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0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談 - - FAQ 創傷治癒 よくあるご相談|創傷治癒センター

傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q3781 相談者 ニックネーム:やまちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

9月5日に 乳ガンの右胸を全摘出しました。リンパには ガンはありませんでした。
一ヶ月たった10月5日に 高熱がでて 傷のリンパ液が溜まるところが 腫れて赤くなり痛くなりました。
翌日 乳腺かで診てもらいました。エコーでは 患部にはリンパ液は溜まっていない。おそらく感染症だろうと言われました
抗生物質の点滴と抗生物質の薬を処方されました。
熱は 翌々日には平熱になりました。患部の赤み、腫れ、痛みは変わりません。右腕もあがらなくなり、不安で不安でたまらないです。
患部を冷やしてもいいのでしょうか?
先生は4日くらいで落ち着くと言われたのですが、熱以外は あまり変化はありません。
どのような対処をしたら よろしいでしょうか?

A3781 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「患部の赤み、腫れ、痛み」は確かに感染症を考えさせる症状ですので、「患部を冷やしても」構いません。
「右腕もあがらなく」なるほどの症状ですから、「抗生物質の薬」だけでなく「抗生物質の点滴」はまだ必要でしょう。
お掛かりになっている「乳腺科」を受診してください。
Q3782 相談者 ニックネーム:コロン 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

私が6歳の時に、スポーク外傷になりました。
傷口からバイキンが入り41度の熱が出たので、1ヶ月ほど入院しました。傷口はアキレス腱や、骨がみえていました。
皮膚科と1週間に1回形成外科で治療をしました。
壊死している部分を麻酔をして削り取る治療をして、その頃に新薬だった皮膚を再生する薬でだいぶなおりましたが、退院してからもしばらくは歩けませんでした。
それから8年経ちましたが、未だ傷跡をさわったら、痺れる感じがして、爪を立てても痛みを感じない部分もあります。
長時間歩いたり運動をすると痛み、背伸びをすると、ぐらつきます。
これはよくあることなんですか?それとも病院に相談した方がいいですか?

A3782 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
蜂窩織炎か壊死性筋膜炎だったのでしょう。
治癒後の瘢痕には知覚を司る末梢神経が行き届いていないため、「痺れる感じがして、爪を立てても痛みを感じない」のです。
安静時には痛みはないが「長時間歩いたり運動をすると痛み」が出現するとすれば、血流が悪いため筋肉の虚血が起きるのか、リンパ流が悪いため筋肉の浮腫みが起きている可能性があります。
「背伸びをすると、ぐらつき」があるのは筋肉を一部削ったためか、筋委縮や筋肉の癒着のために力のバランスが悪いのか、いずれかが関係しているかもしれません。
臨床症状と視診、触診、レントゲン、CT、MRI、血管造影、リンパ管造影などの検査で、現在の状態の把握と、今後の改善の可能性、治療をするならばどんな治療でどんな改善が見込めるかなどが明確になります。
引き攣れや運動障害が無ければ直ちに「病院に相談」する必要はありませんが、時期をみていずれは検査をした方がよいでしょう。
Q3783 相談者 ニックネーム:さくら草 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:女性

先月、シェーグレン症候群の検査で小唾液腺の生検を受けました。
生検の翌日くらいから唇が腫れ、その後腫れはひきましたが、腫れの縁が細い糸のように紫色に残って、口を開けたりすると痛いのです。
約一か月経ちましたが、治りません。
生検をした医者はリップクリームを塗っておきなさい。と言われましたので、ワセリンのリップクリームを塗っています。

A3783 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「生検の翌日くらいから唇が腫れ」、「腫れの縁が細い糸のように紫色に残って」いることから皮下出血があったと考えられるので、「紫色」は徐々に薄くなっていくと推測されます。

おそらく、「紫色」と「口を開けたりすると痛い」のは直接の関係はありません。
口内炎が出来ているのでなければ、「シェーグレン症候群」による唇の乾燥のため「口を開けたりすると痛い」のでしょう。

「リップクリーム」で対処する以外に、唾液分泌促進、人口唾液補充を担当医に処方していただくのと、意外と口腔乾燥作用を持つ薬剤を気付かずに内服していることもあるので担当医あるいは処方箋薬局に相談してみてください。
Q3784 相談者 ニックネーム:はなはな 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3ヵ月ほど顎を打って傷ができ、傷跡は薄くなってきましたが、傷の周りのしこりが消えず顎にえくぼがあるようにへこんで見えます。
病院でアトピタシールをずっと貼ってれば3ヵ月程で綺麗になりますよと言われて、ずっと貼ってましたが、しこりはまだ消えません。
もう1回病院に相談に行こうと思いますが、このしこりは治らないのでしょうか?
取るとしたら手術しかないのでしょうか?

