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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:やま 患者様(相談対象者) 年齢:4歳5か月 性別:男性
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今年5月に小児外科にて臍ヘルニアの手術をした4歳の子どもです。術後1ヶ月から臍から黄色い排膿があり、体が糸を出そうとしているとのことで
病院で臍の傷口にピンセットを入れ糸を引っ張ったりして数本0.5〜1センチ程度の糸がでました。まもなく術後5ヶ月ですがまだ臍が痛いと言います。最近はお腹の中や臍よりも上、胸の辺りが痛いと言ったり保育園でも涙がでて早退します。その都度手術をしてもった先生のところへ行きますが特にエコーなどもなく、臍にピンセットを入れて糸を探ったりし出血してくるし、何よりも子どもが激痛で泣き叫ぶ姿が毎回可哀想です。先生いわく”糸が出るしかない。”とのことです。痛みをとってあげたいですが毎回このような治療だけで大丈夫なのか不安です。糸が自然とでるのを待つしかないのでしょうか?
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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まだ「排膿」があるということでしょうか?
「排膿」や発赤や熱感が無い状態で「臍にピンセットを入れて糸を探ったり」しても、どこにあるか明確でない、あるいは残っているかどうかもわからない縫合糸を探すことは困難です。
「排膿」、発赤、局所熱感などが無いなら、既に皮下縫合糸はすべて排除できているのかもしれません。
また、縫合糸が残っているとしても、「排膿」だけなら、抗生剤を服用して炎症を抑えて、自然に「糸」が排出されるのを待ってもよいでしょう。
通常、「臍ヘルニアの手術」の「術後」に縫合糸膿瘍を発症すれば、膿瘍の存在する部位を押すと軽度の痛みは生じますが、「胸の辺りが」痛くなることはありませんし、「涙が」出る程の痛みが生じることはありません。
診察でお子さんとゆっくり話をしてみなければわからないので推測になりますが、「お腹の中や臍よりも上、胸の辺りが痛いと言ったり保育園でも涙がでて早退」したりするのは、大人の問いかけに、お子さんが、期待されていると考える応答をしているということは無いでしょうか。
受診するたびに「泣き叫ぶ」ほどの「激痛」を伴う処置を「毎回」されれば、「痛い」ような気持と恐怖心を持つのは当然でしょう。
確かに「糸が出るしかない」のですが、「小児外科」の「先生」に現在の状態の説明と今後の方針をしっかりとお尋ねになって、経過予測が曖昧で不安なら、形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q2 相談者 ニックネーム:すずき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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5ヶ月程前、4歳の子供が夫と銭湯にて湯船に浸かろうと入った場所にトゲのような物があったらしく、お尻に傷ができました。
次の日に傷に気付きました。赤くプクッとなっていました。2週間様子を見ましたが赤みはひかず。出血や、グジュグジュしてる感じはありませんでしたが、皮膚科に相談し「とりあえずリンデロンを塗り、様子を診よう」とのことで終わりました。現在、傷は黒くあざのような感じで、多少小さくなった気がします。このまま様子を診てよいのでしょうか?
もしくは、黒くなった部分の中に何か入ってるのか?もし、その場合は、怪我した日に判明するものですか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を起こしていないので皮下異物は無いでしょう。
炎症後色素沈着でしょうから、徐々に色調は薄くなります。
ヘパリン類似物質外用剤や美白剤を気長に塗ってください。
皮膚科や形成外科あるいは美容皮膚科でご相談いただくとよいでしょう。
- Q3 相談者 ニックネーム:10ヶ月女の子ベビーの母 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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今から3ヶ月ほど前、娘が7ヶ月頃にお股からお尻にかけて、ひどく荒れた時期がありました。
普段お尻拭きで拭いていたのを、赤くなってきたので、毎回うんちをしたときはお風呂で洗い流すようにしました。
ただその時期下痢が多く、ただでさえ夜間授乳でへとへとだったので、夜中はお尻拭きであまりゴシゴシふかないようにという感じで使ってしまっていました。
痛々しかったので、その頃も以前小児科でもらったワセリンを塗っていたのですが、治らない為病院に行き、違う薬をもらい、なんとか完治しました。
が、傷が悪化して皮膚が剥がれていたところがあったのか、(うんちだと思って一生懸命取ろうとしてたのがかさぶた?だったといったこともあり)茶色っぽくお股に傷あとが残ってしまいました。小さくはあるのですが気になります。
自然に消えるだろうと思っていたのですがなかなか消えません。このまま残ってしまうのでしょうか。。また、薬などで跡を消すことはできるのでしょうか?
