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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q121 相談者 ニックネーム:まる 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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先日、脇にできた粉瘤をくり抜き法で施術し、抗生物質を1週間分処方いただきました。
しかし、抗生物質は副作用も強く、長く飲むことでかえって耐性菌をうみだす可能性があると認識しておりますので、1週間という長さに驚いています。
現在5日目ですが、5日や6日で飲むのをやめても問題ありませんでしょうか。
調べたところでは、粉瘤治療あとは5-7日間の抗生物質投与が望ましいと言う記事を見つけたので、7日間全て飲みきらなくても大丈夫なのではないかと思っております。
なるべく強い薬には頼りたくありません。不安で不安で。。
- A121 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を併発した「粉瘤」を「くり抜き法で施術」したなら、「処方」された「抗生物質」を「1週間分」しっかりと飲み切ってください。
感染の無い「粉瘤をくり抜き法で」皮膜まで確実に摘出できたなら、感染予防目的の「抗生物質」の服用は通常、必要ありません。
以下のことはご理解ください。
必要のない医薬品の投与は避けるべきですが、医薬品の中で他の薬に比べ、特別
に「抗生物質」が「副作用も強」いということはありません。
また、「長く飲むことでかえって耐性菌をうみだす可能性がある」というよりも、むしろ、適切な種類の「抗生物質」を、適切な投与量で、適切な「期間」継続しないことが、「耐性菌をうみだす」原因になっています。
薬は、治療という目的のための道具なのですから、必要な時に最適な種類の薬を、必要な量、必要な期間、最適の投与法で服用することが大切です。
病期の際は、やみくもに「不安」を抱え込むのではなく、処方された薬を飲み忘れたらどうすべきか、すべて飲み切るべきか途中で中止してよいか、など、処方してくれる医師や薬剤師に、その都度ご確認なさってください。
- Q122 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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丁度1ヶ月ほど前にホクロをとったのですが、目頭近くの鼻筋にあった少し盛りあがったものとほっぺのそこまで大きくない平たいほくろを2こと、3ことりました。
それで気になったのが鼻の盛り上がってるところが茶色いとかは無いのですが、ほくろ除去するまえくらいの大きさに盛り上がってて、色は肌色?赤っぽい?感じです。
どのとったほくろも撮った直後はピンクで平たくあまり目立ってなかったのに今は茶色かったり赤かったり盛り上がってて心配で、毎日顔を見てイライラしてしまいます。盛り上がったところはちゃんと平たくなりますか?自分の横顔をみたらやっぱり盛り上がってるし少し触ってみても分かります。病院にいったところコラーゲン?とか言われて治っている途中?とは言われたんですけど、大丈夫なのでしょうか?
それと頬の所ですが左はぜんぜんまだ赤っぽくて右は薄くなってて茶色っぽいです。これは再発とかではないのでしょうか?どのくらいの期間で治るとか、教えてください。
- A122 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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母斑は真皮層の深さまで母斑細胞が存在するので、母斑細胞を完全に除去すれば必ず瘢痕が残ります。
瘢痕を残さないように浅めに除去すれば、母斑の再発があります。
また、直径の大きな母斑を真皮層の深さまで除去してそのまま治癒を待てば、殆どの場合凹んだままで上皮化してしまい、自然経過で凹みが改善することはありません。
母斑の除去を簡単な施術のように喧伝する美容外科もありますが、満足できる結果になるよう母斑の除去方法を選択し施術するのは容易ではありません。
母斑除去から1か月経過しているということは、上皮化が完了した痕に色素沈着が起きたり瘢痕が硬くなったりする時期です。
とくに10代後半の鼻筋や頬なら肌にハリがあるので、肥厚性瘢痕が形成されやすいかもしれません。
施術をした病院で経過を診て貰えているなら、術後ケア法の指示を守って、少なくとも3~6か月経過を待ってください。
ご心配なら、他の形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めるとよいでしょう。
- Q123 相談者 ニックネーム:ゆさん 患者様(相談対象者) 年齢:1歳7か月 性別:女性
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3日前に 1歳7ヶ月の娘が転倒しテーブルの脚に額をぶつけパックリと切れてしまいました。出血が酷く圧迫止血してから近くの病院(夜間受付)に受診しましたが、縫合時に動くからとのことで3針しか縫合して貰えず傷跡が目立つのではと心配です。1週間後に抜糸予定でその間に経過を見るために一度受診するように言われ、受傷2日後に受診した際の傷跡の経過は良好と言われましたが形成外科を別で受診するべきでしょうか?
