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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3581 相談者 ニックネーム:マーサ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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一週間前に、形成外科にて右目頭と鼻の間になる突起した4ミリ程のホクロを切除縫合しました。
ホクロを丸く切除し、ホクロとほぼ同じ長さの縦直線に縫合しました。1.皮膚が引っ張られたようで、涙丘が以前より露出し、上の涙点と言うのでしょうか?ポチッとした部分が見えていてしまっています。
2.また縫合部分の両端も、つままれたかのように皮膚が盛り上がり、そのふくらみはそれぞれ目頭の上下まで「<」のようなラインで伸びています。
今後、上記の状態は改善していくのでしょうか?
もし改善の見込みがない場合、修正をすることは可能でしょうか?長年悩んでやっと手術に踏み切り、ほくろのない顔を楽しみにしていたので、目の形が変わり以前よりも目立つ膨らみに大変ショックを受けており、四六時中考えては落ち込み何も手につかない状態です。
アドバイスどうぞよろしくお願いします。
- A3581 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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直径「4ミリ程のホクロ」を「丸く切除し」「縦直線に縫合」したのが「形成外科」ならば、担当医は術後にご相談の1,2の両方の症状が生じることは十分に承知している筈です。
時間の経過とともに「状態は改善していく」程度と判断なさっているか、いずれ「修正をする」計画ではないでしょうか。
あくまでも推測になりますが、瘢痕を小さいもので済ませるために上皮化を早める目的で「縫合」したのでしょうし、「丸く切除」した創をそのまま「直線に縫合」すれば
周囲の組織が引っ張られることや、「縫合部分の両端」に「つままれたかのように皮膚が盛り上がり」ドッグイヤーと呼ばれる変形が残ることもわかったうえで手術なさったのでしょう。
「ホクロ」の「切除」に限らずどんな手術でも、手術を終了した時点あるいは抜糸をした時点から瘢痕を目立たなくするための治療やケアが始まっているということを理解なさってください。
「目の形が変わり以前よりも目立つ膨らみ」はいずれ目立たなくなるというのが手術をなさった担当医の判断なのでしょうから、今後も手術をした病院で経過を診てもらい、瘢痕を目立たなくするためのケアを指導してもらうとよいでしょう。
どうしてもご心配ならば、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになることもご検討ください。
- Q3582 相談者 ニックネーム:ゆき 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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7月初めに整形外科にて、腰の手術しました。30センチの傷です。
切った傷口は赤く、赤くなってる上には、虫さされて赤くなるような感じの腫れ?膨れ?が数カ所あります。
ティシャツみると、薄い血と汁みたいなのが、付いてます。痛みはあります。
傷口化膿してる可能性はありますか?
皮膚科行った方がよいでしょうか?
- A3582 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の縫合糸を核に炎症が起きているのかもしれませんし、無意識のうちに引っ掻いてしまっている可能性もあります。
手術をした整形外科か、お近くの「皮膚科」や形成外科を受診してください。
- Q3583 相談者 ニックネーム:スズ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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水曜日の17時頃に室内の2mmほどの厚さのガラス戸に拳を握った状態で右腕を突っこんでしまい切りました。
切った場所は前ならえをすると親指の下、手首の関節の所に筋が浮きますが、その筋の向きに沿ってひじの内側の関節のしわと手首の関節のしわの距離の丁度3分の1程度下った場所です。そこをほぼ真横に1cmほど切りました。高さ3mm底辺が3mmの三角のガラス片と1mm角ほどのガラス片が傷内部に刺さっていたので自分でピンセットで取って、血は4時間ほどでそこそこでにじみでてくる程度まで止まり、指の握りや逆に反らせてみても痛みなく、正常なようなので金曜日の午前中に病院に行くまで、水曜の夜と木曜日一日は様子を見ていました
ただ傷口自体はほとんど痛みがないのですが、例えばズボンに親指をかけ脱ぐ動作をしたり、遠くのものを取ろうと腕を最大まで伸ばそうとしたりすると、人差し指と中指の第2関節の下から指の付け根辺りのすじを痛みの中心に、手の甲、手首の傷口まで間のすじに激痛が走りしびれと熱くなる感覚も起こりました。
あとは同じ動作でも起きる時と起こらない時があるですが、ペットボトルの蓋をひねるなど力のかかる動作をしながらだと、そこまで伸ばしたりしてない状態でも痛んだりもありました。
またその指から手首の傷までの間の皮膚を触ると他の場所の皮膚を触った時と、うまく言えませんが違う感覚でしたその状態が変わらなかったため金曜日の午前中に休日診療でしたが病院の整形外科で治療を受けました。
レントゲンを撮ったところまだいくつか細かな破片が残っていたようで、麻酔をしてピンセットで取って頂き傷口が開いたまま再度レントゲンで確認、傷口の縫合を受け帰宅しました術中、先生に何回か前述の症状を説明したのですが、「あぁ神経とか筋とかも通ってますからね」「ガラスはたぶんもうないと思うんだよねぇ」と仰られるだけで、前述の症状に対してはとくに問答や診察もないまま(と感じたのですが)終わってしまいました。
術後も術前と症状はまったく変りませんそれでお聞きしたいことなのですが
傷が治るのと一緒にこのまま数週間たてば上記の症状も自然に回復が見込めるのでしょうか?
