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創傷治癒よくある質問

  1. 帝王切開・出産時の手術
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:くう 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月前に溶ける糸を利用し 帝王切開で出産しました。
なんとなく傷跡の写真をとると 傷跡の真ん中のちょい上あたりに 小さい穴のようなものがあり(1cm未満) 中に白い塊のようなものがありました。
気になって触っていると 白い塊がとれ 出血し じゅくじゅくしたかんじになっています。
このような状態から 考えられるのは なんでしょうか?
また病院へ行く必要はございますか?
今後こういった症状がでたら 病院へ行くべきなどの目安などあれば 教えてください。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍または脂肪が融解したための膿瘍でしょう。
「じゅくじゅくしたかんじになって」いるなら、感染の可能性もあるので「病院へ行く」ことをお勧めします。
赤み、腫れ、熱感、疼痛が出現したら、直ちに受診してください。
Q2 相談者 ニックネーム:chibi 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

9ヶ月前に2人目を帝王切開(横切開)で出産しました。産後ずっと傷口の麻酔が残っている感覚があり違和感がありました。
1週間くらい前からその違和感に加え、傷口が痺れているような感じがあります。さらに傷口から左骨盤あたり、左腰あたりと痺れのような感覚が出てきました。
痺れが出てきたのが、産後初めて生理が始まり、その生理がおわったころからです。
今も傷口の痺れ、違和感があり、 骨盤、腰回りは重くダルい感じが続いています。
今は腰回りなど重くダルい感じも強いため、 整形外科の痛みか、生理などのホルモンに関係しているのか、帝王切開が関係しているのか分からない状態です。
この症状は帝王切開と関係があるのでしょうか。
一度、病院で相談したいと思うのですが、 まずは何科で相談するのがよいのでしょうか。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「帝王切開」で「出産」直後から、「産後ずっと傷口の麻酔が残っている感覚があり違和感が」あったのでしょうか。
「産後初めて生理が始まり、その生理がおわったころから」「痺れが出てきた」ということは、「出産」から日数が経ってから「傷口」の知覚鈍麻が出現したということでしょうか。
「産後初めての生理」は、「出産」後3週程度で再開する方もいますが、卒乳まで1年以上生理が再開しない方もいます。
「出産」から「9か月」経過して、「1週間くらい前から」「傷口」の「違和感に加え、傷口が痺れているような感じが」強くなったということでしょうか。
「傷口の痺れ、違和感」は変わりなくあって、「さらに傷口から左骨盤あたり、左腰あたりと痺れのような感覚が」出現したということでしょうか。
申し訳ありませんが、頂いた情報からは経時的な変化をしっかりと把握することが出来ないため、原因の推測が困難です。
「傷口の麻酔が残っている感覚」と「違和感」が「帝王切開」の皮膚切開に伴う知覚神経末梢の損傷なら、症状は時間の経過とともに軽減するもので、悪化することはありませんし範囲が広がることもありません。
「産後初めての生理」の出血量や生理期間は個人差が大きく人それぞれですし、しばらく月経困難症や月経前症候群といった月経随伴症状が続くことも少なくありません。
「傷口から左骨盤あたり、左腰あたりと痺れのような感覚が出て」「今も」「骨盤、腰回りは重くダルい感じが続いて」いるのは、腰部筋肉痛や腰椎の異常が原因かもしれません。
先ずは「帝王切開」をなさった産科で経過を診ていただき、婦人科での治療を提案してもらうか、必要に応じて整形外科を紹介していただいてはどうでしょう。
Q3 相談者 ニックネーム:m. 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

帝王切開2回目で産後2ヶ月経過しました。
昨日傷の保護で貼ってるテープを張り替えてる時にふと傷跡を見ると黒い糸の結び目があり、今日別件で出産した産婦人科に元々受診予定だったので抜糸してもらいました。
2回目の帝王切開なので少しケロイド気味だねと言われその場は終わりましたが帰宅すると抜糸してもらった横にぷっくりしてる事に気が付きました。(恐らくだいぶ前からありました)
触ってみると中に何かあるような少し硬い感触で、触った感じ糸かなと思いました。家族にも触ってもらいましたがあきらかなにか異物を触ってる感じがあると言っておりました。表面には素人の目で見た感じでは出てきてないはずですが放置してても大丈夫でしょうか?
表面が熱を持ったり赤くなって炎症を起こしている感じではありません。なんせしこりを押すと硬い何かに当たり押さえると中側が何かにあたり痛い感覚です。
溶ける糸のはずですが2ヶ月だと既に溶けていると調べたら出てきましたので…

