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創傷治癒よくある質問

  1. 自傷・リストカットの跡
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q11 相談者 ニックネーム:トム 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

娘のリストカット痕の治療について、教えてください。

10年ほど前、不登校をきっかけに、7年ほど前から3年間程度、娘がリストカットをしていました。
傷跡について、私の知っている範囲ですが、両手(肩~手首)多数、足の太もも内側数本、首に2本
以上のリストカット痕があります。
特に皮膚科など受診はしていません。

今現在、リストカットは落ち着き、痕もみみずばれから白いケロイド痕に変わりました。
以前、まだ傷が赤みを帯びている頃、本人に傷の今後について聞いたとき、『これは自分がやってきた証だから、このままで良い』と答えたため、そっとしておきました。

それから4年が経過した今になり、『夏は暑いから、手を出せないのがつらいんだよね、本当なら出したいけどね、そうなると、家に住んでいても、近所のことを考えると、穏やかにはいかないよね。』と言われました。

精神科の先生に今後の傷について相談をしたところ、今、まだ本人は傷を何とかしようと考えないけど、
現在の治療法がどうなっているのか、費用など、家族として、いつでも対応してあげられるよう、知っておいてもよいでしょう、と言われました。

国内、国外を含め、現時点でのリストカット痕の治療はどのようになっているのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「精神科の先生」が仰る通り、ご本人が治療を希望したときに冷静に対応するために、大まかな治療法をご家族が知っておくことは悪いことではありません。

「痕」は「みみずばれから白いケロイド痕」になっているのですから、お嬢さんの瘢痕は成熟瘢痕と呼ぶべきで、ケロイドではありません。

リストカットの瘢痕をゼロにすることは出来ないので、白く細く平らにして目立たなくするため、レーザー治療で盛り上がりを少なくしたり、幅の広い瘢痕は切除して縫合し直したりします。

瘢痕を切除縫合する際に、Z状やW状にジグザグに縫合すれば、直線状のリストカット痕に見えにくい場合もあります。

また、新しく瘢痕を作る手術ということになってしまいますが、線状の瘢痕を削って面状の熱傷のような瘢痕にしてリストカット痕を見えなくすることもあります。

瘢痕を目立たなくすることも大切ですが、瘢痕治療をしたというだけでご本人の気持ちが楽になり社会生活がしやすくなる場合もあるので、リストカット痕治療の最も重要なポイントは信頼できる主治医を見つけて治療方針をじっくりと話し合い、納得できる治療をお受けになることだと考えます。

機会をみて、お嬢さんと一緒に、形成外科でご相談になってみてはいかがでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:みゆる 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

去年の今頃に自傷によって傷つけた二の腕、太もものケロイドというか、みみずばれのようになってしまい、全く薄くならず、ごく稀にかゆみが出てしまいます。
こういったものは治療で多少でも薄く出来るのでしょうか…?
治療で治る場合、どこにいけばいいのでしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の状態を診察しなければ具体的なアドバイスは出来ないのですが、肌の保湿クリームや、薬局で販売されている傷跡用の外用剤で、「かゆみ」は多少ましになります。
また、数年以上の経過で瘢痕が目立たなくなる可能性はありますが、少しでも早い改善をお望みなら、形成外科を受診してください。

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