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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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1月に3回目の帝王切開をしました。一ヶ月健診の際には、傷口がきれいになってるのであとは自分でケアしてくださいと言われました。それでアトファインを貼っています。しかしアトファインに滲出液が浸み出していることに気づきました。これまではそのような経験がなかったので気になっています。滲出液の臭いも気になります。痛みはないのですが、このままアトファインを貼り続けてもいいのか、やめた方が良いのか、受診が必要なのかわからず、悩んでいます。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の埋没縫合糸を核とした膿瘍あるいは脂肪融解による膿瘍でしょう。
傷あとケアテープは瘢痕ケアあるいは肥厚性瘢痕予防のためのテープですから、「滲出液」があるなら直ちに中止してください。
「帝王切開」をなさった産科あるいはお近くの形成外科を受診してください。
- Q2 相談者 ニックネーム:ねこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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まもなく産後2ヶ月になるのですが、会陰切開の傷が痛いです。
産後2週目に傷が開き受診し、抗生剤の内服とゲンタシン軟膏で治りかけていましたが、1ヶ月検診の内診からまた痛みがぶり返し、その1週間後に受診し、傷は問題ない、少し開いてるところがあるけどすぐに良くなるとのことで様子を見ています。最後の受診からまもなく3週間経ちますがまだ触れた時と座って傷が当たる時にチクチクと痛みがあります。開いていた傷は白っぽくなっています。傷は白っぽくなるのは問題ないですか?その周囲がやや赤っぽいのですが様子を見ていれば治りますか?傷の奥の方がチクチクするのですがその場合はなぜ痛いのでしょうか?傷の腫れはないと思います。
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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頂いた情報では、切開創が完全に閉じていないのか、瘢痕になっているのか、詳細が把握できません。
また、「チクチクする」「痛み」が、閉鎖していない創面が擦れる痛みか、瘢痕のしこり(線維化した部分)の痛みかも、判断できません。
まだ創が閉鎖していないなら、毎日洗って時間の経過を待てば自然に上皮化するでしょうし、創治癒すれば擦れたときの「チクチクと」した「痛み」は消失するでしょう。
瘢痕が「白っぽく」なって「周囲がやや赤っぽい」なら、瘢痕のしこり(線維化)の血流がアップした際に「奥の方がチクチクするの」かもしれませんし、硬い瘢痕が潰された際に「痛み」が生じるのかもしれません。
硬い瘢痕になっているとすれば、6か月~数年内に軟らかくなり気にならなくなることが多いのですが、稀にそのまま残ってしまうこともあります。
「会陰切開」後に創閉鎖まで相当長期間を要したり、瘢痕が硬くなって「座っ」たときに「痛み」が生じたり、性交渉に支障をきたしたりする例は、必ずしも少なくありません。
産科の主治医に、創や瘢痕の状態と経過を説明して貰い、治療方針を再度お尋ねください。
創治癒あるいは瘢痕が柔らかくなるまでに長い期間が必要なら、形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q3 相談者 ニックネーム:3姉妹ママ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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帝王切開で双子を出産し、現在産後2ヶ月です。
1ヶ月健診時に産科医に傷跡を確認してもらい、「経過は良好。atofineのテープを3ヶ月くらい貼っておけば綺麗になる」と言われました。
海外の情報によると、帝王切開の傷は適切なマッサージをすることでツッパリ感や凸凹、お腹の肉が傷跡の上にのっかることを緩和してくれるみたいなのですが、日本語で「帝王切開 マッサージ」というキーワードで検索しても日本のマッサージに関する情報は全然ヒットしません。
傷跡の状態ですが、傷部分は少し凸凹しており、腹部を伸ばしたりすると少し引っ張る感じがあります。
海外の情報だと産後6ヶ月以内にマッサージをする方がいいみたいなので、内心焦っています。
帝王切開の傷跡を目立たなくするようなマッサージに関する情報お持ちでないでしょうか。
また、形成外科などに相談したほうがいいでしょうか。
こういうことを整形外科に行って相談していいかもわからずです。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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線状の縫合線に引っ張る外力がかかると、瘢痕が幅広くなったり肥厚性瘢痕が形成されたりします。
また、皮下組織の瘢痕が硬いシコリになったり表皮と癒着したりすれば、「少し凸凹」して「少し引っ張る感じ」が生じます。
