傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 自傷・リストカットの跡
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

昨日と今日で手根部から4〜5cmのところに2本傷を入れました。(傷の長さは1cm弱です)昨日入れた方は周りが少しだけ赤くなっていて、(とても狭い範囲)今日入れた方は周り横2.5cm、縦3cmくらいの楕円上に広範囲に赤くなっていて、切った周辺が少し膨れていています。傷の深さはあまり深くはないと思います。(ぱくっとなっていないし血も表面には出てきていないです)
この傷は残るでしょうか?
それと病院などにいかない自宅で出来る傷の隠し方を知りたいです。親にバレたくないです。傷の上にコンシーラーなどを塗っても大丈夫でしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
発赤があるなら、感染を否定できません。
シャワーの流水でよく洗って、形成外科を受診してください。
皮膚科を併設する形成外科なら、自傷行為の創を診てもらうと言わなくとも、湿疹やかぶれで皮膚科を受診すると保護者に伝えることは可能でしょう。
感染していないなら、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付していただければよいでしょう。
切創が閉鎖し上皮化が完了するまで、コンシーラーなど化粧品を塗ってはいけません。

真皮層まで達した切創は必ず瘢痕が残ります。
とくに、前腕または上腕の腕を横切る方向の線状瘢痕は、容易にリストカットを想起させるので、将来必ず後悔します。
瘢痕が残るか心配なさっているのですから、自傷行為がご自身の将来にとって損だということは十分に承知なさっていると理解します。
自身の望みと他者の要求の相違に悩んだり、無力感や虚無感に襲われたり、想像できない将来に不安を感じたりして、身の置きどころが無くなり自身を傷つけたい衝動が生じることは、10代の若者の多くが経験しています。
大人の説教臭い言葉に思えるでしょうが、われわれ大人もその年代を経験してきているのです。
年月を経れば、必ず、自傷行為の瘢痕を見て後悔することになります。
多くの方が、10代の頃の自傷行為の瘢痕に悩み、時間と費用をかけて治療なさっていますが、それでも瘢痕がゼロになることはありません。
ゲームでも漫画でも音楽でもダンスでもスポーツでも、大人が否定するものでも何でも構わないので、何か気を紛らわせることができるもの、疲れて眠るまで打ち込めるものを見つけてください。
何か悩みがあるとか、何もすることが無いとかなら、学校、自治体、非営利団体などが設置する相談窓口で無目的に話をするだけでも構わないでしょう。
プライバシーは守られる筈ですし、よそに話が漏れることもありませんし、話したくないことを聞き出すようなことは無いので、安心してアクセスしてください。
Q2 相談者 ニックネーム:神楽 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

5日ほど前リストカットしました。救急車で運ばれ、救急隊員さんには傷が深いので入院になるかもと言われました
病院に着くと、痺れの詳細な触診をされましたが、神経の手術はなく、普通の縫合のみされ、そのまま帰宅。小指以外の手全体痺れと、熟睡できないほどの痛み
リストカットする人間にはちゃんと治療を行なってくれないとゆう事なんでしょうか

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「リストカット」で「入院になる」ことは、殆どありません。
外来で、「痺れの詳細な触診」をして「神経」損傷が無いことが確認できたので、「普通の縫合」という処置がなされたのです。
比較的「深い」「傷」だったので、浮腫みによる「手全体痺れと、熟睡できないほどの痛み」が生じているのではないでしょうか。
治療後に「病院」の再診や他の病院にかかるように指示があったはずです。
指示に従って、受診し、「痺れ」や「痛み」をご相談なさってください。
Q3 相談者 ニックネーム:d 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

自傷後の治療で皮膚移植をしたのですが、範囲が広がり、質感が違うことと移植した部分の継ぎ目などより目立つ傷あとになってしまい後悔しています。元の普通のリスカ後のほうがまだマシでした。どうすればよいのかわかりません。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
リストカットの瘢痕の「治療」の「皮膚移植」は、分層植皮術を選択した場合、元の肌のようになるのではなく、新しい瘢痕でリストカットの瘢痕を隠す治療です。
他人に見られたときに「自傷」行為の瘢痕と思われない様にするための治療ということならば、「質感が違うことと移植した部分の継ぎ目などより目立つ傷あと」になったとすれば、当初の目的を達したとも言えます。
術後の結果が気になるなら、フラクショナルレーザーで瘢痕の「質感」の治療をしたり、「継ぎ目」だけを切除して縫縮したり、植皮自体を部分切除し縫縮したりなど治療が可能です。
整容に関する治療は、医療で提供できる実際の結果と患者さんが望む結果が同じか、入念な擦り合わせが必要ですし、治療が必ず上手くいくとも限らないのですから望まない経過の際にどういう結果になるかまで、施術法を決定する前に、理解納得しておく必要があります。
「皮膚移植」後の瘢痕の治療を希望するなら、複数の形成外科や美容皮膚科、美容外科を受診して、それぞれの担当医の提案する治療を時間をかけて検討し、納得のいく治療を選択してください。
Q4 相談者 ニックネーム:シロ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

