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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3601 相談者 ニックネーム:ふく 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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今月2才になる娘のことで相談です。半年前に、胸からお腹そして太股にかけて広範囲のⅡ度熱傷を負いました。
治療自体は、大学病院にて処置してもらましたが、上皮化するまでに40日から50日かかりました。
現在は、全体的には赤みがとれ茶色と白色の斑な皮膚となり、局所的にみみず腫のような瘢痕が残っている状態です。
近くの総合病院の形成外科に3ヶ月に1度のペースで通っていますが、主治医の先生からは、みみず腫のような瘢痕については、もう少し様子を看て、必要があれば切除する処置を行いましょうと言われています。相談は、主治医に日焼けさせないようにと言われているため外で水遊びを控えている娘をスイミング教室に連れていきたいと考えているのですが、プールの水は斑となった皮膚やみみず腫のような瘢痕に影響などあるものでしょうか?
- A3601 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「プールの水」でも海水でも影響ありません。
ワンピース型の水着なら露出部は少なくて済むので、室内プールに入り込む紫外線も気にしなくて済むでしょう。
以下は、お掛かりになっている主治医と意見が異なるのかもしれないので、お読みになれば混乱なさるかもしれませんが、医学的な情報を発信するという意味で敢えてお伝えいたします。
熱傷後手術をせずに上皮化したならば、ほとんどの部位がⅠ度~浅達性Ⅱ度熱傷だったと考えられます。
- Q3602 相談者 ニックネーム:DE218 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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3年前から4回の手術を受けています。
一度目は、脊柱管狭窄手術でした。術後に痛みが取れず、検査の結果が右側股関節の特発性大腿骨頭壊死症と分かりました。温存療法は無理な状態のため、全置換術後にて人工股関節の手術を受けました。
痛みがとれず、経過が良くないため人工股関節の長さの調節と血腫の除去とカップの交換のため再置換術を行い経を見ました。リハビリをしても歩くのが痛く、階段も昇る事も難があり、検査を続けて行った結果は人工股関節の緩みがあるのではないかと主治医の判断で、再置換術を実施したところ、やはり緩みがありステム意外を交換し、再固定しリハビリを続けていますが、血腫や体液の溜まりがあり、中々、抜けていませんが主治医は自然に抜けるのを待って行けば大丈夫との見解、レントゲンでは人工股関節に問題はなく、痛みは筋肉痛らしいですが、傷の周りが裂けるように痛みがでて、切った傷付近か、へこみ血腫も残り、その付近が重くズキンズキンと痛み続けています。
近々に、腰椎椎間弓狭窄手術を行います。
左足に負担がかかったからかは分かりませんが、腰も痛く、右側股関節から大腿部の手術後周りが痛み、難儀しています。
何か、アドレスがあれば宜しくお願いいたします。
- A3602 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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安静時にも「傷の周りが裂けるように痛みがでて」、「切った傷付近」、「重くズキンズキンと痛み続けて」いるとすれば、瘢痕による痛みではないでしょう。
また、関節周囲の「筋肉痛」であれば、「腰椎椎間弓狭窄手術」後に暫くリハビリが無ければ痛みは軽減するはずです。
ずっと同じ痛みが継続するならば、知覚神経のダメージによるものである可能性があるので、整形外科の担当医と相談して、鎮痛剤の種類を変更したり、ペインクリニック(麻酔科)を紹介して貰ってはいかがでしょうか。
- Q3603 相談者 ニックネーム:まさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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受傷後6時間たちました。クロスバイクにて走行中落車で転倒しコンクリートにて下顎を3cm程度裂傷しました。
傷口も出血もあり、日曜であった為受傷後1時間後に救急病院にて外科のDrに治療していただきました。最終的に5針を縫っております。傷跡は残ってしまうだろうとの先生に言われております。
抜糸は1週間後ぐらいに近くの病院でも構わないとのことでした。ご相談内容としましては今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い判断でしょうか。
その場合本日直ぐにでも受診するべきでしょうか。
また、形成外科を受診せず今後の傷跡にどのような影響を及ぼすことが考えられますでしょうか。
- A3603 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」かどうかご自身で判断してもらうため、医師の専門性についてアドバイスをしたうえで、意見を述べさせていただきます。
体表の外傷および瘢痕の専門医は、形成外科です。
もちろん形成外科専門医でなくとも、外傷や瘢痕の治療を上手になさる先生も少なくないでしょう。
それを踏まえて、形成外科以外の領域を専門としている医師と形成外科医の違いを述べるなら、形成外科以外の医師は創傷治癒を目的とした治療をしており、
形成外科医は初診の時点から創傷の治癒はもとより上皮化後数か月~数年経過して瘢痕が目立たなくなることや機能損傷のない瘢痕になることを見据えて治療を開始しています。
具体的には、慎重な形成外科医なら、外傷の縫合翌日には感染兆候が無いか確認するでしょうし、顔の抜糸の時期は「1週間後ぐらい」ではなく縫合後2日~7日程度と判断するでしょう。
つまり、お考えになっている通り、「今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」でしょうし、可能なら、「本日直ぐにでも受診するべき」です。
- Q3604 相談者 ニックネーム:タケル 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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小学3~4年頃に足の裏に鉛筆が刺さりました。
その時は病院で木の破片を取り除いてもらいました。
しかし、今は触るとしこりがあり、ちょっと気になります。
扁平足なのでインソール付きのスリッパをはくとインソールの膨らみに当たり少し痛みます。
この場合、どこの病院に行けばいいのでしょうか?