術後3か月までは、瘢痕に外力がかからないようにしてください。
肌用テープやシリコンジェルシートを使って瘢痕周囲の皮膚の安静を保ったり、ヘパリン類似物質の外用薬で線維芽細胞増殖の抑制を図ったりしてもよいでしょう。
3か月以上経過して、「凸凹」や「腹部を伸ばしたりすると少し引っ張る感じ」が残っているなら、皮下の瘢痕を揉み解すマッサージを開始してください。
人種や肌質の違いにより瘢痕の残りやすさが異なるので、形成外科を受診して瘢痕対策を具体的に指導して貰ってはどうでしょう。
- Q4 相談者 ニックネーム:くる 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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2ヶ月ほど前に、予定帝王切開で出産しました。
手術はとても上手な先生だったのか、術後もあまり痛まず、5日目には上の子12kgを抱いてスタスタ歩いて帰宅できるほどでした。17cmほどの横切りで、傷口は埋没縫合(と言うのでしょうか?)になっていて、抜糸もいらず、表からは糸が見えないようになっています。
退院後すぐ、テープかぶれを起こしましたが、商品をフィルムに変えて、毎日保湿と貼り直しをくり返していたら、あっという間に落ち着きました。
今ではピッタリと綺麗にくっついていて、傷口の一本の薄赤い線以外は周りの皮膚と色も変わらず、盛り上がりもほとんど感じられません。気になっているのは、溶ける糸が分解・吸収されるのはいつ頃なのか、本当に全てが溶けてなくなるのだろうか、という点です。
皮膚の上から、傷の内側を ぐるぐるぎゅっと縫ってある糸が触れられるのですが、この波波ボコボコとした手触りは、そのうち無くなるものなのでしょうか。
なんとなく、湿潤な内臓(子宮)の糸は溶けて吸収されるのだろうな、ということが想像できるのですが、皮膚表面のすぐ下にある糸は、溶けにくいようなイメージをしてしまいます。
また、このボコボコとした糸の部分が下着に触れると(痛くはないものの)やはり気になるので、無くなればいいのになと思っています。
形成外科など、かかってみた方が良いでしょうか。大きな総合病院で出産したので、予約もいっぱいで待ち時間も長く、些細な心配事ではなかなか相談できません。
傷の今後の見通しについて、ヒントをいただけるとありがたいです。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の「埋没縫合」の縫合糸は、「溶ける糸」(吸収糸)の場合と溶けない糸(非吸収糸)の場合があります。
術者は、創状態から吸収糸を使うか非吸収糸を使うかを判断します。
また、素材と形状の異なる数種類の吸収糸があるため、様々な条件を総合的に判断して使用する縫合糸が決定されています。
吸収糸の多くは、縫合創を開く方向に緊張がある場合数日~数週間で切れてしまいますが、吸収糸が完全に吸収されるには数か月~数年の経過が必要です。
非吸収糸で「埋没縫合」をしても、組織反応性の極めて低い素材の縫合糸のため、生涯を通じて皮下に残ることに問題はありません。
「皮膚の上から」触れる「ぐるぐるぎゅっと縫ってある糸」が吸収糸でも非吸収糸でも、「波波ボコボコとした手触りは、そのうち無く」なります。
ご心配ならば、形成外科を受診して、「帝王切開」から、3か月目、6か月目くらいに経過を診て貰い、マッサージなどの指導を受けるとよいでしょう。
- Q5 相談者 ニックネーム:さんさん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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10日ほど前に第三子を初めて帝王切開で出産しました。
痛さがあり触らないようにしていたため気付きませんでしたが、横切りの傷少し左上の一部が感覚が鈍感になっていて氷をあてても冷たさを感じずまだ麻痺している感覚です。右はつねると痛さを感じますが左だけ感じません。
お腹の膨張感というか張ってる感じもあり
帝王切開が初めてだったためこういうものなのかと思いましたが一度産院に電話で聞いてみると
帝王切開後はそういう方が多いが時間がたつと治ると言われました。そういうものなのでしょうか?違う病院で一度見てもらった方がいいのでしょうか?
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹壁の知覚は、脊髄神経の末梢枝によって支配されています。
妊娠中に腹部が極端に伸展されたり、帝王切開で末梢知覚神経が切断されたりすると、限局的な知覚鈍麻や知覚消失が起こります。
「帝王切開後はそういう方が多い」かどうかは産科医にお尋ねいただくとして、知覚神経末梢の損傷は時間の経過とともに回復することがほとんどです。
ご心配なら、担当の産科医師にご確認いただくかペインクリニックを標榜する麻酔科で診ていただくとよいでしょう。
- Q6 相談者 ニックネーム:ぴ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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3年前に帝王切開しました。
しゃがんだ時、ベルトなどで圧迫されたり傷跡をのばすような格好をすると、ヒリヒリ痛みます。
婦人科に相談した方がいいのでしょうか?
