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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
Q51 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2ヶ月前、2歳の娘がソファから転落し、引き戸のレールに顔をぶつけて鼻下を怪我しました。
少しえぐれるような怪我でしたが、順調に治癒していっていると思っていたため、さほど心配していませんでした。しかし、2ヶ月経ってもまだ傷跡が赤く残って表面がぴかぴかしている状態が続いているため、傷跡は少しずつですが小さくなってきているようには感じていましたが、念の為と思い皮膚科を受診しました。
皮膚科の先生は、少し膨らみが見られるのでケロイドではとおっしゃり、顔に塗る用の弱いステロイドを処方してくださいましたが、何ヶ月が塗り続けて良くならなければ形成外科へとのことでした。ケロイドについて知識がなかったので帰ってからインターネットで少し調べた所、自然治癒はせず、また塗り薬では良くならないという情報を見つけました。
まずは皮膚科の先生の言う通りステロイドを塗り続けることなのかなと思いますが、あまり時間の経ってしまう前に形成外科へ受診するべきなのか、迷っています。軽い考えのまま2ヶ月経ってしまいましたが、少しでも痕が目立たなくなるよう今からできることはなるべくしたいので、ご教授いただければ幸いです。

A51 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドではなく肥厚性瘢痕でしょう。
少なくとも受傷から3か月程度赤い状態で、6か月に向けて赤みは軽減します。
それ以降もお風呂や運動で体が温まる度に一時的に赤みは強くなる症状は続きますが、時間の経過とともに徐々に目立たなくなっていくのが通常です。
「顔に塗る用の弱いステロイド」でもよいのですが、「少しでも痕が目立たなくなるよう」にとお考えなら、「ステロイドを」「何ヶ月か塗り続けて良くならなければ形成外科へ」行くのではなく、直ちに形成外科を受診してください。
大切なのは、信頼できると感じる形成外科の主治医を見つけて、定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスを求めることです。
Q52 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

息子が幼稚園で外遊びをしている時に、遊具におでこを切る怪我をしました。
おでこで出血が酷かったこともあり、救急車で園の近くの総合病院に運ばれました。私は仕事場から駆けつけたのですが、その時には小児科で応急処置、血液検査、CTオーダー、皮膚科への処置依頼がされてました。
おでこを打って切っていること、頭蓋骨近くまで切れていたのでCT検査してもらったのですが、血液検査も貧血はなく、CT検査も異常なかったので、そのまま皮膚科で縫合処置。その際、説明として全身麻酔と局所麻酔をして行う、筋肉も場合によっては縫合するとは聞いてました。ですが、処置後医師からの説明はなく、皮膚科看護師から抜糸までの傷口の手当のしかたのみの説明で終わりました。
麻酔は初めての経験で、すぐに目は覚めていましたが、手術当日のみ車に乗ると嘔吐して、翌日からは傷口を痛がることも無く、嘔吐や発熱などありませんでした。
手術から1週間後、予定通り抜糸し、その時に筋肉も縫っていた事を知り、表情に違和感なかったかと聞かれました。
表情には違和感なかったですし、髪の毛の生え際なのでこれ以上傷を目立たなくする治療は出来ないと言われ、治療は終了しました。
ですが、抜糸前日くらいから目をこすることが多く、最初は絆創膏や傷が治りかけてるのが痒くて、傷口をかけない分目をこすっているのかと思っていて抜糸の時には医師に聞いてなかったんですが、手術と目をこするのは関係があるのでしょうか?また、髪の毛の生え際だとやはり傷跡の治療はできないものなのでしょうか?

