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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q271 相談者 ニックネーム:YU 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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ニキビが肥厚性瘢痕となり、形成外科で診察をしてもらいましたが、様子をみてくださいとのことでした。自宅でできるケアがあれば教えてほしいです。
- A271 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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整容に関するご相談は、詳細な情報が無ければ具体的な治療法の提案が出来ません。
おかかりになった「形成外科」で「様子をみてください」と言われたようですが、何もできることは無いということなのか、何もしなくても目立たなくなるということなのか、何もしない方が目立たなくなるということなのか、ご確認なさってください。
一般的に、瘢痕として治癒してから3か月程度の期間は、外力の影響を受けて肥厚する傾向があります。
6か月に向けて赤みが治まり軟らかくなって、その後も時間をかけて白く平らな成熟瘢痕が形成されます。
シリコンジェルシートを貼っておくだけでも有効ですが、再度診ていただいて「肥厚性瘢痕」の診断をご確認いただき、「自宅でできるケア」をお尋ねになった方がよいと考えます。
- Q272 相談者 ニックネーム:たー 患者様(相談対象者) 年齢:8歳 性別:女性
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Vビームレーザーによる火傷を負ってしまい、今後のことをアドバイスいただきたいです。
8歳の子供ですが、頬に2ミリ程の血管腫があり5/17にレーザー治療を受けました。翌日水ぶくれになり、正常な肌を含め1cmx 2cmくらいの皮がすぐに破けました。病院受診し、出力が強かったかもしれないと言われ、火傷の状態とのことでした。びらんになってる為、上皮化までリンデロンを塗り、遮光して過ごしました。
2週間程で上皮化しピンク色の皮膚になりましたが、6/25現在、皮が取れた部分全てが白抜けしており、その真ん中はピンクっぽい赤みがありより目立っています。
肌質は通常の肌と変わりませんが、色の差が目立ちます。
病院では、保湿などしなくていいので遮光して過ごしてください。のみの対応でした。診療科は形成外科です。
1.今後どのような経過が考えられますでしょうか
2.目立たないようになる可能性があるのでしょうか
3.治すために今できることはありますでしょうか
- A272 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Ⅱ度SDB熱傷です。
表皮のメラニン色素が脱落したため「皮が取れた部分全てが白抜けして」います。
メラニン細胞がメラニン色素を作り始めれば、徐々に「目立たないよう」になります。
上皮化から3か月経過するまでは、熱傷後の炎症性色素沈着が起きやすいので、「遮光して過ごして」頂いた方がよいでしょう。
症例によって経過の詳細は異なるのですから、おかかりになっている「形成外科」で指示を貰うだけでなく、現状の評価、今後の経過予測、対処法や治療法をお訊きになって、気にならなくなるまで定期的に経過を診てもらうことをお勧めします。
- Q273 相談者 ニックネーム:ぷー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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1年前に子宮体癌でダビンチ手術しました。その後ヘソの辺りがカチカチの硬くなり歩くのも辛いです。先日CT検査したところお腹の中でヘソの縫合が外れていると担当医から言われました。痛く無ければ様子見で良いとの事でした。ヘソを結ぶ手術は大変と言う理由でしたが本当に放置で良いのでしょうか?
又, この様な事は良く有るのでしょうか?
