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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q111 相談者 ニックネーム:まるさん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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外反母趾の手術を9月上旬にうけ その後順調に回復していたように思っていたのですが3週間過ぎたぐらいから痛みが出始め傷が腫れ赤くなり膿のようなものもでてきました。
もともと水虫があり完治して手術をうけたようですが傷口が塞がっていないため水虫菌が傷口から感染してこのような症状が出ているのか不安です。
熱もなく膿のようなものの匂いもしません。
水虫との関連性がありますでしょうか?
- A111 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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炎症を起こしていることは確かなようですが、頂いた情報だけで感染の有無を判断し、原因菌を特定することは出来ません。
皮下縫合糸などを核にして感染を起こしている可能性があるので、直ちに手術をした病院を受診してください。
- Q112 相談者 ニックネーム:やま 患者様(相談対象者) 年齢:4歳5か月 性別:男性
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今年5月に小児外科にて臍ヘルニアの手術をした4歳の子どもです。術後1ヶ月から臍から黄色い排膿があり、体が糸を出そうとしているとのことで
病院で臍の傷口にピンセットを入れ糸を引っ張ったりして数本0.5〜1センチ程度の糸がでました。まもなく術後5ヶ月ですがまだ臍が痛いと言います。最近はお腹の中や臍よりも上、胸の辺りが痛いと言ったり保育園でも涙がでて早退します。その都度手術をしてもった先生のところへ行きますが特にエコーなどもなく、臍にピンセットを入れて糸を探ったりし出血してくるし、何よりも子どもが激痛で泣き叫ぶ姿が毎回可哀想です。先生いわく”糸が出るしかない。”とのことです。痛みをとってあげたいですが毎回このような治療だけで大丈夫なのか不安です。糸が自然とでるのを待つしかないのでしょうか?
- A112 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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まだ「排膿」があるということでしょうか?
「排膿」や発赤や熱感が無い状態で「臍にピンセットを入れて糸を探ったり」しても、どこにあるか明確でない、あるいは残っているかどうかもわからない縫合糸を探すことは困難です。
「排膿」、発赤、局所熱感などが無いなら、既に皮下縫合糸はすべて排除できているのかもしれません。
また、縫合糸が残っているとしても、「排膿」だけなら、抗生剤を服用して炎症を抑えて、自然に「糸」が排出されるのを待ってもよいでしょう。
通常、「臍ヘルニアの手術」の「術後」に縫合糸膿瘍を発症すれば、膿瘍の存在する部位を押すと軽度の痛みは生じますが、「胸の辺りが」痛くなることはありませんし、「涙が」出る程の痛みが生じることはありません。
診察でお子さんとゆっくり話をしてみなければわからないので推測になりますが、「お腹の中や臍よりも上、胸の辺りが痛いと言ったり保育園でも涙がでて早退」したりするのは、大人の問いかけに、お子さんが、期待されていると考える応答をしているということは無いでしょうか。
受診するたびに「泣き叫ぶ」ほどの「激痛」を伴う処置を「毎回」されれば、「痛い」ような気持と恐怖心を持つのは当然でしょう。
確かに「糸が出るしかない」のですが、「小児外科」の「先生」に現在の状態の説明と今後の方針をしっかりとお尋ねになって、経過予測が曖昧で不安なら、形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q113 相談者 ニックネーム:まいこ 患者様(相談対象者) 年齢:5か月 性別:女性
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現在5ヶ月の女の子の相談です。3ヶ月前に自分の不注意で私の爪で娘の鼻を引っ掻いてしまいました。少し深かったのか出血し、患部は水で洗いました。傷跡が残ると思わずに放置してしまい、現在1センチほど白く盛り上がった傷跡が残ってしまいました。ワセリンで保湿をしていますが、いっこうに薄くなる気配がありません。今からでも皮膚科や小児科に受診して相談した方がよいでしょうか。また将来傷跡がどの程度残るかも心配です。もし残ってしまった場合は形成外科に受診する目安の年齢等ありますでしょうか。
- A113 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕が形成されたのでしょう。
受傷後「3か月」で「白く」て泣いた際などに赤みが増すことが無いなら、時間の経過とともに「盛り上が」りは無くなり白く平らな成熟瘢痕になって、さらに成長に伴い目立たなくなるでしょう。
直ちに治療が必要でなくとも、「傷跡」が気にならなくなるまで「形成外科」で経過を診ていただき、適時適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
外傷の際は、「傷跡」になってから「形成外科」におかかりになるのではなく、目立たない「傷跡」にする為に治療の初期段階から「形成外科」におかかりになってください。
- Q114 相談者 ニックネーム:カナッペ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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2023年11月末に耳下腺腫瘍に対する手術をしました。腫瘍は右耳下腺の深葉にあり2cmに満たない大きさだったようです。術前は多形線種を疑っていましたが、術後の病理診断は神経鞘腫だったようです。どのような範囲、摘出方法だったのかなど手術に関しての詳細な内容は聞かされていません。
摘出後の創部には問題はなく顔面神経麻痺などはありません。ただ、ファーストバイト症候群は術後直後から、フライ症候群も7月から起こり始めました。
現在は数ヵ月に一回超音波と視触診でフォローしてもらっており、術後経過に問題はないとされています。
ですが、手術後から継続してアクビをすると口腔内右上方がひきつれて痛く、これに関しては神経鞘腫だったからそういう症状もあるのかもね、といわれました。術後にCTやMRIといったフォローはしていません。ここ最近、耳下腺の痛み、耳の奥が押さえつけられるような感覚と喉の奥(右扁桃腺の奥)が右耳の方に引っ張られている感覚が常にあり、右の顎下腺の辺りもじんわりと違和感があって、飲み込む時の痛みや異物感もありとても気持ち悪いです。
創部周辺より口腔内の症状の方が気になります。先日カイロプラクティックに行きましたが、創部周辺の繊維化?がひどいと言われました。同様に、耳下腺手術後に口腔側に繊維化や癒着などが起こるようなことはありますか?
