材料をお皿に盛った完成形までを想像して作る料理に合わせて材料を切るのか、どちらを選びますかということなのです。

さて、抜糸後の「マイクロポアテープ」は、「傷に対して直角にはる」と良いのか、「皮膚科」の先生の仰る通り「貼り方は、横でも縦でも結果は同じ」なのでしょうか。

「マイクロポアテープ」を貼る理由を理解すべきです
(そのために当センターにご質問いただいたのでしょうが…)。

外傷があっても健常組織を寄せて創縁が左右上下ともズレが無いように合わせると、1本の線状の瘢痕が形成されます。
「マイクロポアテープ」は、瘢痕を太くする方向に張力がかからないよう局所の安静と盛り上がりに対する圧迫、紫外線対策の意味があります。

したがって、「マイクロポアテープ」を貼る方向は「横でも縦でも結果は同じ」ですが、剥がす時に瘢痕に力がかかったり周囲の肌を傷めたりしないように、両端からそっと剥がして瘢痕の直上は瘢痕と平行に剥がしてください。
「マイクロポアテープ」の貼り換えは、見た目が汚くなったらで構わないので、2日~1週間に1度程度にしてください。

瘢痕は、正常な組織の隙間に瘢痕組織が入り込んでいる状態なので、新生血管の迷入もあるため、受傷後「3週間ほど」の瘢痕ならば「赤みはまだ」あってもおかしくありません。
瘢痕組織が過剰形成されれば、「傷が少し盛り上がって」肥厚性瘢痕を形成します。
肥厚性瘢痕は受傷後3カ月までは赤みも強く盛り上がった状態で、6カ月までに赤みは薄くなり盛り上がりもやや小さくなりますし、6カ月以降も徐々に赤みは消褪し、数年の歳月をかけて白く平らな成熟瘢痕になります。

形成外科を受診すれば、ステロイドテープやステロイド注射、ロングパルスYAGレーザーなど保存的治療も提案してもらえるでしょうし、シリコンジェルシートの貼付など自宅でのケアの仕方も教えてもらえるでしょう。

治療をするかどうかは、説明を聴いたうえで時間をかけてゆっくりと検討すればよいのですから、「思いなやんで」いる暇があるのなら、受傷後どれくらい経過したかに関わらず、形成外科を受診すべきです。
Q300 相談者 ニックネーム:くう 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2016年の2月に、三歳の娘が家具の角におでこをぶつけ、怪我をしました。傷は横傷、2cmほど。まゆげの上3cmほどです。
少し割れたような傷で血が割と出たので形成外科に行きました。
その際に縫合テープで処置してもらい、半年以上マイクロポアテープをつけ、この夏は紫外線対策でマイクロポアテープに日焼け止めも塗っていました。
その後もまだ傷が線のように残っており、形成外科に行きましたが、もうテープはいらないとのこと。
跡が残っているがどうしたらよいかと伺うと、仕方ないよ、とのことであまりアドバイスはもらえませんでした。
現在は何も貼っておらず、周りの皮膚よりも白い横線が入り、ほんの少しばかり盛り上がった跡が残っています。線の太さは太くなく、1ミリ2ミリほどです。
そして、表情を動かすと、その傷の線を折り目に凹みます。
娘は、黒人のハーフでして、純日本人と比べると少し肌が黒いです。
そのため、傷が治りにくい傾向があります。少しでも傷跡を薄くしてあげたいです。
今は素人判断ながら、毎日ぺバリンクリームとひまし油を塗っています。

A300 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が筋膜と癒着しているため「表情を動かすと、その傷の線を折り目に凹」むのでしょう。
確かに「黒人」の方が通常のアジア人より瘢痕が出来やすい傾向がありますが、「線の太さは太くなく、1ミリ2ミリほど」で「周りの皮膚よりも白い横線が入り、ほんの少しばかり盛り上がった」状態の瘢痕なら、瘢痕形成術で瘢痕を細くすると同時に癒着を剥がした方が目立たなくなるかもしれません。
残念ながら「毎日ヘパリンクリームとひまし油を塗って」も著明に変化するとは考えられませんが、やや強めのマッサージで皮下の癒着を剥がすことが出来れば「表情」で「凹」むことは無くなります。気になる瘢痕は、「仕方ない」ことはありません。
「三歳」ですから今すぐ治療をしないとしても、少しでも目立たなくなるように経過を診ながら適時、適当なアドバイスを貰うため、定期的に信頼する形成外科で診てもらうことをお勧めします。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど) 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る