A52 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらく大人ならば「局所麻酔」だけで縫合処置で終わったであろう割創が、幼児は動くので無理に抑制するより「全身麻酔」で処置をした方が早くきれいに縫合できるという判断だったのでしょう。
「抜糸」の際に担当医が「表情に違和感なかったか」と訊ねたのは、顔面神経の損傷が無かったことを確認したのではないでしょうか。
「髪の毛の生え際」で前頭筋を「縫って」も「表情に違和感」は生じませんし、その部位で顔面神経を損傷することはありません。
「髪の毛の生え際」辺りを割創が出来るくらい打撲したなら、多少なりとも皮下出血や浮腫みが生じているはずで、「抜糸前日くらいから目をこすることが多く」なったとすれば、浮腫みが下に降りてきてやや瞼が重いように違和感があったのかもしれません。
数日で気にならなくなるので、「目をこすること」は無くなるでしょう。
「傷跡」がどれくらいかはわかりませんが、「傷を目立たなくする治療」のテープ固定などをするには髪の毛が邪魔になるのですが、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q53 相談者 ニックネーム:りーこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4才の息子。転倒しテーブルの角で顎を切りました。病院は行かずキズパワーパッドで治療し、傷は治りました。1カ月後ですが皮膚を寄せると、傷跡に沿って皮膚が陥没します。皮下組織が損傷しているのでしょうか?治るのか心配です。どうすれば良いでしょうか?

A53 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下で癒着があるのではないでしょうか。
受傷後3か月経過を待って、毎日数十秒から1分程度、皮下の癒着を剥がすようにマッサージをしてください。
ただし、自己判断をなさるのではなく、一度、形成外科で診察をお受けになることをお勧めします。
Q54 相談者 ニックネーム:ともこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3日前に2歳の娘がおでこを室内の角にぶつけて骨まで深く開いてしまいました。形成外科の先生が吸収される糸で4針縫って下さり、リンデロンVG軟膏で湿潤療法をするように言われました。
傷の治りが遅くなる効果もあるという、ステロイドリンデロンで良いのか気になり質問しました。他の保湿剤などの方が良いでしょうか?
また現在軟膏をぬると絆創膏が浮いてしまい、一日一回の交換の時に軟膏の気配もなくやや乾いた風なのが心配ですがこれで良いのでしょうか?
もう受診は必要無いと言われ、一週間後の乾いたあとは冬までマイクロポアテープをただ上に貼ると良いと言っていたのですがなるべく綺麗に治したい場合はこれ以上に何かしてあげられますか?
日焼け防止は傷の部分だけで顔全体や手足はケアしないでも影響ないでしょうか?
また、調べるとむしろ一週間経った頃からリンデロンが良いというような記事もあり、マイクロポアテープの上からしばらく頂いた軟膏をぬった方が瘢痕防止に良いでしょうか?
今の傷の状態は赤く、傷口は真ん中らへんがちょっと皮膚ではない感じで粘膜のような赤さの部分が凄く僅かに丸い感じで残っておりピタッと一直線に皮膚が閉じた感じではないです。

