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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q101 相談者 ニックネーム:あんず 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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わたしは一年前に頬のほくろを除去しました。
一年たった今でも、凹みが治りません。赤みはなんとか化粧で隠せるのですが、頬という場所のせいもあるかもしれませんが、凹みは隠すことができません。0.5ミリくらい凹んでいます。ネットで凹みを改善する方法を調べていたところ、フィブラストスプレー、メドロマ、ユーパスタが効く、とでてきました。この中でしたら、どれが一番効果的でしょうか。
- A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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時間の経過と共に赤みはまだ薄くなり、「凹み」も多少改善される可能性はありますが、ご相談の3製品とも、瘢痕の「凹み」には「効果的」とは言えません。
「頬のほくろを除去」した痕の「0.5ミリくらい」の「凹み」ならば、辺縁を削ってなだらかにするか、皮下にフィラーや自己脂肪などを充填するか、PRPなど細胞の成長因子を注射したりレーザーや高周波などで真皮の再生を促すか、瘢痕そのものを切除してしまうなどの方法が考えられます。
幾つかの治療法を組み合わせた方がよい場合も少なくないので、複数の形成外科や美容外科を受診して治療法を提案して貰い、それぞれの治療を十分に理解したうえで、最も信頼する医師を主治医として再度、治療計画をお立てになって下さい。
- Q102 相談者 ニックネーム:チョコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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小さいころから、シミやほくろができやすい体質で、長年悩んでいたシミ(Qスイッチルビーレーザー)とほくろ(炭酸ガスレーザー)をレーザーにて除去しました。
初回に 盛り上がったほくろ3か所をレーザーにて除去後、傷跡がかなりへこんでいたのですがデュオアクティブにて湿潤療法し、術後2~3週間もすると除去跡が盛り上がってい
ました。(ほくろの色素がなく盛り上がっている感じ)鼻筋部分(眉間の少し右下)の跡のみ 元のほくろの大きさの2倍の面積の盛り上がりに。
ほっぺと首筋は元のほくろの大きさの盛り上がりに。半年しても 除去後の盛り上がりが改善されないので、再度受診し、(3か所のほくろ除去後の盛り上がり)+(新たに3か所の盛り上がりのないほくろ)=計6か所を炭酸ガスレーザーにて 除去しました。
術後は 11日目まで湿潤療法にてケアしていました。
今日で2週間経過しましたが、首筋と鼻筋部分(眉間より少し右下)の 再除去跡が最初のほくろより大きい面積で盛り上がっています。ほっぺ部分は 今のところ平らできれいです。
鼻筋については除去後に すでになんとなくに盛り上がっていた気がします。(お医者様が あまり削らなかったのかな?と思ったりしました。)肥厚性瘢痕なのでしょうか?
最初のほくろよりも 大きな盛り上がりになりショックです。総合病院で手術しましたが、ゲンタシン軟膏を渡されただけで注意事項など何も説明はありませんでした。ゲンタシンは使わず、湿潤療法を自己判断で行いました。
それから、術後の日焼けは厳禁のようですが、お勧めの日焼け止めクリームなどありましたら教えてください。日焼け止が毛穴をふさいでいるのか 汗管腫のようなものが顔中にでき困っています。
また、ルビーレザーにてシミ除去した部分の1/3ほどが 術後3週間後に真っ赤になってしまいました。日焼け止めクリーム+3Mテープ+UVマスクで保護して晴天の日に外出しましたが、UVマスクから出た部分のみ日焼けをしてしまったみたいです。うっすらとシミの跡はあったもののこの日まではひどい色素沈着も赤みもなく順調でした。
保冷剤で冷やしていたら、翌日には少し赤身は落ち着きましたが、赤茶に色素沈着したようです。どうしたらよいでしょうか?
