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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q2261 相談者 ニックネーム:みにむんば 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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現在2歳11ヶ月の息子の火傷跡の治療について質問です。
11ヶ月の時に、ポットの熱湯がかかり、左足の大部分に火傷をおいました。当初は、救急車で運ばれた病院から紹介された皮膚科に通いました。湿潤療法だと言われ、10日間はエキザルベを塗り、その後亜鉛華軟膏とユーパスタを塗られました。病院でガーゼを交換するときに、皮膚が破けてかなり血が出たところにまたユーパスタを塗られ、これが普通の治療方法だと言われたので、病院を変えました。次の病院ではプラスモイストをはり、上皮化後にヒルロイドを塗り、盛り上りがみられたので5週間ドレニゾンテープをはりました。盛り上りががひどくなったので、受傷から約3ヶ月半後から形成外科に通いました。形成外科では1週間だけデルモゾールを塗り、その後は現在までリザベンとザイザルシロップを飲み、ヒルロイドを塗って、特に盛り上りがひどいところにエフシートを貼ってチュービコットを使用しています。
受傷から2年経ちましたが、大人の手2つ分くらいの瘢痕があります。前は太ももから膝まで、横から後ろは太ももから膝下までです。色が薄くなっているところもありますが、赤黒く盛り上がって硬い部分が多いです。肥厚性瘢痕とケロイドの部分があると言われました。
担当医は、年齢が低いのでステロイドはこれ以上はダメ、手術をするにしてももっと大きくなってからだと言っています。今のところは関節部分の機能障害はないので、この先ひきつれがおこれば手術が必要になってくると言われました。痒みもひどく、夜中に痒いと言って起きて泣き出したりするので、他に何かできることはないかと聞くと、今はこれ以上は何もできないと言われました。保育所も無理だと言われました。
2、3歳だと、ステロイド軟膏やステロイド注射はできないのでしょうか?レーザー治療や瘢痕除去手術もできないのでしょうか?
- A2261 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷した熱傷の範囲を超えて瘢痕が大きくなっているのではないでしょうから、ケロイドではなく肥厚性瘢痕と考えます。
身体が温まったり乾燥したりすると、強い痒みが生じます。
抗ヒスタミン剤服用に加え、保湿剤外用とステロイド剤外用が有効です。
ステロイドの投与量が多かったり長期連用したりすることで副作用がおき易くなるので、形成外科主治医か皮膚科に依頼して長期連用することを前提にステロイド外用薬をワセリンで半分の濃度に薄めて調剤して貰い、就寝前などに1日1回薄めに塗布してください。
日中はベビーオイルや乳液、保湿剤などで保湿しておくとよいでしょう。
吸水発熱素材の衣服や、化繊の素材が触れているだけでも、肌が乾燥し痒みの原因になることがあるのでご注意ください。
ステロイド注射は副作用だけでなく、痛みが強いため、お勧めできません。
膝関節の運動障害は無いということですが、瘢痕には多少なりとも張力がかかっていてその外力のため赤黒く盛り上がった肥厚性瘢痕になっているので、関節可動域を観察しつつ成長を待って拘縮解除の手術(瘢痕拘縮解除術や、瘢痕除去および植皮術)を考えたほうがよいかもしれません。
ただし、手術をしても瘢痕が全く無くなるわけではないので、いずれ手術をする時期が来た時にはお子さんご本人の意思も尊重してあげてください。
また、手術まではしないとしても、赤い瘢痕の新生血管や拡張血管をDyeレーザーやロングパルスYAGレーザーで治療すると、炎症が抑えられて痒みも減る可能性があります。
瘢痕の質感の改善のため、フラクショナルレーザーも検討すべきでしょう。
熱傷瘢痕は、長期的な視点で治療計画を検討し、直面する症状に柔軟に対応していく必要があります。
先ずは、信頼して相談が出来る医師を主治医と決めて、ご両親と主治医とで(いずれは患者さんご自身も含めて)納得できるまで治療方針を話し合いなさってください。
- Q2262 相談者 ニックネーム:Ai 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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8ヶ月前に美容外科で鼻翼の溝の部分の凹みを平に治す治療を受けました。治療名はニードルダイセクションといって麻酔の針を使って、凹みの部分に水平に刺して、細かく左右に動かして、皮膚細胞を壊してコラーゲンを増殖させて皮膚内部が盛り上がり徐々に凹みを軽減させる治療のようであまり他のクリニックでは行っていないマニアックな手法と言われました。治療直後から赤みを帯びており、凹みの改善はなく逆に針を刺した部分が盛り上がってしまいました。執刀医に問い合わせたら、一時的な瘢痕なのでそのうち目立たなくなるとの回答でした。8ヶ月たった今では、長さ1センチほどの白い線が小鼻に縦に残ってしまっています。光と見る角度によってぷくっと盛り上がっていて白色ですがすごく目立ちます。これは成熟瘢痕なのでこのまま一生消えないのでしょうか。小鼻の脇という部位ですが、有効な治療法はやはりフラクショナルレーザーなどでしょうか。
- A2262 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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いわゆる「ニードルダイセクション」は、もともと著明な変化を求める治療法ではない一方で患者さんの微妙な要求を満足させるために、術後数か月から数年の期間で経過を見る治療ですので、術前に患者さんと担当医が経過と結果の詳細に関して十分な相談と検討をしておく必要があると考えます。
「光と見る角度によってぷくっと盛り上がっていて白色ですがすごく目立」つ「小鼻に縦に残ってしまって」いる「長さ1センチほどの白い線」は、「成熟瘢痕」ではなく肥厚性瘢痕なので「フラクショナルレーザー」も有効でしょうが、「執刀医」が「一時的な瘢痕なのでそのうち目立たなくなる」と「回答」なさっているならば、今後も「執刀医」に経過を診て貰い必要に応じて具体的な治療を提案して貰うのがベターな選択ではないでしょうか。
申し訳ありませんが、顔の整容的なお悩みに関して、診察をせずに明確なアドバイスはできません。