現在中3になる娘のことです。
暑くなってきたのに長袖でいることを不審に思い問いただしてみると、両上腕に引っかき傷がありました。詳しく聞くと、ストレスからハサミで自身で切りつけたとのこと。
10センチほどの傷がそれぞれ5か所くらい残っています。(本人曰く、白くなったが出血はなかったとのことです。)
既に数か月経過しているのですが、今後傷は目立たなくなっていくのでしょうか。
また少しでも傷跡を消すために今から行える治療はありますか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤く盛り上がった肥厚性瘢痕なら、時間の経過とともに、白く平らな成熟瘢痕になります。
既に白く平らな成熟瘢痕になっているなら、瘢痕の幅は狭くなりませんし、長さが短くなることもないので、長期間を経ても、大きな変化は期待できません。
自己判断ではなく、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q5 相談者 ニックネーム:しろの 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

1日前にリスカをしました。左手の人差し指です。切ったときは血も出ていなく、皮だけを切った感じです。だけど、一箇所だけ赤い部分が見えるところがあります。これはまずいところを切ってしまったのでしょうか?
それと皮だけを切った場合はリスカの跡は残りますか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮の損傷だけかあるいは一部のみ真皮浅層まで到達した切創だったのでしょう。
神経や腱に到達していないので、後遺症が残ることは無いでしょう。
一般的に、表皮層までの留まる切創ならば瘢痕は残りませんが、真皮層に到達した切創は瘢痕が残ります。
リストカットは必ず瘢痕が残るので、いずれ瘢痕を目立たなくしたいと望んだ時に、全員が必ず後悔します。
多くのヒトが通る、心に葛藤を抱える時期、年齢です。
悩みがあるのは、あなただけではありません。
今のことではなく、将来のために、あなた自身が損をしないために、リストカットは絶対におやめください。
Q6 相談者 ニックネーム:み 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2ヶ月ほど前にパックリ切ったリスカ痕、痛みなどはもうないのですが時々痺れるような感覚があります。また、傷をなぞるように触るとピリピリと痺れる感覚があります。
どのような症状?なのでしょうか、名前などあれば教えて欲しいです。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
末梢知覚神経の再生に伴う神経終末の痛み、瘢痕の痛みが考えられます。
また、切断された神経の末梢に発生した断端神経腫も完全には否定できません。
一般的ではありませんが、瘢痕性疼痛症候群と呼ばれることもあるようです。
Q7 相談者 ニックネーム:Paul 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

2ヶ月ほど前から気分が下がった時や悲しくてどうしようもない時に手首と肩の辺りに少し浅めのリスカを数十本しました。(左腕) 今はしないようにしているので茶色っぽい線みたいな痕が残っているだけになっています。ヘパリン類似物質という薬を塗ったり日焼け止めを塗ったりしていますがなかなか薄くならなくて古いやつも消えてくれないです。どうすれば消えますか?また、夏になった時にどう誤魔化せばいいですか?暑がりなのですがやはり上着や長袖の服を着るしかないのでしょうか。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「茶色っぽい線みたいな痕」は、炎症後色素沈着でしょう。
炎症後色素沈着は、受傷から3か月程度までは濃くなる可能性があるので、「日焼け止め」の紫外線対策は必要ですし、「ヘパリン類似物質」で保湿も瘢痕対策もしておくとよいでしょう。
受傷から6か月程度経過するまでに、炎症後色素沈着は薄くなることが多いのですが、瘢痕が全く無くなることはありません。
早く色素沈着を招待させるため、美白のためのビタミンC摂取やハイドロキノンなどの美白剤の塗布が有効です。
美容皮膚科や形成外科、あるいは皮膚科を受診してご相談なさってください。
「誤魔化」しと紫外線対策のため「上着や長袖の服を着る」ことをお勧めしますが、半袖にならなければいけないときには、入れ墨を隠すための肌の色や透明に近いテープやファンデーションテープを貼ったり、アートメイクで瘢痕を隠したりすることが出来ます。
Q8 相談者 ニックネーム:777 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

適当に腕に4箇所くらい切りました。外側なので血は出ていないのですが、ぷっくりしたような後が残ってしまいました。この後は消せるんですかね?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドテープやトラニラスト内服が有効です。
瘢痕の幅を狭くするためには、瘢痕形成術が必要です。
症状に応じて他の治療も提案できるので、どうぞ形成外科を受診してご相談なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:ももてぃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

ストレスでアムカ・リスカをしてしまうものの、なるべく綺麗に治したいためハイドロコロイド素材の絆創膏で手当てをしています。
時々ケロイドになることもありますが、基本的に浅めの傷なのでその日中~数日で血も滲まなくなりますし、傷の手当として病院に通うほどではない状態です。
ただ、治癒の初期段階で傷の痒みや絆創膏で肌が荒れて痒みが出てしまいます。
傷があるので市販の単なる痒み止め塗り薬を買うのではよくないと思うのですが、傷が塞がっているがまだ赤い初期段階の場合は皮膚科の受診で良いのでしょうか。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷がある」(まだ切創が治癒していない)時期でも、「傷が塞がっているがまだ赤い初期段階」(創閉鎖後に瘢痕が赤い)時期でも、「皮膚科」あるいいは形成外科を受診していただければ、適切な「痒み止め」を処方してもらえます。
Q10 相談者 ニックネーム:もも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

私はもうこのようなことはしないと決めて今はしていないのですが半年ほど前に深く二の腕にアームカットをしてしまいその傷跡がまだ赤いまま腫れるように残っています。変わる様子もありませんずっとこのままなのでしょうか?なおしたいです

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の詳細はメールからは読み取れませんが、肥厚性瘢痕でしょう。
数年~数十年の期間を経て、白く平らな成熟瘢痕になる可能性はあります。
早期の改善をお望みでしょうから、形成外科を受診してご相談なさってください。

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