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創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(爪によるけが など)
Q61 相談者 ニックネーム:マユミンママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の女の子ですが、姉と喧嘩をして顔の頬を爪でひっかかれました。ただの切り傷だと何もせず放置して様子をみてましたが、一ヶ月たっても赤い傷がとれません。色白で赤い線がとてもめだちます。
今日皮膚科でエキザルベで一日2回ほど軟膏をするようにと、また後が残るかもしれないと言われました。色々調べてみるとハイドロコロイドがよい書いてあるのをめにします。
また皮膚科でも扱っているクリニックとないところがあるとで今日受診したところが扱っているかわかりません。エキザルベでの治療が良いのか、また1ヶ月たった今からもハイドロコロイドをしたほうがいいのかを教えてください。
一ヶ月何もしないで放置して乾燥してしまったことは良くなかったのでしょうか?
どのように対処していれば最善の処置だったのかを教えてください。今後の参考にしたいと思います。

A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
爪で引っ掻いて出来た頬の瘢痕は、暫くの間、比較的目立つのが常ですし、「エキザルベ」「ハイドロコロイド」とも瘢痕の赤みを薄くするための効能はありません。
時間の経過とともに赤みは薄くなるので、焦らずに、日焼けに気をつけて、気長に待ってください。

外傷受傷後の最適な対処は、外傷の程度にもよりますが、受傷後すぐに水道水で異物を洗い流し、直ちにモイストヒーリング(湿潤療法)用の医療材料で閉鎖します。
感染が疑われる場合や、治療に不安があれば、なるべく早く創傷の専門医(形成外科
など)を受診して自己ケアで構わないかを確認し、治療をして貰った場合も自身でケアを続けた場合も、
治癒後には定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。

外傷は、受傷直後から治癒までの治療はもちろん大切ですが、瘢痕(傷跡)を残さないためのケアも重要なので、実際に受診して適時適当な指導して貰うことがポイントになります。
Q62 相談者 ニックネーム:nao 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

半年前、1歳半の娘が遊んでいて男の子に顔を叩かれ、爪があたり目の横に1?程の傷ができました。最初は血がでて、2か月くらい赤いままで、その後段々と薄くなってきたのですが、泣いたりしたり、光(太陽)にあたったりすると、また赤くなったり、凹んだようにみえます。
間もなく半年ですが傷の凹みは今よりもどるのでしょうか? 今のうちに何かやるべきことがあれば教えてください。

A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「段々と薄くなってきた」ならば、特に何もせずに経過を待っていただいてもよいでしょう。
受傷後「半年」で、現色素沈着が起きておらず、「泣いたりしたり、光(太陽)にあたったりすると、また赤くなったり、凹んだようにみえ」る状態は通常の経過といえます。
「傷の凹み」が全く無くなるかは判りませんが、成長とともにほとんど目立たなくなることが多いものです。
ご心配ならば、直ちに治療をするということでなくとも、定期的に形成外科や傷あと外来を受診して経過を診ていただいては如何でしょうか。
Q63 相談者 ニックネーム:あっぽ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳になる娘の事ですが、保育園で引っ掻かれ目の下に7?ぐらいの傷跡が3本残ってしまいました。傷跡はよーく見ると少し凹んだ感じで少し色が周りとは違います。
怪我したのは5か月前ですが、この先放っておいても傷は目立たなくなりますか?
今は日焼け止めなどクリームは塗るようにしています。

A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「怪我したのは5か月前」ならば、「今は日焼け止めなどクリームは塗るようにして」いるのは正しい判断です。
色素沈着を防ぐために、少なくとも6か月以上経過するまでは、紫外線を避けましょう。
まだ「3歳」ですし、今、他の治療を検討するより、時間の経過とともに目立たなくなるのを待って頂くのがよいと考えます。
治療をするとしても、ご本人に認識が無いうちに治療をしてしまうと、物心の付く頃には治療後の状態だけしか確認できないわけですから、どうしても満足感は少ないものになりがちです。ご本人が瘢痕を気にするようになった時点で、治療するかどうかご検討になっては如何でしょう。
ご心配ならば、形成外科を受診して定期的に経過を診て貰って下さい。
Q64 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:無記入

遮光テープの使用につき御教授お願いいたします。
6歳の娘ですが、鼻翼部に兄妹の爪によってやや深めの擦過傷を作ってしまいました。ハイドロゲル創傷被覆材で被服して受傷2日後に形成外科受診しました。初診の先生からは遮光を勧められましたが、受傷12日目にその後のフォローをして頂いた先生からは、もう治癒とのことで今後は創はopenで良いとの診察を頂きました。春になり外遊びの機会も増え、日差しを強くなってきており、心配でしたので念のために遮光テープを張っておりました。以前に同様の怪我をした際にテープの毎日の張り替えを指導されていましたので、今回も同様に毎日剥がして皮膚を洗い交換しておりましたが、一週間程継続したところで、上皮化していたであろう皮膚が一部、剥離したような感じで発赤してしまいました。テープの貼布を中止し経過をみているところです。これはいわゆるテープ負けになるのでしょうか?また、このまま経過をみてよろしいものでしょうか、ステロイド等の使用を検討した方が良いのでしょうか?以前、遮光テープの使用法の指導を受けた際には、テープ負けの場合4-5日間張らずに様子をみて軽快するのを待ってまた再開するような指示がありましたが、再開しても大丈夫なものなのでしょうか?
遮光テープの副作用であるテープ負け、テープかぶれ等の症状及びその対処・治療法について、あまり情報がありません。また、遮光テープの正しい使い方についても情報は少ないと思われます。御教授お願い出来ましたら幸いであります。

A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
まさに「テープ負け」です。
もともと「遮光テープ」は「遮光」のために貼っているわけですから、「遮光テープ」で「テープ負け、テープかぶれ」を起こすならば、テープを貼らずに紫外線遮断(UVカット)の化粧品をお使いいただければ結構です。
「以前に同様の怪我をした際にテープの毎日の張り替えを指導されて」いたそうです
が、「毎日剥がして皮膚を洗い交換して」いると「テープ負け、テープかぶれ」を起こし
やすいので、「遮光テープ」を貼るならば、多少見た目が悪くても、テープが汚くなって周囲から剥がれてきたら(通常ならば数日~10日程度剥がれてこないはずです)、お湯でよく濡らし石鹸で洗って「遮光テープ」の糊を溶かして優しく剥がし、乾いたところで貼り直すようにしてください。

他には、「遮光テープを」貼る際に 受傷部の最も弱い部分にワセリンやクリームを塗って
一回り大きく「遮光テープ」を貼ったり(最も弱い部分にはテープはくっつきませ
ん)、「遮光テープ」を貼るたびにテープの方向を変えるなどして、肌を守るようにすると
良いでしょう。

診察はしていませんが、通常、「爪によって」できた「やや深めの擦過傷」ならば、遮光してもしなくても長期的な経過に大きな違いは出ないものです。
お母様の「心配でしたので念のために遮光テープを張って」いた気持ちは勿論、「初診の先生」の「遮光を勧め」た言葉も、「その後のフォローをして頂いた先生」の「今後は創はopenで良いとの診察」にも全て間違いはありません。

創傷の良好な治癒と瘢痕の最良の経過のためには、受傷直後に湿潤療法あるいは閉鎖療法の適応の判断、上皮後の経過観察と具体的な対処などのアドバイスが大切です。

ご心配ならば、定期的に形成外科や創傷治癒の専門医を受診して相談すると良いでしょう。

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