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0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談 - - FAQ 創傷治癒 よくあるご相談|創傷治癒センター

傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q3861 相談者 ニックネーム:ゆん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

腕の傷を縫合して8日後に抜糸したのですが、病院から帰って腕を動かすと、傷がぱっくり開いて穴があき、血がでてきてしまいました。
再び病院に行くことなく安静にしていても治るものなのでしょうか。

A3861 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤治療で治癒はしますが、残る瘢痕のことを考えるなら再縫合した方がよいかもしれません。
また、治療せずに経過を見るとしても、「再び病院に」行ったほうが良いでしょう。
可能ならば、形成外科を受診することをお勧めします。
Q3862 相談者 ニックネーム:さむ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

妻が、昨年の7月に甲状腺摘出手術を受けました。
その際首に横幅10センチ程度のメスが入り、今まで自然治癒力を期待して様子を見守ってきました。
しかし、もう間もなく1年が経過しようとしているにも関わらず、傷の赤身はひかず、傷口がもりあがったような状態になってしまっています。
もともと、ピアス跡が盛り上がっていたことから、担当医にはケロイドになる可能性は秘めていると言われていたものの、まだ33歳という年齢を考えると何とか治療できないか、という思いでいっぱいです。
現在は、コンシーラー(ファンデーションのようなもの)を塗り、できる限り肌色に近い状態にしてはいますが、皮膚の盛り上がりもあるため隠しきることはできず、本
人は相当なストレスを抱えています。
少しでも効果がありそうなことであれば、チャレンジしてみたいとかんがえていますが何かいい治療法はないでしょうか。

A3862 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケロイド」なのか肥厚性瘢痕なのかメール内容だけでは判断できませんが、形成外科を受診していただければ治療可能です。

瘢痕の状況によってさまざまな治療法があるので、治療するかどうかは治療内容を理解したうえでゆっくりと検討することにして、まずは複数の形成外科でどんな治療法があるかをお聴きになってみてはいかがでしょう。

瘢痕あるいはケロイドの治療は、形成外科領域においては最も基本的であり、一方で最も究極的な治療なので、形成外科専門医ならばあらゆる治療法に精通しているがそれぞれの形成外科医で勧める治療方針は異なるかもしれません。
焦ることなく、最も信頼できるとお感じになった形成外科医を主治医として、一緒に考えて治療方針を決定してください。
Q3863 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2月15日に左アキレス腱断裂、アキレス腱踵骨付着部と他の一箇所です。2月19日に手術はしました。
術後10日で全抜糸、再度ギブス固定。
3月9日ギブスカット、その時一針抜糸忘れあり抜糸する。
抜糸時すぐに糸の穴から滲出液あり、ガーゼ固定をし帰宅、3月10日に入浴後創部が濡れたのでガーゼを剥がすとかさぶた瘡蓋が剥がれ穴が開いた。
創部の培養検査を行なったが菌はマイナスであり、デュオアクティブやハイドロサイトなどの創傷処置に使うものをしようしていました。
5月9日にあと少しのキズが治らないのでフィブラストスプレーの使用を開始しました。
5月11日にもフィブラストスプレーを塗布
5月13日のよる創部が発赤、腫脹、発熱出現
5月14日受診 皮膚壊死でアキレス腱も見えている状態で感染の可能性あるためセファメジン1gとクラビット内服に併用を開始するも発赤、腫脹は消失。
創部の浸出液はおさまらず。培養からMSSAが3+でました。
アキレス腱を止めているボルトとワイヤーが見える状態となるため5月31日に手術にて抜釘術を行いました。
術中にとった培養検査でもMSSA3+でした。
その後抗生物質もセファメジン初めは1gでそのご11日間2g3回/日しました。
キズは2回/日生理食塩水で洗浄し、ガーゼをベタベタに濡らし湿潤状態を保つことを繰り返しときには、フィブラストスプレーをしたり、デュオアクティブをしたりしていました。
6月12日の培養でもMSSAがでて一向に状態がよくなっていない状態です。
6月14日から内服に変更になりリファンピシンとミノマイシンになりました。
6月15日の創部の洗浄からは、フィブラストスプレーをやめ、洗浄とイソジンゲルを使用しました。
医師は血流が悪いところなのでねと説明します。
治療方針が色々かわかり不安です。
こんな時は、どんな方法がよいのか教えてください。

