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創傷治癒よくある質問

  1. ほくろ
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:ももこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

おへそより少し下横に3年前位からある5ミリ位のホクロ除去として、悪性も考え大きめに切る事になり、12日前に、形成外科で3.5センチ位の縫合手術を受けました。切り取ったホクロは検査に出して頂きました。今は指示で、縫合口は毎日石鹸で洗い、シャワー後ゲンタシンを塗ってワンタッチパッドを貼り替えてます。もう直ぐ抜糸ですが、抜糸後はテープを貼ると良いそうですが(今回はまだ主治医には確認してません)実際、他の病院のネット情報等では、3Mのマイクロポアテープや、ニチバンアトファイン、或いはシリコンジェルシートが一番良いと書いてあったりしますが、どれが一番傷痕を綺麗に治すのに適しているのでしょうか?準備したいと思ってますが、どれが良いのか悩んでます。
以前お尻の表面にできた出来物を切除した際には、マイクロテープを半年位貼っていて、赤く腫れた事がありました。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
日常生活や運動で瘢痕を引っ張る方向に外力がかかる部位は、縫合後の瘢痕から肥厚性瘢痕やケロイドが生じやすいことが判っています。
したがって、肥厚性瘢痕やケロイドの発生を防ぐため、縫合後の瘢痕を周囲の皮膚ごと固定する対策が勧められることがあります。
比較的固定力が強く、皮膚に負担を掛けにくい医療材料として、シリコーンテープや医療用紙テープ(サージカルテープ)、シリコーンジェルシート、ポリエチレンジェルシートなどが使用されます。
形成外科におかかりですから、あらかじめご自身で準備なさらなくとも、担当医が最も適したものを準備あるいは紹介してくれます。
また、抜糸して治療終了ではなく、およそ6か月かけて瘢痕が目立たなくなるまでしっかりと経過を診てもらってください。
ちなみに、以前マイクロテープを半年位貼っていて、赤く腫れたことがあるならば、頻繁にテープを貼り替えして角質層が薄くなったか、汗にかぶれたことが原因と考えられます。
Q2 相談者 ニックネーム:みみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

CO2レーザー ホクロ除去で背中のホクロ除去して2か月くらい経ちましたが、シミみたいになってます。
徐々に薄く目立たなくなりますか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「シミみたいになって」見えているのが、母斑の残存か再発か、瘢痕かあるいは炎症後色素沈着か、頂いた情報だけでは判断できません。
比較的大きめの「ホクロ」を「CO2レーザー」で蒸散施術した場合、多くの症例で残存、再発、瘢痕、炎症後色素沈着のいずれかが起こります。
施術から「2か月くらい」なら、まだ施術後の経過観察の期間です。
施術をしてもらった病院を受診して診てもらってください。
母斑の残存や再発なら再施術が必要でしょうし、瘢痕ならば時間の経過を待って頂き、炎症後色素沈着ならハイドロキノンなどの美白剤を使用したほうがよいかもしれません。

施術前あるいは施術後に、経過の説明があったはずですし、術後ケアの方法の指導があったはずです。
整容に関する治療は、信頼できる医師ならば施術だけで終わらせることなく経過観察まで含めて治療計画を立てて説明するものです。
母斑(ほくろ)の除去を簡単な施術のように喧伝する美容外科や美容皮膚科なども少なくありませんが、母斑を完全に除去することはそう易しいものではありません。
どんな方法の施術であれ、母斑を除去した際には必ず瘢痕が残ります。
また、母斑細胞が真皮浅層にとどまっているか真皮深層まで迷入しているか、視診や触診だけでは判断できません。
真皮深層まで母斑細胞があれば、完全に除去すれば、切除縫縮法以外の方法なら凹み瘢痕が残ってしまいます。
もちろん、凹みを残さない様に真皮浅層までの除去に留めることも可能ですが、その場合は残存した母斑が瘢痕を通して透けて見えたり母斑が再発したりします。
それとは別に、CO2レーザー施術を行った日本人の半数近くに一時的な炎症後色素沈着が起こります。
母斑除去に限らず、どんな施術でもメリットだけでなくデメリットも十分に理解、納得して選ぶ必要がありますし、施術後もしっかりと経過を診て、適時・適当なアドバイスを提供してくれる医師のもとで施術をお受けにならなくてはいけません。
よりよい結果を得るためによい医師を選ぶのは、整容に関する治療を求める患者さんにとって、権利であると同時に大切な義務であると心得てください。
Q3 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

先日、形成外科で背中にあるほくろ除去を手術で行いました。その後、抜糸をしてもらいテープで固定していたのですが、何日か後に傷口が開いていました。すぐに病院に行ったのですが、皮膚を寄せるようにして絆創膏に化膿どめの薬を塗って固定してください、と言われそうしているのですが、これだけで綺麗に傷は治るのでしょうか。絆創膏で固定しても時間が経てば傷口は開いてる気がします。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線を開く方向に緊張がかかったため「抜糸」後に「傷口が開いて」しまったので、再縫合の代わりに「皮膚を寄せるようにして絆創膏」で「固定」しているのだろうと考えます。
皮下縫合糸は残しているはずなので、離開しているのは表皮層だけではないでしょうか。
担当医の指示通りの処置で上皮化し多少幅のある瘢痕が残るでしょうから、6か月ほど経過した時点で瘢痕形成術などを検討しては如何でしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:クマ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

ホクロ除去で痕が残った肥厚性瘢痕を切除手術てしまい、後悔してる毎日です。胸にあるのですが、まだ術後の赤みがひどく、幅もあります。根気強くテープを貼る生活を送っていますが、白く細い一本の線になるのでしょうか?また、どれくらいの期間がかかるのでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、術後3か月まで続く強い「赤み」は6か月に向けて軽減し、それ以降も時間をかけて徐々に消褪します。
胸部はもともと「肥厚性瘢痕」が生じやすい部位で、「ホクロ除去」で「肥厚性瘢痕」になったなら、瘢痕「切除手術」後は厳重な管理が必要です。
再度肥厚性瘢痕が生じているなら、「テープを貼る」だけでなく、ステロイド剤外用やレーザー治療が必要かもしれません。
幅広くなった「肥厚性瘢痕」がいずれ白く平らな成熟瘢痕になったとしても、残念ながら幅が狭くなることはないので「白く細い一本の線になる」ことはありません。
主治医に今後の治療方針と予測される経過をご確認いただき、待機的に時間の経過を待つか積極的に治療をすべきかをご検討なさってください。
Q5 相談者 ニックネーム:ふく 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

背中ほくろ診断のため、皮膚科を受診し、3/13にほくろ除去手術を行いました。直径5mmほど縫合を3針縫ったあと、2日後に消毒、その1週間後に再度消毒を行い、2週間後に再度消毒といわれています。
手術から3週間経過して、抜糸ではなく消毒となっているので、一般的には10日くらいで抜糸と聞いていたので不安になっています。
3週間かかってしまうことはあるのでしょうか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
経過を観て、問題なければ抜糸ということでしょう。
縫合部にかかる緊張の程度によって抜糸の時期は異なるので、ご心配ならば主治医にご確認ください。
Q6 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

去年の10月に、お腹の平らなほくろを除去したところ、丸い傷跡が盛り上がり、イボのようなしこりになりました。
この事を考えると、とても落ち込んで精神も不安定になります。どうにかして治したいです。
どんな科、病院にかかればいいでしょうか。教えて下さい。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょうから、形成外科を受診してください。

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