- A123 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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細かく縫合することと傷跡が目立たなくなることに、直接の関係はありません。
救急に限らず一般外科の多くは、止血や創の閉鎖を主たる目的として縫合します。
形成外科は、将来の瘢痕を目立たないものにする為に縫合し、縫合後の処置などをアドバイスします。
傷跡が目立つのではと心配なら、直ちに形成外科を受診してください。
- Q124 相談者 ニックネーム:runko 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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20年以上前に、鼻に3センチほどの怪我を負いました。現在では、傷を縫った後が凹みになり、メイクをしていても隠せないぐらいです。
結論、傷跡修正をすると、どこまで目立たなくなるのか、または顔にある傷跡なので、失敗すると今よりもっと目立つ形になるのではないか、という点で一歩踏み出せません。
- A124 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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形成外科を受診してご相談なさってください。
治療法を提案して貰ったうえで、実際に治療をするかはじっくりと検討すればよいのですから、複数の形成外科や美容皮膚科を受診してみるとよいでしょう。
- Q125 相談者 ニックネーム:きりん 患者様(相談対象者) 年齢:6歳3か月 性別:女性
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昨日の夕方に、6歳の娘が野良猫に爪で引っ掻かれました。
引っ掻かれたところは、右手の人差し指の腹の方で、第一関節を真ん中に斜めに2センチほどの傷で、深さは1-2mm程度です。
引っ掻かれた時は出血していましたが、すぐに流水と泡石鹸で洗い流し、救急受診時には血も止まり縫う必要のないとのことでした。
特に抗生剤や化膿止めの処方もなく、様子見てくださいで終わりましたが、帰宅後また血が滲み、不安で、ゲンタシンを塗り絆創膏を貼りました。
12時間が経過し、特に悪化は見られません。痛みも落ち着いているようですが、野良猫だったので感染症が不安です。
狂犬病と破傷風です。
狂犬病は日本であればまず大丈夫だと思ってよろしいのでしょうか?
破傷風は現在6歳ですが0歳と1歳のときの4回の接種(四種混合ワクチン)はきちんと済んでいますが、そうであれば心配することないでしょうか?
- A125 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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近年の日本での狂犬病の発症は外国から持ち込まれた事例だけにとどまっており、日本国内の動物による人への狂犬病の感染はゼロと言えます。
また、狂犬病の殆どは犬を介して感染しています。
狂犬病は、感染してから発症までの潜伏期は、受傷の状況に因って異なるとも言われますが、通常1~3か月とされています。
「6歳」の女児、「野良猫」に「引っ掻かれ」て受傷、「救急」の診察医が狂犬病予防の処置をしておくべきという判断をしていない、という条件を総括しても「狂犬病」を心配するべき要素は大きくないと考えます。
破傷風菌は、日本のあらゆる場所の土壌に存在するといってよいでしょう。
破傷風の潜伏期は、3日~3週間です。
小児は法令による予防接種で免疫が成立しているので、「破傷風」の発症を心配する必要は無いでしょう。
ご心配ならば、しばらくの間、形成外科や小児科で定期的に経過観察だけでもして貰えばよいでしょう。
- Q126 相談者 ニックネーム:hayumi 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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職場で80度のお湯を耳、背中、足にかぶり、労災なのですが現在はえ労災指定ではない病院にかかっています。
消毒、ゲーベンクリーム、ガーゼで治療し、20日程経ちましたが、肩の熱傷が酷くまだガーゼが引っ付いたり、膿のようなものがガーゼについているような状態なのですが、痛みが強いので痛み止めを下さいと言ったにも関わらず、職場復帰をしても良いと言われました。仕事が力仕事で休憩以外はずっと腕を動かすような仕事なのですが(クラフトビールを作っているのでビールケースを10段積み上げたり等)悪化したりしないものなのでしょうか?まだ赤く血も出るような状態で仕事しても大丈夫なのでしょうか?