A3863 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
アキレス腱の手術からずいぶん時間が経過しているので、アキレス腱の治療は必要ないのですよね。
そうであれば、感染創を塞ぐ治療ですから、まずはMRSA-にしなければいけないので、洗浄と抗生剤の点滴が基本になります。
感染がコントロールできれば、アキレス腱を筋膜弁や筋皮弁などでカバーするか、VAC療法などで治療可能です。
「治療方針が色々」かわっているのは、創状態に応じて臨機応変に対応なさっているのでしょうが、開放創の治療に詳しい専門機関でセカンドオピニオンを貰っても宜しいかもしれません。
主治医にご相談になってみてください。
Q3864 相談者 ニックネーム:野球小僧 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

5日前に野球の試合でスライディングをした際、膝を擦りむきました。
下記のような経過をたどり、現在も傷口は化膿しているように見えます。
これまでの対処が悪かったのでしょうか。
また、このまま自然治癒に期待してよいものか助言をお願いします。

【5日前】
野球の試合中に右ひざを擦りむく。若干の出血あり。試合中にとりあえず水道水で洗
浄。
3時間後帰宅し、シャワーで傷口を洗浄。患部にキズパワーパッドを貼った。
患部は気持ち熱く感じられる。

【4日前】
キズパワーパッドから滲出液のような液体がはみ出て流れ出す。
この日だけで4回キズパワーパッドを取り換える。
2回目の貼付と3回目の貼付の間に、キズパワーパッドがなくなったためドラッグストアへ購入しに行く際、1時間程度ガーゼで患部を保護した。

【3日前】
朝、起床するとキズパワーパッドから滲出液が溢れそうになっていたのではがす。
すると、前日までは赤みが勝った透明な浸出液が溜まっていた内部に膿?のような黄色い液が溜まりだす。臭いはなし。
キズパワーパッドの説明書に膿のようなものが見られたら使用をやめるよう記載されていたことから、念のため使用をやめた。その後はガーゼにて保護

【2日前】
夜間の就寝時は傷口に何もつけず。昼間はガーゼで保護。野球の試合に出場。
夏場なので汗はかいた。
帰宅後、ガーゼに少なからず膿のようなものが確認できた。
傷口の周りに赤く腫れが見られ、押すと痛む。傷口自体は赤くなっている。

【昨日】
腫れが目立つようになり。しばらく座ってから立ったりすると膝周りが痛む。
傷口には何もつけず短パンで行動

【今日】
日中は傷口をガーゼで保護。腫れは少々収まった感はあるが、傷が膿?のようなもので黄色く覆われる。
膿のようなものは少しずつではあるが現在も出続けている。
やはり膿のようなものに臭いはなし

A3864 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤療法は一般的になりつつありますが、湿潤療法は、湿潤療法を開始していいか、湿潤療法を継続していいか、の見極めがとても難しい治療法なのです。
「5日前」に「シャワーで傷口を洗浄」、「患部にキズパワーパッドを貼った」のは正しい治療ですし、「4日前」に「浸出液」が多かったため「キズパワーパッド」を「4回」貼り換えた行為も、浸出液が周辺の健常皮膚に付くとかぶれを起こすので正しい対処です。

「3日前」の「黄色い液」が正常な経過の白血球の死骸なのかどうか判断が難しいところですが、「2日前」に「傷口の周りに赤く腫れが見られ、押すと痛む」のは感染の兆候とも考えられます。
「昨日」から「腫れが目立つように」なっていますし、「今日」も「膿のようなものは少しずつではあるが現在も出続けている」のであれば、感染と創状態の悪化の可能性もあるので、直ちに病院を受診していただいた方がよいでしょう。
Q3865 相談者 ニックネーム:ゆうゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