それともレントゲンなどに映りきらないような微小のガラスが残ってて痛んでる可能性や、あるいは筋や神経の縫合が後々必要になってくるのでしょうか?担当の先生も問題ないと判断したから特に説明なく問診もなくのそのような対応だったとは思い、また何回も同じような事を聞きづらく聞けませんでしたが、日常レベルに戻るのかな?いつ戻るのかな?と不安になってきました。
よろしくお願いいたします
- A3583 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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記載の症状から推測できるのは、橈骨神経の知覚枝あるいは筋皮神経の損傷です。
上肢の動き、手指の機能には問題は無い筈です。
症状がいつ無くなるかは明言できないのですが、徐々に症状が軽減するのは確かですし、経過中に症状が悪化することはありません。
上肢、手指の機能・知覚は、整形外科のなかでも手の外科として独立した分野なので、確認のため、一度、手の外科専門医を受診することをお勧めします。
- Q3584 相談者 ニックネーム:synla 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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半年前、無痛分娩で出産しました。
5時方向に会陰切開をしましたが、膣壁に左右2箇所裂傷があり、2度裂傷でした。左側の会陰切開と膣壁裂傷の縫合が繋がっていて、右側に2針でした。縫合後の痛みが強かったです。
産後4日目に1部抜糸しましたが、痛みが更に悪化しました。結局強い痛みが長く続き、痛み止めを1か月位飲みました。出産半年後、産婦人科に受診し、下記のことがわかりました。
(1) 左側の処女膜があまりにも右に寄せていまいました。左側の多針縫合が右に寄りすぎたと推測されます。
(2) 右側の裂傷の縫合がずれて凹みができてしました。凹み底部にある傷跡が硬く痛みが出ています。
(3) 左右の縫合ずれにより膣口(下の方)が捻ってしまい、膣壁が外に出てしまいました。傷が周りの組織に馴染むのに時間がかかるそうですが、治るのにどれくらいの期間がかかるか、それとも一生に治れないのか、不安で不安でたまりません。
(1) 時間がたったら、凹みがよくなるでしょうか?よくなるまでどれぐらいの期間がかかりますでしょうか?
(2) 膣口に出てしまった膣壁が戻れるでしょうか?
(3) 何か外用薬で治療する方法がありますでしょうか?
- A3584 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「強い痛みが長く続」いた理由は、おそらく、「会陰切開と膣壁裂傷の縫合が繋がって」いて組織がパズル状に損傷していたため層々吻合をするのが難しく、「傷跡が硬く」なってしまったせいでしょう。
「出産半年後、産婦人科に受診し」指摘された3点は、外見だけの問題で、「強い痛みが長く続」いた直接の原因とは考えられません。
もともと、処女膜と呼ばれるものも含め膣壁は凹凸不整で、「出産半年後」に「受診」なさった「産婦人科」の3つの指摘が正しいものとも言えないのではないでしょうか。
通常の分娩に伴う会陰切開でも、術後3カ月までは瘢痕が特に硬く、それ以降半年までに硬さが減るのが通常で、それ以降時間の経過とともに徐々に軟らかくなります。
症状軽快に効果的な外用薬はありませんが、お悩みになっている「凹み」も「出てしまった膣壁」も、瘢痕が軟らかくなるにつれて修正されるでしょう。
数年してもどうしても気になるならば修正手術も可能ですので、その時に婦人科あるいは形成外科で相談なさってください。
- Q3585 相談者 ニックネーム:まゆ 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:男性
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昨年7月に父が大腸がんの手術をしました。
幸い癌は除去できたのですが、糖尿病がひどく、腹内の縫った所から液体が漏れてる状態です。
9月に再度腸をつなぐ手術を受けました。
3ヶ月ほど入院して治療をしましたが、これ以上できる事はないと言われて、退院しました。
しかし、お腹に2ヶ所穴が空いたまま帰ってきました。
そこから体液のような物が漏れてきてます。
手術をした病院で再度閉じてもらうようにお願いしましたが、手術の成功率は極めて低いといわれ、これ以上は何もできない。と言われました。最近になり1ヶ所新しく穴が空きました。
このような場合に、お腹の穴を塞いでくれる病院はないのでしょうか?
