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創傷治癒よくある質問

  1. ニキビ
Q1 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

ニキビ跡のクレーターの治療にサブシジョンと炭酸ガスレーザーを行いました。
しかし、頬の一部に白く盛り上がった箇所が出来てしまいました。これは肥厚性瘢痕なのでしょうか?
調べても白い肥厚性瘢痕について情報が無いため連絡しました。
これは何なのか、また治療方法はあるのか教えて下さい。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診断および治療法の提案には診察が必要です。
形成外科を受診してください。
Q2 相談者 ニックネーム:やまと 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

ニキビ跡の肥厚性瘢痕について、美容皮膚科ではポテンツァを勧められましたが、フラクショナルレーザーでも可能なのでしょうか。跡はアイスピック型でもなくクレーターでもありません。範囲も狭く、あっても2つくらいです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
マイクロニードルRFもフラクショナルレーザーも、もともと肌再生を目的とした美容医療機器として開発されたもので、肥厚性瘢痕の治療用機器ではないので、肥厚性瘢痕治療に使用する際のプロトコールやガイドラインは明確には確立されていません。
したがって、治療にたずさわる医師の責任において出力や併用する薬剤の設定が決定されます。
申し訳ありませんが、個別の症例にどちらの施術が適しているかというセカンドオピニオンは、診察をしなければ回答できません。
一般論としてマイクロニードルRFとフラクショナルレーザーを比較するなら、凹みのある瘢痕の治療にはマイクロニードルRFが、赤みのある肥厚性瘢痕の治療にはフラクショナルレーザーが選ばれることが多いようです。
Q3 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

顎にニキビによる肥厚性瘢痕があり、現在ステロイドテープで治療中なのですが、テープと併用してフラクショナルーザー治療を検討しています。レーザーを当てて何日後から再びステロイドテープを貼っても大丈夫でしょうか。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
複数の治療法を組み合わせて整容に関わる治療をする場合、一般論ではなく、個々の症例の状態と治療経過に合わせた臨機応変な判断が必要です。
ステロイドテープは肥厚性瘢痕を萎縮させる効果が期待できる一方で、長期使用で血管拡張が起きることがあります。
フラクショナルレーザーは肥厚性瘢痕の拡張血管を閉鎖し、組織の再構築を促します。
一般的には、フラクショナルレーザーの赤みや浮腫みなどのダウンタイムが終わればステロイドテープを貼っても構いませんが、よい治療効果を得るためには、施術後の経過を治療担当の医師に診てもらい、ステロイドテープの開始時期を指示して貰うべきでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:ごま 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

イソトレチノインについてご相談です。体重50キロで1日20-30mgを服用しております。たまにですがおでこや鼻周り、腕などに擦り傷のようなものができるのですがこれはイソトレチノイン服用での乾燥による影響(知らない間にこすれていたり、掻いていたり等)でしょうか?
膨らみはないため赤ニキビではないと思うのですが、イソトレチノインの副作用で擦り傷は聞いたことがなく、主治医もわからないようでしたのでご相談させていただきました。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「おでこや鼻周り、腕」を含めご自身の手の届く範囲に「擦り傷のようなもの」が限局されているなら、「こすれていたり、掻いていたり」が原因と推測されます。
皮脂分泌量の低下により皮膚が「乾燥」している部位を「知らない間に」、擦ったり、掻いたりしているのではないでしょうか。
「おでこや鼻周り、腕」は、日中も無意識に触れることが多い部位です。
睡眠時に知らずに擦っている場合もありますが、洗顔後に水分を拭くタオルで擦っていることもあります。
日常の癖を見直してみてください。
「40代前半」の「男性」で中等量の「イソトレチノイン」の処方は、治療目的は何でしょう。
処方する「主治医」が「わからない」ならば、「イソトレチノイン」の治療に慣れた医師とともに、「イソトレチノイン」投与の適応、最適投与量、総投与量、投与期間を再検討なさった方がよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