- A126 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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熱傷創は、擦れや感染によって悪化します。
受傷から「20日程経ちましたが」「まだ」上皮化していないことから、上皮化までにはまだ相当の日数が必要なことは明白で、上皮化後には必ず肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮が生じると推測できます。
上皮化完了まで日数を要する場合、いつ「職場復帰」をするかは、創状態のみならず通院環境、患者さん自身の個人的事情、職場事情、仕事の内容などを勘案して判断が求められます。
「肩」の創が「まだ」「酷く」「ガーゼが引っ付いたり」する状態で、「ビールケースを10段積み上げたり」するような「ずっと腕を動かすような仕事」をすれば創状態が少なからず悪化するであろうことは容易に想像できます。
職場復帰するとしても、仕事内容を考慮してもらう必要があるでしょう。
重症熱傷は上皮化して治療が終了するのではなく、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮が解消されて通常に近い社会生活が可能になって初めて治癒と言えるのですから、現在の創治療も将来を見据えた治療計画に沿って為されるべきです。
出来るだけ早く通常の仕事や日常生活に戻るために、直ちに形成外科におかかりになることをお勧めします。
- Q127 相談者 ニックネーム:さあみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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3年前、子どもの喧嘩の仲裁に入った時に右足首の内側をかなりの力で蹴り上げられました。手の平ほどの大きさで鬱血し靴が履けなくほど腫れ上がりました。すぐに病院を受診し、レントゲンを撮ってもらったところ、「骨に異常は無いが血腫ができている」と伝えられ、湿布を貼って過ごすようになりました。湿布を2ヶ月ほど貼ると腫れは引いてきたのですが、未だに怪我の部分を押したり何かで重みがかかったりすると痛みます。歩行等は問題ないのですが、3年経った今でも痛みを感じる時があるため、再度受診した方がいいのか気になっています。
- A127 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「3年経った今でも痛みを感じる時がある」のですから、その原因を明確にするため、「再度受診」することをお勧めします。
「病院」で「骨に異常は無い」と診断して貰えたとのことですが、受傷直後の「レントゲン」だけでは骨折線が確認できないこともあります。
今回のご相談に限らず、どんな症状でも、「病院」を「受診した方がいいのか」迷ったときは、自己判断で躊躇することなく、必ず身近な病院などで相談してください。
- Q128 相談者 ニックネーム:ぷち 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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飼犬の老犬(17歳、老犬なので狂犬病含むワクチン接種をしていません)に左人差し指の第一関節(中指側)を噛まれました。痛みと出血あり、数分後に血を絞りながら流水で15分洗浄し、泡立てた石鹸で洗い、その後イソジンで消毒し、家にあったゲンタマイシン軟膏を塗り、絆創膏をして就寝しました。
翌日、遠方の手外科に行き見せたところ、化膿しないようにバラマイシン軟膏、クラビット、フロモックスを出されました。患部は犬歯が刺さったのが一箇所で傷は1.5ミリくらい、深さは2ミリくらいです。手外科では軟膏を塗り、絆創膏をつけ、特に消毒もせず処方された抗生物質を飲むようにと連休明けに見せるように言われました。破傷風のワクチンは打ちませんでした。
犬は室内でのみ飼っており、外には一切出ない犬です。
又、家ではその後も患部を毎日石鹸で洗い、イソジンで消毒し、軟膏をつけ、リバノールガーゼで覆っていました。抗生物質の内服もしています。
