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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3451 相談者 ニックネーム:まどか 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:女性
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海外から創傷治癒方法について検索していたところこのページにたどり着いたのでメールいたしました。
現在、養護教諭として海外でボランティアしております。
以前は日本の中規模病院の外科で経験があるため、創傷治癒については理解しているつもりでしたが、
いざ海外に来て日本のような創傷被服剤のない状況でどのように対処するべきか迷っています。
例として、一人の生徒が竹で指を切ったとします。傷口は縫合するほどではないものの、現地の方はイソジンで広範囲を消毒、ガーゼに抗生物質軟膏を塗布して、準滅菌操作で処置をするように話しておられます。
しかし、私の意見として、イソジンは毎回使用する必要はなく、広範囲に塗布することもよくないと考えております。また、抗生物質は特に野外で得た汚染創や感染の心配があるときのみ必要であると考えます。完全にバクテリアはとりのぞけないため、準無菌操作はさほど重要でないとも思います。
今回のような竹で切った傷は野外になりますので迷うところはありますが、いずれにしてもイソジンで念入りに消毒する必要はないと考えます。
しかし、イソジン、ガーゼ、テープ、抗生物質軟膏、バンドエイドは常備されているものの、キズパワーパッドのような創傷被覆剤がないため、湿潤療法は難しいとも考えます。
自分自身で考えてみたものの、よい解決方法が見つからず何かアドバイスをいただけたら大変助かります。
- A3451 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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正しい創傷治癒の医学はひとつでも、実地の医療は環境および事情によって異なるのですから、お悩みになるのは尤もなことです。
日本での擦過傷の治療は、汚染された外傷以外は消毒の必要はなく、十分な量の水道水で多少の水圧をかけながら洗浄して、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付し、上皮化を待つのが正しい選択ということになりますが、条件が一つでも一致しなければ次善の策として、イソジン消毒、抗生剤軟膏、ガーゼという従来の治療を施行することも少なくありません。
具体例でお挙げになった竹による外傷は日本国内であったとしても、切創なら直ちに湿潤療法の選択になりますが、竹による刺創の場合は創内に竹片が残っていないことを確認してイソジン消毒を施しておき、翌日に感染が起きていないことを確認したうえで湿潤療法に切り替えるのが無難な選択ではないでしょうか。
湿潤療法の適応は、擦過傷、十分な流水、湿潤療法専用の被覆材に適切な判断力があることを条件として、全ての条件が揃っている場合に限った方がよいのかもしれません。
- Q3452 相談者 ニックネーム:shungen 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
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2月末に脊柱管狭窄の手術を受けそのご4-5日後に一旦縫合した傷口が開いて来て約2月程傷口を洗浄して回復を待ちましたが全然好転せず先週整形から形成に移り再手術しました。
その際埋め込んだ金属ボルトも抜去し更に壊死してる(黄色に見える)部分っを機械を使い除去しました。
確かに傷口は以前より小さくなりましたが或る程度時間を置いて再度同じ方法で除去するとの事です。理由は真空除去の方法では少しでも空間があれば完全に吸い取ることが困難との事です。この方法で正解な治療方法なのか?
現在のいくら小さな開いたままの状態で塞がないか心配です。
- A3452 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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頂いた情報から、VAC療法(局所陰圧閉鎖療法)で肉芽の増殖を待っている状態なのでしょう。
「壊死してる(黄色に見える)部分」が浸軟して除去できる場合もありますが、硬い黒色の壊死組織なら「再度」「機械を使い除去」した方が肉芽の増殖は早いと考えられます。
皮弁などの手術で創を閉鎖することも可能ですが、比較的大きな手術になりますし、現在お掛かりになっている「形成」の先生を主治医として、VAC療法をお続けになって宜しいのではないでしょうか。
- Q3453 相談者 ニックネーム:サム 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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子供の時、足の膝下部分に竹竿が刺さり病院で手当てしましたが、傷口が膿が出て治らず、二度も切開した傷口がありますが、最近その部分がキリキリ痛み、昨日辺りからはズキズキに変わり、膝から下が重くなってきて微熱が出てきました。頭痛もします。
古傷が痛んでるだけですか?病院に行った方がいいですか?40年も経って痛くなるのはおかしいですか?