- A114 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手術で切開や剥離した組織が、修復過程で、ある程度の線維化が起きるのは通常です。
「アクビをすると口腔内右上方がひきつれて痛」いのは、「神経鞘腫だったから」ではなく、「アクビ」に伴い唾液分泌されるときに耳下腺が収縮する痛みでしょう。
診察のうえ症状の詳細を聴取しなければ判断は難しいのですが、「最近」「常に」生じている「耳下腺の痛み、耳の奥が押さえつけられるような感覚と喉の奥(右扁桃腺の奥)が右耳の方に引っ張られている感覚」や「右の顎下腺の辺り」の「違和感」、「飲み込む時の痛みや異物感」は、器質的な変化のない機能的な症状かもしれません。
耳鼻科主治医にご相談いただき、MRIなどで精査して器質的な異常の有無を確認して貰うとよいでしょう。
- Q115 相談者 ニックネーム:まりも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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交通事故にあい、顔に傷をおいました、今は見た目上問題はないのですが、唇の辺りにしこりが残って少し痛みもあるようです。
形成外科受診して、治療可能なものでしょうか。
- A115 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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詳細な情報が無いので、明確にお答えできません。
「唇の辺り」の「しこり」は、圧し潰すようにマッサージすると早く軟らかくなります。
「形成外科」を受診して、アドバイスを求めるとよいでしょう。
- Q116 相談者 ニックネーム:わはす 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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今日初めて、突然その衝動に駆られて自分の手の甲をカミソリで切ってしまいました。所謂リスカです。傷が痛いどうこうというより、自分の体を自分で傷つけた行為そのものに罪悪感というかむしゃくしゃして気分が悪いです。訳もわからなかったので取り敢えずお風呂で血は流しました。多分傷的には浅い方ですがプクっと膨れた血管らしきものが手の甲に浮き出ています。これは、日に日におさまっていくものでしょうか。永縁に手に残る傷とならないでしょうか。本当に細く膨れています。家族の目に止まりたくありません。
- A116 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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損傷した静脈かもしれません。
いずれ目立たなくなります。
リストカットは、必ず瘢痕が残ります。
後悔することになるので、自傷行為はおやめください。
- Q117 相談者 ニックネーム:しゅしゅ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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やく一週間前に料理中に天ぷら用の油がこぼして、両足に手のひら大サイズのニ度の火傷を負いました。
すぐに救急病院へ行きましたが、連休のため、簡単な処置をして、休み明けまだ皮膚科へ掛かるように、指示がありました。
昨日で負傷して九日目です。
3回目の皮膚科を受診してきました。
それまでのゲンタシン軟膏からプロスタンディン軟膏とメルリンガーゼに変わりました。使った所、落ち着いてきた痛みがまだ痛み出し安静するとそうでもないですが歩くと激痛です。
これは炎症起こしてるのか不安になってます。
ちゃんと説明を受けてないですが先生から手術するかもとちらっと聞きました。
手術は出来る事したくないですので火傷10日を過ぎても湿潤療法に変える事はできますでしょうか?