鼻の真ん中に赤ニキビができたのを潰してしまい、1箇所ポツンとクレーター跡として残ってしまったため、去年の秋頃に形成外科で2回フラクショナルレーザーをうけました。
その後処方されたハイドロキノンを3ヶ月ほど塗り、自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていたので、
色素沈着はかなり薄くはなりましたが、斑な感じで残っていて完全には消えません。
レーザーをあてた所の皮膚もかなりデコボコしていて傷跡のように残り、化粧もうまくできません。
化粧をすると逆に、レーザーをあてた所の形がはっきり目立ちます。
よく見ると一部は周りの皮膚よりも若干白く盛り上がり、皮膚がテカテカしています。おかげで化粧もすぐにとれます。
レーザーをうける前より明らかに、関係のないところの皮膚までデコボコになり、毛穴もブツブツでかなり汚い鼻になりました。
鼻は一番目立つ所だけに、毎日鏡を見るのが本当に辛いです。
近所の皮膚科に相談に行きましたが、気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ、とてもショックを受けました。
この斑な色素沈着や、テカリ、肌のデコボコした傷跡みたいなのは、このままほかっておいてもいいのでしょうか?

A3865 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
フラクショナルレーザーの種類、照射設定によっては、「肌のデコボコした傷跡」のようになることもあり得ます。

「自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていた」というのが、ご自身の判断で行っているのなら、「ピーリング」が多少なりとも影響を与えたことも否定できません。
一般的に「斑」な状態の「色素沈着」の治療は、単調なシミの治療より難しい判断が求められます。
診察をしなければ詳細はわかりませんが、「近所の皮膚科」で「気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ」たならば、周囲の人にはご本人が感じるほどには違和感はないのかもしれません。
そうであれば、特に治療をせずに時間の経過を待てば、徐々に目立たなくなるものですし、化粧することを前提に、色素脱失に近い形にレーザー照射した方が、かえって目立たないということも考えられます。
ひとつの治療だけですべての悩みが解決できるわけではなさそうですから、複数の美容皮膚科、形成外科を受診して治療方針を提案してもらい、医師任せにするのではなく、ご自身で全ての治療法を理解し、納得して治療を受けてください。
Q3866 相談者 ニックネーム:めりー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

6ヶ月ほど前に家の中でバランスを崩し、家の柱の角のところに背中をぶつけてしまいました。
その時にいびつな楕円形のような擦り傷が背中の真ん中より少し上の背骨の近くに出来てしまいました。
キズパワーパッドで対処していましたがかぶれてしまい傷口付近が赤く腫れたので慌てて止めました。
現在の傷口は凹みなどは無いのですが少し赤茶色のようになっている為見た目が凹んで見えます。
ヘパリンZクリームやアットノンなど試せるものは全て試していますがあまり変化が無いように思います。
何か他に出来ることはありませんか。ダンスをやっていて背中が開く服などを着るのでなるべく目立たなくしたいです。

A3866 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症による色素沈着です。
基本的に保湿をして時間の経過を待っていただくのが一番ですが、ビタミンCやレチノール外用、あるいはレーザー治療も有効である可能性があります。
皮膚科、美容皮膚科、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q3867 相談者 ニックネーム:ゆうたんまん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1か月前に二重全切開手術をしました。
3週間ほどして皮膚切除した目頭の辺の切開線が固くなり、そこから斜め外側に向かってしわのようなものが刻まれるようになりました。
ギャザーみたいな感じです。これは残ってしまうものでしょうか?
なぜこうなってしまうのか教えてください。

A3867 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後の腫れが退くと同時に、「切開線」の瘢痕が「固く」なったので、デザインの歪みが「しわのような」「キャザーみたいな感じ」になってしまったのでしょう。
3ヶ月までは瘢痕が硬いので著変はないかもしれませんが、6か月に向けて目立たなくなり、2年経過するころには全く分からなくなっている可能性が高いと考えます。
手術をなさった病院で術後の経過を定期的に診ていただくことをお勧めします。
Q3868 相談者 ニックネーム:トコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

