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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q3751 相談者 ニックネーム:うさくみゃ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

8月頃に頬にあるそれほど大きくもなく膨らみのないホクロの除去をしました。
メスを使わずレーザーで除去をしてもらい、除去後はキズパワーパッドを1ヶ月ほど貼った後に、ホクロがだいぶ深かったから再発の恐れと、傷が治るまでに半年はかかると言われました。
今4カ月が経過しましたが治るどころか赤く腫れでツルツルの膜が張っています。
ついこの間、赤く腫れてる一部分が白く腫れて膿のやうなものが出て来てかさぶたにもなりました。
これは失敗されたのでしょうか。何しろ顔なのでとても落ち込んでいます。

A3751 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上皮化に時間がかかったため「キズパワーパッドを1ヶ月ほど貼った」とすれば、「ホクロがだいぶ深かったから」真皮の比較的深い部分まで削らざるを得なかったのでしょう。
「赤く腫れでツルツルの膜が張って」いる状態が、やや透明がかった赤みならば肉芽の上に上皮化しただけで今後も化膿して「一部分が白く腫れて膿のやうなものが出て来」ることはあるでしょう。
白っぽい赤で比較的硬くは盛り上がっているならば肥厚性瘢痕でしょうから、「ついこの間、赤く腫れてる一部分が白く腫れて膿のやうなものが出て来」たのは、皮脂腺の分泌物が貯留したのか感染を起こしたのかのどちらかでしょう。
申し訳ありませんがメールでは情報が少なすぎて、診察をしなければ症状の把握も診断も出来ないので、具体的なアドバイスも不可能です。
「落ち込んで」いても改善するわけではないのですから、手術をしてくれた病院あるいは他の形成外科を受診して、適切な処置をしてもらって下さい。
Q3752 相談者 ニックネーム:むーみん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

昨年末、子供が足裏の皮膚嚢腫摘出手術をうけましたが、約一年後の現在、再発が疑われ、おなじ場所を再度切り、手術をしてもらいました。
昨年と同じ流れで10日後に抜糸しましたが、昨年は抜糸後、全く問題なく歩いたり走ったりできたのですが、今回は抜糸したら、ついてないところがあり、お医者さんから、2日後消毒に、と言われ通院。
自分達で見るところ、いかにもまだくっついてなさそうでしたが、お医者さんは、あ!大丈夫だね!もう足ついてもいいよ!というので歩いてみたら、すぐ出血。
昨年は3週間後には部活も全開でできたのに、今回はまだ歩くこともできません。
2回同じ場所を切るというのがいけなかったのでしょうか?
または、抜糸ミスでしょうか?そして、ちゃんとなおるのでしょうか?
本人は、3週間後に楽しみにしている合宿があり、それまでになんとか早く部活に復帰したいのですが、早く確実に治す方法はないで
しょうか?
またたとえば、まだ痛みがあっても、テーピングなどで固定して部活をやってもいいでしょうか?

A3752 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
結論から言えば、「楽しみにしている合宿」などの特別な理由があるなら「まだ痛みがあっても、テーピングなどで固定して部活をやってもいい」でしょう。
診察をしなければ具体的に症状の把握は出来ませんし、詳細なアドバイスも出来ません。
「お医者さん」が「あ!大丈夫だね!もう足ついてもいいよ!」とおっしゃったのは完全に創治癒しているということではなくあくまでも「足」を「ついてもいい」ということだったのかもしれません。
そうであれば「すぐ出血」したことは大きな問題ではない可能性もあるので、主治医に現在の状態がどういう状態なのか、今後の治療方針や経過予想はどうか、「歩いて」よいか「部活に復帰」してよいかを確認してください。
主治医の説明を聴いたうえでまだ不安ならば、他の医療機関を受診してセカンドオピニオンを求めてもよいでしょう。
一般的に、手術創も術後瘢痕も下肢・足底の場合は比較的治癒に時間がかかるうえ、ちょっとしたしこりでも運動の際に気になることが多いものです。
「昨年末」の「足裏の皮膚嚢腫摘出手術」の際に「10日後」に「抜糸」して、「3週間後には部活も全開でできた」のは極めて理想的な経過だったとも言えます。
「早く確実に治」すために、もう一度受診して「早く部活に復帰」するための治療と自己ケアを指導してもらって下さい。
Q3753 相談者 ニックネーム:あくあぽりん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

一週間ほど前に転んでおでこをドアノブに強打し4針縫いました。
その時に縫ってくださった先生は上手みたいで傷跡はまっすぐな線なのですが、今日抜糸をした時にステリストリップを貼られませんでした。
前回とは違う先生で、看護師さんは貼らなくて良いんですか?と言っていたのに貼らないの一点張り。できれば傷跡は残したくありません。ステリストリップは貼らないで良いのでしょうか?