- A117 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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いつでも「湿潤療法」に変更することは可能です。
ただ理解しておきたいのは、おそらく、おかかりになっている「皮膚科」の主治医は、「湿潤療法」を知らないのではなく、創状態を診て最適と考えられる治療法を選択しているのです。
「落ち着いてきた痛みがまだ痛み出し」たのは、創が悪化したのではなく、知覚の回復が起きているのでしょう。
また、「安静するとそうでもないですが 歩くと激痛」があるのは、「足」の熱傷の症状として十分に考えられます。
「足」の熱傷は、重症化を防ぎ上皮化までの時間を短縮させる目的のためだけで判断するなら、受傷直後から2週間以内の入院をした方がよいのですが、外来通院で治療をしているのですから「歩くと激痛」は治療経過の中で必発です。
2週間以上経過して上皮化の見込みが立たなければ、「手術」をして治癒までの期間を短くすることを検討しましょうという意味で、「先生」は「手術するかも」と仰ったのではないでしょうか。
Ⅱ度DDBなら、「湿潤療法」で上皮化を待った場合、創閉鎖に数か月以上かかり、結果は肥厚性瘢痕が形成されて足関節の動きに制限が生じる可能性が低くありません。
肥厚性瘢痕を切除して植皮「手術」をする必要があるかもしれません。
熱傷治療は長期的な視野が必要なため、熱傷治療や瘢痕拘縮の治療に慣れた医師におかかりになるべきです。
主治医に、現在の創状態の評価、今後の治療方針、経過予想、将来必要になるかもしれないケアや治療などを整理して話をしていただくとよいでしょう。
- Q118 相談者 ニックネーム:nappa 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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4日前に砂の多い場所で人とぶつかってしまい、大きめの擦り傷ができました。左脛と右膝です。傷は塞がり、かさぶたができているのですが立っていると痛みがあります。傷の部分だけ重力が大きくかかっているような重い痛みで、しっかり歩けない程度です。若干腫れています。
まだ病院には行っていないのですが行ったほうが良いでしょうか?
また、何科にかかれば良いでしょうか?
- A118 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「しっかり歩けない」なら、「左膝」関節の損傷も考えられます。
また、「若干腫れて」いるなら、「左脛」に皮下血腫が出来ているかもしれません。
整形外科あるいは形成外科におかかりになってください。
- Q119 相談者 ニックネーム:n 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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包丁で小指の内側を切ってしまいました。
すぐに流水で洗い流し、その後絆創膏を貼りました。一晩経ってキズパワーパッドを貼りましたが、出血が漏れてしまいます。2日目ですが、まだ出血しております。出血の程度は絆創膏であれば漏れてこない程度です。この場合はキズパワーパッドを外し、圧迫止血を行う方がよろしいでしょうか?また何日経って、出血が続いた場合医療機関に行くべきでしょうか。
- A119 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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料理中の「包丁」による切創は、感染を併発する可能性が比較的高いとお考え下さい。
お住まいの地域や建物にもよりますが、安心して創処置をするには「流水」は水道水よりペットボトルの水の方がよいでしょう。
「指」末梢血管の損傷による「出血」は、基礎疾患が無ければ数分で「圧迫止血」できるのが通常です。
「絆創膏であれば漏れてこない程度」なら直ちに「圧迫止血」できるので、湿潤療法専用の創傷被覆材は、止血を確認してからお使いください。
赤み、熱感、腫れのいずれかの症状が生じたら、直ちに「医療機関に」おかかりになって下さい。
- Q120 相談者 ニックネーム:Y.N 患者様(相談対象者) 年齢:1歳6か月 性別:女性
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3週間前にベビーカーから転落をし、頬を強打した際に打撲とキラは傷ができてしまいました。
傷はだいぶ落ちたいて来ており、現在はエンビロンを塗り、外出の際にはハロコロイドで保護しています。
ただ、最近になって、笑うと傷の部分が凹むことに気づきました。
色々と調べたところ、「外傷性えくぼ」だと思われます。
かかりつけの先生からは「へこみはなくならない。気になるようなら口の中から癒着している筋肉の剥離手術がある」と言われました。他の形成外科の先生にも相談をしましたが、あまり詳しい話は聞けませんでした。
マッサージがいいとの情報も見たのですが、反対の意見もよく目にします。
そこで以下、質問させてください。①筋肉(硬化部分)を柔らかくする(馴染ませるため)ため、マッサージをした方がいいでしょうか?
②年齢的にこれから陥没が目立たなくなる、浅くなるということは考えられますでしょうか?
③何かいい治療法はありますでしょうか?
④現時点でやるべきことはありますでしょうか?外傷エクボに関する情報が少なく、苦戦してあるます。
- A120 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷時に酷い皮下出血や血腫ができたのでなければ、筋肉の損傷は無かったと考えます。
したがって、「笑うと傷の部分が凹む」原因は、皮下組織の「癒着」と推測できます。
受傷後「3週間」ならまだ硬結を触れる時期で、押すと軽度の痛みを感じるので、「現時点」で何かしようとすると将来的にも触らせてくれなくなります。
3か月経過したら、頬の外側と口の中から親指と人差し指で「へこみ」部分を挟んで、「癒着」を剥がすように揉み解してください。
マッサージは本人が嫌がる前に辞めるのがポイントで、数秒から30秒以下の時間と決めて毎日施術すると徐々に軟らかくなり、「癒着」が突然剥がれることがあります。
「癒着」が剥がれなくとも、成長に伴い多少は目立たなくなります。
成長後もご本人が「えくぼ」を気にするなら、経皮サブシジョンや経口腔粘膜「癒着」「剥離手術」も可能です。
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