火傷の経過が悪く、治療法などのご相談。12月31日未明に火事、大腿部を5パーセント二度?の火傷を負い今日までワセリンで潤い療法を続けてます。
潤い療法の方が傷痕が残りにくいと言われての選択。4月まで順調だったのですが、5月から火傷箇所が大きくなり、腫れてジュクジュクしてます。火傷初期の肉の匂いもしています。火傷してない箇所にも広がってるようで、何かしらの細菌に侵されてる感じです。
火傷の名医さんがいたのですが転勤され、近所の皮膚科はみんな乾燥療法。どうすれば良いか分かりません。

A3868 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後5カ月経過して上皮化していないのですから、Ⅱ度深達性熱傷だったものと推測します。
感染を起こしているのか、不良肉芽のため上皮化しないのか、あるいは周囲の皮膚が浸出液でかぶれを起こしているのか、診察をしなければ判断が出来ませんし、具体的な治療法のアドバイスも出来ません。

感染があれば閉鎖療法はお勧めできませんし、湿潤療法をするにしても頻回の診察と慎重な態度が必要です。

このままではさらに長期の治療が必要になるかもしれませんし、条件によっては植皮手術をした方がよい場合もあり得ます。

多少遠方であっても、一度、形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めてください。
形成外科への通院が困難なら、通院可能な範囲の病院あての紹介状を書いてもらってください。
Q3869 相談者 ニックネーム:いち 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

今日の昼間に、仕事(大工)中に誤って、エアー式の釘打ち機を左手の中指先に打ってしまいました。
仕事の最中ということもあり、とりあえず水洗いして絆創膏を付けて対処しました。
夕方、自宅に戻りお風呂上がりに消毒液を付けて新しい絆創膏を貼り直しました。
中指に痛みがあるのは勿論なのですが、他の指が痺れてきました。
このままでも大丈夫なのか、病院に行ったほうがよいのか、教えてください。

A3869 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
骨折あるいは感染による浮腫によって「他の指が痺れて」きた可能性があります。直ちに「病院に行っ」てください。

お返事遅くなって申し訳ありません。
当ページは、新鮮外傷の緊急的なご質問には対応していないことを、お許しください。
一般的に、外傷受傷当日は「お風呂」に入って体を温めることはおやめになるべきですし、受傷部位はなるべく高い位置において浮腫みを防ぐように、可能ならば受傷部位をタオルにくるんだ氷嚢などで冷やすように心掛けてください。

「エアー式の釘打ち機」で使用する新しい釘でも多少とも機械油がついている可能性がありますし、古い釘だと破傷風を引き起こす可能性があるので、建築現場での外傷は、特に何もなく治癒するのがほとんどだとしても、可能な限り早期に一度だけでも病院を受診しておくことをお勧めします。
Q3870 相談者 ニックネーム:ちーたん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

半年程前に娘がドアノブの角に頬をぶつけました。当初は腫れの方が気になりすぐに冷やし腫れは治ったのですが、その後傷を放置していたら透明に痕が残りました。
あまり気にならない程度だったのですが、だんだん赤みを帯びて赤茶色に。
皮膚科では紫外線を帯びたせいで、いずれ成長してから美容整形するしかないと言われました。
傷は思ったより深かったようです。
現状は膨らんだりしておらず、色のみ気になるものです。
顔であるためなんとかしてあげたいのですが、美容整形するしかないのでしょうか。

A3870 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
紫外線による色素沈着ではなく、瘢痕が新生血管により「赤みを帯びて赤茶色に」なっているのでしょう。
ロングパルスYAGレーザーなど赤みに反応するレーザー治療で、目立たなくなります。
直ぐに治療するかどうかは後程ゆっくりと検討すればよいので、
まずは形成外科、美容皮膚科などを受診して考えられる治療法をいくつも提案してもらって下さい。

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