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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q3361 相談者 ニックネーム:ごんげ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

昨夜、海辺で釣りをしていた際テトラポッドから滑り落ち両掌に貝殻が突き刺さりました。多量の出血があったため、救急病院にかかりました。貝殻の摘出(砂粒サイズの物は多少残っています)をしていただき、いまは血も止まっています。しかし、左手小指側側面と小指に痺れがあります。指の動きは問題ありません。

左手の傷の場所は、掌、指全体に無数の小さな傷と、手首から上方に向かって掌が盛り上がりきった少し上方のあたり、中心からすこし小指側にずれた位置に大きな傷(幅20mm程度)が1箇所あります。
貝殻で切ったため、切り口は波打っておりガタガタです。大きな傷には米粒程度の殻が入っていました。
救急の先生からは、神経に達する程切れてはないと思う。と言われています。
神経が傷付いていなくても痺れが出るものでしょうか?時間経過とともに治るものでしょうか?

A3361 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
尺骨神経の損傷の可能性があります。
直ちに、手の外科を標榜する整形外科か形成外科を受診してください。
Q3362 相談者 ニックネーム:こころ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

カーボンピーリング(毛穴レーザー)をうけて、数時間後、薄黄色汁が2ヶ所くらいから出る、翌日には、昨日と別の箇所から薄黄色の汁が出て、多分汁が出てない箇所は、薄黄色の斑点が数ヶ所出てきて、翌日にはその膜が広がっていったので、再度病院に行くと、薄黄色の膜が取れないと、どんな状態か分からないから、アズノールとゲンタマイシン軟膏を塗って、湿潤療法で、様子を見て一週間後に来てくださいと言われて、3/3に薄黄色の膜が取れてきて、3/4には、ほとんど剥がれて、3/6に再度受診、やけどの状態を見て、多分二度浅位と言われて、2週間目はアズノールと、傷が治りやすくなる薬を出すと言われて、プロスタンディン軟膏が出て、湿潤療法続行で、3/13日受診、まだ、上皮が出来てなくて赤みがあるので、アズノールとプロスタンディン軟膏で湿潤療法続行、3/19上皮が完全ではなくて、赤みがまだ、あるので、試しにエキザルベ軟膏のみを塗るように、言われたのですが、治療として大丈夫でしょうか?  湿潤療法で、アズノールとプロスタンディン軟膏でゆっくり治すのか、エキザルベ軟膏で早く治す?のか? どの方法が一番跡を残さないで、綺麗に治す方法なのでしょうか? 夜も寝れないくらい悩んでいます。

A3362 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅰ度~Ⅱ度SDBに、一部極めて狭い範囲でⅡ度DDBが存在していたのでしょう。
「アズノールとプロスタンディン軟膏」でも「エキザルベ軟膏」でも、上皮化完了までの時間は大きく変わらないと考えます。
「夜も寝れないくらい悩んで」おられるならば、担当医師に、「一番跡を残さないで、綺麗に治す」ことが何よりも大切な目標であることを明確にお伝えになって、そのまま治療を継続なさるのがよいのかほかの病院を紹介して貰い転院するのがよいのかをご相談なさってください。
Q3363 相談者 ニックネーム:クルミ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

今月8日に職場で子供用ペダル無し自転車につまずき右下腿打撲、右足擦過傷を負いました。
打撲の方はもうほとんど痛みもきえたのですが右足甲の傷がなかなか治らず、最初よりも周りが赤紫になっていて腫れて酷くなったように思います。
形成外科を受診して手当を受けていますが、今までの治療内容で疑問に思ったことが2点ありセカンドオピニオンをお願いしたく思います。
一点は湯船に入っても良い、との事で怪我して4日目くらいに入浴しましたが、その次の朝から痛みが増したように思った事。
2点目は、傷の真ん中が穴のように窪んでおり、黒いかさぶたのようなものが出来ていたのを、剥がす治療をされた事です。それを残しておくとなかなか自然には剥がれずウミや液体などが出られなく、足の甲の中を回って腫れてしまうから剥がした方良いというもの。
怪我からこっち、仕事もしていて、立ちはたらいたりする中で足を踏みしめると腫れと痛みを感じ、長い距離は歩けませんでした。
現在はやや軽快に向かっているように思いますが、怪我をして5、6日目に腫れや痛みが酷くなったのは、正常な治癒の経過でしょうか?
それとも入浴したり、歩く機会が多かったために悪化したのでしょうか?蜂窩織炎とは違いますか?
5、6日目には傷の周りの足指の根元や足首にアザが出現もしました。
これは傷から内部的に血液が流れて行くものとの事であまり気にはしていませんが、最初よりも数日後の方が傷が酷くなったように見えるのは普通よくある経過なのかどうか疑問に思い相談させて頂きました。
現在は昨日その死んだ黒い皮膚を剥がす治療をしたため、抗生物質を処方され服用しつつ
様子を見ていますが腫れや痛みが普通に歩けるようになるには何日位を要しますか?
傷の直径は2センチほどで、真ん中に前述のくぼみ?穴?のようになった部分があります。