小さなニキビだったのですが、美容皮膚科でニキビ注射(ステロイド)を打ってもらいました。打った数日後にはきれいに治ってよかったのですが、その後二週間くらいたって打ったところが薄ら紫色になり若干凹みがでてしまいました。。これはこのまま時間と共に治っていくのでしょうか??
顔の目立つ部分にあるので、治るか不安で仕方ありません。。。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ニキビ」治療に「ステロイド」「注射」は一般的ではありませんが、炎症が強いときに治療法の選択肢の一つとする医師もいます。
「ステロイド」が真皮層あるいは脂肪層を萎縮させて「若干凹みが」できたのかもしれません。
「薄ら紫」の色調はいずれ元の肌の色に戻るでしょうが、「若干」の「凹み」は残ってしまう可能性があります。
診察をしなければ明快な回答は出来ないので、形成外科を受診してください。
Q6 相談者 ニックネーム:らん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2ヶ月ほど前にニキビ跡治療のサブシジョンというものをしました。顔の何箇所かは施術後内出血になりました。腫れももちろんありました。その後内出血が大きいところは丸く盛り上がりができてしまいました。痛みもありませんが、盛り上がっているため目立ってしまいます。これは肥厚性瘢痕というものなのでしょうか。ケナコルト注射で治るものなのか自然治癒するものなのか、どうすればいいのかわかりません。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕ではなく、皮下血腫や漿液腫の線維化でしょう。
皮下の癒着を剥がす「サブシジョン」施術は、多くの場合、非直視下で行われるため、止血が出来ません。
術直後は皮下に血腫や漿液腫が出来ることも少なくないのですが、一般的に2週間ほどで吸収されます。
施術後「2か月ほど」経過して「盛り上がっているため目立って」いるなら、診察をしなければ今後の経過予測が出来ません。
施術をしてもらった病院か形成外科で診てもらってください。
整容に関する治療は、治療計画3割、施術3割、術後ケア3割、運1割くらいの重要性で、術後の経過観察と適時・適当なアドバイスが必要です。
整容に関する治療をなさるなら、術後少なくとも半年以上にわたり経過観察をしてもらえる施設をお選びください。
Q7 相談者 ニックネーム:ま 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

ニキビ跡治療のレーザーで、頬一面に瘢痕+肥厚性瘢痕ができました。2年近く経過しています。
この施術をしたクリニックは信用できず、今は別の形成外科を点々としています。

瘢痕組織はもう治らない、とのことなので諦めたのですが、せめて境目の盛り上がりや、瘢痕の中の凸凹を平らにしたいです。

盛り上がり自体は軽度で硬さもあまり無いのですが、浅く範囲が広いためステロイド注射は難しいとのことでした。
ステロイドテープも使用していましたが変化は見られませんでした。
盛り上がったまま赤みが抜けてきている部分もあります。

伺いたいこととしましては、

・私としては、もう物理的に炭酸ガスレーザーで盛り上がり部分を平らに削ってもらいたいと思うのですが、そのような治療法もあるのでしょうか?

・広範囲の瘢痕の中に凸凹が存在する場合、レーザー治療は可能でしょうか?なんの種類のレーザーになりますでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を炭酸ガスレーザーで治療することは出来ません。
血管拡張がある肥厚性瘢痕には、ロングパルスYAGレーザーなどを使ったフラクショナルレーザー治療が可能です。
診察をしないで具体的な治療法の提案は出来ません。
申し訳ありませんが、形成外科あるいは瘢痕治療専門の美容外科を受診してご相談なさってください。
Q8 相談者 ニックネーム:びー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

