傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(転んだ・ぶつかった・切ったなど)
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:リー 患者様(相談対象者) 年齢:5歳5か月 性別:女性

5歳の娘が、棚の上のセロハンテープを取ろうとして、滑ってしまい、カッターの部分で左の人差し指の腹(指紋の部分)を切ってしまいました。えぐれたように切ったので、表皮が一部なく、出血もひどかったです。夜間病院で5針縫合しましたが、どのように治るかが心配です。切り傷なら縫合でくっつくでしょうが、娘の傷は、表皮同士を引っ張って縫合したのではないか、その傷は治っても、皮膚が突っ張ってしまうのではないか、皮膚移植しなければいけないのか?など強く不安が残っています。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をして詳細を把握しなければ具体的なアドバイスが出来ません。
「セロハンテープ」の「カッターの部分」で「えぐれたように切った」という受傷機転から、直線でない創縁を丁寧に組み合わせると表皮欠損は無いかあったとしても極めて小さい欠損で、皮下組織の欠損は無いと推測されます。
一般的に「夜間病院」では特殊な処置はせずに単純に縫合するだけなので、ご心配のような状態にはならないと考えますが、創状態に合わせた適切な対処をすべきでしょうから、受傷翌日からの処置は形成外科におかかりになって指示を貰ってください。
Q2 相談者 ニックネーム:アビカ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

左中指末節骨骨端線損傷で手術をし一週間後診察、腫れがまだあるので薬7日分頂く。後2〜3週間掛かると言われました。普通なのでしょうか?手術の上手い下手はこの程度の手術ならないのでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
成長期のお子さんの手指の骨端線損傷は、骨端軟骨を徒手整復してシーネやギプスを用いた固定を2~3週間継続すれば治癒することも少なくありません。
頂いた情報だけでは骨折や「手術」の詳細が判りませんが、「後2~3週間掛かると言われ」たなら、整復位での固定は上手くいっているということなのでしょう。
治癒後は日常生活で手指を使うことが自然にリハビリになるので、多くの場合、特別なリハビリ治療は必要ありません。
Q3 相談者 ニックネーム:ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

3歳の息子がギザ歯タイプの子ども用包丁(刃の部分を触っても切れないよう鋭くないギザギザになっているが、ステンレス製)できゅうりを切っていたところ、左親指の爪の生え際から左方向を切り、出血しました。横幅4ミリ、深さ1.5ミリほどの切り傷でした。15分圧迫止血すると、ダラダラとした出血は止まりましたが、まだじんわり血が滲んでいました。マキロンをかけて、滅菌ガーゼで軽く抑え、普通の絆創膏を貼りました。受傷時とシャワー後(袋で覆って濡れないようにして)の2回、同様の処置しましたが、すぐに絆創膏の上から血が滲むのが確認できました。絆創膏のガーゼ部分の5分の1程度、傷部分に沿うように出血があります。絆創膏を剥がすと、血がすぐに溢れるほどではありませんが傷の中に赤く血が確認できる状態です。赤くなったり腫れたりはありません。子どもは止血してからもしばらくは泣いていましたが、今も痛みはあるようですが指は動き、顔色や機嫌は通常通りです。抗生物質を飲んだ方が良かったりする場合もあると思うのですが明日が日曜日なので、明日休日診療センターで診察するか、明後日に平日の通常診察を待つか、どちらが良いでしょうか?明後日を待つとすると、傷の消毒はマキロンなど消毒液か、滅菌蒸留水か、水道水だとどれがよろしいでしょうか?被覆剤は絆創膏か、キズパワーパッドだとどちらがよろしいでしょうか?赤くなったり腫れたりする以外で急いで病院に行く方が良い所見はありますか?痺れは現在無いようですがいずれ痺れが出たり、動かしにくいなど、後々症状が現れることはありますか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「水道」の流水で血餅を洗い流してください。
洗濯したてのタオルや新しいティッシュやキッチンタオルなどで水分を拭きとって、創縁がぴったりと合わさるように「キズパワーパッド」などの湿潤療法専用創傷被覆材で創固定します。
休日明けに「通常診察」を受けてください。
「赤くなったり腫れたり」、熱感や痛みが増したりすれば、感染の可能性があるので、「急いで病院に行く方が良い」でしょう。
「痺れが出たり、動かしにくいなど、後々症状が現れることはありま」せん。
Q4 相談者 ニックネーム:3人のママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1週間前に6歳の娘がガラスのコップを持ち転倒し、両手を切りました。右手小指が2針左手小指1針左手のひらを3針縫いました。全て溶ける糸だそうです。縫ってから1週間経ち、クリーム軟膏を塗って完了と包帯がとれました。帰宅後右手の小指が曲がらないことにきがつきました。小指の付け根は動きますが、関節が動きません。指先を触ると触っている感覚はあるそうです。どう言ったことが考えられますでしょうか?まだ縫った糸は溶けていなくて、生々しい状態です。少し指は腫れているようにも思えます。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
掌の中央(感情線や頭脳線のライン)から指のPIP関節(第2関節)までの間で切創を受傷した際に屈筋腱(指を曲げるスジ)を損傷した場合、創治癒に伴い屈筋腱が癒着して屈曲制限が起きてしまうことがあります。
屈筋腱の癒着予防には専門の知識に基づく早期のリハビリが必要です。
「小指の付け根は動きますが、関節が動きません」という相談が指を曲げることも伸ばすことも出来ないということなら、お嬢さんが指を曲げることを不安に思い躊躇しているだけかもしれません。
DIP関節(第1関節)とMP関節(「小指の付け根」)は屈曲できるがPIP関節(第2関節)は曲げることが出来ないということなら、浅指屈筋腱の切断の可能性も否定できません。
縫合していただいた病院でご相談いただき、専門的な診察が必要なら手の外科を標榜する整形外科や形成外科を紹介してもらってください。
Q5 相談者 ニックネーム:きーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳4ヶ月の娘なのですが、1週間ほど前公園で遊んでいるとき砂利の上で転びました。
家に帰って手を洗うとき、右手のひらの真ん中下ら辺に0.5cm程度の切り傷?があるのを発見し、砂利のような物が入ってるのが見えたので石鹸洗浄しました。
血も出てなくこの程度の傷だからと思って砂利が少し残っていたのですが、そのまま放置してしまいました。
1週間ほど経って、傷が赤色から紫に変色しタコやうおの目の様に硬くなっています。
ピンポイントで触ると痛がります。医療機関を受診した方が良いのでしょうか。また、何科にいけば良いのでしょうか