- A3585 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「退院」なさっているのですから「お腹に」「空いたまま」の「2ヶ所」の「穴」は腹腔内に連続しておらず、「漏れてきて」いる「体液のような物」は皮下組織からの浸出液ではないでしょうか。
陰圧閉鎖療法などの治療法が有効かもしれませんが、「手術の成功率は極めて低い」と判断されるほど、あるいは「最近になり1ヶ所新しく穴が空」くほど「糖尿病」のコントロールが不良ならば、一般的な治療経過予測を当てはめることは出来ません。
「これ以上は何もできない」という言葉が、「入院」なさっていた病院では対処できないということならば「お腹の穴を塞いでくれる病院」を紹介して貰えばよいでしょうが、医学的に困難ということならばその根拠をお尋ねになって、更に他の病院でもセカンドオピニオンをお訊きになって頂くことをお勧めします。
- Q3586 相談者 ニックネーム:イヌスキー 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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3歳の頃、鉄の階段で眉間辺りを強打して傷が残りました。
傷は1.5センチくらいの範囲でまるで丸型の彫刻刀で彫ったような形の深い傷でした。
18歳の頃、個人経営の形成外科に傷痕を目立たないようにしてもらえないかと相談したところ手術することになりました。手術は計2回しました。
一度目は傷口が重力で下に広がってしまい再手術になりました。
(一度目はただのテープ固定、二度目からはゴアテープを追加して固定)
二度目の手術の後、先生から「変な傷をつけてしまってすいません」と謝られました。というのも、手術によって横に傷口の範囲が広がってしまったからです。
何故余計な傷がついたのか分かりません。
最終的には傷の深さはマシにはなったのですが、傷の範囲が3センチほどまで広がってしまい、しかも傷の形が翼を広げた鳥のようなへんな形になりました。
25歳の現在、もう傷痕はどうにもならないし深く考えたくないと諦めてます。
術後の負担や長期間テーピングする手間、ダウンタイムの長さ、治療費などを考えてるもううんざりです。
自分は未熟な医師のはもとで手術をしてしまったのでしょうか?
大学病院などにいる名医に手術してもらえば傷痕は綺麗になるのでしょうか?
- A3586 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「最終的には傷の深さはマシにはなった」とするならば、元の瘢痕は確実に切除できており、縫合した瘢痕が新しく出来たということなのでしょう。
瘢痕形成術の際に瘢痕を切除して皮膚縁を寄せたとき、術前のデザインと周囲の皮膚の伸展により縫合線に緊張がかからないように工夫できるかどうかが、形成外科医の、目立たないけれど最も大切な技術なのです。
「個人経営の形成外科」での「二度」の「手術」で「翼を広げた鳥のようなへんな形」の瘢痕が残った理由が、たまたま術後の経過が良くなかっただけなのか「未熟な医師のもとで手術をしてしまった」ためなのかはわかりません。
凹みはレーザーやフィラー注入、細胞成長因子注射、脂肪移植などで軽減する可能性はありますし、瘢痕そのものの切除も可能かもしれません。
複数の形成外科を受診して治療を提案してもらい、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解して、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医と決めて、主治医と一緒に治療方針(複数の治療の組み合わせかもしれません)を検討してください。
- Q3587 相談者 ニックネーム:ゆういち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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生後18日目の女の子の父親です。
娘の耳の形について質問なのですが、産婦人科医からは聴力に問題なく、形は個性と言われており、どういった病名かは聞かされておりません。インターネットで調べたところ、埋没耳かと思われますが耳介の形が症例写真と異なっており、
テーピング等で矯正が可能なものかどうかご相談いただきたくご連絡しました。
- A3587 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「聴力に問題なく、形は個性と言われて」いるならば、外耳道(耳の穴)は閉鎖していないということですね。
「耳介の形」ならば、小耳症、埋没耳、袋耳、折れ耳、副耳などの変形がありますが、「テーピング等で矯正が可能なものかどうか」も含め、直ちに形成外科にお掛かりになって、専門医の説明とアドバイスをお訊きになるべきと考えます。
「テーピング等で矯正が可能」であったとしても、矯正の時期、仕方、細かい工夫など、症例によって治療の詳細は異なるので、画像だけではなく実際の診察が必要です。
- Q3588 相談者 ニックネーム:misa 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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10才の息子が2日前に、転んで足の横5~6㎝スパッと切りました。
病院に外科連れていき縫合せずテープと防水パッドで1週間様子をみてまた受診してくださいとの事でしたが、真夏日で汗をかいてしまい防水パッドと傷口をテープで止めているのもはがれてしまい、防水パッドだけは市販のを代用してしまいました。
まだ、体液?と出血少ししていますが病院に連れていって傷口をみてもらった方が良いのでしょうか?