A3784 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に受傷後「3ヵ月」までは「しこり」は硬くなります。
6か月に向けて硬さは減りますが、「しこり」を潰すようにマッサージをすると早く軟らかくなります。
保湿は瘢痕の悪化や症状の改善に多少なりとも有効ですが、「しこり」が軟らかくなる効能は期待できないでしょう。
Q3785 相談者 ニックネーム:こう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

8年位前に階段で滑り、数段座った状態で落ちたので、腰の辺りの背骨を打撲した様な形になりました。

強打して数日は痛かったのですが、動けない程ではなかったので、病院には受診せず湿布などで対処しました。

その後、打撲した背骨の付近にしこりの様な物ができたのですが、打撲したからと気にせずいました。〔また、痛みもなく支障もなかったので〕

最近着替えている際に、その部分をどうしたのかと家族に指摘され、気になり始めました。
しこりはまだありますが、痛みはありません。

ただ、固い床などで背中を丸めたりする様な体操をすると、しこりがあるので痛いですが、柔らかいマットを引けば問題はありません。今更ですが、受診するべきでしょうか?

A3785 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「8年前」の「打撲」で筋裂傷が起きたか、皮下血腫が出来てそれが繊維化したのかもしれませんし、骨折があったのかもしれません。
外傷とは関係なく、皮膚腫瘍や皮下腫瘍が出来ているのかもしれません。
治療をする必要があるかどうかは別にして、「しこり」が何であるかを調べた方がよいでしょう。
Q3786 相談者 ニックネーム:Ma-tsu 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

母78歳が9月8日に乳がん(Stage I)で左乳房を全摘手術を受けました。持病は、糖尿病、高血圧。5年前の脳こうそくの後遺症(高次脳機能障害)があり左半身に多少の麻痺あり。

医師から、傷口がうまくつかないので、もうしばらく入院というお話がありましたが、10月2日に見舞いに行った際、傷口がぱっくりと、大きく開いたままの状態でした。
縫ったあとはなく、開口部の大きさはなんと、直径15センチ以上もありました。
ちょうど見舞いに行った際、食事後でしたが、なぜかガーゼがゆるく、はずれおちていたため、この開口部を目にしてしまいました。

ドレーンというようなものは手術後、2日目ぐらいではずしたようでした。 
手術後1週間目ぐらいは、順調です、というお話だったのですが、、、。

このまま、医師の判断に任せるしかないと思うのですが、全摘した場合、昔風な傷の縫合、縫い合わせ、のようなことは行わないのでしょうか?

傷が開いたまま、本人は痛みはないと申しておりますが、目にした家族はショックが大きく、どうしていいのかわかりません。
どのようなことを担当医に尋ねればよいのかなど、アドバイスを頂戴できると助かります。

A3786 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
高齢で乳腺が萎縮していたため「Stage I」ではあったが乳腺全摘(「乳房全摘」ではなく)になったということでしょうか。

もちろん「全摘した場合」であっても「傷の縫合、縫い合わせ」をしないということはないので、「糖尿病」のため手術創の治りが悪く縫合部から皮膚の壊死が進んで、壊死組織を切除したので「縫ったあとはなく」「傷口がぱっくりと、大きく開いたままの状態」になっているものと想像します。

「どのようなことを担当医に尋ねればよいのか」などとお悩みになる必要はないので、開放創を「目にした家族はショックが大き」いことをお伝えになって、手術後の経過と現在の創の評価、今後の治療方針と経過予想など、お知りになりたいことを全て順を追ってお尋ねになってください。
Q3787 相談者 ニックネーム:ゆうな 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

昨年11月に正中頸嚢胞の摘出術を受けました。
喉の切り傷は半年ほど大きく盛り上がっていて春先からやっと平らに近づきました。
痕が残るのは美容上嫌だったので、ポアテープは欠かさず、5月からはテープに弱いのでスカーフ等で紫外線を予防し隠しています。
傷は4cmくらいですが、中程にしこりが残り、三つに区切られたようになっていて、すっとした横線にはなっていません。線の下のドレーン痕はだいぶ薄らいできました。
まだ残るこのしこりはなくなるのでしょうか。
このために凹凸があって、ギャザーのようになって目立ちます。
また、切り傷自体も太めで赤みがあってよく分かります。

A3787 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
数年という経過を待てば「太めで赤み」がある「切り傷」瘢痕の盛り上がりは小さく
なるでしょうし、赤みも薄らいでいきます。
メールでは「しこり」の状況が把握できないため、「しこりはなくなる」かどうか予
測は出来ません。
治療をするかどうかはゆっくりとお考えになればよいので、一度形成外科を受診して、現在の状況の評価、今後の経過予想、した方がよいであろう自己ケア、治療をするならどんな方法があるかをしっかりと訊いてきてはいかがでしょうか。
Q3788 相談者 ニックネーム:眉毛の傷 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

眉下リフトの手術をして1ヶ月になります。
眉毛外側の傷端のドッグイヤーが気になっており主治医に相談したのですがそのうち治るとの素っ気ない返答に不安を抱いております。

数週間前からマシにはなってきましたが他人から眉の端が膨らんでると指摘され気になっております。
傷の赤みや硬いのは徐々になくなっていくものとこのサイトを拝見して理解しております。
綺麗にひっついてテカテカしてるところもあれば、スッと切った傷が線になり残っているところもあります。

テカテカ部は改善しそうですが、線の傷は自然治癒はしないのでしょうか?
co2レーザーを当てて治すことになるのでしょうか?

