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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3611 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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一ヶ月前頃看板で右手の人差し指を深く切ってしまいました。
神経と腱と動脈を切ってしまい縫合手術を受けました。
1ヶ月間固定をして先日固定を外してもらったのですが、傷跡のところにしこりのようなものが確認できます。(触ると少し痛いです)
このしこりと痛みは期間が経てばそのうち無くなるのでしょうか?
- A3611 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合線に一致した皮膚の「しこり」なら、ドッグイヤーでしょうか。
縫合線の皮下に存在するしこりなら、神経断端腫の可能性も無いわけではありませんが、それならば、「触ると少し痛い」程度ではなく叩打で響くような痛みがある筈です。
申し訳ありませんが、外傷の部位もわからず、手術内容もわからないので、「傷跡のところ」の「しこりのようなもの」の状態が全く想像も把握もできません。
主治医に「しこりのようなもの」が何なのか診断をお尋ねになってください。
- Q3612 相談者 ニックネーム:かわ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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大腸がんで手術後ストーマーパウチを使用していますが、なかなか自分にあったパウチがみつかりません。
今は、ストーマーのまわりに傷がついてしまい交換時にガーゼ等で保護していますがうまくいっていません。
いい方法がありましたら、教えてください。
- A3612 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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トラブルの詳細が判らないので、具体的なストーマケア法ではなく、根本的な知識とケアを手に入れるためのアドバイスをさせていただきます。
ストーマ装具が合わず「ストーマのまわりに傷がついて」しまう理由は、ストーマ部位の形状と硬さ、しわや窪み、肌の状態、汗、便の性状、装具の貼り方・剥がし方、アクセサリーの種類と使用方法などなど、列挙しきれないくらい多岐にわたります。
したがって、ストーマ装具によるトラブルの解決には、患者さんのストーマケア方法の入念な聞き取りと、専門家の診察および観察による原因究明が必要です。
また、ストーマ装具を変更しても、根本的な解決法にならない場合もあります。
ストーマ装着の皮膚トラブルに対する装具変更を検討する場合は、トラブルの原因を究明することが最も重要なので、ストーマ外来を受診して、ストーマ療法士や皮膚・排泄ケア認定看護師に診て貰うことをお勧めします。
- Q3613 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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恥ずかしい話ですが、子供の頃から少し前までほぼ毎日風呂どきに浴槽の中で陰嚢を掻き壊し続けてきました。毎日かさぶたが剥がれては血が出るの繰り返しでした。
最近になって慢性的な刺激は皮膚癌の原因になると知り、まだ10代ですが不安です。
十数年間同じ場所を掻き壊し続けたらどのくらい皮膚癌になりやすくなりますか?
またどのような症状が出たら皮膚科に行けば良いでしょうか。
- A3613 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「かさぶた」は創傷治癒の妨げになりますし、「毎日かさぶたが剥がれては血が出るの繰り返し」であれば表皮・真皮の細胞分裂は活発に行われていますが、それだけの理由で「皮膚癌」の発生を心配する必要はないでしょう。
確かに、細胞の入れ替わりを繰り返すうちに、ごく稀に正常でない細胞分裂が行われることもあり得ますが、通常ならば正常でない細胞は自然死します。
潰瘍から皮膚癌が発生した場合、多くは有棘細胞癌(扁平上皮癌)で、癌が発生した場合、しこりが出来たり、触るとボロボロ崩れるような潰瘍が出来たり、出血したりと症状は様々ですが、大雑把に言えば『明らかに今までとは違う。おかしい』と素人でも感じるような外見になります。
ご心配ならば、早いうちに、皮膚科や形成外科を受診して、表皮に異常所見が無いことを確認して貰っておけばよいでしょう。
- Q3614 相談者 ニックネーム:ayaka 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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10年前に右手薬指付け根の腱を9割切ってしまい手術しました。
最近仕事で包丁をよく使い使い過ぎか、痛みます。
今日にわたっては青アザができ包丁を握るのも痛みます。
また腱が切れかかっているのか心配です。
- A3614 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「10年前に右手薬指付け根の腱を9割切って」しまった原因が疾患ではなく外傷なら、「最近」の「痛み」と「10年前」の「腱」の損傷とは関係ないと考えます。
「青アザができ」たのが「今日」で、それ以前から「痛み」が出現しているので、最も疑わしいのはいわゆる腱鞘炎ではないでしょうか。
腱鞘炎とすれば、「10年前」の「手術」も多少は影響している可能性がありますが、基本的には「使い過ぎ」が原因です。
「腱が切れかかっている」ことは無いでしょうから急ぐ必要はありませんが、治療をせずに手指を使っている限りは改善しないので、なるべく早いうちに手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q3615 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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小学生の頃に転んで擦りむいた太ももの傷痕ですが、今でも5mmくらいのしこり?のように赤黒く盛り上がっています。