市販のを代用は大丈夫なのでしょうか?
- A3588 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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創哆開(傷の開き)、赤み、腫れ、痛みのいずれの症状も無ければ受診する必要はないので、シャワーでよく洗って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいていただければ1~2週間程度で治癒するでしょう。
それを承知のうえで、直ちに受診することをお勧めします。
実際に診察もせずに新鮮外傷の治療についてアドバイスすることは、専門医として正しい姿勢ではないことをご承知のうえで、以下の文章をお読みください。
先に診てくださった「外科」の先生にも、ご相談者様にも、失礼な内容もあるかもしれませんが、お許しいただきたく存じます。
切創を縫合せずテープと防水パッドで処置をしたことは、創を見たうえでの判断ですから、特に異論はありません。
ただし、「7月」末の「東京」で「10歳」の男児の「足」ならば「汗をかいてしまい防水パッドと傷口をテープで止めているのもはがれて」しまうことは明白ですし「10歳」の男児の「足」ですから安静が保てないことも少なくないので切創の深さにも依りますが「傷口をテープで止め」ただけでは創が哆開してしまうことが容易に想像できるにもかかわらず、その際にどう対処すればよいか指導をなさっていないとすれば、外傷を診る医師として言葉が足りなかったか、特に治療を必要としない創と判断したか、あるいは外傷の専門家ではないということかもしれません。
もちろん「市販の」「防水パッド」「を代用」しても「大丈夫」でしょうが、ご相談者様は「まだ、体液?と出血少ししていますが病院に連れていって傷口をみてもらった方が良いの」かどうか迷っているのですか
ら、万一のことがあった場合に受診しなかったことを後悔するよりも、受診する必要はなかったと時間と手間を無駄にしたことを後悔した方が、まだマシと言えるのではないでしょうか。
- Q3589 相談者 ニックネーム:たみ子 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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豆粒大の一点の火傷跡を何度も剥いてしまって、消すことができず悩んでいます。
その一点が盛り上がって赤く、中心部分は少し紫?黒?っぽく変色、または内出血しているようにも言えます。
通常の皮膚より、固くなってしまっているような状態です。
今はオロナインやアットノンを塗っています。
皮膚科に行ってちゃんと薬を処方してもらうできでしょうか。
- A3589 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕でしょう。
数年~数十年の経過で目立たなくはなるでしょうが、早く目立たなくするために形成外科や皮膚科でご相談なさることをお勧めします。
- Q3590 相談者 ニックネーム:ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性
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中3の息子をもつ母です。息子はラグビーと柔道をしており、突然の頭痛をうったえ、受診したところ、白血球の上昇、crp?上昇の為、緊急入院しました。
原因は、蜂窩織炎だったようで、1週間、抗生剤の点滴をした後、経過不良ということで、緊急手術をして頂きました。
傷口は、開放したままで、1週間くらい経過を見ないと、分からない、、、ということでした。1ヶ月後、息子にとって、とても大事なラグビーのセレクションを控えています。
ずっと、これを目標に頑張ってきたので、何とか 参加させてあげたいのですが、どうなんでしょうか、、、?再発率の高い怪我、最悪、命に関わると聞いていますが、1ヶ月後、息子の状態はどうなんでしょうか?
なんとか、間に合わせるため、わたしに何ができるでしょうか?
- A3590 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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毛穴やニキビからの感染、あるいは外傷を契機に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの感染が皮下の結合織に広がる状態が「蜂窩織炎」ですが、部位は何処でしょうか。
「蜂窩織炎」では皮下組織の壊死が進行するため、抗生物質の全身投与が必要です。
外科的処置として、膿瘍が原因なら切開排膿しますし、腫脹がひどく血行障害を起こしそうなら減張切開することもあります。
感染および炎症が治まれば「開放したまま」の創を縫合閉鎖しますが、完治してしまえば特に「再発率の高い怪我」というものではありません。
もちろん「頭痛」などの症状も治まりますし、敗血症に進行しなければ「命に関わる」こともありません。
診察をしないで軽々なことは言えませんが、「とても大事なラグビーのセレクション」が「1ヶ月後」ならば、それまでには治療も終了して「セレクション」に参加可能ではないでしょうか。
今必要なのは、主治医の指示をしっかり守って、しっかりと治療することだけです。
切開排膿したならば熱は下がって元気も出てくるはずですので、ご家族に出来ること
は、トレーニングが出来ない期間に体力・筋力が落ちない様に食事に気を配ることくらいでしょう。
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