- A273 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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臍は胎児の腹腔内と母体を繋いでいた臍帯の名残なので、もともと筋肉や硬い筋膜が欠損しているうえ腹壁が薄いため、腹腔鏡手術の際に手術器具を挿入する部位として選ばれています。
腹腔鏡手術の手術器具挿入孔の皮下縫合が緩んで線維化が起きて「ヘソの辺りがカチカチに硬く」なっている状態を、「担当医」は「お腹の中でヘソの縫合が外れている」と表現なさったのかもしれません。
また、「ヘソを結ぶ手術は大変」というのは、腹腔鏡手術ではなく皮膚を切開する手術ですという意味なのではないでしょうか。
日常生活に支障が無ければ「様子見で良い」のですが、「歩くのも辛い」なら、「手術は大変」であったとしても、治療の適応をしっかりとご検討なさるべきでしょう。
主治医とよく話し合ってください。
- Q274 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:3歳0か月 性別:女性
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2年ほど前に深度Ⅱほどの火傷を炊飯器の蒸気で手のくるぶし辺りにしてしまいました。それから形成外科に通い、リンデロンを塗り包帯を巻いて過ごしていました。その後ヒルドイドなどを塗っていましたが、現在は特に何もしていないのですが火傷の跡が白くなってしまっていまして、夏は特に目立ちます。今後も日焼け止めをしっかりと行っていくべきなのか、ヒルドイドを塗っておくべきなのか、何もする必要がないのかできることがあるのか教えていただきたくご連絡しました。また、今後馴染んできたり目立たなくなってくるものでしょうか。
- A274 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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表皮全層を損傷したⅡ度SDBだったのでしょう。
メラニン細胞の欠損のため、熱傷後の皮膚が「白くなってしまって」います。
時間の経過とともに少しずつ色素が戻る可能性がありますが、培養表皮移植などメラニン細胞を誘導するような治療が必要かもしれません。
上皮化後「2年ほど」経過しているので、一般的に、「日焼け止め」も「ヒルドイド」も必要ありません。
個々の症例で最適な対応は異なるので、形成外科を受診して、現在の状態を評価してもらい、日常生活の指導をして貰ってください。
必要に応じて、1年に1度程度、経過を診てもらうとよいでしょう。
- Q275 相談者 ニックネーム:パープル 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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<脂漏性角化症(鼻横・5ミリ程度)を炭酸ガスレーザー除去した後の凹みについて>
月初:脂漏性角化症を炭酸ガスレーザーで除去
10日後:「まだ赤くジクジク凹みが目立つ状態」 医師診察→特に問題なし
14日後:「上皮化してきたが凹みは戻らず」 少しずつビジダームを終了(時々貼っていますが)
現在20日目で上皮化が完了しましたが、赤み・凹みはそのまま残っている状態です。
そこで質問です。
①上皮化した時点で平坦にならず凹みがある場合、その後平坦になる望みは薄いでしょうか?
(平坦になるのは上皮化までに決まると考えたほうがよいのでしょうか)
②もし上皮化後も平坦になる可能性があるとしたら、時間をかけて表皮の代謝を繰り返すことで軽減されるという感じでしょうか。
③除去後、浸出液がほどよい量になってきたので5~10日目までビジダームを貼りっぱなしにしました。5日目にぺったりと凹みに張り付いたので交換したのですが、このことが治癒(平坦にならなかったこと)に影響した可能性はありますでしょうか。
④今後、凹みを少しでも軽減させる対応策としてアドバイスをいただけたら幸いです。以前、同じ医院でほくろ除去をしてもらったのですが、9日目には平坦になっていました。
今回その旨を医師に伝えると、今回はその時よりは少し深いので治癒に時間がかかるとの事。ただ場所や状態から綺麗に治ると思いますと言われました。上皮化後も凹んでいる状況についてはまだ診てもらっていません。
- A275 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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上皮化まで2週以上の期間を要した場合、真皮浅層を超えての損傷と考えられるので凹み瘢痕が残る可能性はありますが、瘢痕の部位や瘢痕周囲の皮膚の張力などで瘢痕の経過は異なります。
ハイドロコロイドの製剤の使用は間違いではありませんが、適応はしっかりお読みになって使用材料をお選びになるようにした方がよいでしょう。
施術をしてくださった担当医が、診察をしたうえで「場所や状態から綺麗に治ると思います」と判断なさっているのですから、担当医の指導に従ってください。
整容が関係する施術は、施術だけでなく術後の経過観察やケア指導まで含めて一連の治療として結果を求めるのですから、しっかりと経過を診ていただくとよいでしょう。
- Q276 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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飼い犬に散歩途中にトラブルがあり、左足のくるぶしから4センチ上を噛まれました。傷は犬歯のものと思われる穴が2箇所で、一箇所はすぐに血が止まり、もう一箇所は多くはありませんが出血していました。
帰宅してから病院を探し、3時間後には救急外来へ行き注射と抗生剤5日分をもらい、1ヶ月後に2回目の注射の説明を受けて帰宅しました。
現在3日目になりますが、少し痛みがあるのと熱感があり少し腫れています。
抗生剤は飲み切るように言われていますが、その後に1ヶ月後の2回目の注射までそのままで大丈夫なのでしょうか?また、その間に気をつけることはありますか?
