傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 帝王切開・出産時の手術
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q31 相談者 ニックネーム:リナ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月前に出産をした者です。
出産をした際に、会陰切開と産道?が傷ついたのか右側の膣内を縫合してもらっています。産後2週間くらい経ち、その右側の縫合部が激痛で、排便も思うように出来ないが、常に排便感覚があるという状態になり産婦人科を受診したところ、右側内部の傷は治ってきているが1ヶ月くらいは痛いだろうとの事で、ロキソニンを処方されました。その後その激痛と排便感覚の異常はすぐに治まったのですが、少しして、臀部(坐骨より内側)から右側の縫合部あたりまでの痛みに変わりました。整形外科でMRIなども撮ってもらったものの、異常はありませんでした。産婦人科でも診てもらったものの、異常はないと言われています。しかし、3ヶ月経った今も、痛みが取れず、長時間立ったり座ったりすることが出来ません。右側の縫合部付近を触ってみると、臀部にまで広がる痛みがあります。日常に支障をきたしてるので、どうにかしたいのですが、どうすればよいでしょうか。

A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
陰部神経損傷の可能性があります。
また、「立ったり座ったりする」と「痛み」が強くなり、横になって休むと「痛み」が軽減するとすれば、陰部神経が「縫合」後の瘢痕と癒着して牽引されているのかもしれません。
会陰部痛は不安が誘因となって悪化することも少なくないようですが、癒着牽引が原因なら圧痛のある部位の神経をハイドロリリースすると症状が消失することがあります。
産科主治医に相談して陰部神経の症状かどうかを確認してもらい、必要ならばペインクリニック(麻酔科)を紹介して貰うとよいでしょう。
Q32 相談者 ニックネーム:にわちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

12年前に帝王切開で出産しました。縦切りで出産し、傷口も綺麗になっています。
ただ、術後からズット傷口の一番上部分が黒く、何かな?と思って触るも何も取れないので数年放っていたのですが、今日たまたま引っ掛かりに気づき引っ張ってみると手術の糸が出てきました。
10センチほど出てきた後、怖かったので残りは引っ張らずに切りました。
見える部分は抜糸も終わり、糸は見えていなかったので、内部からだと思います。
このまま放っていても大丈夫なのか心配しています。

A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下腹壁の縫合糸を核に軽度の炎症が続いていたため「黒く」なっていたので しょう。
腹腔内の縫合糸ではありません。
「10センチほど」抵抗なく「出てきた」なら、残りはわずかでしょうし、どこに も縫合されずに残存しただけの糸なのかもしれません。
炎症が起こらなければ、「このまま放っていても大丈夫」です。
赤み、腫れ、熱感、排膿のいずれかがあったら形成外科を受診してください。
Q33 相談者 ニックネーム:m 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

5月に帝王切開(横切り)で出産しました。
傷自体に痛みは無いのですが、おへその辺りや骨盤付近の神経?皮膚が痛みます。
1ヶ月検診で相談したところ、え?という顔をされたので、あまり聞かない症状なのかなと不安です…
健診時よりも痛みの範囲が広がっていて、触らなくてもヒリヒリした痛みを感じるようにもなりました。
術後こういった症状が出ることはあるのでしょう?

関係あるか分からないですが、入院中日に日に痛みが強くなって、歩くのも辛かったのですが結局傷口ではなくテープでかぶれていた所の痛みでした。
気がつくまでに2.3日かかり赤くミミズ腫れになり退院後、3週間ほど痛みがありました。

A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「おへその辺り」と「骨盤付近」では全く異なった部位なので、いただいた情報だけでは症状と原因が同じかどうか判断出来ません。
「健診時よりも痛みの範囲が広がって」いるので「帝王切開(横切り)で出産」したときの神経損傷ではありません。
「触らなくてもヒリヒリした痛みを感じるようにも」なったなら、皮膚症状のように考えます。
帯状疱疹などの神経痛の可能性があるのかもしれません。
「帝王切開」「術後」の通常の経過で「こういった症状が出ることは」ありません。
出産なさった病院で再度診察を受けてください。
皮膚の症状をしっかり見てもらう必要があります。
Q34 相談者 ニックネーム:りあ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3度目の帝王切開をしました。傷口は縦15センチほどで下の方に膿が溜まってるような感じで傷口も黄色っぽくなってます。
痛みなどはなく、少し液みたいなものが出て匂いがあります。
それとは別に傷口の一部にトゲみたいな硬いものが突き出ています。
ほんの数ミリ程度ですが痛みなどはありません。
ほっといていいものなんでしょうか?

