傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(爪によるけが など)
Q21 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

我が子が、4歳の時に目の下から頬にかけて引っ掻かかれました。5歳現在、その傷は黒っぽい線のような跡が残っています。市販の日焼け止めや傷消しクリーム等で治療していますが、小児医院の先生からも薬で消える効果は小さいと言われています。これから子供が大きくなると、傷が引き伸ばされて今よりも大きく見えるようになるそうです。
顔の正面の傷のため、見た目が悪く、傷を消す治療をしてあげたいと考えています。どのような治療、またどのような病院に相談すれば良いでしょうか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「市販の」「傷消しクリーム」は著明な改善を求めることなく、気長に使ってください。
形成外科や美容皮膚科を受診してご相談いただけば、外用美白剤やビタミン剤内服、レーザー照射などの治療を提案してもらえます。
成長に伴い顔が大きくなる分「傷が引き伸ばされて今よりも大きく」なりますが色調は一般的に薄くなるので、治療法をお訊きになった後に、焦らずにご本人が治療を希望するまでお待ちになることをお勧めします。
Q22 相談者 ニックネーム:はにゃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

生後三ヶ月の赤ちゃんの頬の傷跡についてです。
生後一ヶ月ころ、自分の爪で直径2センチほど、頬を引っ掻きました。
傷は深かったようで、瘡蓋がとれたあと、光に当てると凹んでいるのがわかります。
地域の皮膚科では跡が残るといわれ、ヘパリンのクリームのみ処方されました。
小児科と総合病院の皮膚科では、後は残らないのいわれました。
凹みは残るものでしょうか?
傷跡は目立たなくなりますか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「地域の皮膚科」の言う通り、瘢痕が全く無くなることはないでしょうが、成長に伴い目立たなくなります。
「小児科と総合病院の皮膚科では、後は残らないといわれ」たなら、大人になる頃にはおそらく気にならない程度になっているのではないでしょうか。
保湿をしておいたほうがよいでしょう。
Q23 相談者 ニックネーム:おいも 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

頬の広範囲を爪で引っ掻いてしまいました。当初はアスファルトで膝を擦り剥いたような血が滲んだ赤い傷でしたが、8か月経った今でも傷跡が茶色く残ってしまっています。傷は窪んではおりません。コロナ対策でずっとマスクをしているので患部の日焼けはないと思いますが、治癒を促すクリームやテープなどは使用しておりませんでした。このまま傷が残ってしまうのでしょうか。本人が傷を治したい場合、痛くない・怖くない治療方法はありますでしょうか。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症後色素沈着です。
3~6か月で消褪することが少なくないのですが、1~2年かけて薄くなることもあります。
まずはハイドロキノンクリームなどの美白剤を処方してもらうとよいでしょう。
IPLやレーザー治療の適応を検討してよいでしょう。
美容皮膚科、形成外科などを受診してご相談なさってください。
Q24 相談者 ニックネーム:3mama 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子供の爪の引っかき傷による、凹んだ傷跡について教えて頂きたい事があります。
当時1歳の下の子に、6歳の子供が爪で引っかかれた傷跡が、凹んで跡になって残っています。もう10か月がたちますが、跡の色素沈着も薄くならず、凹んでしまったままですが、以前アドバイス頂いたように、目立たなくなる事を気長に頑張って待っているところです。
そこで質問なのですが、傷を負ったとき、私に知識がなかったため、出血もなく、皮膚がめくれて赤くなっているだけのように見えたので、なにも処置をしてあげませんでした。
この時しゃんと知識があり、キズパワーパッドなどをすぐに張ってあげて、張りつづけて、乾燥をさせず、紫外線も阻止できていていたら、このような凹んだ傷跡は残らなかったのでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮層まで到達した創は、真皮および表皮の欠損部分に肉芽が盛り上がりますが、平らになる前に表皮細胞が増殖し修復されると凹みが残ったままになります。
肉芽は線維組織に置き換わり瘢痕が形成され、徐々に萎縮します。
日数が経過し目立たない成熟瘢痕になっても、瘢痕組織が全く無くなることはありません。
また瘢痕が形成された後も、瘢痕にかかる外力の強さと方向によって、残る瘢痕の状態と経過は異なります。
最適と考えられる治療をしたとしても瘢痕は必ず残るのですから、「キズパワーパッドなどをすぐに張ってあげて、張りつづけて、乾燥をさせず、紫外線も阻止できていていたら、このような凹んだ傷跡は残らなかった」かなどと悔やむ必要はありません。
成長して瘢痕の治療をなさる方もおられますが、全く気になさらない方も多くおられます。
お子さんが顔に怪我をすることは当たり前のことで、どなたも幼少期に多少の怪我はなさっているものです。
一般的に、6歳の男の子ならば外で遊びまわる機会も多く、どんなに気を付けても紫外線の影響はあるでしょうし、自身で積極的に保湿もなさらないかもしれません。
数年以上の経過のうちに徐々に目立たなくなるのが通常ですから、お母様もあまり気になさらないで気長に待ってください。
Q25 相談者 ニックネーム:じんじん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