A3753 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ステリストリップ」は縫合するまでの必要がない真皮浅層までの外傷や、皮下縫合のあと表皮のズレが無く表皮を縫合する必要はない場合に、表皮縫合の代わりに貼付するものとお考えいただければよいでしょう。
受傷後「一週間ほど」経過しているならば、創は治癒しているでしょうから「ステリストリップ」は必要ありません。
もちろん「できれば傷跡は残したく」ないでしょう。
抜糸した時点で割創の治療が終わり瘢痕を目立たなくするための治療が始まったのですから、検討すべきは瘢痕の治療法です。
今後のケアとして、瘢痕を開く方向に肌を引っ張る緊張がかからないように紙絆創膏を瘢痕に貼ります。
紙絆創膏は毎日貼り換える必要はありませんが、3~6か月程度継続してください。
瘢痕が順調に改善しているかは、形成外科を受診して瘢痕の経過を診てもらって下さい。
Q3754 相談者 ニックネーム:きな 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

先日左目まぶたの上を切り5針縫いました。
抜糸をした後、左目の周りに熱をもち、左ほっぺたに発疹が出ています。
傷口は、きちんとついている様に見えます。乾燥もしています。
傷の中が炎症しているのでしょうか?
膿など、出ていません。

A3754 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、縫合後順調に創治癒し抜糸まで行った後に炎症が生じることはありません。
また、「発疹」は創感染の症状では無さそうですので、他の全身疾患の初発症状の可能性も否定できません。
診察をしなければ具体的な症状の把握と診断が出来ないので、小児科か創処置をしてくれた病院を受診して相談してください。
Q3755 相談者 ニックネーム:ゆかり 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

中学3年生の娘について、今年1月に左卵巣に腫瘍ができ、発見した時にはかなり大きくなってしまっていて、色々な検査の結果、悪性の可能性が高いということ、腫瘍の大きさがかなり大きいということで傷口をかなり大きく手術しました。
手術の結果、腫瘍は良性で卵巣も取らずに腫瘍だけで済みました。
その後、以前からやっていたスポーツ(結構激しい)を再開していますが、傷口がケロイドっぽくなり悩んでいます。もともと膿みやすい体質もあります。
ここ3か月くらいは本人も突っ張る感じや、かゆみがひどいらしいです。
ステロイドの白いテープを張っていますが、あまり効き目がないようです。
一度きちんとした専門医に診てもらい、早めに治療したほうがいいのか。
今、中3で、ずっと続けてきたスポーツの集大成がこの2月です。
それまでほっておいてもいいものなのか…悩んでいます。

A3755 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしないで断言は出来ませんが、お嬢さんの「傷口」が盛り上がって赤みがあり「突っ張る感じや、かゆみ」があるだけならば、「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕でしょう。
「ずっと続けてきたスポーツの集大成がこの2月」でそれを大切とお嬢さんがお考えになって、更に「突っ張る感じや、かゆみ」を我慢できるなら、焦って治療をする必要はありません。
「ステロイドの白いテープ」も有効ですが、2~3カ月に1回程度副腎皮質ステロイドホルモン剤を瘢痕に注射すれば、瘢痕の盛り上がりが減り軟らかくなる可能性があります。
ドーピングなどの点で出来るだけ薬を使いたくないならば、レーザー治療が有効ですし、シリコンシートを貼付するだけでも多少症状が和らぎます。
また、積極的に治療をしようとお考えの時期がきたなら、肥厚性瘢痕を切除し瘢痕拘縮を解除する瘢痕形成術も可能です。
直ちに治療をしないとしても、専門医の診察とアドバイスがあればご安心でしょうから、婦人科の担当医に相談して形成外科を紹介していただければよいでしょう。
Q3756 相談者 ニックネーム:てんほー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1か月ほど前、中三の娘が学校で手押し車が踵にぶつかり、肉がえぐれたようになりました。
学校の保健センターで湿潤療法を勧められたとの事で、傷パワーパッドを使って2週間ほどで傷はだいぶ良くなりました。病院には行っておりません。しかし、踵の肉が2センチ四方ほど盛り上がったよう硬い皮膚になっており、今後もそれは改善しそうにありません。
痛みは特にないようなのですが、受診した方がよいでしょうか?また、受診する際は何科を受信するべきでしょうか?

A3756 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕なのか胼胝(たこ)か、診察をしなければ判断できません。

放置していても徐々に改善されますが、多少の盛り上がりでも靴の形状によって擦れて痛みのもとになることがあるので、今のうちにしっかりと直しておくことが必要です。

形成外科か皮膚科を受診してください。
Q3757 相談者 ニックネーム:Mほうじ茶ラテ  患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

9月末に甲状腺の摘出手術をしました。
予後は良く、体調もとくに問題はありません。
ただ、傷口の回復が他の方より遅く、3か月近くたっても赤みがあります。
検診で訴えても「体質だから…」のみ。皮膚科にもかかりましたが、回答は変わらなかったので、半ば諦めています。
体質だから治らないのか…と思っていた矢先、赤みがあっても痒みは無かったのですが、急に痒みが出始め、赤みが酷くなってきました。
これはケロイドになる兆候でしょうか?
病院にかかっても体質だから…と言われるならお金の無駄ですし、一度ご相談をと思ってメールしました。
やはり、傷跡は体質で諦めるしかないですか?
今は処方されたリドメックスを塗ってますが、あまり変わりません。
傷跡のことで悩むなら手術しなきゃ良かったと後悔する日々です…