A54 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
明確に厳しく回答いたします。
外傷の瘢痕はどんなに目立たなくなっても、全く無くなることはないということはご了解いただいていますね。
とくに「ぶつけて」受傷した割創は打撲による挫滅が創縁にあって、鋭利な刃物による切創と比べると縫合しても創縁がぴたりと合いにくいため瘢痕が残りやすいことも理解できますね。
お知りになりたいのは創傷あるいは瘢痕の一般論ではなく、貴女の「2歳の娘」さんが「おでこを室内の角にぶつけて骨まで深く開いて」しまった割創の瘢痕を目立たなくするための治療法、ケア法なのですよね。
「一日一回の交換の時に軟膏の気配もなくやや乾いたふう」ならば創の湿潤環境を保てていないので、乾かないくらいの軟膏をたっぷりと塗ってください。
乾かさないことが主目的なので、「リンデロンVG軟膏」であろうがワセリンであろうが構いません。
湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いになれば、軟膏は必要ありません。
縫合した創縁がしっかり閉じているなら「湿潤療法」は必ずしも必要ありませんが、「真ん中らへんがちょっと皮膚ではない感じで粘膜のような赤さの部分が凄く僅かに丸い感じで残っておりピタッと一直線に皮膚が閉じた感じではない」なら「湿潤療法」を選択したほうがよいでしょう。
表皮を「吸収される糸で4針縫って」あるなら、遅くとも4日目くらいには抜糸して、創縁が開かない様にテープ固定に替えることをお勧めします。
上皮化が完成して抜糸後の固定テープが剥がれたら、皮膚のかぶれに注意しつつ、瘢痕が幅広くなるのを防ぐため「マイクロポアテープ」など伸縮性のない紙絆創膏を3か月程度貼っておくとよいでしょう。
貴女は、外傷治療や瘢痕の治療について一般的な情報を得たいのではなく、貴女の「2歳の娘」さんの瘢痕を目立たなくするための具体的な方法を知りたいのですから、直ちに信頼できる形成外科医におかかりになってください。
信頼できる医師というのは、目標が貴女と同じところを向いていて、何でも相談できるということです。
つまり、貴女の望みが「娘」さんの瘢痕が目立たなくなることなのですから、瘢痕が目立たなくなるまで定期的に経過を診て適時・適当なアドバイスをくれる医師を「娘」さんの外傷の主治医にするべきです。
また、正しい情報に触れたいなら、専門の医師自身が書いた記事以外の情報を参考になさるのはおやめになってください。
繰り返しますが、診察をしなければ個別の症例に対する的確で具体的な治療法・ケア法のアドバイスはできないので、直ちに信頼できる形成外科におかかりになってください。
Q55 相談者 ニックネーム:ヒナママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

5歳の娘が溝の角で目と眉毛の間を パックリ切ってしまい。救急で5針縫いました。
形成外科に行くように言われましたが、やはり跡は残りますか?

A55 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷を受傷した場合、瘢痕が極めて目立たなくなることはあっても、瘢痕が全く無くなることはありません。
一般的に、「救急」医療は緊急の治療をする場で、専門分野の診療科の集合体ではないので、娘さんの顔の外傷ということで、翌日からの治療を外傷の専門科の「形成外科」にバトンタッチしたのでしょう。
瘢痕を残さない治療、瘢痕を目立たなくするケアや治療をするため、「形成外科」におかかりになってください。
Q56 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満  性別:女性

3歳の娘が昨日机の角で右目の下を打ち付けて切ってしまい緊急外来に行ったのですが傷じたいは大したことが無いのですが見てないもしてもろえず自分達で絆創膏やガーゼで処置しようかと考えています。内出血もあるみたいです。何かいい方法は有りませんか?

A56 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
緊急処置として、薬局でキズ固定用のサージカルテープを購入し、創縁をピタッと合わせてテープ固定してください。
その上から「絆創膏やガーゼ」を当てて構いません。
「内出血もある」ならタオルなどで直接肌に当たらないようにして、氷嚢などで冷やすとよいでしょう。
翌日で構わないので、形成外科を受診することをお勧めします。
Q57 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

家で遊んでて転んで家具の角でおでこをうちぱっくりと切れました。
急いで緊急外来に行って応急処置をしてもらったのですが、当本人が暴れてしまうため、仕方なくテープで処置してもらいました。
次の日専門医に見て貰いに行きましたが、傷口を見ることなくこのままテープでその上に絆創膏など貼ってテープを取れないようにしてくださいのこと。
素人から見ても結構ぱっくりいってたんですが、このままテープ治療で治るのでしょうか?
また、どのくらいの期間で治るでしょうか