半年前の4歳の時、保育園でお友達にひっかかれ傷ができました。額にできた傷で、横方向に3センチ程です。幅が2ミリ程凹んでしまいました。色は少し赤茶色ですが、色味は怪我をした時より、だいぶ薄くなりました。
瘡蓋が取れたあと、凹みと赤みがなかなか治らず、傷から3週間くらいして形成外科を受診したところ、赤茶色は半年を目安に段々と無くなっていくが、凹みは残ると言われました。
紫外線対策をするよう言われ、特に保湿などは指示されませんでした。
それから、日焼け止めテープを毎日つけています。赤茶色はたしかに薄くなりましたが、凹みはそのままです。
保湿は指示されなかったので、していませんでしたが、した方が良かったのでしょうか?また、今からでもするべきでしょうか?
日焼け止めテープは、そろそろ半年経つのでやめて良いでしょうか?それとも、紫外線対策をすればするほど、傷跡が目立たなくなるでしょうか?
受診した形成外科では、凹みは残ると言われましたが、残ったとしても、年齢があがるにつれ、今より凹みが目立たなくなる可能性はありますでしょうか?
それは何歳まで目立たなくなる可能性があるでしょうか?もし治療するなら、これ以上薄くならないとなった時、以降かなと思ってます。
将来本人が気にしたら、傷跡を目立たなくする治療を受けさせたいです。そういった治療は、何歳からできますでしょうか?

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
多くの場合、10歳程度までは顔の成長に伴い「凹み」は多少浅くなります。
幅は狭くなりません。
上皮化後「半年」以上経過しているので「日焼け止めテープ」は「やめて」も構いませんが、テープかぶれなどが無ければ日差しが弱くなる季節迄継続しては如何でしょう。
シリコンジェルシート、フラクショナルレーザーやマイクロニードル、細胞成長因子、瘢痕形成術などなどさまざまな治療があるので、信頼できる形成外科医あるいは美容皮膚科医に経過を診て貰い、年齢にかかわらずいずれご本人が希望するなら治療をするというふうにお考えになるのがよいでしょう。
Q26 相談者 ニックネーム:Y 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4ヶ月の息子が夜中に爪で顔を引っ掻いて3センチ程の線状に傷ができました。
朝少し血がついていて、深めの傷に見えました。血は綺麗なガーゼで拭き取りました。
そのまま様子を見ていたらかさ蓋になり、自然と取れました。
治ったと思っていたら、光の加減でうっすら跡が見えます。
このまま跡は消えないのでしょうか?皮膚科で見てもらうべきでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
紫外線対策をしておけば徐々に目立たなくなるのが通常の経過です。
ご心配ならば、特に治療をしないでも、形成外科や美容皮膚科で経過を見て貰うとよいでしょう。
Q27 相談者 ニックネーム:boysmama 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:男性

