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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:ふーさん 患者様(相談対象者) 年齢:4歳 性別:女性
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4歳娘の額の縫合跡についての相談です。
2年ほど前におでこをぱっくり切り、救急にて5針ほどぬってもらいました。
傷は白色瘢痕となりましたが幅1.5ミリほど、横2cmほどあり目立ちます。少しでも目立たなくしたいと思い、バイオイルやアットノンを塗っていますが、今後成長とともに薄くなる可能性はありますか?
またレーザー治療なども検討していますが4歳で可能でしょうか?
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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白くて平らな成熟瘢痕なら、時間の経過とともに幅が狭くなったり長さが短くなったりすることは無いので、「今後成長とともに薄くなる可能性は」殆どありません。
フラクショナルレーザーなどの「レーザー治療」で真皮組織および表皮組織の再構築が得られれば、白くテカリのある瘢痕の質感は変わるので目立たなくなるかもしれません。
また、「おでこ」に横向きの「幅1.5ミリほど」の「縫合痕」なら、瘢痕を切除して細く縫い直す瘢痕形成術やZ形成術などの形成外科的施術で目立たない瘢痕に出来るでしょう。
「4歳」で整容に関する積極的な治療をするのは、メリット・デメリットの比較から個人的にはお勧めしません。
外傷は目立つ瘢痕になってから瘢痕の治療を検討するのではなく、目立つ瘢痕をなるべく残さない様に長期的視点を持って初期治療や縫合をする必要があります。
顔などの外傷受傷時は、水道水などによる十分な洗浄と圧迫止血、創を乾かさないような手当だけをしていただければ、翌日の受診まで縫合しなくても構わないので必ず形成外科を受診するようにしてください。
- Q2 相談者 ニックネーム:女性 患者様(相談対象者) 年齢:5歳6か月 性別:無記入
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今年の1月頃、目と鼻の間に感染症のような症状から炎症した後、2日くらいで、えぐれたような傷になってしまいました。皮膚科に受診し半年間、ヒルドイドを塗布しているのですが、えぐれた傷跡が目立っている状態です。子供に対して、えぐれた傷跡を目立たなくする治療があれば伺えますでしょうか。
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、「子供に対して」、「えぐれた傷跡を目立たなくする」ためにご自宅でできる「治療」はありません。
保湿効果と線維芽細胞増殖抑制効果を期待して「皮膚科」から、ヘパリン類似物質「塗布」の指示があったのでしょう。
まだ「5歳6か月」なら、成長に伴い瘢痕が目立たなくなる可能性があります。
成長してもご本人が気になるようなら、形成外科や美容外科で治療を検討するのが通常です。
直ちに治療をするわけでなくとも、一度形成外科を受診してご相談になってみてください。
- Q3 相談者 ニックネーム:ぶー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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主人が一才の娘と犬の散歩に行って帰ってくると両目の上が一直線みみず腫れのようになって赤くなっていました。 娘は散歩中ベビーカーでずっと寝ていたとの事。
小型犬を連れていましたがその子がチョロチョロするのでリードで擦れてなったものなのか… 草などにかぶれたのか…
リードの太さのようにも見えますが 摩擦で火傷のようになっているようにも見えます。 本人は痛がりも、痒がりもしません。
顔なので傷が残るか不安で…
様子を見るべきなのか受診するべきなのか…
昨日の出来事で今日はみみず腫れのようになってた腫れはなくなりそこだけ濃く赤くなっています。プロペトを薄くなって保育園に行きました。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「プロペトを薄く塗って」保護・保湿をなさったことは正しい処置です。
受傷当日の「みみず腫れのようになってた腫れはなくなり」、2日目に「そこだけ濃く赤くなって」いるなら、数日中に赤みは消褪していくでしょう。
一時的に痕が残っても、眼瞼の場合は、2年の経過のうちにほとんど目立たなくなります。
ご心配ならば、念のため形成外科あるいは皮膚科におかかりください。
- Q4 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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生後20日頃に新生児ざ瘡が出始め、酷くなる前にと思い、すぐに小児科を受診し、医師に薬を塗る程でないと言われましたが、ロコイドとワセリンを処方してもらい1週間塗布しましたが、全く良くならず、どんどんひどくなり、顔全体にひろがり、再診すると範囲が広いからとロコイドとワセリン1対1で混合したものを処方されました。全く良くならず、ひどくなり、最初に受診してから2か月ほど経ちやっと治りました。現在それから1年経ちましたが、顔全体に陥没、クレーターだらけで、見る度に悲しくなります。この陥没は治りますか?
またロコイド単体で処方ではなく、ロコイドとワセリンを混合した為、治りが悪くなったのではないか?と思っていますが、どうでしょうか?