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に創閉鎖していれば、直ちにしなければいけない処置はありません。
「1週間ほど経って、傷が赤色から紫に変色し」たのは皮下出血があったせいでしょうし、「タコやうおの目の様に硬くなって」いるのは「手のひら」の創周囲の表皮のターンオーバーが早くなって角質が厚くなっているのでしょうから、いずれも徐々に改善します。
「手のひら」に「硬く」なったものがあれば、「1歳4か月」の幼児なら触れられれば嫌がるでしょうし、母親などから痛いか尋ねられれば「ピンポイントで痛が」るのは通常の反応です。
本当に痛いのかどうかを見分けるには、おもちゃなどで遊ばせて無意識のうちに「右手のひらの真ん中下ら辺」を使っているかどうかを観察すればよいでしょう。
「砂利が少し残って」も「痛」みに繋がることはありませんし、浅い部位のものならばいずれ自然に排出されます。
直ちに処置が必要になる可能性は低いと考えますが、一度形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
Q6 相談者 ニックネーム:りんりん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

8歳の男の子です。
1週間前に右手薬指の先にレンガを落とされ、指先を骨近い組織までえぐれてしまい、5針縫いました。
2、3日毎に受信していますが、皮膚が真っ黒になっています。
このまま腐ってしまわないか、きちんと再生するのか心配です。
神経など大丈夫なのでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科におかかりになっているなら、主治医にお任せいただくのがよいでしょう。
おそらく現状は、湿潤療法で指尖組織の保存と再生を図っているものと考えます。
血流の悪い組織は壊死して脱落しますが、肉芽の増生を待って出来るだけ指尖形状を保つための治療法です。
「真っ黒になって」いるのは表皮だけの可能性も高いので、主治医に、現状の評価、治療方針、予測される治療経過をお尋ねになってみてください。
Q7 相談者 ニックネーム:ヨッシー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

二年と少し前に 子供が 私の金属部分がむきだしになったスマホカバーで手の指のはらをえぐる怪我をしました。そのとき娘の肘をつたって血が床にポタポタ落ちていたことを覚えています。
その、10分後には形成外科を受診しました。
先生はこれは縫えないからなあー かなり深いなあーと、傷口の消毒をしガーゼをあて包帯をまいてくださいました。毎週受診するよういわれたので毎週受診していました。三週間しても傷口がふさがらず その後 何日かで完全に傷口がふさがりました。

今、二年がたち少し傷跡が残っていて娘も私も気にしいるのですが 指のはらということもあり それ以上に何かをつかんだときの 異物感があるようで そちらの方が気になります。
まだ、10歳ということで 大人になるにつれ 皮膚ものびてその違和感も薄くなれば良いなと思っているのですが どうでしょうか。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指のはらをえぐる怪我」で「縫えないからなあー かなり深いなあー」と「形成外科」の担当医が判断し、「三週間しても傷口がふさがらずその後 何日かで完全に傷口がふさが」ったとすれば、瘢痕として治癒したと考えられます。
瘢痕は線維成分が多いので硬いうえ、瘢痕内には神経が存在しないため「何かをつかんだとき」に「異物感」を感じるのでしょう。
数年の経過のうちに瘢痕が軟らかくなると同時に収縮して違和感は減っていくでしょうから、気長にお待ちになってください。
Q8 相談者 ニックネーム:ちい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