ご自身だけで治療法を模索し決定するのではなく、複数の形成外科や美容皮膚科を受診して診察を受け治療法を提案して貰い、納得の治療を受けてください。
- Q2263 相談者 ニックネーム:ユウキ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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もう半年くらい前なのですが、右手薬指の側面を紙で切りました。現在はその部分に痛み等は無いのですが、ヒビのような跡があり、少し固くなっています。見た目的にヒビのようになっているのでまたいつか開くのではないかと不安になることがあるのですが、これは放っておいても大丈夫でしょうか?
- A2263 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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角質層が厚くなって、「ヒビのような跡があり、少し固くなって」います。
「またいつか開く」ことはありません。
タコ(胼胝)と同様の治療が有効なので、厚くなった角質を削って尿素軟膏やサリチル酸ワセリンなどで保湿すると治りますが、無理をしてトラブルになることもあるので、皮膚科で具体的な自己ケア法を指導して貰うとよいでしょう。
- Q2264 相談者 ニックネーム:キムさん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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小さいころ火事にあい、右手、お腹、足、頭 に火傷がありまして、頭の火傷が引っ張った感じがして治したいんですけど保険ききますか
- A2264 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕拘縮により「頭の火傷が引っ張った感じがして」しまうのでしょう。
拘縮の解除治療は「保険」適応になることが多いので、形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q2265 相談者 ニックネーム:みみこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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去年の9月12月と同じ美容外科にてほくろを4ヶ所電気メスでとりました。
鼻の下の盛り上がったほくろ→白いほくろ
鼻の下の平なほくろ→色素沈着
目の下の平なほくろ→凹んで今は平になってきた
鼻の上の平なほくろ→完治
鼻の下の2ヶ所を同じ美容外科にカウンセリングをしてもらったら、白いほくろは皮膚が盛り上がったのを覚えてて盛り上がるからもぅ1度手術をした方がいいとのことでした。
しかし1回目は色素は残っていたもの、皮膚の盛り上がりはそこまでありませんでした。
色素沈着の方も最初の頃に比べるとうすくなってきてます。
そこで電気メスで同じ箇所を3回もしても大丈夫なのか、皮膚の盛り上がりは本当に皮膚が覚えてるから。なんてことはあるのか…
- A2265 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、熟練した技術があれば「電気メスで同じ箇所を3回もしても大丈夫」です。
また「皮膚の盛り上がり」は、「ほくろ」の再発か肥厚性瘢痕かいずれかでしょう。
美容外科は整容に関する治療をしているのですから、納得できる結果になるまで治療を継続していただくとよいでしょう。
母斑は稀に悪性腫瘍のこともあるので、除去施術前に慎重な診察・診断が必要ですし、母斑の除去施術は、施術法や施術者の経験に関わらず、取り残し、凹み、赤み、色素沈着、色素脱失、肥厚性瘢痕、再発などが起きることが少なくありません。
したがって、一度の施術で完全に母斑を除去できればよいのですが、施術中に適当な判断をしたり無理をしたりすることは厳に避けなくてはいけません。
整容に関する施術をお受けになる際は、いかなる目的であっても、治療法を決定する前に可能な限り複数の医師の意見を訊き、提案される治療法のメリット・デメリットを充分に理解して、最も信頼できると考える医師を主治医と決めて、主治医とともに慎重に治療方針を再検討するくらいの姿勢が必要とお考え下さい。
- Q2266 相談者 ニックネーム:のん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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今年2月に帝王切開をしました。
3ヵ月経った今も傷が少し赤くなって、動いたり当たったりすると痛みます。傷が当たる硬いズボンや下着も履けません。
また切ったところの上の部分が麻痺したような感じで触っても感覚がありません。
一ヵ月検診で病院では、痛みや治りのスピードは個人差があるので様子を見てくださいと言われました。
ちなみに傷のテープや塗り薬なども処方されていません。
手術からずいぶん時間が経過しているので、治らないような気がして不安です。
このようなことは再受診した方が良いのか、またよくあることなのかわからないので教えていただけたら幸いです。
- A2266 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後3か月までは瘢痕の幅が広くなり、赤み、硬さが増すことがあり、通常6か月に向けて軟らかくなります。
動いたり当たったりする時の痛みは切開によるものでしょうが、硬いズボンや下着が当たった時の痛みは瘢痕の痛みかもしれません。
産科を受診して痛みが続いてい生活に支障が出ていることをお伝えいただき、必要ならば形成外科を紹介して貰ってください。
- Q2267 相談者 ニックネーム:はら 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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上瞼に火傷をしてしてしまい毛細血管拡張しており体が温まると非常に目立ちます。
皮膚科、形成外科で相談しロングパルスヤグレーザーか色素レーザーを当てようか迷っていますが、レーザーを当てることにより失明に繋がる可能性はありますか?レーザー用のコンタクトをすれば心配ないのでしょうか。またレーザー照射により赤みが悪化する可能性も教えて頂きたいです
あとロングパルスKTPレーザーの照射はどのように思われますか?