A3757 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドか肥厚性瘢痕かメールでは判断できませんが、「体質」であったとしても治療は出来るので「諦める」必要はありません。
ただし、「3か月近くたっても赤みが」あるのは特別異常な状況では無いので、もし貴方が「何故こうなったんでしょうか」と質問をなさったなら、「体質だから」と回答されたのも頷けます。
「甲状腺の摘出手術」をしてくだった先生も「皮膚科」の先生も瘢痕の専門ではないのでしょうから、レーザーや瘢痕形成術の適応を検討するため形成外科を受診して相談してください。
Q3758 相談者 ニックネーム:コリラックマ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

現役高校生で3ヶ月前くらいに朝起きたら水ぶくれができていて医者に低温火傷をしていると言われました。原因は携帯の熱だと思われます。
当時はひどく重症で皮膚は壊死していました、きっとIII度の火傷でした。
最初に診察してもらった医者には君の脚は治らないと言われ、違う病院に行ったところ壊死した皮膚を取り除く治療を行い治療2ヶ月くらいで皮膚を再生することに成功しました。
医者にはこれで治療は終わりだから診察をする必要がないのであとはケルロイドという薬を塗ってくれと言われ貰いました。
皮膚は再生したもののまだ赤く大きく傷跡は残っています。未だに傷を悪化させないように、隠すようにと皮膚科でもらうガーゼを貼って学校では生活していてとても辛いものです。
傷跡はいつ治りますか?と聞いたら何年もかかるよと言われました。
低温火傷の傷跡を綺麗に治すにはどうしたらよいのでしょうか?やはり形成外科や美容外科で相談するべきなのでしょうか?低温火傷は周りにも経験した人がいないためこれからどうすればいい方向にいくのかわからないです。

A3758 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷の治療は「皮膚を再生することに成功」したら「これで治療は終わり」ではなく、上皮化した時点から瘢痕を目立たなくする治療が始まっているのです。

上皮化後まだ1カ月程度なら色素沈着がまだまだ続く時期ではありますが、形成外科は手術だけでなく、瘢痕を目立たなくするために様々なアドバイスをしてくれるので、直ちに形成外科を受診してください。
Q3759 相談者 ニックネーム:そな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

今月11月に形成で手術にてホクロ除去をしました。
最近抜糸まで行いました。抜糸後は数ヵ月マイクロポアテープを貼るようにとの指示を受けて、抜糸後
病院でテープを貼ってもらい、2日後はがして新しく張り替えようとしたところ一ヶ所傷口が開いてました。
開いたままテープをまた貼ったんですがこのままテープを張り続けてたら傷口は塞がるんでしょうか?
一回病院行った方がいいでしょうか?

抜糸するまではゲンタマイン軟膏を処方され塗ってたんですが、開いた傷口に軟膏を塗った方がいいでしょうか?

A3759 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷口」は「開いたまま」でも感染を伴っていなければ、「テープを張り続けて」時間さえ経過すれば「傷口は塞が」りますが、一本の瘢痕にはなりません。
また、「開いた傷口に」「ゲンタマイシン軟膏」を塗っても構いませんが、軟膏を塗布しなくとも湿潤治療専用の創傷被覆材を貼っておく方がよいでしょう。

「ほくろ除去」後、「抜糸」をした時点から、目立たない瘢痕にするための治療が始まっているのですから、手術をしてくれた医師に今後も定期的に瘢痕の経過を診てもらって下さい。

通常では無い途中経過があったときや不安に思った際には、「一回病院行った方がいいでしょうか?」などと躊躇することなく、直ぐに主治医に相談してください。
Q3760 相談者 ニックネーム:しの 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳4カ月の男児が昨夜室内で転倒し、テレビ台で顔をぶつけて鼻の下を切りました。長さは1センチ程×2箇所で、血はすぐに止まりました。
時間外だったので外科が開いておらず、かかりつけの小児科に相談し、とりあえず洗浄のみで様子を見ています。今のところ止血しており、痛みも無さそうな様子です。
顔なので少しでも跡が残らないようにケアしてあげたいのですが、自宅ではどんなケアをしたら良いでしょうか?洗浄は1日1回でよいものですか?
近くに形成外科があるのですが、かかって見てもらったほうが良いでしょうか?
ちょうど鼻風邪をひいているため、傷口に鼻水が垂れるのが気になります。鼻水をぬぐう際の刺激も気になります。

A3760 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ちょうど鼻風邪をひいて」いて「鼻水をぬぐう」ので、創が開かないようにテープやスキンボンドで固定した方がよいかもしれません。
また治療をしなくとも、「自宅ではどんなケアをしたら良い」かを尋ねるだけでも構わないので、「形成外科」で診てもらってください。
「顔なので少しでも跡が残らないようにケアしてあげたい」なら、残念ながら診察の出来ないメール相談の一般的な回答よりも、直接の診察で具体的なアドバイスを貰うことをお勧めします。

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