息子のニキビ跡の肥厚性瘢痕で悩んでます。17歳頃に両顎骨辺りに酷いニキビができ、治りが悪く皮膚科を転々としながら、18歳の頃にシコリができ、皮膚科で肥厚性瘢痕と診断されました。6ヶ月ケナコルト注射をしましたが、全く効果を感じなかったようです。本人は手術やレーザーで治るならやりたいと言ってますが、可能性として、今あるシコリが平らになる方法はありますか?にちなみに瘢痕は赤くなってないです。とにかく膨らんでるシコリだけでもなんとかしたいと言っているので、もしあれば治療方などお聞きしたいです。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「6ヶ月ケナコルト注射をしました」とありますが、2~3か月に1度のステロイド懸濁液(ケナコルトA)注射を回数は2~3回、毎回必要十分の注射量だったが「全く効果を感じなかった」ということでしょうか。
頂いた情報では治療の詳細が把握できないので、具体的なアドバイスができません
「肥厚性瘢痕」の改善・解消は、トラニラスト内服、ステロイドテープ外用、ステロイド剤注射、フラクショナルレーザー、瘢痕形成術、放射線照射などの治療を組み合わせて治療計画をたてる必要があります。
形成外科と美容皮膚科の知識と経験が豊富な医師や医療チームを主治医と決めて、主治医と一緒にじっくりと治療方針をご相談なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:mm 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

1年前に顔に1つ真っ赤に腫れ上がったニキビができて飲み薬や皮膚科で薬が貰えると知らなかったので思いっきり爪で押し潰したんですが中から何も出てこなくてただ余計に腫れ上がっただけになりました。結局ニキビが出来た日から半年経っても真っ赤でボコっと腫れたままになり、美容皮膚科でホクロを削る機械で削ってもらいました。削ってもらってから半年経ったんですが削ってすぐはホクロをレーザーで削った時みたいに凹んでましたが今は平坦になりました。ですが赤みが残っててお酒を飲んだり体が温まると赤みが余計目立ち、ちょっと顔を拭いたりするだけでも余計赤くなりでどうすれば良いか悩んでます。

ホクロもレーザーで消したことがあったのでその時の様に普通の皮膚に戻ると思ったんですが今回はなぜ平坦になったのに再生してきた皮膚まで赤いのかも謎です。今回のニキビ跡を削った美容皮膚科に相談に行ったらもう1回削る?と提案されたんですが、自分で調べるとフラクショナルレーザーがいいのか?と思ったのでこちらもお聞きしたいです。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「削ってもらってから半年経っ」て、「削ってすぐは」「凹んでましたが今は平坦にな」ったならまだ「赤みが残って」いてもおかしくありませんし、「お酒を飲んだり体が温まると赤みが余計目立ち、ちょっと顔を拭いたりするだけでも余計赤くな」るのは通常の経過です。
おかかりになっている「美容皮膚科」の担当医が「もう1回削る」ことを「提案」したなら、「フラクショナルレーザー」の適応ではない様に考えます。
診察をしなければ適格なアドバイスはできないので、おかかりになっている「美容皮膚科」あるいは別の美容皮膚科で現状の評価をしてもらい、具体的な治療法とその治療法を選ぶ根拠を説明してもらい、納得のいく治療を選んでください。
Q10 相談者 ニックネーム:さとう 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

ニキビ跡のクレーター治療でco2レーザーを受けます。施術を受けるクリニックでは湿潤療法はやっていないとのことでしたが、湿潤療法でケアしたいと思っています。湿潤療法をやっているクリニックで受けるべきであることは承知していますが、遠方であることから難しいためレーザー後の湿潤療法のやり方を教えていただけますでしょうか?。また、ハイドロコロイドを貼る時には保湿等せずに乾いた状態で貼るべきでしょうか?美容液等つけた方が相乗効果があるでしょうか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「CO2」フラクショナル「レーザー」でしょうか。
整容に関する治療は、「施術」をして終わりではなくその後のケアまで含めて成り立っています。
申し訳ありませんが、施術から患者さんが満足する結果が得られるまでを一連の治療として治療計画を立てているはずの「クリニック」の治療内容に途中介入は出来ません。
施術をするクリニックの指示に従っていただくのが、得策と考えます。

一般論としてお答えするなら、施術部位に「湿潤療法」用の創傷被覆材をお使いになるなら、創面が「乾いた状態」になる前に「貼るべき」です。
ご自身で用意する「美容液等つけ」ると感染などトラブルの恐れがあるので、「クリニック」が指定したもの以外はお使いにならない方がよいでしょう。

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