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
日常生活で強い緊張がかからない部位なので、「溶ける糸」は完全に吸収されていないことも考えられます。
縫合糸を核とした結節の可能性がありますが、発赤、熱発、腫脹、疼痛がなければ、そのまま様子をみておいて構わないでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:けいぶー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

今年の7月に帝王切開をしました。横切りです。 すでに3ヶ月経ち、傷口はふさがっています。
しかし、床にあるものを拾うときなど、傷口が引っかかる?つっかかる?ような違和感があり、うまく前屈みになることができません。結局、前かがみになるのを止め、一度腰を落としてしゃがんでものを拾うようにしてます。ただ、手術以降、右の股関節の可動域が狭くなってしまったので、しゃがんだり階段登るのも楽ではありません。
傷口を触ると硬い箇所と柔らかい箇所があるため、糸が溶けてないのかもしれませんが、もう少ししたら違和感なく前屈みになることができるのでしょうか。また股関節の動きもそのうち正常に戻りますか?
さらに、助産師さんからは腹直筋離開を示唆されました。帝王切開をすると腹直筋離開は避けられないのでしょうか。体中、力が入らず、日々辛いです。その離開が原因なのかは不明ですが、時々、抱っこをしていると傷口ではなく、傷の中が痛い時があります。中で何が起きているのか分からず怖いです。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
妊娠中に腹囲の増加により、左右の腹直筋をつなぐ白線という繊維組織が横に薄く伸びて腹壁が内臓を支えきれない状態になるのが腹直筋離開です。
腹直筋離開があると、ポッコリ膨らんだお腹になり体幹が不安定になるので、腰痛、肩こり、体幹に力が入らないなどの症状が出現します。
腹直筋離開は産後ほとんどの方に起きると言われており、帝王切開と直接の関係はありません。
多くの場合、腹直筋離開の症状は徐々に軽減し、6か月程度で回復します。
股関節の可動域の制限も帝王切開とは関係なく、妊娠に伴う骨粗しょう症が原因の股関節異常などが原因かもしれません。
また、帝王切開の際に創を閉鎖するのに使用した縫合糸が、吸収糸(溶ける糸)か非吸収糸かわかりませんし、吸収糸としても術後3か月経過しているならば既に切れているはずで、引き攣れて痛いということはないはずです。
申し訳ありませんが、頂いた情報が断片的で、それぞれの症状の詳細が把握できないため、明確な回答が出来ません。
診断および治療方針の検討には診察が必要なので、出産なさった産科を受診して、ご自身の症状、疑問、不安をしっかりお伝えになって、明確に診断名をお尋ねになってください。
Q5 相談者 ニックネーム:にしや 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月前に帝王切開で出産をしました。
1ヶ月検診では傷の経過も良いと言われたのですが、1ヶ月ほど前に腹筋運動をした時に左側に痛みが出ました。その際に白っぽい黄色っぽい液(少し臭います)が出てしまい、出血も少量ですがありました。
それから腹筋を使う運動はしていないのですが、立ち上がる時等たまに少し痛みます。液と出血も少量ですが毎日のようにあります。これは自然に治るものではないのでしょうか?
傷は左側に2mmほどの穴が空いているように見えます。
また、病院で勧められたアトファインを貼っているのですがこのまま貼り続けて大丈夫でしょうか?勧められた時は傷は完全に乾いていたので今の出血している状況とは違います。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1ヶ月ほど前」から「毎日のように」「液と出血も少量」あるのですから、「自然に治るものではない」でしょう。
縫合糸膿瘍や限局性脂肪融解が起きているのでしょう。
傷痕ケア材は貼らずに、出産をなさった産科あるいは、形成外科や婦人科におかかりください。
Q6 相談者 ニックネーム:かすけん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2回目の帝王切開術(横)をうけ、産婦人科の1ヶ月検診では傷も子宮の戻りも問題なし。
ですが、術後1ヶ月すぎたあたりから傷口の真下から恥骨部にかけて押すと痛むようになり、だんだん痛みがましているように思えます。押す力にもよりますが、現状痛みレベルは4程度です。触れなければ痛みはありません。
また、痛む箇所は少し膨らんでいる状態で、左右の端の方は押した時の感覚が鈍いように思えます。
我慢できない痛みでは無いのですが、痛いため骨盤ベルトを巻くことができず困っています。
どのレベルまで痛みがあると受診したほうがよいでしょうか。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍や縫合糸膿瘍が発症している可能性があります。
出来るだけ早期に受診してください。
Q7 相談者 ニックネーム:うさぎ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2週間前に普通分娩で出産しました。