今日で噛まれてから丸2日たちましたが、痛みは少しずつ減っており、患部は、噛まれたところの皮がとれ、傷が小さな三角になっていますが、腫れたり膿んだりはしてません。ただ昨日から微熱が出て頭痛がします。37.3℃から37.1℃をいったりきたりしてます。昨日日中暑い中、外を歩きあまり水も飲まなかったため、熱中症かもしれませんが患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など考えられるのでしょうか。又、受傷から4日目などでも今から破傷風ワクチンを打っても間に合うのか教えていただけると幸いです。
- A128 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など」の可能性はあります。
室内犬でも口腔内には多種の菌が生息します。
また、「破傷風」菌は土壌に生息する菌ですが、室内の外傷なら感染しないと言い切ることは出来ませんし、感染してから発症するまでの潜伏期間は3日~3週間程度です。
破傷風は今でも1年に100人程度の発症がありますし、破傷風のワクチンの効果は10年程で切れてしまうので、今回の受傷で感染していないとしてもこれを機に破傷風トキソイドの注射をお願いしてもよいでしょう。
- Q129 相談者 ニックネーム:みんみ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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2023年4月に甲状舌管嚢胞の摘出手術を受け、1年5ヶ月が経過しました。
嚢胞と舌骨と筋肉の一部を切除し、傷口は外から見る限りではきれいに治ってきました。
しかし、切開した部分の皮膚感覚がいまだに戻ってきません。
その部分を触っても他の部分とは明らかに違いがあります。
去年の再診の際主治医にお聞きした時、手術の時に神経を触っているのでどうしても切断されてしまうこと、そして神経は1日1ミリの速さでまた伸びてくるので、時間の経過を待つようアドバイスされました。
(現在もう通院は終わっています。)
しかし、まもなく1年半も経つ時期なのですが、触っても感覚がなく、もはやこのままずっと感覚は戻らないのかと諦めも出てきました。
一般的に首の皮膚の場合、知覚鈍麻はどのような経過をたどるのでしょうか?
- A129 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚の切開に伴い知覚神経の末梢枝の切断があったかもしれません。
鋭利な刃物による皮切創を単純に縫合しただけなら、時間の経過とともに知覚は徐々に回復します。
正中系嚢胞の摘出の際に舌骨を部分切除しているので、皮下に線維化した瘢痕組織が存在するでしょうし、表皮層にも瘢痕があるのが通常です。
瘢痕組織のある部位で元と同じように末梢神経網が再建されることは無いので、手術部の皮膚感覚が周囲と全く同じになることはありません。
しかし、数年~数十年の経過のうちに、殆ど知覚の差を感じないようになることも少なくないので、気長にお待ちになってください。
- Q130 相談者 ニックネーム:アカ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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1ヶ月半前に裏ハムラの手術を受けました。
右目はクマが良くなったように感じるのですが、左目に関しては右目のクマと比較すると、少し赤色っぽく、僅かに膨らんでいてクマ自体もゴルゴ線中心に残っています。術前とあまり変わった印象はありません。
また、時々ピリつく痛みや違和感も残っています。
主治医からは3〜6ヶ月で良くなっていくと言われていますが、ネット等では術後1ヶ月で見た目上は概ね完成系であると書いてある所が多く、左目は改善しないのではないかと不安に思っています。これは改善していく可能性もまだ有るでしょうか?
- A130 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後3週までに術直後の浮腫みが解消されることが多いので、「ネット等では術後1ヶ月で見た目上は概ね完成系であると書いて」いるのでしょう。
皮膚や皮下の線維化や瘢痕が落ち着くまでに少なくとも6か月程度必要なので、術後の結果を評価するのは半年以上経過してからが妥当でしょう。
「裏ハムラの手術」を担当した「主治医」が「3~6か月で良くなっていく」と説明しているのですから、今後も定期的に経過を診て貰ってください。
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