また、傷がかゆくなったり、たまに痛むのですがこれは治癒の過程で通常起こりうる事でしょうか?
眉頭側の一部が痒く腫れのような痛みを感じます。
押すと痛いし硬いので中で膿んだりしているのか不安です。

主治医には今の所仕上がりがイメージと異なっている不安を伝えた所、仕方ない! との事で少し責められたので、あまり細かく傷の予後についてアドバイスを求める事ができず悩んでおりこちらに相談させて頂きました。
まだ瞼の痺れやひきつれもあります。

A3788 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腫れが退いたため「眉毛外側の傷端のドッグイヤー」が「数週間前からマシにはなって」いるのだと考えられますが、一般的に、「ドッグイヤー」が「そのうち治る」ことはありません。
また、「綺麗にひっついてテカテカしてるところ」という表現は「改善」しなさそうに感じますし、「スッと切った傷が線になり残っているところ」という表現は「自然治癒」と言っていいほど目立たなくなりそうに感じます。

更に、どこからの情報かはわかりませんが、「自然治癒」しなかったとして、何故「co2レーザーを当てて治すことになる」と考えるのでしょうか。
「傷」(瘢痕)そのものは、「かゆくなったり」することはあっても、「腫れのような痛みを感じ」ることは無い筈です。
皮下にしこりの様なものが触れて、それが「腫れのような痛みを感じ」る原因になっているのなら手術で眼輪筋の処理をしたのでしょう。
眼輪筋の切除縫合部が「押すと痛い」のなら、どの程度改善するかは時間の経過を待っていただかないと何とも申し上げられませんが、「中で膿んだりしている」のが原因でないことは確かです。

本当に申し訳ないのですが、ご相談者様の知識が整理されていないのか、表現の内容が直接伝わってこないのか、メールからは「ドッグイヤー」があること以外、瘢痕の詳細な把握が出来ません。

「主治医に」「傷の予後についてアドバイスを求める事ができ」ないなら、他の形成外科で診察をしてもらって、セカンドオピニオンとして現状の把握と今後の経過予想を求めてください。
Q3789 相談者 ニックネーム:くま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

顔のフェイスラインに何個かできた肥厚性瘢痕でここ数年毎日悩んでいます。
間違ったエステ(?)を繰り返した挙句肌荒れが悪化してしこり状態になってしまいました。

1cmにも満たない硬いものが何箇所もフェイスラインにあるのですが、どうにか治療法はないでしょうか?

A3789 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
先ずは、ステロイドの瘢痕内局所注射かレーザー治療でしょう。
補助療法的に、トラニラストを内服してもよいでしょう。
瘢痕の治療は、ただ一つの治療法を選べばよいのではなく、様々な治療法を組み合わせて計画されます。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、先ずは形成外科や皮膚科を受診して、いくつかの治療を提案してもらい、どんな治療方針で行くのかを主治医とともによく相談・検討してください。
Q3790 相談者 ニックネーム:ひろ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

仕事中扉に指先を挟み骨折、数針縫いました。
1日たって指先が白く医師の話では、両脇に流れている血管が切れている可能性があり、このままではやがて紫色や黒くなり、指先が壊死するかもしれないと言われました。
治療法は指先を切って、肉を盛るようになる。と言われましたが、詳しく知りたいです。
また他に治療法はないのでしょうか?
現在、総合病院の整形外科に通院していますが、医師は様子をみる。と言った感じです。
右手の人さし指なのですごく不安です。

A3790 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
利き手の示指の末節部ならば特に、短くなること、知覚鈍麻や知覚過敏が残ることを避けなければなりません。
指の外傷治療は、専門的な知識と経験、経過に応じた日々の適当な判断が必要なので、担当する医師によって治療内容、治療結果が異なることも少なくありません。
また「やがて紫色や黒くなり、指先が壊死」しても、早期に「指先を切って、肉を盛る」(指の横側、手のひら、お腹などの皮弁を動かす)手術をすることもありますが、保存的療法といって手術をせずに肉芽の盛り上がりを待つことが出来る場合もあります。

「このままではやがて紫色や黒くなり、指先が壊死するかもしれない」状態にもかかわらず、担当医の言葉が、『指を短くしなければいけないかもしれない』ではなく、「治療法は指先を切って、肉を盛るようになる」というものなので、担当医は手指の治療を十分にご存知なのだろうと推測されます。

「詳しく知りたい」のは尤もですから、具体的な治療方針・治療内容は担当医にお尋ねになってください。

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