- A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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母斑除去は炭酸ガスレーザーで施行したとのことですが、色素が深い場合、一度で母斑を取ろうとすると、炭酸ガスレーザーの性能によっては、周辺の正常な皮膚が損傷されることがあります。
おそらく肥厚性瘢痕が形成されたのでしょうから、トラニラスト内服、ステロイド薬の注射やシリコンジェルシートなどの治療が有効と考えられます。
Qスイッチレビーレーザーの処置後は、一時的な術後色素沈着は起こりうるものです。
シミの種類にもよりますが、経過を待てば色調は改めて落ち着いていきます。
外表の手術やレーザーは施術した時点から、瘢痕をきれいにするための治療が始まります。
自己判断で治療をすることなく、順調に経過していることを確認するためにも術後も定期的に形成外科を受診して、適時指導して貰うことをお勧めします。
- Q103 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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23年12月に地元の皮膚科にて炭酸ガスレーザーで鼻と口の中間あたりにあった、2ミリほどのほくろをとってもらいました。縦8ミリ、横5ミリほどのキズです。
治療後一カ月間は一日二回の消毒と、ゲンタシン軟膏を塗り、患部を乾かすことのないように、と絆創膏を貼った生活をしていました。その後だんだんと患部に赤みが出てきて、盛り上がりも目立つようになってしまいました。
同じ皮膚科に行くと、キンダべート軟膏をしばらく続けましょう、と言われしばらく塗り続けていたのですが、何だかとても不安に思い24年2月に違う皮膚科に行ってみました。
そこでは肥厚性瘢痕の疑いがあるので、ここでできる治療は、飲み薬のリザベンカプセル100?を続けること、就寝時にドレニゾンテープを貼ること。そのほかは形成外科を紹介するので、そこで切除手術など。だけど手術したら、また肥厚性瘢痕になる可能性もある、とのこと。あとは自然治癒しかない、と言われました。私はリザベンカプセルとドレニゾンテープの治療を選択して、今に至るのですが、急性膀胱炎のような副作用が出てしまい、リザベンを休薬することになりました。
今は就寝時にドレニゾンテープのみ貼って寝ていますが、このテープもステロイドなので長期間貼り続けるのも怖いですし(もちろん患部の形に切って、患部のみに貼ってはいるのですが…)、なんといってもほくろが嫌でとったのに、さらにほくろよりも目立つ大きな瘢痕が口元にできてしまったなんて、本当に苦痛でたまりません。以前より人の視線が気になってしまうようになりました。
瘢痕もつるつるして赤みが強く、他よりも盛り上がってるので、お化粧をしてもすぐに段差が目立ったり、化粧が崩れてしまい、隠したくても隠せないのが本当につらいです。患部は大きくなることもなく、小さくなることもなく…という状態なのですが、12月からまだ3か月も経っていないので早いうちに大きな病院に行って相談したほうがいいのだろうか、それとも地元の皮膚科で様子を見るべきなのか…これからどのようにしたらいいのか、とても困惑しております。
- A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「炭酸ガスレーザーで」「2ミリほどのほくろをとって」、「つるつるして赤みが強く、他よりも盛り上がっ」た「縦8ミリ、横5ミリほどのキズ」になっているならば、ケロイドか肥厚性瘢痕でしょう。
不安を抱えたまま「地元の皮膚科で様子を見る」よりも、積極的な治療をするかしないかは別として、「早いうちに」専門医に「相談したほうがいい」と考えます。
「大きな病院」である必要はありませんので、複数の形成外科や皮膚科を受診して、納得いくまで説明を求めてください。
厳しい言葉になりますが、ご相談の中で、「ドレニゾンテープ」について「患部の形に切って、患部のみに貼って」いるにもかかわらず「ステロイドなので長期間貼り続けるのも怖いですし」というようなやや見当違いとも言える様なご心配をなさっているくらいですから、
まずはご自身の状態を把握して、それぞれの治療法の利点・欠点を理解して治療法を検討する必要があります。
ご自身が信頼する担当医と一緒に今後の治療方針を決めて、焦ることなく治療して下さい。
- Q104 相談者 ニックネーム:まり 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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12年ほど前にほくろを取った際に治療後、皮膚が少し盛り上がったような痕が残りました。
さほど気にしていなかったのですが、ほうれい線上にあり、最近ほほのたるみと共に目立つような気がして気になっています。
このような痕を目立たなくするような治療が現在あるのでしょうか。具体的にどのような治療があるか教えていただければと思います。
- A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕です。
ステロイド剤注射で瘢痕を委縮させる、レーザーピーリングやサンドピーリング、ダイヤモンドピーリングなどの各種ピーリング、瘢痕を「ほくろ」と同様にレーザーで焼いて除去する、
「ほうれい線上」ならば瘢痕を切除し一本の線状に縫合する瘢痕形成術などの方法が考えられます。
ご自身でどのような治療法があるかをお調べになることも大切ですが、目立つ部位の瘢痕治療には経験を含めた専門的な判断が必要になることもあるので、複数の形成外科を受診してアドバイスを訊くことをお勧めします。
- Q105 相談者 ニックネーム:nuwanda 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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鼻の頭に直径5ミリ程の出っ張ったほくろを取りました。
相談の上、切除直線縫合は後戻りできないからと、くりぬきで、巾着縫合にて手術しました。
巾着縫合は、少し狭めただけのようで、ほぼ開放しています。
今日、傷を見せられ、処置を教わりました。
シャワーで5分、温水で強く、流した後、綿棒で消毒して、綿棒で消毒薬をふき取り、ゲンタシン軟膏をたっぷりつけて、ガーゼで押さえテープを貼るように言われました。
傷なのですが、真ん中がへこみ、巾着縫合で寄せた部分が。囲むようにでこぼこに盛り上がり、小さくなるはずの傷が、大きくなっています。
医師も周りが出っぱって、中がへこむかもと言いました。
何とか傷を綺麗に修正したいと思います。傷の修正をしてくれる医師を紹介していただけないでしょうか。今から少しでも綺麗にするには、どうしたらいいのでしょうか。
- A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「鼻の頭」の「出っ張ったほくろを」「くりぬき」手術した場合、周囲の皮膚の緊張のため創がやや拡大することがあるので、瘢痕を少しでも小さくするため、創を「巾着縫合」することがあります。
また「くりぬき」手術後の瘢痕が気になった際には「切除直線縫合」だけでなく皮弁手術やレーザー治療を検討することも可能なので、「相談の上」まずは「くりぬきで、巾着縫合にて」「手術」なさったのは、正しい選択と考えます。
「巾着縫合」は周囲の皮膚を中心に向かって寄せるだけの縫縮処置で、「少し狭めただけのようで、ほぼ開放して」いるのは手術直後として一般的な状態で、皮膚欠損部を「囲むようにでこぼこに盛り上が」って見えることも少なくありません。
まずはくりぬき手術をして、瘢痕の収縮と赤みの消褪を待って、気になるならば2次修正をしようという治療方針、手術内容、治療経過とも問題は無いので、担当医に不安な点をしっかりと相談なさることをお勧めします。
必要とお感じになるならば、他の形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めると良いでしょう。
- Q106 相談者 ニックネーム:ゆーり 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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一年前に鼻の頭のホクロをくりぬき法でとりました。
そのあと、半年たっても赤みが消えず主治医に相談したところ、赤みを早く退かせるレーザーをあてる事になりました。そしてレーザーをあて1ヶ月後にまたみせに行きまだ赤みが残っていたのでもう一回赤みをとるレーザーをあてました。
あれから3ヶ月ほどたつのですがまだ赤みは消えません。若干薄くはなっている気がするのですが。
リンデロンという塗り薬をもらいそれを塗って夜寝ると朝には赤みはまったくないのですが
時間がたつとまた赤くなってきます。このまま赤みは消えないのでしょうか?