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕が原因の痛みでしょう。
瘢痕治療の適応がありそうです。
帝王切開をしてくださった産科主治医に相談するなりして、形成外科を受診してください。
- Q7 相談者 ニックネーム:エカチェリーナ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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産後3ヶ月です。
吸引分娩で出産し、斜め方向に大きめに会陰切開がなされたと聞きました。
2週間健診で、傷が開いて感染しており、再縫合はできないので二次治癒を待ちましょうと言われました。
抗生剤を合計3週間ほど飲み、現在は感染は治っています。
やっと赤色のジュクジュク感が消え、膣の横に、赤くズル剥けのような皮膚がある状態です。
毎日3回痛み止めを飲んでいますが、歩くと傷の痛みが勝ってしまい、ほとんど歩けません。
医師からは「時間がかかるがだんだん皮膚が元の色に戻る」と言われていますが、いったいあと何ヶ月くらい痛みと付き合わなくてはいけないのでしょうか。
何ヶ月くらいで皮膚がだいたい元通りになると考えてよいのでしょうか。
感染が治ってからも、月に1,2回、産婦人科を受診しています。
また、産後、重度の貧血で、入院中に点滴をしてもらいました。
傷の離開については「産後の貧血で細部まで血が行き届かなかった」と言われていますが、このように離開するという事態を防ぐことはできなかったのか、疑問に思っています。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「会陰切開」の縫合創の「離開」は、少なくありません。
「感染」の合併も要因の一つですが、妊娠・出産に伴う「貧血」と血液凝固系の変化が創傷治癒を妨げます。
「歩くと」生じる「傷の痛み」が、「膣の横に、赤くズル剥けのよう」になっている表皮欠損創が擦れるためなのか、「二次治癒を待」って形成された肉芽がしこりになっているためなのか、頂いた情報からは判断が出来ません。
安静時も「痛み」があるなら、上皮化しても、しこりが軟らかくなるまで、治癒後3(~6)か月程度「痛み」が継続する可能性があります。
時間がかかっても「産婦人科」で治療を継続するのが通常ですが、主治医に相談して一度、形成外科で診て貰ってはいかがでしょう。
- Q8 相談者 ニックネーム:ORM 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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4年半前に帝王切開で出産しました。縦に切りました。
1ヶ月ほど前からおへその下と傷の一番上の間がカチカチに固くなり大きめのシコリのように感じられ、痛いです。皮膚ではなく、中の痛みです。触っても痛いし、触らなくても痛みを感じる時があります。産婦人科で一度相談したところ子宮には異常無しで、帝王切開にはつきものということでした。しかし痛みが続くので気になっています。これは形成外科に行ってもう一度確認した方がよいでしょうか?4年も経って突然こういった症状は出てくるものでしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「帝王切開」から「4年も経って」いても皮下瘢痕の線維化の可能性は完全には否定できませんし、非常に稀ですが今後、生理周期に伴い症状が悪化する様なら腹壁子宮内膜症も考えられます。
また、「帝王切開」と関係なく、尿膜管膿瘍や臍炎かもしれません。
超音波検査で皮下の「シコリの様」なものを診てもらうとよいでしょう。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、「一度」「形成外科」を受診して診断を確定してもらい、治療が必要か、自己ケアで対処できないか、治療をするならどんな方法があっていつ治療をするとよいかなどご相談なさってください。
- Q9 相談者 ニックネーム:kei 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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1月の下旬第一子を緊急帝王切開で出産しました。その後出血が止まらず輸血をするため近くの大学病院に緊急搬送され、4リットル輸血し、一命を取り留めました。
術後1週間炎症が治らず、子宮の縫った場所が腐って開いてきているとの事で再度開腹手術しました。その後膿が溜まってしまったので再手術。CTドレナーゼにて膿を取ってもらいました。20日間の入院の後退院しましたが、産後4ヶ月経った今でもたまに傷口から滲出液が出てくることがあります。少し痛みもあります。
生理前には傷全体が痛みます。我慢できる程度ですが。
ついには今日血が出てきたので、不安になり相談させて頂きました。
ただ、血と言っても濃い血ではなく滲出液に血が混ざっているような色です。
病院に行っても様子を見てとしか言われない気がするのでまだ行っていません。
出てくる場所は帝王切開の傷口の自分から見て左端です。
今ふと思い出したのですが、ここの場所は入院の後半、最後までかなり滲出液の染み出しが多く、1日に何度もガーゼを変えていたところでした。
きっと治癒の過程なんだろうと思いつつも、病院に行くほどではないけど相談できる場所があるのであれば聞いてみたいと思い、相談させて頂きました。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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超音波検査やMRIあるいはCTなどで確認の必要がありますが、皮下膿瘍でしょう。
子宮弛緩出血に伴う後腹膜領域に及ぶ膿瘍ではないので、産科としては「様子を見て」という対応になることもあるのかもしれません。
血流の不良による皮下脂肪融解が原因でしょうから、同様の症状が今後も継続する可能性があります。
産科担当医に依頼して形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q10 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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帝王切開での手術後、2ヶ月間アトファインのテープで保護し、5日ほどで交換して清潔を保ち、傷も綺麗に回復してきました。
ところが先程テープを剥がそうとしたらテープにシミがついており、剥がしてみると切ったところに小さな穴のようなものがあり、少し液体が出てきていました。
テープは貼らずに乾燥させるべきでしょうか?
また、どのような理由で起こったことですか?
今後もまた起こりそうなことでしょうか?
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合糸膿瘍の可能性があります。
手術をなさった病院あるいはご近所の婦人科などを受診してください。
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