- A3453 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「竹竿が刺さり」受傷した場合、竹のササクレ(竹片)が創内に残り、感染を起こすことが少なくありません。
「病院で手当てしましたが、傷口が膿が出て治らず、二度も切開した」のは、一回の切開で異物である竹片を完全に除去できなかったためでしょう。
一般的に考えれば、「40年も経って」「古傷が傷んで」、「キリキリ痛」む状態から「ズキズキに変わり、膝から下が重くなってきて微熱が出て」くるまで症状が進行することはありません。
瘢痕とは関係なく、新しい外傷や皮膚炎などから感染を起こしたか、関節の痛み(関節炎や痛風)の可能性も否定できません。
原因は明確ではありませんが、明らかに感染あるいは炎症の症状なので、直ちに形成外科あるいは整形外科を受診なさることをお勧めします。
- Q3454 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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足に切り傷があり赤く少し腫れています。
ヘパリン軟骨をこまめに塗っています。
腫れを引かせる為に冷やしたりした方が良いのでしょうか?
- A3454 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「切り傷」に「ヘパリン軟膏」の適応はありません。
「切り傷があり赤く少し腫れて」いるのは感染兆候かもしれないので、外傷を診る外来(形成外科など)を受診してご相談なさってください。
- Q3455 相談者 ニックネーム:F 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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私は腋臭に悩み20才の時に手術をしました。
しかし術後に化膿していまい大きく傷跡が残っています。
長年誰にも相談できず一人で悩みあきらめていました。
つい最近、修正術があるのを知りました。
もし傷跡が改善されるならばと思いメールに至りました。
しかし手術が健康保険の適応になるのか?費用負担はどれくらいになるのか?心配です。
- A3455 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腋の瘢痕拘縮のために腕の運動が制限される状況でなくあくまでも整容的な治療ならば、「手術が健康保険の適応になる」ことはありません。
保険適応外の診療の「費用負担」は原則全額自己負担になりますが、実際の治療にかかる費用は病院によって独自の設定をしているので、いくつかの形成外科や美容外科を受診して、治療方針(手術法)の検討とともに、治療費を確認・比較なさってください。
- Q3456 相談者 ニックネーム:きょん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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化学熱傷についてです。半年前に自宅でTCAピーリングをしました。
原液を購入し自宅で25%に希釈したはずなのですが、混ぜながら顔に塗布したので、もしかしたら一部原液にちかい濃度がついてしまったのか頬の一部が異常に白くなって痛みも強かったので、流水ですぐに流しました。ピーリングが目的だったので顔全体にも塗ってましたが、1週間で表皮が剥がれました。頬の一部だけは1度剥がれたあと、ジュクジュクして赤くただれたようになってなかなか乾かず、しばらくは抗生物質入りクリームを塗って、その後ワセリンにラップの湿潤療法やキズパワーパッドをしていました。その間医療機関にはかかっていませんでした(大事にとらえていませんでした)
一ヶ月頃には乾いては来ましたが赤く炎症にはなっているので、心配になり医療機関に相談に行くとしばらくはワセリン塗って様子をみるように、二週間後からハイドロキノンとトレチノインを始めるとのことで、それから今半年になります。ハイドロキノンとトレチノインは顔が赤くなるので用事があるときは1週間~2週間やめたり、3ヶ月続けたらちょっと安むとかして今に至ります。まだ赤みはあり色素沈着しています。
表皮~真皮が無くなってしまったのでしょうか、これはハイドロキノンとトレチノインを継続する以外に改善策はないのでしょうか?一年はかかると言われてますが、どのくらい改善が見込めますか?元の肌には戻れないということなんでしょうか。
- A3456 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「表皮~真皮が無くなってしま」うことはありませんが、表皮は薄くなっているでしょう。
「色素沈着」に「ハイドロキノンとトレチノイン」は有効ですが、「赤み」は血管拡張によるものでしょうから「ハイドロキノンとトレチノイン」は逆効果の可能性もあります。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ませんが、ピーリング後「半年」の経過ならば、通常ならばまだまだ改善は望めるはずです。
保湿はしっかりとなさってください。
- Q3457 相談者 ニックネーム:royf 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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鼻の下の傷跡修正をしようと考えているのですが、人中稜にかかってしまっています。人中を維持しながらの傷跡の切除手術をすることは可能なのでしょうか?
また5mm~6mm程度の丸い傷跡なのですが、手術ができない可能性もあるのでしょうか?
口元ですので面積の狭さや術後の歪みなどが不安です。
- A3457 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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もちろん、「人中稜にかかってしまって」いても瘢痕形成術が可能です.
