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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3271 相談者 ニックネーム:くま 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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半月位前にスプレー缶処理の仕事中、畳の中のダニを退治するタイプの殺虫剤(ダニアース)についている針(殺虫剤を畳に噴霧するさいに挿す針)が、右手親指に刺さってしまいました。
少し血が出たので、止血のために応急処置としてティッシュを巻き、30位たった休憩時間に水洗いして、オロナインを塗っておきました。
翌日には傷跡もわからない位だったのでそのまま放置していましたが、チクチク感が続いているので心配です。
見た目では指の色も腫れも確認できませんが、刺した針が殺虫剤の針なので心配です。
チクチク感がこんなに長く続くこともあるのでしょうか?
もし、病院に行くなら何科を受診すればよいでしょう?
- A3271 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、「チクチク感」が「殺虫剤(ダニアース)」の主成分フェニトインによる神経症状なのか、「針」を刺したことによる組織損傷なのか、診察をしなければ診断が出来ません。
一般的にフェニトインによる化学損傷なら「チクチク感」は時間の経過とともに悪化するでしょうし、「針」刺入による組織損傷なら徐々に軽減しているはずです。
手の外科を標榜する整形外科、あるいは形成外科を受診していただくとよいでしょう。
- Q3272 相談者 ニックネーム:ぽの 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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4年前の元日にふくらはぎが低温火傷をしてしまいました。
大きさは横3cm縦2cmぐらいです。
4年前と比べると皮膚も火傷していない肌の色と同じぐらいまで治りましたが傷跡はわかります。
日焼け止めを塗ったり保湿をしたりしていますがどうしても違和感があります。
自力でこれ以上治すのは難しいと思うのですが手術で火傷した部分の皮膚を取り除くことは可能でしょうか?
- A3272 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「日焼け止めを塗ったり保湿をしたりして」頂いて構いませんが、それらの処置で「火傷していない肌の色と同じぐらいまで治」った「傷跡」が「これ以上」に著明に改善することはないでしょう。
時間の経過とともに少しずつは目立たなくなるかもしれません。
瘢痕を切除して縫合する瘢痕形成術の適応があるか、レーザー治療でも有効かなどを専門医の眼で見て判断する必要があります。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q3273 相談者 ニックネーム:サリー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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今から50年余り前に事故にあいました。公園の出入り口がブロックで出来ていて、それを飛んで遊んでいる子に、左顔面を蹴飛ばされて怪我を負わされました。病院へ何度も通いましたが、顔面の歪みは治りませんでした。鼻は曲がっているし、左目の下窪んだまま。一番苦しめられたのは、笑うことが出来ない事です。笑うと顔が左に変に曲がるからです。30代の頃手術代を自分で払えるようになり、形成外科で手術してもらいました。が、やはり笑う事が出来ません。この年まで我慢しましたが、人生残りもこのままでは、自分が嫌なので、どうにかしたい、どうにかなるものなのか、こちらに相談しました。
- A3273 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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三叉神経の損傷があったのでしょうか。
顔面骨骨折があったということでしょうか。
申し訳ありませんが、ご報告いただいた情報では症状の詳細な把握が出来ないので、具体的な回答はできません。
顔面の歪みを治すには、顔面骨骨切り、骨移植、インプラント設置、フィラー注入、神経移植など、変形の原因と症状、さらには患者さんの希望と要望によって、適する治療法が異なります。
また担当する医師によって、治療方針が異なります。
どうぞ複数の形成外科を受診して、提案される治療法の全てについてメリット・デメリットを理解し、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として、治療方針を主治医と一緒に検討なさってください。
実際に治療をするかどうか、治療をするなら時期はいつがよいのかなど、治療に伴う諸条件はじっくりとお考えになるとよいでしょう。
- Q3274 相談者 ニックネーム:rucile 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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持病でIDDMと橋本病があり膵臓移植待です。
IDDMである為傷跡が非常に消えにくく、先行性膠原繊維症の疑いがあり全身に瘡蓋が出来るのですが3年経っても消えない状態です。
先月は顔の毛穴か皮脂が出る穴?に炎症が起きアクアチム軟膏を塗りましたがその後瘡蓋になり現在瘡蓋は剥がれたのですがシミのような傷跡が沢山残って居て精神的に外出出来ません。
病院にも行けないので早く傷跡を消したいのですがどうしたら良いでしょうか?
糖尿病性合併症で消えない可能性は有りますか?