- A276 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷は、受傷部深部の菌を流水などでしっかりと洗浄する必要があります。
おかかりになった「救急外来」では破傷風トキソイドの「注射」と感染症予防の「抗生剤」の投与をしてくださったのでしょう。
また、創状態から次の受診は「1ヶ月後」でよいと判断なさったのでしょう。
申し訳ありませんが、受傷翌日に「少し痛みがあるのと熱感があり少し腫れて」いるのが、通常の浮腫か、感染を合併したための症状か、診察をしなければ判断出来ません。
「飼い犬」の犬種や口腔の手入れの具合にもよりますが、動物咬傷の処置に慣れている病院の中には、必ず翌日も受診するよう指導することを決めている施設も少なくありません。
下腿の「痛み」や「腫れ」腫れが増強したり、発赤や局所熱感が出現したり、膝窩リンパ節や鼠経リンパ節が腫脹するようなら直ちに受診してください。
- Q277 相談者 ニックネーム:ひまわり 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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4年ほど前に腹腔鏡手術を受けました。その傷の上に白ニキビみたいなものができています。これは病院を受診する必要がありますか?
- A277 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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汗管腫、稗粒腫、縫合糸膿瘍のいずれかでしょう。
放っておいて自然治癒する可能性もありますが、2~3日で消褪しなかったり、発赤が生じたりするようなら「病院を受診」してください。
- Q278 相談者 ニックネーム:MCさん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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指をドアに挟まり第一関節までの肉のみがちぎれ取れてしまい緊急入院12日間しました。
まだ不安定ではあったのですが退院日は雨で自宅療養する為に食材など買いに久しぶりにたくさん歩きました。
傷を毎日自分で洗うようにしていくのですが、以前よりも縫い目境目が黒くなってるような感じがしています。
指先はしろかったりピンクだったりなのですが黒っぽい部分は死にかけているのでしょうか?それとも血液の塊なのでしょうか。
普段は手をひたすら上に上げて血流が良くならないようにしています。
昨日退院して今なので通院が次は来週になります。様子を毎日見ておいた方が良いのでしょうか
- A278 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「縫い目境目」の「黒っぽい部分」は壊死して脱落する組織です。
受傷後「12日」経過して「退院」して「毎日自分で洗うように」に指導されたなら、「黒くなってる」範囲がさらに広がることは無いでしょう。
特別な事情があっての早期退院だとか毎日通院を指示されているのでなければ、安静を保つ必要や毎日診察が必要な状態ではなくなったから「退院」と判断されたということです。
「様子を毎日見ておいた方が良い」という条件は無いということでしょう。
「次」の「通院」の際に、主治医に、日常生活で制限すべき行動はあるのか、身体や創状態がどんな様子だったら直ちに受診すべきかを、具体的にお尋ねになれば不安は解消できるのではないでしょうか。
- Q279 相談者 ニックネーム:S.Y 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
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施設内で入居している90代の方なんですが、6/3に膝下に表皮剥離したもの2ヶ所見つけワセリン軟膏塗布で経過みていったのですが…血液サラサラの薬を2種類内服しており、さらに夜間ほぼ毎日尿失禁でその際ズボン脱いで過ごすせいか1ヶ所傷が悪化して赤黒いかさぶたで創周囲赤みが出ていました。
とりあえず洗浄しバラマイ軟膏塗布して絆創膏貼ると3日目には創周囲の赤みはおさまりつつあるのですが、今後どのように対応していいのか教えて下さい。
入居者さまは認知症がひどく傷をかいてしまうこともあります。
- A279 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
- 創の湿潤環境を保つため、「洗浄しバラマイ軟膏塗布して絆創膏貼る」処置をお続け頂いてよろしいでしょう。
- Q280 相談者 ニックネーム:さと 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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現在高校二年の女です。昨年六月ごろからレグカをするようになりました。はじめは浅い傷ばかりで数日でふさがっていたのですが傷も少しずつ深さを増していき、最近はかさぶたがなくなるまでにおおよそ二、三週間ほどかかるようになりまりた。塞がるとくすんだ桃色で膨らんだような状態になります。傷跡は両足にあるのですが、無数の傷があるためそれぞれ幅五センチ強長さ十五センチほどです。
現在精神科にかかっており、自傷行為の頻度は下がってきています。落ち着いた頃には可能であれば病院で治療をしてもらおうと思っているのですが、この場合傷を目立ちにくする又は完全になくすことは可能なのでしょうか。
- A280 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕です。
数年の期間を経て、幅はあるままで白く平らな成熟瘢痕になるでしょう。
瘢痕を切除して細い線状に縫合し直す瘢痕形成術が可能です。
瘢痕が全く無くなることはありません。
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