以前相談させて頂いたもので、度々の質問申し訳ありません。一歳5ヶ月と6歳の子供の顔に、下の子の爪の引っ掻き傷の跡が残ってしまいました。
凹みと、白く色素が抜けた感じですが、凹みをどうにか治癒力で戻ってくることはないのですか?
同様に色素の抜けた白い部分についても、回復の余地がないのか教えてください。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
前回にもお答えした通り、ほとんどの場合、成長とともに瘢痕が引き延ばされ凹みが浅くなり色調も目立たなくなります。
色素沈着は薄くなりますし、色素脱失部も周囲から徐々にメラニンが供給され目立たなくなります。
完全に凹みが無くなることはありませんが、凹みの程度も軽減します。
ご自身でなさるケアは、保湿と紫外線対策をしてください。
焦らずに、じっくりと時間の経過を待つことをお勧めします。
また、お一人でお悩みになるよりは、信頼できるとお感じになる形成外科や美容皮膚科の医師を主治医と決めて、定期的に経過を見てもらい、お子さんの成長を待ってからご本人の希望を訊いてレーザー治療などを検討なさってはいかがでしょう。
Q28 相談者 ニックネーム:boysmama 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳5か月と6歳10か月の子供の傷跡について質問させてください。1歳5か月の下の子がまだ5か月だったころ、つまりもう1年程経過しまったのですが、自分の爪で自分の眉間をひっかいてしまいました。出血後、かさぶたができたのですが、赤ちゃんなので手を動かして、かさぶたを2度程自分でとってしまい、浸出液が結構でていました。なので自分の浸出液で傷が早く治るというバンドエードを張っていました。
今では傷はすっかり治っておりますが、非常に浅くですが、傷跡が凹んでいるのと、少し色が他の肌の色とは違う事がよく見ればわかります。また、同じように6歳の上の子が下の子と遊んでいて、下の子の爪で顔を引っかかれてしまい、同じように傷を負いました。幅1ミリ程、長さ1cmくらいの傷が3か所くらいあり、引っかかれた時期は3か月程ずれていますが、3か月前くらいに引っかれた傷はもう上皮化しているのですが、やはり浅く凹みがある箇所と、白く色が抜けてしまっているようなところがあります。また引っかかれて1か月くらいのところはまだピンクなのですが、すでに凹みが感じられます。これらの傷ですが、凹みや白くなったところをこれから普通の状態の見た目に治すことは可能でしょうか?下の子の傷の色は白ではなく少し濃い肌色です。そのころ、傷を紫外線から守らなければならないという知識がなく、日焼けしてしまったかもしれません。もう手遅れでしょうか?できるだけ見えない状態にしてあげたいです。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮浅層までの擦過傷でしょう。
受傷後3か月までは泣いたり身体が温まったりするたびに赤みが強くなり、色素沈着が起きることがあります。
炎症後の色素沈着なので、6か月までに薄くなり、その後も徐々に色素沈着は軽減します。
紫外線の影響が無いわけではないのですが、長期的に見れば、日の光を浴びたかどうかで違いはありません。
乳幼児期に顔に同様の擦過傷を負うことは少なくないのですが、ほとんどの場合、成長とともに瘢痕が引き延ばされ凹みが浅くなり色調も目立たなくなります。
ご自身の顔を観察したり、ご友人の顔を想像したりしてみれば、乳幼児期の擦過傷の痕が目立つ状態で残っていることは少ないはずです。
成長後にどうしても気になるなら、レーザー治療や美白剤の使用も可能です。
Q29 相談者 ニックネーム:sora 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2才8ヶ月の男の子の母親です。
9ヶ月程前に、寝ている間に左頬に縦に一本引っ掻き傷を作りました。
すぐに治るだろうと何も処置をしていませんでしたが、今も傷跡が残ったままです。
このまま一生傷跡が残ったままになってしまうのか、成長するにつれきれいになる可能性があるのかお教えください。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「頬」の「引っ掻き傷」は、全く瘢痕が無くなるということはありませんが、「成長するにつれ」目立たなくなるのが通常です。
一般的に、外傷受傷後、3か月までは赤みが強く、6か月に向けて赤みが薄くなり、それ以降も徐々に赤みが薄くなりますが、身体が温まるたびに赤みが生じる時期が数か月から数年続きます。
また、炎症後色素沈着は上皮化後1か月くらいから生じて、数か月から1年程かけて徐々に薄くなります。
盛り上がった肥厚性瘢痕ならば、数年のうちに白い平らな成熟瘢痕になります。
申し訳ありませんが、「今も」「残ったまま」の「傷跡」の詳細が判らないため、具体的なアドバイスができません。
「2才8ヶ月」ならば積極的な治療を直ちに勧める施設は殆ど無いとは考えますが、定期的に経過を診て貰い日常のケアを指導して貰うために、美容皮膚科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q30 相談者 ニックネーム:なな嫁 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

10歳になる息子の顔に多数のひっか傷跡が残ってる状態です。2歳の頃、弟に引っ掻かれました。肌がもともと色黒なので傷跡が白く1cmから2cmの長さで両ほっぺに多数残ってる状態です。
本人も気にする年頃になってきたのでどうにかしてあげたいと思い相談しました。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮深層あるいは真皮浅層まで到達する擦過傷は、長期の経過で肌の質感は周囲と同じになっても、メラニン細胞の欠損のため色調は白いままになることがあります。
また、真皮浅層以上に深達した擦過傷は、白く平らな成熟瘢痕として残ることがあります。
色素脱失と瘢痕は治療計画が異なるので診察をしたうえでなければ具体的な治療法の提案はできないのですが、フラクショナルレーザーや培養表皮移植、そのほかにも効果が期待できる治療があります。
整容に関する治療で重要なのは、治療を医師任せにするのではなく、様々な治療法を医師とともに検討して治療方針を決定し、焦らず気長に治療をしていくことと考えます。
先ずは信頼できる美容皮膚科や形成外科の主治医をお探しになることが大切です。
また、小児期によく紫外線を浴びるために日焼けをして「色黒」と思われても、大人になるにつれ肌の色調が「色黒」ではなくなり瘢痕が目立たなくなることもよくあるため、本人が治療を希望するまで経過を観ておくことも一つの選択肢かもしれません。

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