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「陥没、クレーター」は全く無くなることはありませんが、成長に伴いほとんどが目立たなくなるのが通常です。
ステロイド外用剤を塗布する際、ステロイド剤を希釈して処方されることが少なくありませんが、4倍程度の希釈ならステロイド剤の効能が減弱することはないというデータも存在します。
お子さんの顔のことですからご心配でしょうし、直ちに治療をするのでなくとも、瘢痕治療や整容治療に精通した形成外科や美容皮膚科を受診して定期的に経過を診ていただいてはいかがでしょう。
- Q5 相談者 ニックネーム:はるね 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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8ヶ月の息子です。
右ほっぺが毛細血管拡張症で かなり皮膚が薄く、すこしの刺激で 炎症してしまいます。
病院では真皮がかなりなくなって状況で 回復が難しいとの事。
皮膚移植で解決するか相談したいのですが 宜しくお願いいたします。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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苺状血管腫ならばステロイドやβブロッカーの投与、Dyeレーザー、ロングパルスYAGレーザーなどの治療が可能です。
他に乳幼児の顔面の毛細血管拡張による疾患として、サーモンパッチ・ウンナ母斑、単純血管腫、スタージウェーバー症候群、海綿状血管腫などがあります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは症状や疾患の把握が出来ません。
血管拡張症が皮膚の深部まで存在するならば、慎重に治療計画をたてなければいけません。
小児の顔面の血管腫の治療に精通した医師間で検討して貰う必要があるので、大学病院や総合病院の形成外科や皮膚科を受診してください。
顔面の毛細血管拡張症の治療に、植皮術は一般的ではありません。
- Q6 相談者 ニックネーム:メイ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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9か月の子どもについてです。
生後4か月くらいから顔の頬がかぶれており、少し良くなっては自分の手で擦ったり引っ掻いたりして、、最近は悪化して血も出るようになりました。保湿はしてもすぐに擦ってしまい、瘡蓋ができるまでいきません。
絆創膏など貼ってもいいのでしょうか?
以前テープを貼った時には嫌がり自分で取ってしまいました。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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貼るなら、湿潤療法専用の創傷被覆材がよいでしょう。
ただし、「以前テープを貼った時には嫌がり自分で取って」しまったなら、痒みのため擦って「テープ」が剥がれたということなのでしょうから、診察をして「かぶれ」の状態と予測される自覚症状を把握しなければ、具体的な治療法のアドバイスが出来ません。
皮膚科におかかりになって、正しい外用薬を選択し処方して貰ってください。
長袖のTシャツを着せ、筒状にしたボール紙に腕を通し、筒の端を袖の端でくるむ様にテープ固定すれば、肘を曲げることが出来ないため「頬」を「自分の手で擦ったり引っ掻いたり」出来ません。
少し不自由でぐずるかもしれませんが、治したいならお母様も我慢なさってください。
- Q7 相談者 ニックネーム:ヒエール 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳息子の眉間の傷について相談です。7か月頃にきっかけは詳しく分からないのですが眉間が荒れ始め、擦り傷ができてきました。当初はすぐに治ると思ってましたが、顔をこすったり、寝ているときに布団で顔をこすったりして、良くなってきては、また擦り傷が出来るの繰り返しでした。10ヵ月頃に小児科形成外科へ連れて行くとテープを貼って外からの刺激を断つと良いと言われ、テープをしばらく貼ってみると擦り傷は収まりました。しばらくしてから同じ箇所が擦り傷ではなく、赤くなってきたので皮膚科を受診。弱いステロイド軟膏を処方してもらいしばらく塗ると収まりました。しかし、1歳頃にまた擦り傷が再発したので、以前のようにテープを貼ってみようとするも、擦って剥がしたり、手で剥がしたりして貼ることができないので軟膏を塗ってますが、やはり寝ているときに顔を布団に擦ることがあるので、それが原因かわかりませんが、治りが遅いです。約半年間続いてますが、長引くと傷痕が残ったり、色素沈着したりしないかが心配です。今のままの処置で良いのか、それとも良い方法があるのか、アドバイス頂けたらと思います。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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痒みがあるため、「擦って剥がしたり、手で剥がしたりして」しまうのでしょう。
乳児湿疹を繰り返しているということなのでしょうが、皮膚科で対症療法の薬を処方して貰うだけでなく、診断名をしっかりとお訊きになってください。
乳児湿疹が原因の掻爬による擦過傷で、しっかり治したいとお考えなら1週間程度刺激しないことが大切です。
湿疹部分に限局して薄く軟膏を塗り、それより一回りだけ大きく紙絆創膏をピタっと貼ります。
そのまま貼り換える必要はありません。
3日間ほど紙絆創膏を剥がさないようお子さんの手がそこに伸びないようにずっと一緒にいて遊んで気を紛らわすと、3日目からは紙絆創膏を気にしなくなるのが通常です。
寝ているときも紙絆創膏を剥がせないように、手に靴下をかぶせるなどしておいてください。