A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下縫合糸が、「傷口の一部にトゲみたいな硬いものが突き出て」触れているのでしょう。
また、皮下縫合糸膿瘍あるいは脂肪融解のため「少し液みたいなものが出て」いると考えられます。
「帝王切開」をなさった産科、あるいは形成外科を受診してください。
Q35 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

4月に出産をして会陰切開をし、溶ける糸で縫合しました。会陰切開後は激痛でしたが、血腫はできてないとのことで、痛み止めを飲んでいました。出産5日目の診察でも、傷のところは問題ないと言われ退院しました。しかし、出産後11日目に自分で会陰切開部分が離解しているのに気付き、13日目に産院受診し、再縫合しました。その際、一部分だけがくっついていたが、縫合しにくいため、その部分は切開して、一つの大きな傷にして再縫合したと言われました。また、皮膚を削って縫合するのは大変であるため、削らずにそのまま縫合したと説明されました。その後、離解はしませんでしたが、会陰に表皮剥離のような傷ができ、ゲンタシン軟膏を処方されました。一ヶ月健診では縫合部分は問題ないと言われました。表皮剥離していた部分は一ヶ月経っても治らず、県病院の産婦人科を紹介され、盛り上がった肉芽を切除し、縫合し良くなりました。ですが、会陰の痛みがずっと続いており、二ヶ月経った今も円座であれば少しは座れますが、普通には座れない状況です。また、座った時にお尻がゴムになっているような圧迫されている感じの違和感が強くあります。会陰切開したところに少し、膣の肉の組織が出ていると言われましたが、それが痛みの原因かも分からず、今は経過観察となっています。会陰切開部分の痛みや違和感は、時間が経てば良くなるのでしょうか。

A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が出来ているため、座ったときや擦れた時に痛むのかもしれません。
また、会陰切開とは関係なく、肛門括約筋の一部損傷により継続した痛みがあるのかもしれません。
「座った時にお尻がゴムになっているような圧迫されている感じや違和感が強く」あるなら、陰部神経損傷の可能性も否定することは出来ません。
「経過観察」で少しずつでも症状が軽減しているならそのままお待ちになってよいでしょうが、痛みの症状が固定しているなら形成外科やペインクリニックを受診してご相談なさってください。
Q36 相談者 ニックネーム:まい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

6年前と5年前に2度帝王切開をしています。緊急だったので縦切りです。
その後特に気になることは無かったのですが
ここ数ヶ月生理中に右下腹部一部が痛く、生理痛の腰が重たい感じとは違いお腹に力を入れる動作(くしゃみ、咳、起き上がる動作など)
婦人科を受診、超音波で子宮も卵巣もキレイだと診断されましたが、ふと下腹部を触ってみると生理中痛みを感じるあたりにしこりのようなものを見つけました。
普段は小さいのですが生理中に大きくなり痛みを持っているようです。
しこりにびっくりして消化器内科でCTを取ってもらったのですがしこりのある部分に特に何もつうらず、筋肉?が少し大きいかな?と言われたのですが見る限り正常組織だと、ただし生理中に痛むのはなぜかわからない、とのことでした。
ネットで調べるとデスモイド腫瘍?など出てきてこわいです。普段は痛くなく生理中に痛みます。
このまま様子を見てもいいのでしょうか。

A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「普段は小さいのですが生理中に大きくなり痛みを持っているよう」なら、異所性子宮内膜症が疑われます。
腹壁に発生した子宮内膜症は、CTや超音波で存在は確認できるが異所性子宮内膜症と特定できる所見はないが、MRIが内部の出血を確認できるため有用とされています。
「しこり」が大きくなっている時期にMRIで確認するのがよいでしょう。
婦人科あるいは形成外科で、症状をしっかり伝えて検査をしてもらってください。
Q37 相談者 ニックネーム:みーみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

約6年前に緊急帝王切開で出産し、その一年後から傷口がじゅくじゅくし出して、数カ所から8本程の結ばれた糸が出てきました。色は白で、輪っかで結ばれた凧糸のような物で、半年ほどかけて8本、最後に一本黒い糸が出てきて、黒い糸は出るのに時間もかかり、痛かったです。はじめの数本が出た時に、出産した病院に行ったのですが、たまにこういう事がある、との事でした。
そして、出産の5年後に、また白い糸が出てきました。(全く溶けていない状態でした)傷口を触るとしこりの様な物があり、明らかにまだ中に糸がある感触がします。
この様子だともっと中の方にも糸が残っているのでは?と不安で、次の子供を作るのが怖くて悩んでいます。再度開腹して、糸を取り出してもらう事は可能なのでしょうか?