怪我した当時は自宅で消毒するのみで受診はしていません。
これまでは特にしこりがあっても気にしていなかったのですが、最近になってチクチク痛痒い感じがして気になっています。
早く受診して治療したいとは思うのですが(治療の必要があれば)、現在授乳中のため治療ができないのではと受診をためらっています。
子どもの月齢からして、断乳は少なくともあと半年くらいかかりそうなのですが、早目に受診する必要はあるでしょうか。
今になってチクチクしだしたため、何か傷痕が悪いものになっているのではと不安になっています。
- A3615 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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太ももの肥厚性瘢痕は、お子さんの面倒を見るようになって膝をついて作業することが多くなったため、瘢痕に掛かる緊張が大きくなって「最近になってチクチク痛痒い感じがして」いる可能性があります。
また、妊娠・出産なども影響しているかもしれません。
見た目の大きな変化が無ければ「傷痕が悪いものになっている」可能性は極めて低いと考えますので、「早めに受診する必要」はないでしょう。
ただし、授乳中でもできる治療はあるので、一度形成外科を受診してみることをお勧めします。
今後お子さんをお育てになるにあたって、お子さんのこと、ご相談者様ご本人のこと、ご家族のことで病院にお掛かりになることもあるかと思いますので多少アドバイスをさせていただきます。
治療をするかしないか、どんな治療をするか、するとしてもいつするかなどは、患者さんの都合で考えるものです。
もちろん、病気について、治療の必要性の有無について、治療法について、患者さんは情報を持っていないのが通常です。
したがって、「治療ができないのではと受診をためらって」いる暇があったら、さっさと受診して専門医の意見を求めればよいのです。
また、同じ専門を標榜していても、それぞれの医師によって勧める治療法、予測する治療経過は異なるものです。(お稽古事に流派があるのと同じことです)
主治医として全ての判断をお任せできる医師を見つけることが出来れば良いのですが、それが無理なら、複数の医師から意見を貰って比較検討してご自身の条件に最も適している治療法を検討してください。
どんな病気でも、治療について専門家の意見を貰うことなく自分だけで悶々とする必要はないので、どうせ悩むなら専門家の意見を訊いてから具体的に検討してください。
- Q3616 相談者 ニックネーム:まさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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3週間前にバイク事故で膝を擦りました。
当日に病院に行き治療し、現在はカサブタになっています。
本日、膝をぶつけてしまいカサブタがめくれた状態になってしまい、カサブタの裏にグジュグジュした血の塊があり、膝には穴があいている様な状態です。
治癒しているのか、細胞が壊死しているのか不安なため相談しました。
- A3616 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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挫滅した組織と血腫が除去されたため、「膝には穴があいている様な状態」に見えるのでしょう。
シャワーで創をきれいに洗って、砂など異物の無いことを確認してください。
その後は、湿潤療法専用の創傷被覆材で処置をしておくことをお勧めします。
また、治癒に時間がかかっているので、形成外科あるいは外科にお掛かりになって、自宅のケアで問題ないことを確認してもらった方がよいでしょう。
- Q3617 相談者 ニックネーム:りー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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転んで手をつき、中指の第一関節より先の皮がめくれました。
指先はひどく肉も少しめくれました。
病院を受診したのですが、もう来なくて大丈夫だそうです。
今はとりあえず皮膚はくっついていて、色が悪く、多分皮膚が死んでいます。
新しい皮膚ができ、今のものははがれるのですか?
この傷はきれいに治るのですか?
不安なので相談しました。
- A3617 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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あなたが不安で相談したいことがあるなら、再度受診すべきです。
表皮の剥離だけなので感染さえ起こさなければ問題なく治癒するだろうということで「もう来なくて大丈夫」と言われたのだろうと考えられますが、申し訳ありませんが、実際の今後の経過予測については診察をしなければお答えすることは出来ません。
おそらく「新しい皮膚ができ、今のものははがれる」でしょうが、手指は見た目も機能も重要な部位なので、手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診することをお勧めします。
- Q3618 相談者 ニックネーム:こうこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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35年前、5歳のときに心臓の開胸手術を受けました。
首元から胸の下まで、10センチほどの術跡が、くっきりのこっています。
術跡を、今の技術なら消せるということを知り、40代になり今さらですが、薄くできるものなら、消せるものなら、そうしたいです。
35年間、ブラウスやTシャツの首元から、傷が見えることで辛い思いをしてきました。整形手術をしてもらう場合、街の整形外科や美容皮膚科でいいのか、大きな総合病院に行った方がいいか、どちらでしょうか?