まだ、木の破片とか入っててシコリになってるんでしょうか?
- A3604 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「木の破片」や鉛筆の芯など、異物を核とした肉芽腫でしょうか。
瘢痕の可能性や、外傷とは関係なく粘液嚢腫などの可能性もあります。
超音波、レントゲン、CT、MRIなどで確認ができるので、形成外科を受診してください。
- Q3605 相談者 ニックネーム:S.N 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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3歳になったばかりの息子が1カ月前にまぶたをぶつけてケガし、夜間救急で外科にかかりました。
その時の先生は縫った方がきれいに治るけど、処置中じっとできなくてかえって危ないと判断され湿潤療法になりました。
2週間して浸出液もでなくなりその後のケアは皮膚科に通っています。
皮膚科では絆創膏は不要と言われ保湿剤のみいただいてます。
2週間経ちましたが傷跡はまだ赤く少し盛り上がっており跡が残らないかとても心配です。他にした方が良いケアはありますか?
目をこすったりするので薬の効果がどこまであるのかも不安です。
- A3605 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷後「1ヶ月」ならば、「保湿剤」も含め特別な治療は必要ありません。
何かケアをしてもしなくても変わりはないでしょうし、上眼瞼の瘢痕は数年の期間を経て極めて目立たなくなることも多いものです。
成長後に瘢痕を気にするようならば瘢痕形成術などを検討すればよいのですから、気にはなるでしょうが、「3歳になったばかりの」お子さんとして普通の行為であろう「目をこすったりする」のをやめさせる必要はないでしょう。
- Q3606 相談者 ニックネーム:haku 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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約8ヶ月前に『乳腺腫瘍摘出手術』を受けました。
抜糸した数日後に傷口が開きジュクジュクした状態でしたが、主治医に「これで大丈夫」と言われてそのままの状態で傷が治るのに2ヶ月くらいかかりました。それが今になって傷痕が痛んだり痒くなったりするようになって傷のした辺りがプックリ膨らんできて膿が出てきました。
これは放置しても大丈夫ですか?
- A3606 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷痕が痛んだり痒くなったりするようになって」いるのは、肥厚性瘢痕かもしれません。
また、「傷のした辺りがプックリ膨らんできて膿が出て」いるのは、縫合糸膿瘍などの可能性があります。
縫合糸膿瘍の場合、一次的な炎症で治まってしまうかもしれませんが、何度も繰り返すこともあるので、早急に受診なさることをお勧めします。
- Q3607 相談者 ニックネーム:リード 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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7ヶ月前洋服にコンロの火が燃え移り、二の腕に三度の火傷を負いました。
引きつりが酷かったのでZ形成術だけして、今は4㎝×12㎝の赤く血が浮き出た瘢痕?があり表面はテカテカして乾燥しています。
日中はそれほど痒くないのですが、時々夜になると痒みで目が覚めてしまいます。
通院している医師から幾つかの手術を提案され、Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師からは火傷を負ってから半年しか経っていないので、1年は様子見た方がいいのでは?
と言われました。出来れば手術したくないのですが、重度の火傷でも圧迫療法で治る可能性はありますか?
今は寝る時だけクリームを塗ってエフシートを当てています。
- A3607 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Ⅲ度の熱傷を保存的に(手術をせずに)上皮化させた場合、肥厚性瘢痕になります。
症状として「痒み」や「引きつり」は必発で、数年から数十年の間に「痒み」は軽減しますが、瘢痕が周辺の健常皮膚と同等まで軟らかくなることはありません。
「通院している医師」や「Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師」らに意見を訊く際は、治療の提案だけでなく、機能面や整容面の改善など何を目的とした治療なのか、治療せずに放置した場合どんなデメリットがあるのか、他にどんな治療法があるのか、勧める治療法のメリット・デメリットをしっかりとお尋ねください。
拡張血管や新生血管のための痒み対策だけなら、レーザー照射が有効な可能性もあります。
- Q3608 相談者 ニックネーム:のびた 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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一年以上前に子どもの頃からある肩のしこりを切除しましたが 、縫合跡ではないニキビのような
赤い盛り上がりのある跡が残りました。
僅かにむず痒く 掻くとニキビの芯の様なものがポロリと取れて またしばらくすると出来てきます。
手術をした皮膚科や他の皮膚科にも行きましたが 、そのニキビの様なところをむしりとられるだけで根本的な治療はしてもらえませんでした。
多少の跡はしょうがないと思いますが、肩の目立つところにあるので これからの季節 非常に気になります。
例えば他の科や大学病院に行けば 多少は目立たなくなる様に治療してもらえるものでしょうか?