先月、1歳半の娘が少し高いところから転落し肘の手術をしました。
3センチ程の傷跡が残るようで、できるだけ目立たないようにしてあげたいのですが、今はギプスをしていて外れた後の傷のケア方法を教えていただきたいです。
シリコンジェルシートを使用した方が良いでしょうか?
傷跡は成長していくにつれて大きくなるでしょうか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肘は動く部位なので、瘢痕の位置によって、「シリコンジェルシートを使用」できないこともあります。

「シリコンジェルシートを使用」できなければ、瘢痕を幅広くする方向に緊張がかからない様に紙テープを貼っておいてください。
身体が大きくなれば、「傷跡は成長していくにつれて大きく」なります。
当サイトでは一般論でしかお答えできないので、「できるだけ目立たないようにしてあげたい」ならば、形成外科で診察を受けたうえで、具体的なアドバイスを貰うことをお勧めします。

形成外科という診療科は、直ちに手術や治療をするだけでなく、瘢痕を目立たなくするための日常でのケア法を指導してくれますし、長期的に経過を診て貰うこともできるのです。
Q9 相談者 ニックネーム:たちゅこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

1歳3ヶ月の息子のことです。剃刀を握ってしまい右手親指の関節の少し上指の腹を切ってしまいました。
病院へ行き消毒し、ガーゼをし、包帯を巻き終わりましたが、、、そのままでいいのでしょうか?
縫う場合と縫わない場合はどう違うのでしょうか?
病院ではこのまま化膿止めも飲まず濡らさないようにしてください、と終わりましたが、、、
冷静になった今、破傷風とか縫わなくてよかったのかな?
といろいろと不安になってしまいました。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮や皮下組織が開いて創閉鎖が期待できないときに「縫う」ので、創縁がずれるなどの理由が無ければ縫っても縫わなくても違いはありません。
気をつけるとすれば、「1歳3ヶ月」ならば安静にすることは出来ないので、それを十分に想定して処置をするということです。
説明しない医師を攻めるべきなのか訊かない患者さんが
反省すべきかの論争は避けますが、必要なのは「濡らさないようにしてください」という指示より、「ガーゼ」や「包帯」が濡れたり汚れたりしたらどうすればよいかのアドバイスではないでしょうか。
創を診ないでの一般論になりますが、「ガーゼ」や「包帯」が汚染されたり外れたりしたら、創部を流水で洗って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
赤みが強くなったり腫れたり、痛みが強い様子が、感染の兆候ですが、感染を起こさなければ1週間以内に創は閉鎖するでしょう。
「破傷風」の予防注射は、通常ならば、1歳までに4種混合ワクチンで済ませている筈です。
Q10 相談者 ニックネーム:エクボ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

今日の夕方三歳になる息子が料理の手伝いをしてくれていたのでしが、子供用ピーラーで親指爪の下から第一関節ギリギリぐらいまで削いでしまって、かなり深い傷で血も中々止まらなかったのでとりあえず止血して救急車を呼び病院に行った所、縫合するかギリギリの所だけど今縫合すると麻酔もできないと言うわれて、
とりあえず消毒して軟膏?塗ってもらい明日外科にいってほしいと言うわれて、
紹介状を書いてもらったのですが…縫合しなくても治るんでしょうか?
それと近くに整形外科と外科がありますが紹介状を書いて貰った病院じゃないのど今後通院とかを考えると近くに行きたいのですが。その紹介状持っていけますか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ピーラーでの損傷ならば、ヒンジのついた蓋状に組織が残っているのでしょうから、残った組織を元の部位に固定していれば、縫合してもしなくても治癒経過に変わりはないでしょう。
今後重要なのは、3歳のお子さんなら痛みが無ければ遊びまわるのは当たり前のことなので受傷部分の安静や濡らさないでというような指示は意味をなさないということを理解して、自宅でのケアの仕方をアドバイスしてくれる主治医のもとで治療をすることです。

もちろん3歳のお子さんを連れて毎日受診するようにという指示もある程度無茶な指示とも言えるのですから、通院だけを考えて近所の病院を選ぶより、状況の説明と治療方針を説明して家でできる正しい治療法を指導してくれる病院を選ぶべきでしょう。

外傷治療の理想は、外傷受傷後なるべく早く病院にお掛かりになり、翌日も受診して感染を起こしていないことを確認してもらい、それ以降は自宅ケアで治癒まで経過を診て、1~2週間で再受診して治癒を確認、それからはすみやかに瘢痕を目立たなくするための治療に移行し自宅でのケア法を指導してもらいます。

今回ご相談の外傷の具体的な治療は、受傷翌日に腫れ、赤み、痛み、排膿が無ければ感染は起きていないでしょうから、流水で創部を洗って、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておくか、軟膏をたっぷり塗ってフラップ状の組織が動かないようしっかり止めておくことです。

3歳児であることを考慮に入れて紹介先をお選びになったのかどうかが判りませんが、紹介状の宛先とは別の病院を受診することは可能です。

3歳なら聞き分けの良い児とイタズラ好きな児がいるので、
お掛かりになった病院では、その児に合わせたドレッシング法を指示して貰って下さい。

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