とにかく生命に関わる状態になりつつあるので非常に不安です。
- A3274 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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糖尿病による慢性腎不全に合併する難治性皮膚疾患のひとつに穿孔性皮膚症があります。
糖化反応によって変性した膠原繊維が表皮を経由して排泄されるので、表皮の治癒に時間がかかるうえ治癒後に色素沈着が強く残ります。
表皮の炎症を抑えるためにステロイド外用を使用し、色素沈着には美白剤の使用をお勧めします。
皮膚科あるいは形成外科を受診して、適時、適当な指示を貰ってください。
- Q3275 相談者 ニックネーム:みみ 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
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糖尿病で壊疽をおこし、形成外科で右足先から踵間の半分を昨年切断しました。縫合しましたが開いてしまい、現在はそのままの状態です。
毎日石鹸で洗いシャワーをして、ユーパスタとアクトシンが混ざった軟膏を傷口に塗りガーゼで保護しています。浸出液も多いのでガーゼのうえからパットを当てています。
傷はかなり小さくなりましたが足裏にあるので歩くとぶつかります。
傷の中央に割れ目ができて舌のように肉が盛り上がっていて、また、傷口回りに白く硬い皮膚でおおわれるようになり、医師から皮膚移植を勧められましたが入院は嫌なので断りました。
硬い皮膚があるとふさがらないと聞きました。硬い皮膚の部分にはワセリンを塗っています。
皮膚移植しないで傷が小さくふさがるようになる方法はありますか?
舌のように盛り上がった肉との間から液が出ていると思われるのですが、水を入れるようにして洗ったほうが良いですか?
- A3275 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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創の安静と、浸出液の量のコントロールが必要です。
基礎疾患として「糖尿病」があって、リスフラン関節あるいはショパール関節で 「切断」した縫合創が哆開して半年間も上皮化が遷延しているのですから、ご自 身の判断での治癒は難しいかもしれません。
皮弁手術あるいは陰圧閉鎖療法の適応を検討すべきでしょう。
- Q3276 相談者 ニックネーム:はるなこママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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5月に鼻の頭を1歳8ヶ月の娘が怪我をしました。
横1.5センチで上側にめくれるような感じでキズをおいました。皮膚が離れている感じではなかったので縫合はしないとの事でした。
湿潤療法後、テープで遮光し5ヶ月ほど経ちました。もうそろそろテープはとっていいとの事でしたのでとろうと思っています。今は怪我が横に白い線となって残っており、めくれるようなきずであったため、キズの上部分が少し盛り上がっています。
盛り上がりはいつか大きくなって気になるようだったらレーザーなどを検討しようと思って今は諦めています。
白い傷跡についてお聞きしたいのですが、こちらはもう何も手の施しようはないでしょうか?少しでも跡を薄くしてあげたいと毎日思っています。
また、日焼けしたらだんだん他の肌と馴染んでくる事や成長とともに薄くなると行ったことはありますでしょうか?
- A3276 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「白い線」の瘢痕は、徐々に目立たなくはなりますが全く無くなることはないでしょう。
フラップ状の外傷は、瘢痕の収縮と相まって「キズの上部分が少し盛り上がって」しまうことは少なくありませんが、成長につれて引っ張られて平坦になる可能性がります。
いずれレーザーで瘢痕の収縮を解除したり、瘢痕形成術で瘢痕を除去すると同時に盛り上がりを解除したりすることは可能です。
受傷後1年程度は瘢痕の状態は変わるので、ご心配なら定期的に形成外科を受診して経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q3277 相談者 ニックネーム:ゆな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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小さい頃から夏よく虫に刺され傷ができてました。ムヒなどは塗ってましたが治ることなく、成長とともに、足全体に黒くシミのように残っています。市販のアットノンなどで消そうとしましが、治りません。どの治療が最適でしょうか?
