傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q321 相談者 ニックネーム:みつまめ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳2ヶ月の娘ですが、昨日転んでテレビ台の角でおでこを打ちました。たんこぶができ、擦り傷も出来ました。傷は、えぐれたような擦り傷ですがそれほど深くありません。
出血も滲むような感じでひどくなかったので、応急処置として、水洗い、キズパワーパッドを貼りました。
跡が残らないかと不安ですが、病院に行った方が良いでしょうか?

A321 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「応急処置として、水洗い、キズパワーパッドを貼」った対応は、正しかったと考えます。
ただし「傷は、えぐれたような」状態なら、組織の座滅の可能性もあるので、形成外科を受診して、そのままの治療を継続してよいかどうか一度診てもらってください。

また、後に瘢痕に治療が必要になるかもしれないので、「跡が残らないかと不安」ならば、特に治療をしないで経過を診てもらうだけであっても、定期的に形成外科を受診して状況を説明してもらった方がよいでしょう。
Q322 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

4歳の娘が先週の木曜に額を棚にぶつけて切れてしまい、近くの整形外科で処置をしていただいたのですが、傷が残りそうなのでなんとか治したいと思い相談させて頂いだいております。
切り傷は額に横線上に約7cm程度です。処置は傷口に対して直角に包帯のような白いテープを3本貼られていて、取れるまでそのままにしておいてくださいと言われてました。
この状態で良いのか、それとも創傷治癒センターに掲載されている病院に行って、処置をしていただいた方が良いのでしょうか?

A322 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「額を棚にぶつけ」た割創は、創縁の組織が座滅されていることが多く、そのまま縫合すると、なかなか目立たない細い1本の線状の瘢痕にはなりません。

だからと言って、受傷直後の不整な創縁を鋭利なメスでシャープに加工して縫合するのは、正常な組織を多少なりとも切除することになるので、顔の外傷の場合は特に、専門医であっても躊躇することも少なくありません。

また「額に横線状」の創は、創が開くような方向に緊張がかかったりしないので、「傷口に対して直角に包帯のような白いテープを3本貼」るだけでも、創の閉鎖が可能と考えられます。

したがって「近くの整形外科で」していただいた「処置」は、
まず創を治癒させて、瘢痕が目立った場合に再度治療を検討するという前提として、正しい判断と考えられます。
ただし、女児の額で7cmもの長さがあるのですから、最初から瘢痕の治療までを見据えて創治療をした方が良いとも言えるでしょう。
可能ならば、直ちに形成外科専門医を受診することをお勧めします。
Q323 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:無記入

8ヶ月の乳幼児ですが、耳に近い頬に傷を作りました。いつ何でやったのか見てなかったので不明ですが、血が止まった後によく見ると、えぐれたように凹んだ傷でした。傷跡を残さないためにハイドロコロイド素材のバンドエイドを貼ろうかと思って説明書を読んだら2歳以下には使用できない。また顔に使用できないとありました。乳幼児や顔の傷にはモイストヒーリングはできないのでしょうか?

A323 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
幼児の皮膚は薄くて敏感なのと、あまり使用データがないので、使用せぬようとなっています。実際の処置は、形成外科で指導を受けてください。
Q324 相談者 ニックネーム:りい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

二週間前、9歳の子供が勢いよく転んでしまい、アスファルトで、頬と鼻を擦りむき、歯を2本折りました。
お風呂上がりに、どうやら、かさぶたが、取れてしまったようで、未だに、赤く炎症したように、傷跡が残ってしまっています。
よくみると、ピカピカしたようなピンクなっています。
場所が顔なのと、頬は、500円玉程の大きめの傷な為、どうしたら、傷跡が、小さくなるのか教えてください。

A324 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「二週間」で、「かさぶたが、取れてしまった」直後ならば、「赤く炎症したように」「ピカピカしたようなピンクになって」いても、通常の経過と言えるでしょう。
今後紫外線の影響を受けやすいので、スキントーンテープなどの肌色テープを貼って、紫外線予防をしておくことをお勧めします。
形成外科あるいは皮膚科を受診して、具体的な方法を指導してもらってください。
また可能ならば、瘢痕が目立たなくなるまで定期的に経過を診てもらい、適時アドバイスを貰うことをお勧めします。
Q325 相談者 ニックネーム:みんみん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳半の娘です。
1ヶ月ほど前、階段で転び顎をうち、半円状に切れたので整形外科にかかりましたが、縫いはしませんでした
しかし、今は赤くなり固くなっています。
このまま治らないのでしょうか?