- A2267 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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フラクショナルCO2レーザーによる上眼瞼の熱傷後の発赤ならば少なくとも6か月、可能ならば2年程経過を待った方がよいのではないでしょうか。
自然な経過で目立たなくなる可能性があります。
レーザー治療で失明することはありませんが、診察をしなければ具体的な提案は出来ません。
前回も申し上げましたが、ご自身だけで治療法およびレーザー機器をお選びになるのではなく、複数の美容皮膚科や形成外科を受診して治療法を提案して貰い、提案されるそれぞれの治療法・治療機器のメリット・デメリットを充分に理解し、信頼できるとお感じになった医師を主治医と決めて治療方針を検討し、焦らずに納得のいく治療を受けてください。
- Q2268 相談者 ニックネーム:いずみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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7年ほど前に中指の先端を包丁で切ってしまったのですが、切り傷が今になって傷んでいます。当時はキズパワーパッドで自分で治して、病院にはかかっていません。傷口が塞いだ後、痛みはないものの若干の感覚の違和感が残っておりましたが、日常生活に支障はないためそのままにしていました。
3日前から傷跡のある一部分にピンポイントでなにかが擦れるとピリッとした痛みが走り、神経が近くなっているような感覚があります。軽い痺れも感じます。
病院にかかってレントゲンも一応撮ってもらいましたが、異物などはなく、考えられる理由がないと言われてしまいました。今後の対処法はなにかあるのでしょうか。
- A2268 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「指」切創の治癒後に神経断端腫が出来て、叩打痛や放散痛が生じることがあります。
しかし、神経断端腫は受傷後1~12か月程で生じるのが通常で、受傷後「7年ほど」経過しているとすれば神経断端種の可能性は極めて低いと考えます。
「3日前から」急に痛みが出現し、「病院にかかってレントゲンも一応撮ってもらいましたが、異物などはなく、考えられる理由がないと言われてしま」ったとすれば、「7年ほど前」の「切り傷」とは関係なく、爪周囲炎(ひょう疽)の初期症状なのではないでしょうか。
皮膚科で爪周囲を詳細に診察して貰い爪周囲炎が否定されたなら、申し訳ありませんが頂いた情報だけでは診断が出来ないので、手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q2269 相談者 ニックネーム:あ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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小学校1年生の時に走ってきた男の子と正面でぶつかり、立った状態のまま後ろに倒れ後頭部を打ちました。駆け付けてくれた先生に体を起こしてもらい、その日は病院で検査を受けましたが後頭部には広い範囲でこぶが出来ました。そのこぶは今も残っていますが、時々頭を振ったりすると打撲した部分がズキっと痛む事があります。傷は無く、内側がピンポイントで痛みます。凄く不定期で、頻繁に痛む訳では無いのですが、これは大丈夫なのか気になりました。
- A2269 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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打撲による「広い範囲」の皮下血腫の「こぶ」は受傷後数か月で吸収され、線維化して「こぶ」が残るのが一般的な経過です。
現在の「こぶ」と「内側がピンポイントで痛」むことに、直接の関係はないでしょう。
「打撲した部分がズキっと痛む」むのは、線維化による癒着が存在するため「時々頭を振ったりすると」牽引痛が起きているのではないでしょうか。
気になるなら内科あるいは脳外科を受診してGTあるいはMRI検査をしてもらってください。
- Q2270 相談者 ニックネーム:まーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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左膝の外側半月板縫合をしました。
今は松葉杖ですが座ったり松葉杖で立ったりしていると左足の色が悪くなってきて縫合した部分に少し痛みが出てきます。
横になると足の色は良くなりますし、痛みも無くなります。
これは特に問題ないのでしょうか?どうしてこんなふうになるのか心配になります。
- A2270 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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安静期間が長かったため下肢の血流障害が起きているのでしょう。
下肢・下腿の筋肉をつけることで症状は軽減します。
取り敢えずの対策として、弾性ストッキングを着用してみてください。
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