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご相談の「茶色っぽくお股に」「残っ」た「傷あと」が、炎症後色素沈着なのか肥厚性瘢痕なのか、いただいた情報だけでは判断が出来ません。
1歳前のお子さんの「お股」の炎症後色素沈着に、医薬品治療を勧める医療機関は無いのではないでしょうか。
保湿クリームを塗って、肌の新陳代謝により時間の経過とともにメラニン色素が排出され、薄くなるのを待った方がよいでしょう。
肥厚性瘢痕とすれば、直ちに治療をしなくとも、時間の経過とともに白い平坦な成熟瘢痕に変化していく可能性も小さくありません。
周囲の肌と肌質の違いはなく、境界明瞭で平らなミルクコーヒー色の色素沈着なら、「お股からお尻にかけて、ひどく荒れた」こととは関係のない、扁平母斑かもしれません。
いずれにしろ、まだ3か月しか経過していないのですから、焦ることなく少なくとも6か月以上経過するまで待ってよろしいでしょう。
ご心配ならば皮膚科あるいは形成外科を受診して、一度診て貰ってください。
- Q4 相談者 ニックネーム:なか 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳になる娘がいます。1年程前、肩、背中を掻きむしって傷が治ってはまた掻きむしっていた時期があり、今では赤みや炎症は一切なく、子供だからすぐ治るかなとほっておいたら、色が抜けたように何ヶ所か白い皮膚になってしまいました。皮膚科に相談したところ、ヒルドイドとロコイドを処方して頂きましたが一向によくなりません。このままずっと塗り続けていてもいいものなのか。もう一生消えないのでしょうか。何か出来ることがあれば教えていただけますか。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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残念ながら、色素脱失により「何ヶ所か白い皮膚になって」いる状況は、「ヒルドイドとロコイド」を「このままずっと塗り続けて」も著明な効果は期待できません。
ただし全く改善しないということではなく、表皮全層あるいは真皮浅層までの損傷があってメラニン細胞が欠損しているのでしょうから、色素脱失斑が小さければ、長期的な時間の経過とともに周辺皮膚からのメラニン色素供給とメラニン細胞の増殖により多少なりとも症状の改善があります。
まだ「2歳」ですから、成長とともに目立たなくなるのが一般的な経過なので、焦らずに待ってください。
- Q5 相談者 ニックネーム:こもも 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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先日、3ヶ月の娘が心臓手術を受けました。手術自体は成功しましたが、胸に大きな傷跡が残り心配しています。傷跡が消えることはないと思いますが、できるだけ目立たなくしてあげたいと思っています。
術後しばらくはテープを貼って様子をみるようですが、その他にできることはないでしょうか。
インターネットで調べると、各種のクリームやシリコンテープなどいろいろあるようですが、
どれがいいのか分からず、また海外品の場合は副作用も心配です。
一般的に形成外科的な治療をするのは大きくなってからのようですが、赤ちゃんのうちに形成外科を受診してみれば何か良い方法を教えてもらうことができるのでしょうか。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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出来あがってしまった傷跡(瘢痕)は「一般的に形成外科的な治療をするのは大きくなってから」のことも少なくありませんが、大切なのは、目立つ瘢痕を作らないことです。
循環器外科の主治医に相談して、直ちに形成外科を受診してください。
直ちに特別な治療をしなくとも、定期的に形成外科で診て頂くだけでも構いません。
乳幼児の肌は極めてデリケートなのですから、自己判断で治療をするよりも、「傷跡が消えることは」無くとも瘢痕を出来るだけ目立たなくするため、信頼する形成外科専門医と共に長期的な計画をたてることが大切です。
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