A325 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、受傷後3カ月までは瘢痕は「赤く」「硬く」なり、6カ月に向けて、軟らかくなり赤みも治まっていきます。

その後はしこりになり、身体が温まったときだけ赤みが出るようになりますが、それも長い経過の中で徐々になくなっていきますし、しこりも少しずつ更に軟らかくなっていきます。

おかかりになっている整形外科でもかまいませんが、可能ならば、形成外科を受診して、診察を受けたうえで具体的なアドバイスを貰ってください。
Q326 相談者 ニックネーム:Cowcow1902 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

五歳の息子が、11月30日ベニヤ板の角で頬に擦り傷を負いました。
夜だったため、家にあったゲンタシンをぬり、受傷翌日に形成外科に行きました。
診察は、ゲンタシンをこのまま塗り、一週間もせず、かさぶたがとれるからね。お風呂入るときも普通に顔を洗ってね。
傷痕は大丈夫でしょうとのお話でしたので、楽観に思っていたのですが、現在受傷後約二週間、ベニヤ板の形状が白い線で四センチ残っています。
周りのかさぶた跡は、何も跡はないです。
いま、何か少しでも傷痕を薄くするようなケアはありますでしょうか。

A326 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Q327 相談者 ニックネーム:ハラペコ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

11歳の長女の顔に3歳の時に硝子で切って縫合した傷跡があります。
最近になって、ちょっと目立って気になるようになってきました。
縫合痕を目立たなくする治療はあるのでしょうか?

A327 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ちょっと目立って気になるようになって」という記載だけでは、瘢痕のどういう点が気になるのか判断ができません。

「縫合痕を目立たなくする」ために、瘢痕の一般的な治療だけでも、圧迫、保湿、外用薬、内服薬、注射、レーザー、瘢痕形成術、中性子線など瘢痕の状態によってさまざまな方法がありますし、それらを複数組み合わせれば無限の選択肢があります。

瘢痕の治療は瘢痕の状態を見極めて、患者さんの希望に沿うように、患者さんと主治医が話し合いながら治療方針を決定するものです。

複数の形成外科を受診して、勧められる治療法をすべて理解し、この先生なら信頼できるとお感じになった医師を主治医として、患者さんご本人とご家族、医師、全員が十分納得できる治療をお選びになってください。
Q328 相談者 ニックネーム:mm 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

つい先日二歳になる娘が公園の滑り台の一番上から足を踏み外し、顔から落ちてしまいました。
公園は土の上に砂があるような地面で、鼻の下を横直線に3cm程ばっくり切ってしまい、その足で外科へ連れて行きました。やはり切れてはいるようなのですが、傷口に沢山土や砂が入っているようで、切れて開いてしまった部分もよく見えないようでお医者様はまず水?か消毒液で傷を洗い流して消毒して下さいましたがやはり砂などが取りきれないようで、このまま縫うと土や砂など茶色くなったまま縫って残ってしまうから現段階では縫えないとの事でした。化膿止めのお薬をもらい、次にいついつ見せに来てくださいなどや、今後の説明も全くされず、とにかくお風呂で良く洗って。とだけ言われ返されてしまいました。
良く洗うと言っても私は素人ですし、その間にもバイ菌が入ったり化膿してしまわないか、縫う前に変な風に傷が閉じてしまわないか、心配でなりません。
早急に違う外科か、形成に連れて行った方が良いのでしょうか?

A328 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創内に「土や砂」などの異物が存在する場合、まず流水で洗い流すことを第一に考えてください。
外傷性刺青を防ぐためには、麻酔をかけてでも創の洗浄を試みるべきです。
直ちに形成外科を受診してください。
なお創が閉鎖していない状態でも、石鹸で洗っていただいて構いません。
Q329 相談者 ニックネーム:姫のママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