- A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご相談の通り「赤み」だけならば、時間の経過と共に徐々に目立たなくなります。
「赤みを早く退かせるレーザー」は通常、治療直後に「赤み」が消褪するので、レーザー照射後にまだ赤ければ、「1ヶ月後」あるいは「3ヶ月ほど」たっても「まだ赤みが残って」いるのは当然と考えます。
「リンデロンという塗り薬を」「塗って夜寝ると朝には赤みはまったくない」とすれば、まだ瘢痕の炎症が強い可能性もあるので、炎症が鎮まるのを待って下さい。
ご相談の内容だけでは症状の判断が出来ないので、主治医に相談するとともに、他の形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めると良いでしょう。
- Q107 相談者 ニックネーム:りり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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眉間の脂腺母斑を切除した傷が目立つ件で、2年半前にご相談させていただきました。その後、手術した医師とは見解が違い医師からしょうがないみたいな事を言われました。術前の説明では傷は残らないと言われ、おでこは出せると言われましたがその後ずっと髪で隠している状況です。
他の美容整形や形成外科に相談に行き、ドックイヤーと言う状態になっている。
中心が凹んでいて再度縫合で今よりは奇麗になると思うが・・傷は大きくなる。
と聞き、尻込みしています。傷は2.5cm強あります。
どうすれば良いでしょうか?憂鬱です。
- A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷は2.5cm強」とのことですが、「2年半前」の「眉間」の術後瘢痕が目立つのであれば、瘢痕の幅が広くなっているか、診断通り「ドッグイヤーという状態になっている」のでしょう。
瘢痕形成術でドッグイヤーの修正をした場合、瘢痕の長さは多少長くなりますが、幅の無い線状瘢痕になるので「今よりは綺麗になる」でしょうし、ドッグイヤーの修正方向を顔の凹凸に合わせることで瘢痕がより目立ちにくくなるとも考えられます。
また「ドッグイヤー」(瘢痕の両端の盛り上がり)そのものより「中央が凹んで」いることが気になるならば、ヒアルロン酸などを注入することで凹みは改善されます。
形成外科専門医のもとで瘢痕形成術をした場合でも「傷は残らない」とは言えませんが、「おでこは出せる」程度には目立たなくなるでしょうから、日頃「憂鬱」とお感じになっているならば、積極的に瘢痕形成術を検討なさってはいかがでしょう。
先回も書きましたが、形成外科、美容外科の治療は、手術だけでなく術後ケアまで含めて最良の結果が得られるものです。
ここで言う術後ケアは、瘢痕の修正(瘢痕形成術)までを含めて考えるということなのです。
ある程度表面積のある皮膚腫瘍を治療する際には、周辺皮膚を含めて葉っぱ型(紡錘形)に切除するため、術後瘢痕は元の皮膚腫瘍の直径より長くなります。
また、切除する葉っぱ型(紡錘形)の長さに対して幅が広ければ広いほど、ドッグイヤー(瘢痕の両端の歪み)が大きくなります。
紙を葉っぱ型(紡錘形)にくり抜いて葉っぱ型の穴の両辺を合わせると、紙には歪みができることが想像できるでしょうか、それがドッグイヤー(犬の耳)です。
瘢痕形成術の術後瘢痕の幅を細く、ドッグイヤーを小さくするためあるいは目立たせないために、縫合の技術はもちろん、瘢痕の方向性と顔の凹凸を3次元的に利用する術前計画、更に瘢痕にかかる外力の予測など、形成外科医としての経験と判断が必要です。
複数の形成外科専門医をお尋ねになって治療方針を説明して貰い、信頼出来るとお感じになった医師のもとで、焦ることなく治療なさって下さい。
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