FAQ 創傷治癒 よくあるご相談

  1. あざ
  1. 腕・手・指
Q1
相談者:たんぽぽ 年齢:10歳未満 性別:女性

7月末に3歳の女児の右腕の色素性母斑手術を行いました。
術後、リンデロンとサージカル?テープを貼り様子を見ました。
所が、本人は痒がり、傷口は赤紫に腫れ、4ヶ月経った今はプレゾニンでも全く赤紫で腫れは引かないです。
このまま大人になっても赤紫のままなんでしょうか?

A1
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
肩から上腕部分は肥厚性瘢痕を生じやすい部位で、成長期、安静を守れないなど、肥厚性瘢痕になり易い条件が揃っています。
主治医は、肥厚性瘢痕になるのを承知のうえで、一度で「色素性母斑」を取り切って、瘢痕形成術は後に行うという治療方針をたてたのかもしれません。
瘢痕形成術を施行しなくとも、数年から数十年の経過のうちに瘢痕が成熟して平らな白色の成熟瘢痕になる可能性はあります。

「色素性母斑手術」は抜糸できた時点から手術瘢痕の治療が始まっているのですから、今後も手術をした病院で瘢痕の経過を診てもらって下さい。
Q2
相談者:無記入 年齢:10代後半 性別:女性

生まれつき右腕に大きな赤あざがあります。ずっと以前、アイソトープ治療をしたのですが、効果はありませんでした。何かよい方法はないでしょうか。

A2
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
生まれつきの大きな赤あざというと、おそらく単純性血管腫だったのではないかと思います。アイソトープというのは放射線療法の1つですが、血管腫に対しては放射線療法はほとんで効果がないということがわかってきました。また治療に必要な量を皮膚にかけますと、どうしても皮膚障害を起こします。ごく初期は軽いやけどのように赤くなったり、またあとが黒ずんだりして色が残ります。これがいったん消えても、数年から十数年すると皮膚がカサカサに白くなってくる場合があります。こういう変化を、放射線皮膚炎と呼んでいます。このように放射線皮膚炎になった皮膚から、数十年すると、まれにガンが発生することがあります。

冷凍療法、電気凝固法、放射線療法などの治療は副作用が伴うことが多く、現在ではほとんど行われません。Dyeレーザー(色素レーザー)が有効で、数回の治療で色が薄くなりはじめます。Vビームレーザーも効果的です。

四肢や手掌、足底よりも顔面、躯幹の単純性血管腫の方がレーザー治療できれいになるようです。
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