出産直後に激烈な痛みがあり、外陰血腫と診断されました。エコーでは5センチの血腫があり、転院搬送も考えられたのですが、院長の判断で保存療法となりました。 分娩台で血腫部の切開を行いガーゼで圧迫止血を試みました。

2日後、止血は得られたが血腫が固まってしまったために、血腫および周辺の壊死組織の除去を行いました。30グラムほど除去したとの事でした。
切開部は縫合せず、ガーゼをドレーン変わりにして経過観察との指示。
分娩後5日目で退院し、連日、創部の消毒とガーゼ交換の為に通院しています。

昨日担当医から、 創部に炎症が起きていること、 組織の再生はするものの性交渉の時に切れてしまう可能性があるため膣形成が必要 、と説明がありました。
炎症に対しては抗生物質フロモックスを内服しています。
膣形成術の、目安は3ヶ月後だそうです。

現在は消炎傾向ではあるが肉芽組織の上がりがイマイチであるそうです。
痛みは分娩後12日を境に良くなっています。 円座無しでも座れます。
ですが、座るたびに創部に溜まった悪露や空気流れ出る感覚があり、空洞があるんだなと分かる程度です。
通院も大変なので自宅の近所の病院へ紹介してくれないかと相談した所、信用できる医者がいないと断られました。

伺いたいのは、 処置は適切だったのか 、形成術はもう少し早めに行うことは出来ないのか 、病院を変えるとしたらどのような病院を選べば良いのか 、です。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「出産」時は血液が凝固しにくい状態のため、「分娩」に際し「外陰血腫」を合併することがあります。
「外陰血腫」の多くが動脈性の出血が原因のため、「血腫」の排出だけでなく出血点の特定と完全な「止血」が必要で、「壊死組織」の「除去」を同時に行い、粘膜下に再度血腫ができる空間が出来ない様に縫合閉鎖し、膣内にガーゼ等を充填して圧迫止血するのが通常ですが、切除部位が大きかったかじわじわと出血が続いていたか感染を否定できなかったかの理由で「切開部は縫合せず、ガーゼをドレーン変わりにして経過観察」としたのでしょう。
「担当医」の「信用できる医者がいない」という言葉は、「連日」の「通院」は長期に必要ではないうえ、「外陰血腫」の治療から「膣形成」まで一連の治療として一施設で行った方が結果がよいと考え「外陰血腫」後の処置を細かく指示を出して施術してもらうことは困難と判断したのかもしれません。

診察をしなければ、具体的な判断は出来ないのですが、
「適切」と言える範囲内の「処置」が成されたと考えます。
瘢痕の状況に因りますが、「膣形成術の、目安は3ヶ月後」も妥当です。
「病院を替えるとしたら」、正常分娩以外の出産や婦人科手術も多く扱っている病院がよいでしょう。
Q8 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3年前に3回目の帝王切開にて出産致しました。3回とも縦切りの手術です。
表面の傷痕は 太く残っていますが まあこんなものかなと問題ないのですが 傷の始まりの斜め上2㎝くらいのところを押すとお肉の中に硬いしこりがわかります。押せば痛い程度なのですが お腹の中の傷でこのような事もありますでしょうか。
当然中を切った痕もあると思いますが このようなしこりで残りますでしょうか。
表面の傷口の始まりに近くなんとなく繋がってる様な感覚の場所でしたので 素人考えで縫い始めは表面から見えない所からでお肉を寄せて集めて縫い始めた所で肉がぎゅっとなってるのかなと思っていましたが 最近になってしこりの場所が表面の傷から少し離れた気がしたので 気になりました。 特にしこりを探して押さない限り痛くないのですが受診すべきでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
帝王切開の創を閉鎖する際に皮下で脂肪層を寄せた縫、合をしたために「しこり」として触れるのでしょう。
発赤や腫脹、熱感、痛みの増強、急な増大などが無ければ、放っておいて構いません。
また、希望が無ければ治療の必要はありませんが、「太く残って」いる瘢痕は局所麻酔の外来手術で細い線状の瘢痕に修正することが可能です。
Q9 相談者 ニックネーム:ぞぞ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