そのまま1週間程度、自然に剥がれるまで放っておきます。
紙絆創膏が剥がれた後は保湿に努めてください。
肌が正常に見えても、紙絆創膏が剥がれた後少なくとも8週間保湿を続けます。
「擦り傷」が「約半年間続いて」いるなら、「傷痕が残ったり、色素沈着したり」する可能性もあります。
「1歳」のお子さんに「テープを貼ってみようとするも、擦って剥がしたり、手で剥がしたりして貼ることができない」のは十分理解しますが、「傷痕が残ったり、色素沈着したりしないか」「心配」なら、出来るだけの工夫をしてください。
- Q8 相談者 ニックネーム:りまま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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4歳の娘がいます。約1年前に、2ヶ所小さなニキビ跡のような凹みを見つけました。特に怪我をしたり、引っ掻いたりした記憶もないので、形成皮膚科にみてもらったのですが、保湿するようにとのことで原因も分からず終わりました。そのあと皮膚科にも出向きましたが、傷跡が小さいためか相手にされず、同じように保湿するようにとのアドバイスで終わりました。
先程太陽光の下で確認したところ、かなり小さいのですが、頬の他の部分にも小さな凹み(毛穴というより、本当に小さなニキビ跡の凹みのように見えます)が確認され、不安でたまりません。
まだ小さいのに、このまま増えるのではないか、広がるのではないか、目立つのではないか…と気にしてしまっては落ち込んでいます。
医師にも相手にされず、でも確実にあるこの凹みを治療することは可能でしょうか。
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「小さなニキビ跡のような凹み」が何の誘因も無く「増え」たり、「広が」ったりする疾患はありません。
また、一般に、現在目立たない「凹み」が、成長に伴って「目立つ」様になることもありません。
「形成皮膚科」も「皮膚科」も、成長とともに顔が大きくなれば「頬」の皮膚が緊張して「凹み」が目立たなくなると予測して、何もせずに時間の経過を待つだけでよいが、あえて何かをするなら「保湿するように」という指示だったのではないでしょうか。
現時点で「小さなニキビ跡のような凹み」の治療法を模索するなら、ピーリングやフラクショナルレーザー、マイクロダーマニードルなどでしょうが、「4歳」の小児にそれらの施術をする医療機関は無いでしょう。
表皮を保湿することで、真皮層の修復環境が整い「凹み」が軽減・解消する可能性もあるので、焦らず長い目で様子を見てください。
不安ならば、形成外科で、半年や1年に1度くらい定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。
- Q9 相談者 ニックネーム:まな 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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現在5ケ月の娘が水疱瘡にかかっています。顔を擦るため、かさぶたが剥がされてしまいます。剥がされた場所が凹んでしまってます。これ以上剥がされないための工夫と凹んだ場所の修復はどうすればよろしいでしょうか?
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手に靴下をかぶせて痂疲を剥がせないようにしてください。
また、段ボールやボール紙を丸めて作った筒に腕を通して肘を曲げることが出来ないようにすると、手を顔に持っていくことはできません。
凹んだ部位は保湿に努めていただき、成長とともに目立たなくなることも少なくないので気長に時間の経過を待ってください。
小児科でご相談いただくと、上記の対応を具体的にアドバイスしてもらえます。
- Q10 相談者 ニックネーム:AOI 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳半の娘の症状です。昨年11/24から鼻の頭が擦りむけ、カサブタを剥がしては出血し、傷口が広がる、ということを繰り返しています。皮膚科を受診すると初めはただの擦り傷との診断でしたが、1ヶ月しても改善しないことと症状から、トビヒと診断を受け、冬場なので内服薬は必要ないのとことで、軟膏を処方していただきました。傷口を触らせないようにしていると改善してくるのですが、触り始めるとカサブタを剥がし傷口をどんどん深くしてしまい、今は皮膚がえぐれている状態です。特に寝ている間に傷口を触ってしまいます。ガーゼやテープで保護してもすぐに剥がしてしまいます。傷跡が残りそうで心配です。休日は軟膏で保湿していますが、平日の日中は保育園へ行っているためこまめな保湿はできません。何か良い方法があれば教えてください。
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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日中は、周囲の皮膚に軟膏が付かないよう傷口だけに軟膏を塗って一回り大きな紙絆創膏を貼ります。
紙絆創膏は創よりやや大きめでよいのですが、鼻尖の丸みが合わせて皮膚に密着するように貼るため、辺縁に垂直な切り込みを入れてください。
テープは自然に剥がれるまで、数日貼ったままでも構いません。
テープが汚れて剥がすときは、お風呂に入った際ぬるま湯で温めてテープの粘着面の糊を溶かして創面を傷めないように、やさしく剥がしてください。
夜間就寝時は、手袋をしたり靴下を手にかぶせたりして、指を使えないようにしてください。
お子さんの顔の外傷をなるべく瘢痕を残さないよう治したければ、患者さんがお子さんであることを理解して、何が起きるか、対策はどうすればよいかなどに精通している医師を主治医とすべきです。
形成外科におかかりになるのがよいでしょう。
小児科の医師もアドバイスをくださるかもしれません。
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