- A3277 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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炎症後色素沈着です。
「虫に刺され」た部分を掻き壊したりすると真皮浅層にメラニン色素が沈着し、「黒くシミのように残って」しまいます。
市販薬で効果が小さければ、皮膚科あるいは美容皮膚科、形成外科を受診してください。
色素沈着の治療は保険適応外になりますが、ハイドロキノン外用とトレチノイン外用の併用が有効です。
アゼライン酸外用も効果が期待できますし、ビタミンCの経口摂取もお勧めできます。
グリコール酸、サリチル酸、乳酸などのピーリングを施行することもあります。
またレーザートーニングを繰り返してもよいでしょう。
いずれにしろ、短期間で治療できるものではないので、焦らずに信頼できる医師のもとで気長に治療なさってください。
- Q3278 相談者 ニックネーム:ryu 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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2019年の9月18日に自転車で転倒し、左足首を擦りむいてしまい皮が剥けました。近所の接骨院で骨折をしているかどうかレントゲンを取りましたが骨には異常なく、擦り傷の方はスポーク外傷(?)と診断されました。現在は怪我から1週間程経ち、皮が剥けたところとその周りの正常な皮膚との差が少なくなってきているのですが、皮が剥けたところを撫でるとそこから下にかけて引っ張られるように内側がピクピクします。特別それが生活に支障をきたすようなことはないのですが、病院にかかるべきでしょうか?また、その際は何科を受診するといいでしょうか
- A3278 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「骨折をしているかどうかレントゲンを撮りましたが骨には異常なく、擦り傷の方はスポーク外傷(?)と診断され」たなら、おかかりになったのは「接骨院」ではなく整形外科病院です。
申し訳ありませんが、「皮が剥けたところを撫でるとそこから下にかけて引っ張られるように内側がピクピクします」という情報だけでは症状の詳細が把握できません。
おそらく放っておいて構わないと考えますが、おかかりになった整形外科でご相談いただくか、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
- Q3279 相談者 ニックネーム:しの 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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4日ほど前に茹で上がった蕎麦をざるにあける際、つまづいて熱湯を顔に浴びせ、主にほっぺの下辺りから口周り左顎にかけ火傷をしてしまいました。熱湯をかけてすぐに2分ほど水道水をかけ、その後ビワの葉の焼酎漬けにしたものがあったのでその葉っぱを火傷部分に当て、その上から氷を30分ほど当てていました。その間に色々調べたところ氷は当ててはいけないという事を知り、洗面器にお水を張りその中に顔半面火傷部分が浸かるようにしてぬるくなったら氷を少し入れ水が熱くならないよう調整しながら1時間ほど水に当てていました。その後火傷部分に抗生剤の入ったNeospolinという軟膏をたっぷり塗りその上から肌につかない加工のされているパッドを乗せ包帯を巻きました。水から顔を出し少しの間はとても痛みましたが少しして痛みは治まりました。念のためイブプロフェンの飲み薬もとりました。翌日火傷は茶色く変色し水ぶくれになっていました。その後は水ぶくれが破れないよう、そして傷跡が乾かないように軟膏を塗り包帯を巻き続けています。4日目の今日は水ぶくれの液体もなくなりその部分が乾燥してきています。一部口のすぐ横の辺りは茶色く変色した皮がむけ白い肌が露出しています。とりあえず今日も軟膏を塗り包帯を巻いていますが、どのタイミングで包帯を巻くのをやめ肌を露出して良いものかわからず相談させていただきました。現在私はアメリカ在住で保険がなく病院にかかれないので色々調べながら何とか傷跡が残らないように試行錯誤しています。また、昨日からはセントジョーンズワート、オリーブオイル、ビーズワックスで出来ている軟膏も塗り始めています。
- A3279 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスはできません。
一般的に、熱湯で露出部を受傷した場合、熱湯はすぐに流れてしまうので熱傷の深度はそれほど深くならない傾向があります。
受傷後に感染を合併したり、創面をこすったりすることが無ければ、熱傷はⅠ度~Ⅱ度SDBで、2週間以内に上皮化が完了します。
上皮化が完了し浸出液が出なくなったら、紫外線遮断と保湿を心がけてください。
- Q3280 相談者 ニックネーム:さにー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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9月2日ランニング中に転倒して膝を5センチ切ってしまいその日のうちに救急で4針縫い、9月12日抜糸をしました。抜糸後の状態なのですが、保護ガーゼで過ごしていたら、ふやけたのか血が滲んでいて、その後も痛みはないのですが20日の今も、両端はかさぶたでも中央部分が傷がかさぶたにならずまだぐじゅぐじゅとしています。
流石に20日経ったのでキズパワーパッド貼ってはみたのですが、キズパワーパッドは出来たての傷に効くと聞きました。かさぶたがある部分もあるのですが、中央部はまだ体液が出ている感じです。他に何で保護すればかさぶたになりますか、、セカンドオピニオンは必要でしょうか。
- A3280 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「中央部分が傷がかさぶたにならずまだぐじゅぐじゅとして」しているのは、 「転倒」時にぶつけて表皮組織あるいは真皮組織の挫滅があったのでしょうか。
「両端」は割創で創縁の挫滅がなく創治癒の遷延が起きていないと考えられます。
創の上皮化が完了するまでは湿潤環境を保った方が治癒が早いので、「ぐじゅぐ じゅとして」いる部位に痛み・赤み・腫れが無ければ、湿潤療法専用の創傷被覆 材を継続してお使いになってください。
ご相談にある通り「転倒して」した時に「切って」しまったなら表皮組織に目 立った挫滅はないはずで、「両端はかさぶた」で「中央部分はまだ体液が出てい る」とすれば、膝を曲げたときの皮膚の緊張よって縫合創が哆開したと考えられ ます。
それならば、膝を曲げないように安静にしておけば3~4日で創は閉鎖するで しょう。
さて、「何で保護すればかさぶたになりますか」とご質問がありますが、瘡蓋は 創傷治癒の阻害因子です。
瘡蓋という異物の存在が、擦過傷の上皮化や縫合創の閉鎖の邪魔になるのです。
創治癒を早めるには、異物を除去し創面を乾燥させないようにしておく処置が最 適です。
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