A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下縫合は生体が異物(抗原)として認識しない素材で作られた縫合糸を選択するのが通常なので、基本的に抜糸の必要はありません。
「帝王切開で出産」して「一年後」に「傷口がジュクジュクし出して」「輪っかで結ばれた凧糸のような物」が「出てき」たなら、合成素材の編糸を使ったか、絹糸など天然素材の縫合糸を使ったと考えられます。
「黒い糸」は、表皮縫合の縫合糸が残っていたのでしょう。
皮下縫合の縫合糸を中心に線維化が起きているので、「傷口を触るとしこりの様な物があり、明らかにまだ中に糸がある感触が」あります。
わざわざ「開腹して、糸を取り出してもらう」必要はありませんし、今のままで「次の子供を作る」ことも全く問題はありません。
今後も皮下縫合糸が排出されることがあるかもしれませんが、その度に抜糸をすればよいでしょう。
どうしてもご心配なら、形成外科でご相談いただければ、「帝王切開」の瘢痕を切除する瘢痕形成術が可能ですし、同時に皮下の縫合糸も排除してもらえます。
Q38 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

帝王切開で出産しました。10日後くらいから傷口が赤くなってきて液みたいなのが出てきてます。
産婦人科で見てもらったのですが傷口はきれいだから問題ない、お風呂終わったら乾かしてとだけ言われ、薬も何も貰わず終わりました。
ですがどんどん悪化していき歩くたび痛くて前かがみになって歩かないと歩けません。
傷口も赤みが酷くなってきて赤い場所が硬くなって化膿してます。
赤くなってる傷口は少し開いてきてる?のかヒリヒリして痛いです。

A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍あるいは感染による創哆開でしょう。
感染を制御するため、抗生剤の内服、外用、点滴などが必要な可能性があります。
直ちに、出産なさった産婦人科あるいは形成外科を受診してください。
受診までは、創をシャワーで洗っても構いませんが浴槽のお湯に浸かるのはおや めください。
Q39 相談者 ニックネーム:ちぇな 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3年前に帝王切開で娘を出産しました。一年半ほど前に手術痕の上に脂肪がよって固まったのかな?というような、直径1.5センチほどの塊があることに気が付きました。産婦人科でエコーやCTなどをとり、異状なし。その後大きくなっていません。時々突っ張るような違和感があります。そのような事が手術後に起こることはあるのでしょうか?

A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍、漿液腫や縫合糸膿瘍の線維化、脂肪腫などが考えられます。
腹部皮下に「直径1.5センチほどの塊がある」のですから、「エコーやCTなどを とり」「異状なし」と診断できたのではなく、「塊」は画像では周囲の脂肪との 差が明瞭でないため「塊」を見つけることが出来なかったということではないで しょうか。
それとも「塊」は正常組織と診断できたということでしょうか。
正常組織が「時々突っ張るような違和感」を生じることはないでしょうから、診 断はついていないと考えるべきでしょう。
「大きくなって」いないので悪性のものである可能性は極めて低く、放っておい ても構わないでしょうが、明確な診断を求めるなら形成外科を受診してご相談な さってください。
Q40 相談者 ニックネーム:なな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1ヶ月半前に帝王切開しました。
傷口が2センチほど裂けましたが、無事塞がりました。塞がったのはいいのですが、皮膚が重なって治ってしまいました。どうすればいいですか?

A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を挟んで段差が出来ているなら、時間の経過とともに幅のある平らな瘢痕になる可能性があります。
段差のまま残ったなら、瘢痕形成術で一本の線状に修正が可能です。
形成外科を受診してご相談なさってください。
次の妊娠まで放置しておき、出産の際に瘢痕を修正してもらうという選択肢もあります。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

帝王切開・出産時の手術 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る