A3363 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医に現症の評価と今後の経過予想をお訊きになることなく治療法の指示だけを受けておられるようです。
申し訳ありませんが、実際の診察が出来ないうえ主治医の治療方針が明確に判らない状況では具体的なアドバイスもセカンドオピニオンも提供できません。

外傷は、受傷直後の状態から治癒に向かっていくのが通常の経過です。
受傷日より赤みが強くなったり腫れが強くなったり痛みが強くなったりするとすれば、異物の存在や出血、掻把、感染など何らかの治癒阻害因子が働いています。
さて、受傷「4日目くらい」に「湯船」に「入浴」したということですが、その後の処置の際に感染の合併を告げられていないのですから、「その次の朝から痛みが増した」のは「入浴」で温まったため創局所の腫れが起きたためでしょう。
また、「傷の真ん中が穴のように窪んで」いたということは、表皮の「擦過傷」ではなく真皮層まで到達する挫創だったのでしょうから肉芽形成と上皮化に時間がかかることは明白で、「剥がす治療をされた」「黒いかさぶたのようなもの」は創治癒を阻害する血餅と壊死した組織と考えられます。
早期の治癒を望むなら、「立ちはたらいたりする中で足を踏みしめる」ことは避けたほうがよいでしょう。
「最初よりも数日後の方が傷が酷くなったように見えるのは」、もともとの外傷の程度がご想像よりも重症だったということです。
創状態を診ながら必要な処置が行われているようですし、「腫れや痛みが普通に歩けるようになるには何日位を要」するかは主治医にお尋ねになってください。
Q3364 相談者 ニックネーム:かずうん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

3週間前に、腸閉塞の開腹手術を受けました。1週間で退院して 直ぐ仕事に復帰しましたが 最近お腹全体がピリピリ痛みます。初めは傷中心に痛かったのが段々全体にピリピリ痛みを感じます。
我慢出来る痛みですが違和感は、ずうっと有ります。術後に起こる普通の症状なのでしょうか?

A3364 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が硬くなったための痒みと引き攣れを、「ピリピリ」とした「痛み」と感じるのではないでしょうか。
術後3か月までは術後瘢痕は赤く、盛り上がり、硬くなり、6か月に向けて症状が軽減する傾向があります。
ただし、瘢痕が原因の場合は症状が瘢痕部に限局するのが一般的で、「初めは傷中心に痛かったのが段々全体にピリピリ痛みを感じ」るならば、帯状疱疹や腹腔内に原因があることを否定するために消化器外科の主治医にご報告・ご相談なさっておいた方がよいでしょう。
Q3365 相談者 ニックネーム:katuo 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

息子の親指にできた大きなウイルス性イボを切除する手術を受けました。
術後抗生物質の服用と、ネオヨジンによる消毒、アクトシン軟膏の塗布を毎日しています。
術後8日たちますが傷口から膿がでています。痛みは少しあります。皮下が黄色っぽく見える部分が広がっているのも気になります。感染症でしょうか?
抜糸は一週間後ですが少しでも早く受診したほうが良いのでしょうか?
傷口の膿は流水で流したほうがいいのでしょうか?いつもはガーゼで押さえてから消毒液を塗っています。

A3365 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは創状態の判断が出来ないため、具体的なアドバイスが出来ません。
ただし、「膿がでて」いるのが正確な所見で、「痛み」があるなら、「流水で流し」て、なるべく「早く受診」してください。
Q3366 相談者 ニックネーム:しーぱ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳半の娘が階段から転落し、1ヶ月ほど前に腕の骨を折りました
整形外科で診察してもらい腕の方は幸いにも綺麗に治ったんですがおでこを強く打ったのか落ちてから1週間ほど青アザのたんこぶができていました
腕の骨を本人は痛がっていておでこはそこまで気にしていなかったんですが
1ヶ月経った今おでこを見るとたんこぶは無くなってアザも綺麗に皮膚の色になってぱっと見治っているんですがたんこぶのあった場所が思いっきり上をみたり眉毛を上げたりするとえくぼのような凹みができるようになりました。シワにもみえます
普通にしているときは綺麗なおでこです

これは放置していて元に戻るのでしょうか? 医者にかかった方がよいでしょうか?