今年の5月に7か月になる娘が抱っこひもから道路に落ちてしまい、小鼻を5ミリくらい深く切って(軟骨まで)しまいました。
すぐに形成外科を受診し、「傷跡を残りにくくしてあげたい」とテープでの処置をしてもらいました。
4日後病院でテープを剥がしてみると小鼻と鼻の穴の上のほうの皮膚が少しずれて段差ができていました。
先生には、「目立つかどうかは成長してみないとわからない」と言われました。
また「子供のうちに治しても成長過程でどうなるかわからないし、なるべく皮膚に負担をかけないようにして大人になって本人が気にするようならその時治せばいい」と言われました。
私は皮膚のことはわからないのですが、今の段階でもうずれて段差ができているので早いうちに治してあげることはできないのでしょうか。
鼻という顔の中心でとても目立つところなので大きくなってコンプレックスを持つ前に治してあげたいのですが・・・

A329 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「7か月」くらいの乳児が「抱っこひもから道路に落ちて」受傷した様な場合は、「深く切って(軟骨まで)」「4日後」に「小鼻と鼻の穴の上のほうの皮膚が少しずれて段差ができて」いても、
軟骨の断裂が起きていることは極めて少なく、ほとんどの場合表皮の段差だけに済んでいるものです。

そうであるならば、時間の経過を待っていただければ、瘢痕と「ずれ」は成長とともに目立たなくなる可能性もあります。
小鼻の皮膚側から鼻の穴の粘膜面まで貫通して鼻の穴自体の変形が残っているならば、
「段差」は解消されないかもしれませんが、その場合でも「目立つかどうかは成長してみないと」わかりません。

また、簡単な矯正具を使用した方がよい場合もありますが、どの時点でどのように矯正するかは、じっくり検討する必要があります。

まだ受傷後2カ月程度ですから、今後の経過を診たうえで方針を決定することになるので、定期的に形成外科を受診して相談してください。

診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、不安が募るようなら、セカンドオピニオンとして複数の形成外科医の意見をお求めになってもよいでしょう。
Q330 相談者 ニックネーム:ゆうのす500 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

今4歳8ヶ月の息子のことです。1歳半くらいの時に室内で転んでテーブルに口をぶつけ、下唇に上の歯がささるケガをしてしまいました。当初は血がたくさん出たので親も慌てて救急病院に連れて行きましたが、日曜日だったため当直医は外科医でした。
診察の頃には出血も止まっていたので、先生は「消毒をしておきます。小児なので縫うのは無理ですね。しばらくは腫れが残るかもしれませんね。」歯茎からも出血していたので、「歯が心配なら明日にでも歯医者の診察を受けてください」と言うことでした。このとき傷口の腫れはそのうち引いて行くものだと思っていました。
しかし、それから3年が過ぎ、息子の下唇は今でもパチンコ玉大の膨らみが残っています。また、そのせいかキズ側の唇の下にいつも力が入っているようで、歯ブラシを使うのにもちょっと苦労してしまう状況です。
このままにしていて、唇の傷跡は成長するに従い徐々に目立たなくなるものなんでしょうか? 今後、この傷跡が原因で口が曲がったりしてこないか心配です。
今からでも一度形成外科等の診察を受けて何かしらの治療を受けた方がよいのでしょうか?

A330 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後3年を経過しているにもかかわらず、「今でもパチンコ玉大の膨らみが残って」いるということですから、放置して徐々に軟らかくなるとしても今後さらに数年の経過が必要と考えます。

もちろん特に治療をしなくとも、「今後、この傷跡が原因で口が曲がったり」することはありませんが、少しでも早く柔らかくしようということならば、1日1~2回程度、親指と人差し指で皮下のシコリを挟んでゆっくりと押しつぶすようにマッサージをしてください。
一旦軟らかくなっても、翌日には再度硬くなっているはずですが、軟らかくなる前に急いで力を加えると痛むこともあるので、4歳8カ月のお子さんが嫌がらない程度に時間と期間をかけて少しずつ変化があればよいという程度の気持ちの余裕が必要です。

「キズ側の唇の下にいつも力が入っているよう」なことは無いはずですが、「歯ブラシを使うのにもちょっと苦労してしまう状況」で生活に支障があるならば、シコリにステロイド剤を注射したり(小児にはお勧めできません)、手術でシコリ部分を切除したりすることも可能です。
まだ「4歳8カ月」ということなので、すぐに痛みを伴う治療をすることはお勧めしませんが、直ちに治療をするということでなくともいつでも治療はできるんだとご本人とご家族が認識しておくことは、精神衛生上も大切なことですから「一度形成外科」「の診察を受け」て相談してみるとよいでしょう。

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