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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:れな 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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2歳の息子の傷跡について質問です。活発なのでよく転んだりして擦り傷が出来るのですが、かさぶたの跡がほとんどと言っていいほど白くのこってしまいます。キズパワーパッドなどをつけても残ってしまうのですが、将来的には消えるのでしょうか。地黒なのもあってか目立ってしまいます。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肌の色は、表皮最深部の基底層にやや真皮層にはみ出すようにして存在するメラニン細胞が作り出すメラニン色素の量によって決まります。
紫外線を受けてメラニン細胞がメラニン色素を作り出し基底層に放出し、そのメラニン色素は表皮の新陳代謝により基底層から有棘層、顆粒層、角質層と押し上げられて、古くなった角質とともに垢として脱落します。
したがって、擦り傷の深さが表皮内にとどまる場合表皮の再生とともにメラニン色素も放出され元の肌の色になります。
一方、擦り傷が真皮層まで達する場合は、メラニン細胞の欠損が起きる為、肌の色は再生しません。
また、切り傷や割創は表皮および真皮の欠損部分にメラニン細胞を含まない瘢痕組織が形成されるため傷跡が白く残ります。
長期的に観察をすると、擦り傷も切り傷も成長とともにある程度はメラニン細胞の再生の可能性もありますし、傷跡の周囲からメラニン色素が入り込んで白っぽさは目立たなくなっていきます。
- Q2 相談者 ニックネーム:きなこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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11才の女児。2ヶ月前に屋外(学校の校庭)で転び約3㎝四方擦りむきました。
病院に行き軟膏エキザルベが処方されましたが、あまり使わずに傷パワーパッドを使用し傷口は治りましたが、傷跡が残ってしまいました。
イメージとしては傷跡が縮むように縦に2㎝位のみみず腫のような感じです。
傷みはもう完全に無く、時々痒いとの事。治癒途中でこのまま治っていくのか、何らかの処置をしてもらった方が良いのか?という事と、その際は何科を受診したら良いかと相談させて頂きました。
軟膏をあまり使用しなかったのは、じゅくじゅくして塗りずらかったのと、夏の暑い時期に患部を剥き出しにしておけなかったからです。
その時掛かった医院に行けば良いのでしょうが、たまたま休日当番の整形外科だった為あまり馴染みが有りません。
皮膚科なのか、整形または形成外科なのか?もしくはもう今更なのでしょうか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕と考えられます。
数年~数十年の経過を考えれば、瘢痕は徐々に目立たなくなります。
治療をご検討ならば形成外科を受診するとよいでしょう。
- Q3 相談者 ニックネーム:yumiffy 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳9ヶ月の息子のことで相談です。2ヶ月ほど前から擦り傷が悪化し赤く腫れてしまいました。
近医の皮膚科の指示ででステロイド剤と軟膏の塗布、ガーゼ保護を続けていますが赤くボコボコした状態から改善がありません。
また予防接種したところや虫に刺されたところも赤く腫れていたので皮膚科に受診したところ同じ処置でよいとのことだったので続けていますが、こちらも改善ありません。こんなに長期間ステロイド剤を使用していることにも不安がありますが、傷の治りが遅いのも気になります。
近医の皮膚科でも相談しましたが同じ処置を続けるようにとのことです。
このまま続けていてよいのでしょうか?
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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多くの皮膚科は、外用「ステロイド剤」を幼児に処方する際にワセリンなどの基材で成人用より薄い軟膏にしています。
お調べになればステロイド剤の副作用が様々書いてあるでしょうが、ステロイド剤による副作用を最小限にするために、内服ではなく外用にして、定期的に診察しているわけですから、主治医にお任せになっても問題はないと考えま
す。
不安は、何度でも素直に主治医にお伝えになって、何度でも説明してもらってください。
また、不安を解消するために本当に質問すべきは治療薬の内容が何なのかではなく、診断名とその薬を選ぶ理由と必要性、あるいは治療の経過と今後の展望ではないでしょうか。
早く良くなることをお祈りいたします。
- Q4 相談者 ニックネーム: 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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3歳の子供が自転車転倒で救急で3針縫いました。
土曜日だった為、形成外科の診察は月曜日になり診察の結果、縫合から7日後の金曜日に抜糸して、まだほんの少し血が残っている傷上にマイクロポアテープを直張りで一か月後に再診察との事で帰宅しました。抜糸同日に家の近くに湿潤療法を受けれる医院があったので、診ていただいたらビジダームという透明のパットを3日から一週間貼っていてとの事でした。
子供は汗かきなので、傷口は膨らんでいませんが、1日目にして汗で膨らんでいます。
縫合跡を残さない為にはテーピングと調べてみると書いてありますが、次の張り替えはどちらのテープを貼ってあげれば、良いか解りません…
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「形成外科」の医師は「湿潤療法」を知らなかったわけでなく、抜糸後に必要無しと判断して「マイクロポアテープを直張りで一か月後に再診察」の指示を出したものと考えます。
また、「家の近く」の「湿潤療法を受けれる医院」の医師は、「まだほんの少し血が残っている傷」をまだ保護すべきと判断して「ビジダーム」を「3日から一週間貼っていて」と指示したのでしょう。
創が無い皮膚に「ビジダーム」を貼っても特に問題があるわけではありませんが、既に閉鎖し上皮化した状態ならば、直接「マイクロポアテープ」を貼っても構わないでしょう。
実際「家の近く」の「湿潤療法を受けれる医院」の医師も「3日から一週間」と敢えて曖昧に言っているわけですから、「ビジダーム」を貼るとしても3日で十分です。
どちらの先生でも、信頼できるとお考えになった医師のもとで瘢痕の経過を定期的に診てもらうとよいでしょうが、どんなケアをすればよいかだけでなく、何のためにどれくらいの期間そのケアが必要なのかまでしっかりとお尋ねになってください。
- Q5 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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今5歳の子どもなんですが、4年くらい前に赤くじゅくじゅくした傷を触って、
顔に2センチくらいの凹んだ跡がのこってます。
凹みは治す方法はありますか?
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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凹みの辺縁を削ってなだらかにするか、凹みの下の組織を増量するか、凹み部分の下に何かを注入すれば凹みは目立たなくなるはずです。
実際の医療でも、「凹んだ跡」には、同様の治療が行われます。
つまり、ピーリング、アブレージョン、レーザー、RF、PRPやGFなど細胞の成長因子の注射、フィラー注入など、さまざまな治療があるということです。
瘢痕の状態、部位、年齢、希望する結果などによって治療法は異なり、幾つかの治療を組み合わせる場合もあります。
まずは複数の形成外科や美容外科を受診して治療法を提案して貰い、治療法や治療内容を理解することから始めて下さい。
十分な理解の無いまま治療法を選び期待しただけの治療結果を得られないと悩む方も少なくはないので、「顔」の瘢痕の治療法を選ぶ際は、慎重に主治医とよく相談することが大切です。
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