因みにしこりはカルシウムの塊だそうです。
- A3608 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「カルシウムの塊」は石灰化上皮腫です。
「縫合跡ではないニキビのような赤い盛り上がりのある跡」が「僅かにむず痒く」という記載からは肥厚性瘢痕のようですが、そうであれば「手術をした皮膚科や他の皮膚科」が「むしり」とる処置をすることはありません。
「僅かにむず痒く 掻くとニキビの芯の様なものがポロリと取れて またしばらくすると出来て」くるという状況は、縫合糸を核として炎症が起きているような症状です。
また、「手術をした皮膚科や他の皮膚科」で「ニキビの様なところをむしりとられるだけ」なら、もともとの手術とは関係なく、同じ部位に疣贅が出来ているのかもしれません。
診察をしなければ診断が出来ないので、具体的なアドバイスが出来ません。
皮膚科あるいは形成外科にお掛かりになって、処置をしてもらうだけでなく、診断名あるいは原因をお訊きになってください。
はっきりと診断できれば、「多少は目立たなくなる様に治療してもらえる」はずです。
- Q3609 相談者 ニックネーム:MTN 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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今年の六月の下旬、学校で、調理実習をしていた際にキャベツの千切りをしていた際誤って親指の先を切ってしまい、先生に絆創膏を、貼ってもらおうと思い行きましたが、
手を離した瞬間血が止まらないと言うことで、学校にある保健室で見てもらいましたが止まる気配がないということで、近くの病院である整形外科で治療してもらいました。
そこに着くまでにちは止まるかと願っていたのですが
一向に止まる気配がないということで縫うことになり何とか血は止まりました。次の日ガーゼが汚れていたので綺麗にしてもらうため包帯とガーゼを外したら、親指の肉と皮が削ぎ落とされていてゾッとしました。
こうなってしまった指は全治何ヶ月となるんでしょうか教えてください。
皮と身はどの様な感じで治っていくのですか?
- A3609 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、指尖部外傷の場合、湿潤療法で相当量の欠損まで再生されます。
表皮と真皮が削げた程度なら、どれくらい組織欠損が起きたかにもよりますが、治るまでの期間は、2週~4週間(時にはそれ以上)とお考えください。
新鮮外傷の評価と経過予測は、診察をした医師でなければ、
具体的な回答が出来ないものです。
詳しい説明は、「整形外科」の担当医にお尋ねください。
- Q3610 相談者 ニックネーム:こみさん 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:男性
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33年前聴神経腫瘍の開頭手術を受けました。
手術自体は好結果で、その後複数の病院でMRI検査を受ける機会があるごとに、状況は異口同音素晴らしいと評価されています。
しかし手術直後から縫合部のひきつった感じの痛さに悩まされてきました。ただ初期は痛みの程度や間隔は間遠で、手術を受けた病院でも残念だが機能は保持されているので、我慢の範囲であり対処の方法無しとの回答でした。
この縫合部はその後瘢痕化し、徐々に痛みも1週間程度に1回から増え、現在は毎日となり、痛みの程度は強くなっています。
この間各所の脳外科、整形外科、脳神経外科、ペインクリニックや鍼灸医等を受診しましたが、鎮痛剤による対処以外に方法がないとの結果に終わり、その効果が顕著でないまま今日に至っています。
この間痛みを軽減するため、癒着した瘢痕部を自分の指で押して少しでも和らげると楽になる感触を得ていたので、2016年初頭、マッサージ師に瘢痕部を中心に、周辺部のマッサージをお願いし、。多少楽になる期間もあったのですが、痛みは増すばかりで、脳神経外科医の受信を受けたところ、頸椎部の狭窄、ヘル二アがあることを指摘され、カラーの使用、鎮痛剤の投与による治療を受けています。このころまでは週1~2回程度のゴルフも楽しんでいたのですが、流石にこれも止めています。
痛みは明らかに手術後の瘢痕部からのものが強く、できれば薬だけではなく、根本的な対処策がないものかと求めています。
- A3610 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕による痛みなら、術後数か月後をピークに軽減するのが通常ですが、瘢痕拘縮が強くなったための牽引痛ならば、数年から数十年にわたり継続することも考えられます。
トラニラスト内服やヒアルロン酸外用、ステロイド注射、ティッシュエキスパンダーを使用した瘢痕形成術などの治療を検討してください。
また、末梢知覚神経が切断された痛みならば術後徐々に軽快しますが、神経断端腫などが出来ていれば触れたり投打したりでかなり強い痛みが生じることもあり得ます。
「痛みは明らかに手術後の瘢痕部からのものが強」いとお感じになっているのですから、形成外科を受診してください。
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