保険はきかないですよね?
10センチ消すのに、費用はどれくらいでしょうか?
方法は、どういう方法が考えられますか?
麻酔はしますか?
受けると、1ヶ月とか首元を隠さないといけないですか?(その場合は、冬に受けたいので)
- A3618 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、診察をしなければ、治療法や費用も含めて、具体的なアドバイスは出来ません。
一般論でお答えするとするなら、「35年前」の「5歳」児の「心臓の開胸手術」なら胸骨正中切開方でしょうから、「40代」になった今でも比較的幅が広く平らで赤みのない成熟瘢痕が残っているのではないでしょうか。
瘢痕部位の周囲の皮膚に余裕があれば、瘢痕形成術(瘢痕を切除して縫い直します。
必要に応じてZ形成術などの工夫をします)が最適な治療でしょう。
まだ盛り上がりがあったり、色調が濃い肥厚性瘢痕なら、レーザー治療の適応があるかもしれません。
形成外科を受診して、各種治療法を説明して貰いそれぞれの治療法のメリット・デメリットを理解して、そのうえで受診した施設ではどんな治療が可能なのかをもう一度確認し、実際に治療をするかいつするかを検討なさってください。
受診・相談したうえで、治療をしないと決めることも可能なのですから、気後れすることなく形成外科を受診してください。
- Q3619 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
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母の下肢の傷についてです。10年ほど前に膝の人工関節が感染し除去したのちパイプで固定しボルトでとめてあります。
2、3か月前からすねのあたりに膨らみが生じて出血しました。回りは少しぶよぶよして押さえると傷から血がでてきます。
かかりつけの整形で診てもらったところきれいな出血なのでゲンタシンで様子を見ましょうとのことでした。
しばらくしても出血はじわじわと続いて血のたまった袋のようなものができてきました。
普段の通院している呼吸器の先生に相談したところ、袋を破り中の血液様のものを押し出し綺麗にしていただきました。ソフラチュールとゲンタシンで処置していただきました。
ガーゼとゲンタシンで毎日の処置をしていますがまた、袋のようなものができ、血がたまっています。出血もじわじわとあります。
また、同じ処置を受けた方が善いのでしょうか?
処置を受けた先生は、外科も見てくださる先生です。
- A3619 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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もう一度血腫を除去し、圧迫して血腫の再発を防いでください。
それでも再発するなら、原因を排除する必要があります。
原因としては、静脈瘤、血管腫、動静脈奇形、異物の存在が考えられます。
失礼ですが、お掛かりになっている担当医が判断が出来ないようなら、形成外科を受診してください。
- Q3620 相談者 ニックネーム:こうりょう 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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髭剃り負けが悩みで、半年程前に鼻下のヒゲの針脱毛を皮膚科でしました。
その後数日腫れ、けっこうな赤みも患部にあり、皮膚もしこりのように固くなってしまったのですが、3ヶ月ほどである程度落ち着いてきました。
しかし、半年程経っても、まだ赤みが若干あり、しこりも少しあります。
皮膚科では、完全に赤みやしこりがなくなるには数年程かかると言われたのですが、一生治らなくなるのかと心配です。
平日はヒゲを生やせない職業なので毎日剃っているのですが、その刺激のせいもあるのでしょうか。。
このヒゲの針脱毛の赤みや内部のしこりのようなものは、年月が経てば治っていくのでしょうか?
それとも、何らかの処置が必要なのでしょうか?
- A3620 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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メールの「針脱毛」は、医療針による電気脱毛のことを指すものとして回答いたします。
電気針による脱毛は、毛根周囲の熱傷により皮下真皮領域の線維化がおきるため、多少なりとも「しこり」が残る可能性があります。
脱毛後「しこり」が生じた場合も3カ月から「半年」までの期間に軽快するのが通常で、それ以降は「皮膚科」の言うように、「数年程」かけて「しこりが」なくなります。
電気針は表皮に触れる部分は絶縁されているため表皮および真皮浅層の熱傷は無い筈ですので、「赤み」に関しては、「毎日剃っている」刺激によるものか、
集中的に脱毛を行ったため皮下熱傷による血管新生が起きたためか、診察をしなければ判断が出来ません。
「毎日剃っている」ための「赤み」ならばシェーバーを替えるなどして刺激の少ない剃毛法にした方がよいでしょうし、血管新生による赤みならば時間の経過とともに自然に改善するのを待つかレーザーなどで積極的に赤みを引かせるか検討すればよいでしょう。
ご心配ならば、他の皮膚科や形成外科でセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょう。
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