帝王切開で出産をしました。術後間もない頃は立ち上がって、歩き始めるときに、内臓が下垂するような感覚と、お小水が溜まりすぎると、膀胱が破裂してしまうような不快感がありました。現在、膀胱の違和感は和らぎましたが、立ち上がる際の内臓が下垂する感覚は消えません。厄介なのは立ち上がた瞬間から直立ができず、一旦前かがみになって違和感がなくなってからではないと直立できません。この症状はあって普通ですか?

また術後4週目の今週から傷口の突っ張り感(うまく表現できませんが)が強く現れて、歩く時や起き上がる時にものすごい不快感があります。よくよく傷口を触ってみると傷口が以前より盛り上がっている気がします。縫い方が下手だったのか、傷口は綺麗に縫われてはいなく、少しよれた感じで縫われています。この突っ張り感は癒着ですか?

さらにケロイドを防ぐためにatofineはつけていますが、傷に沿って横貼りするよりも、実は縦貼りした方が良いのでしょうか?下腹部の皮膚にかかる張力に抵抗させた方が良いかなと思いました。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「立ち上がた瞬間から直立ができず」「違和感」が無くなるのに時間がかかることも、「傷口の突っ張り感が強く現れて、歩く時や起き上がる時にものすごい不快感」があることも、どちらも筋肉のひきつれから生じている症状ではないでしょうか。
筋肉のひきつれの原因が、「帝王切開」による通常の症状なのか縫合の際に筋や筋膜を強く寄せたためなのかは頂いた情報だけでは判断できません。
いずれにしろ3か月までで症状は軽減するでしょうし、6か月に向けて気にならなくなる可能性が高いでしょう。
妊娠中に延ばされた余剰皮膚があるため、「帝王切開」の「傷口」は「少しよれた感じ」になることも少なくありません。
縫合線を開く方向に張力がかかると瘢痕が幅広くなってしまうため、伸びないテープを貼って瘢痕とその周囲の肌を固定します。
固定できていれば「傷に沿って横貼り」でも「縦貼り」でも効果は変わりません。
Q10 相談者 ニックネーム:maa 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3ヶ月前に帝王切開にて第二子を出産しました!
第一子の時は緊急帝王切開だったので2回目の帝王切開です。2回とも縦切開です。

退院後1週間程で病院で貼ってもらったテープからアトファインに貼り替えました。術後3週間後の時に切開した下の方が膿んでしまい出血もしたので出産した病院を受信して消毒してもらいました!産後1ヶ月検診の時も見てもらいましたがほぼカサブタになり傷の治りも良くなって子宮の戻りも異常はありませんでした。

ですが産後2ヶ月くらいの時にまた同じ所が膿んで出血してしまい…里帰り出産だったため、出産した病院とは違う産婦人科を受診してまた消毒してもらいゲンタシンを処方してもらいました。空気に触れた方がいいとの事だったのでアトファインは貼らずに過ごして、ゲンタシンを1日1.2回塗っていました。だいぶ良くなってきたので塗るのを止めていましたが産後3ヶ月の今また傷の下の方、同じ所が出血してしまいました…汁などは出ませんが若干膿んでる感じはします。またしゃがんだり、下着で擦れるとやはり痛いです。

この様な場合は病院を受診した方が良いのでしょうか?受診するなら産婦人科か形成かどちらがいいのでしょうか??

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍あるいは埋没毛の可能性があります。
婦人科でも構いませんが、可能ならば形成外科を受診していただいた方がよいでしょう。

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