A3366 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下で癒着が起きているのでしょう。
そのままになってしまうのを防ぐため、マッサージを始めてもよいかもしれません。
表皮を撫でるのではなく、皮下の癒着を剥がすように皮下全体をゆっくり大きく動かします。
まだ「2歳半」ならば、強く押しすぎると痛みを感じたりして嫌がる可能性も大きいので、焦らずに毎日遊びのような感覚で続けてください。
一度でも嫌な思いをさせると二度と触らせてくれないので、ご注意を。
可能ならば、形成外科で経過を診て貰うとよいでしょう。
Q3367 相談者 ニックネーム:こじか 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳になる娘が2週間前に石階段の角におでこをぶつけました。1㎝程度切れて出血。夕方だったので、止血と冷却をして、きれいにしてからワセリンを塗り、以前自分が火傷治療で使用したプラスモイストを貼りました。翌日、感染が心配になったので、外科もある内科に受診。湿潤療法で良いとのことでしたが消毒をされ、その上に披創材?を貼り、貼りっぱなしで良いとのことでした。炎症がなければ再診も必要なし。その翌日、入浴時に剥がし、ワセリンとプラスモイストに切り替え、朝晩と乾かないようにし、キズパワーパッドも1度使用しましたが、やはり粘着が強く、残ったベタベタを取るのに子どもが暴れるため、1度しか使えませんでした。5日目あたり、なかなか血の赤みが消えず、よく見ると乾いているような瘡蓋になりかけているような感じで、シャワーの際に湿らせると剥がれたので1度綺麗にし、ハイドロコロイドを貼りました。2日間貼りましたが湿潤液が出ている様子は見られず、剥がすと表面も乾いているようですが、ぶつけた部分がわかるような細い凹みと、その中心に切れたであろう赤い線が残っています。
しばらく赤みは残るとは思っていて、サージカルテープも張っていますが、少し凹んでいるように見えることも気になっています。やはり瘡蓋になりかけていたから湿潤療法に失敗してしまったのでしょうか。凹みはなくなるものなのでしょうか?
受傷した時にはおでこは丸く腫れていたのですが、今は凹みの更に外側は触ると少し膨らみを感じます。

A3367 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ぶつけた部分がわかるような細い凹みと、その中心に切れたであろう赤い線」は表皮と真皮の欠損部を埋めた瘢痕組織です。
「石階段の角におでこをぶつけ」て割創を受傷したのですから、少なからず創縁の挫滅があるため、鋭利な刃物で受傷した切創に比べると瘢痕が残りやすい傾向があります。
時間の経過とともに目立たなくはなりますが、ご心配ならば形成外科を受診してご相談なさってください。
Q3368 相談者 ニックネーム:ビートままん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

昨日昼に 犬と出かけた先で 犬のリードに付けていた カラビナが 犬が強くリードを引いた時に 何故か 左手人差し指下の手のひら側に 釣り針のように 刺さり 1、5cm位 横に 少し深めに 刺さりながら切れました。
すぐに ハンカチで 傷口を 縛り マキロンで 洗い流した後 傷絆創膏をはり ましたが
5時間くらいの内に みるみる人差し指も腫れ 指が曲がりにくくなったので 外科にかかり オキシフルで 消毒 のちイソジン傷薬を つけられ包帯で
巻かれ 抗生物質を2日分もらって来ました。
夜中 疼いて寝れなかったので 保冷剤で冷やしました。
今朝になったら 手の甲 人差し指下の方も 腫れていました。
経過的には このまま様子を観ていて良いのでしょうか?