A57 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
切創や割創の縫合は、創縁を合わせて閉じて創縁の癒合を待つために行います。
患者さん「本人が暴れてしまうため」縫合処置が困難な場合「テープで処置」して済ませることもありますが、その場合も創縁がしっかり閉じる様に「テープ」を貼るので、正しく処置をすれば縫合糸を使った縫合と同じ効果が期待できます。
「次の日」診てくれた「専門医」は、創がしっかり閉鎖されていること、テープが剥がれかかっていないことを確認して、「このままテープでその上に絆創膏など貼ってテープを取れないようにしてください」と指示を出したのではないでしょうか。
創縁に隙間が無ければ、通常、「1週間」程度で比較的しっかりと創は癒着します。
おかかりになった「専門医」から、いつまで「このままテープでその上に絆創膏など貼ってテープを取れないようにして」おけばいいか、もし「テープ」が剥がれたらどう処置をするか、次の診察はいつかなど具体的な指示が出ているのではないでしょうか。
瘢痕が目立たなくなるかも気になるなら、「専門医」に定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。
Q58 相談者 ニックネーム:moka 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1ヶ月前くらいに1歳8ヶ月の娘がテーブルに下顎を思いっきりぶつけてアザが出来てしまい少しずつ薄くなってきたのですが、最近顎を触った時に痣のあるところが出っ張っているのに気付きました。
この場合何科に行くのがいいのでしょうか。

A58 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
なだらかに「出っ張っている」なら皮下出血の痕でしょうし、こぶ状に「出っ張っている」なら皮下血腫の線維化と考えられます。
受傷後3か月までは硬いしこりとして触れることも少なくありません。
通常、6か月に向けて軟らかくなり、それ以降徐々に吸収されていきます。
形成外科を受診して、一度診ていただくとよいでしょう。
Q59 相談者 ニックネーム:ちゃんゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳男の子です。
1ヶ月ほど前に、自転車で転倒して、顔の怪我をしました。
おでこや他の擦り傷は治ったのですが、転んだ際に鼻の皮膚に5ミリくらいの小石が入り込んでしまいました。私が、手で無理やり取ったのですが、陥没してその部分だけかなり出血していました。
今だにそこだけ治らず紫色で、少し膨らんでいる様な傷になってます。
これは将来的にレーザーなどで治療するのが、ベストでしょうか。

A59 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
通常、数年の経過は必要ですが「紫色」は薄くなりいずれ目立たなくなります。
また、成長に伴い「膨らんでいる」症状も軽減しますが、全く平らになることはないかもしれませんし、平らになっても白い瘢痕として残るでしょう。
直ちに治療する必要はありませんが、形成外科や美容皮膚科で一度診ていただご相談なさるとよいでしょう。
Q60 相談者 ニックネーム:もかか 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

9歳娘。公園で遊んでいた子が金属バットを振った際に、近くにいた娘の目の横にあたり、救急で形成外科にで処置を受けました。内側8針外側6針縫いました。
現在半年経ち、傷口としてはくっつき治ってるのですが、傷跡はかなり赤く目立ちます。
日焼けしないよう、テープを貼り日焼け止めを塗って過ごしていたのですが、傷跡の周りもテープによる摩擦でかぶれてしまってます。
主治医からは半年経ったのでテープはもう外して、日焼け止めを塗るよう言われましたが、この赤みがどのくらいで落ち着くのか?
また、年齢的にも顔の傷を気にするようになるので、とにかく目立たなくしてあげたいと思っています。日焼け止め以外で何か出来ることがないのか?教えて頂きたいです。

A60 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷跡はかなり赤く目立ちます」とは言っても、抜糸直後に比べると「赤み」はかなり軽減しているはずです。
まだ、運動や入浴で身体が温まると一時的に「赤み」は強くなります。
受傷後「半年」経過しているので、以降は時間の経過とともにきわめて緩徐に「赤み」の症状は軽減します。
一般的に、2年経過すれば「赤み」も出現しなくなるでしょうし、「傷跡」もほとんど目立たなくなります。
「テープ」の貼り替えはむしろ「傷跡」への刺激になって「赤み」の消褪を妨げるので、「主治医」の指示通り「日焼け止めを塗る」だけでよいでしょう。

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