上口唇で直径5mmと6mmは大きな差がありますので、「術後の歪みなど」を防ぐために、治療法は術前にしっかりと検討する必要があります。
形成外科や美容外科を受診して、主治医と決めた先生とよく話し合って下さい。
- Q3458 相談者 ニックネーム:auramike 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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7年程前に、鼻右側の直径約3mm程度のホクロを炭酸レーザーで除去しました。
当初は2ヶ所の医院でカウンセリングを受け切開も考えましたが、10mm以上の傷跡及びツッパリ状態になる可能性があるということでしたので、術後はそれほど大きくはならないと説明されたくり抜き法での施術を受けました。 術後、説明された通りの処置を行い抗生剤とテープを使用し、2、3ヶ月後には薄い赤色となり、その後も日焼けに注意して気にならない程度にまでなりました。 数年間経過していたのですが、今年になって明らかにレーザー跡様で10mm程度の目立つシミのケロイド状に盛り上がってきてしまい、多少痛みがある様な感じになっています。
再度治療を受けようと考えていますが、もうレーザーとかは使用したくありません。
これは手術としては失敗だったのでしょうか?
- A3458 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「炭酸」ガス「レーザーで除去」と「くり抜き法」は全く異なる「施術」です。
ここでは、「炭酸」ガス「レーザー」で「ホクロ」を焼灼処理したと判断してお答えいたします。
「施術」後「2、3ヶ月後には薄い赤色となり」、「気にならない程度にまで」なったなら、「数年間経過して」「10mm程度の目立つシミのケロイド状に盛り上がって」くることはありません。
現症は粉瘤、老人性疣贅、肥厚性瘢痕などが考えられますが、いずれも「明らかにレーザー跡様」、元の大きさより大きい「目立つシミ」、「ケロイド状に盛り上がって」、「多少痛みがある様な感じ」の全ての症状を満たすものではありません。
申し訳ありませんが頂いた情報だけでは「ホクロ」治療の経過、現症状ともに詳細な情報が掌握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q3459 相談者 ニックネーム:yuletide 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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一カ月半程前、2歳半の娘が額をベランダのサッシ部分に強打しました。すぐに冷やしたからか腫れや痣はあまりなかったのですが、ぶつけた部分が線状に凹んでおり、表情を変えたり光の加減でとても目立ちます。線は少し青黒くなっています。
近所の皮膚科で診察を受けたところ、治療方法はないと言われてしまい、また形成外科の予約もしましたが3カ月待ちとのことです。
現在は、他の患者さん宛てのQ &Aを拝見したり、自分なりにインターネットで調べて強めのマッサージを行っていますが、この方法でよろしいでしょうか。なんとか跡を目立たなくさせてやりたいと思っています。
- A3459 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真皮や脂肪、筋肉など皮下組織の損傷で、真皮層に瘢痕が形成されたり、真皮と他の組織との癒着が起きたりした場合に「ぶつけた部分が線状に凹んで」しまいます。
また、受傷後「一カ月半程」ならば瘢痕はまだ硬い時期なので、「表情を変えたり光の加減でとても目立」ったりすることもあります。
皮下の癒着を剥がすために、皮膚全体を動かすように
「強めのマッサージを行って」いただいた方がよい場合もありますが、マッサージをせずに時間の経過を待ってもいずれ目立たなくなる可能性もあります。
連日「強めのマッサージ」をするなら、お嬢さんが痛みや違和感のためにマッサージを嫌がらない程度に済ませてください。
また、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないのですが、稀に早い時期から処置をした方がよい場合もあるので、初診に「3カ月待ち」ならば他の形成外科もお探しになってみてください。
- Q3460 相談者 ニックネーム:moeco 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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3週間くらい前に転倒して、下唇の外側上部と下唇の付け根?を上前歯で噛んでしまい、次の日から3日程 倍くらいに腫れました。
その後1週間くらいで傷はパッと見分からないくらいに治りましたが、約 横1.5cm縦1cmくらいのシコリが出来て、最初は小さく柔らかかったのですが、今は固くなってしまい、少しずつ大きくなっているような感じがします。このままシコリが無くならないのではないかと不安です。
放っておけば治りますか?
病院に行かなければならないとしたら何科を受診したら良いでしょうか?
- A3460 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下血腫後に線維化が生じているのでしょう。
3カ月程度「シコリ」は硬いままで、「放って」おいても6カ月に向けて軟らかくなっていきますが、小さい「シコリ」が残ることもあります。
3カ月経過した頃から、痛みは伴いますが口唇の内外から指でゆっくりと「シコリ」を潰すようにマッサージをすると早く消褪します。
形成外科を受診して相談してください。
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