A3368 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症による腫れだけでなく、感染も考えられますし、破傷風や筋膜炎の予防が必要かもしれません。
「外科」の担当医に、現症の評価と今後の経過予測をお尋ねになってください。
今後の予測について断言はなさらないでしょうが、ある程度明確に説明してもらえるはずです。
理解しやすい納得できる説明でなければ、外傷治療について必ずしも詳しい病院でない可能性もあります。
その場合は、形成外科や手の外科を標榜する整形外科におかかりになった方がよいかもしれません。
Q3369 相談者 ニックネーム:クラゲ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1週間ほど前にレンジで温めた物のラップを取った時に密閉されていたからか、熱い蒸気が左手人差し指の第1関節辺りに当たって火傷をしてしまいました。
水ぶくれが出来て、その後水ぶくれに穴が空いて無くなり、キズパワーパッド貼って乾燥しないようにしていたのですが、水ぶくれが大きかったからか皮が伸びてしまっています。 また、水ぶくれができていた皮の内側が黒っぽくなってしまっています。
他に水ぶくれが出来なかった部分の皮膚が茶色く固くなってしまいました。

A3369 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、「水ぶくれに穴が空い」た場合は、感染の機会を減らすため水泡を除去します。
受傷後1週間以上経過しているならば、「水ぶくれ」の下で上皮化が完了しつつあるかもしれません。
「茶色く固くなって」いるのは表皮だけなので、特に何もしなくともいずれ脱落し新しい皮膚と置き換わります。
感染を起こすと、痛み、腫れ、赤み、発熱などの症状があります。
今回の熱傷は、「キズパワーパッド」を「貼って乾燥しないようにして」おけば、そのまま上皮化し、瘢痕も残さず治癒する可能性が高いでしょうが、今後熱傷を受傷した際は直ちに形成外科を受診するようにしてください。
Q3370 相談者 ニックネーム:ひまゆた 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

69歳母のことです。昨年入院中に踵が黒く変色しその後じょくそうになり皮膚科受診してイソジンシュガーで様子を見てました。ですが段々悪化し整形外科に変更。違う病院を二ヶ所行きましたが持病もありいまのところで治療をしたほうがいいとのことでした。その時MRをとり、骨に菌があるかもとのことでした。いん圧療法は寝たきりになるので今のままで様子を見ることになりました。先月から発熱を繰り返し、いまにゅういん中ですが、傷が骨にまで達している、熱も今は点滴で収まったが早かれ遅かれ切断しないと、最悪の場合菌が身体中にまわり死亡してしまうといわれました。やはりそれしか方法はないのでしょうか? 糖尿病、軽い認知。 昨年は食道癌を放射線治療で様子観察しています。

A3370 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実際に診察をせずに具体的なアドバイスはできません。
担当医の「早かれ遅かれ切断しないと、最悪の場合菌が身体中にまわり死亡してしまう」という言葉は、潰瘍の治療が出来ないということではなく、潰瘍治療中に菌血症を起こすかもしれないし、いったん治癒しても潰瘍が再発して菌血症になることもあり得るという話で、一刻も早く「切断」が必要という内容ではないでしょう。
主治医や担当医は、お母様の全身状態や褥瘡による皮膚潰瘍の状態を診察し、お母様とご家族を取り巻く環境などに配慮したうえで治療法を提案なさっているものと考えますので、主治医と話し合いのうえ治療方針を決定してください。

以下は一般論ですので、ご相談に対する直接の回答ではないことを踏まえたうえで、参考までにお読みください。
基礎疾患に糖尿病があると下腿の皮膚潰瘍の治療は難渋するので、先ずは厳重な血糖コントロールが必要です。
菌が存在しても直ちに感染を意味するものではないので、壊死組織を掻把し十分に洗浄して陰圧閉鎖療法をすれば、皮膚潰瘍の治癒を望めるかもしれません。
ただし、日常の活動の制限を最小限に抑えて陰圧閉鎖療法をすることも可能ですが、生活の補助や介助をなさる方に想像を絶する大変な負担がかかります。
難治性皮膚潰瘍の治療法も進化しているので、一度、足の外科を標榜する整形外科や外科、形成外科で具体的アドバイスを求めると参考になります。
お話を聞きに行くときは、結論を医師に任せるのではなく、様々な治療法を提案してもらい、それぞれの治療法のメリット・デメリットを充分に理解して、患者さん本人とご家族の希望を医師に伝えて医師とともに検討し、最終的には患者さんあるいはご家族が治療方針を決定する姿勢が大切です。

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