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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3881 相談者 ニックネーム:あっくん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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昨年1月中旬に甲状腺全摘手術を受け、その際、声帯麻痺を起こしカニューレを使用しておりました。
その後、カニューレを外すことができたのですがその傷痕がひきつれがひどく、飲み込む時などに傷痕が上部に3~4cmほど動きます。
手術を受けた病院の形成外科を受診しましたが、MRI検査の結果、気管とくっついてるので手術はすすめませんが、どうしてもと言われるのであれば行いますと担当医から言われました。
このような場合、どうすればよろしいですか?
- A3881 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしていないので、言い切ることはできませんが、手術可能と考えます。
気管壁に欠損が無いならば、癒着を剥がすだけか瘢痕切除で、「傷痕」の「ひきつれ」が解消されます。
気管壁の欠損があるなら、気管と癒着した瘢痕を残したままでその上を脂肪弁で覆う方法や、気管の穴を塞ぐ瘢痕を外した後に耳介軟骨などを使って穴を塞ぎその上を脂肪弁で覆えばよいのではないでしょうか。
手術法は一つではありません。
どんな手術法が良いか、「手術を受けた病院の形成外科」の「担当医」と話し合うか、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
- Q3882 相談者 ニックネーム:コバン 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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40代の調理師です。4月の初めに包丁で手の人差し指付け根内側を15針程縫いました。
緊急外来で手術をした際、神経検査(針で指の先を刺し)確認後 先生とインターンにて手術が進められましたが、その際 神経は切れて無いからラッキーです、との事でした。
インターンとの会話で血管の止血を行うとの事、その際 神経を焼かない様気をつける事を指示していました、本当は焼かなくても良いそうですが、焼いて見る~と言っていました。
その後抜糸を終え 今は神経を焼かれ指の半分くらい神経が無い状態です。
先生はもう一度、傷を開け神経をつなげる手術が必要だと言いますが、この完全なる医療ミスにどうしても納得が行きません。
- A3882 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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神経が断裂している部位の特定が必要です。
断裂がはっきりしているなら、手を使う仕事なのですから、知覚を回復させる治療を前向きにお考えになるべきでしょう。
- Q3883 相談者 ニックネーム:いけ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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4/1に階段で転び左足の外側の骨を骨折しました。4/5に足首の外側から手術をしました。傷口は8cmほどの長さです。
本日手術から7週間です。あと4日で退院する予定でしたが、昨日(5/23)傷口のかさぶたが剥がれてしまい、1cmほど裂けてしまいました。血も出ましたし膿のようなものも出ました。
この場合はそのまま自然治癒なのでしょうか?形成外科を紹介してくださるのでしょうか?
主治医の先生は忙しくあまり対応してくれません。退院しない方が良いのでしょうか?
- A3883 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「かさぶたが剥がれてしまい1cmほど裂けて」しまった創が、どこの深さまで到達しているかで治療方針が異なるでしょう。
診察しなければ詳細がわからないので具遺体的なアドバイスはできません。
一般論として、通院で治療出来ない訳ではないのですが、足は血流が悪いのである程度治癒の目途が立つまで入院して治療した方がよいかもしれません。
- Q3884 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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私は、小学校3年生のころに鼻の下を噛まれました。ちょうど鼻の下の真ん中で縦に1センチです。しかも、まっすぐな線ではなくて「入」という字のような感じです。
形成外科に行きましたが、お医者さんからはもう完全に最終形態ですね。と言われました。白傷だからです。さらにあまりいじりたくない傷ですね。と言われました。
レーザーをやっても意味がないとも言われたので、ずっとこのままこの傷と向かいあって行かなければと考えると憂鬱でなりません。
鼻の下のちょうど真ん中は、やはり、治すのは難しいですか?
縫ったとしても傷跡にまた傷跡を重ねるだけだともおっしゃっていたのですが無意味ですか?
- A3884 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ詳細がわからないので具体的なアドバイスが出来ませんが、一般的に、「白傷」でも瘢痕を切除して縫合しなおせば多少は目立たなくなるものです。
お掛かりになった「形成外科」は「あまりいじりたくない」と仰っているのですから、手術できないといっているわけではなさそうですし、かなり目立たない瘢痕と判断をなさったのかもしれませんが、「入」の一辺だけでも細くなると更に目立たなくなる可能性もあります。
10代後半なら、顔の大きさもこれ以上は大きくならないので瘢痕の大きさも固定しているでしょうし、他の形成外科でセカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょう。
- Q3885 相談者 ニックネーム:あっこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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2歳7ヶ月の息子の顔の傷のことでご相談させていただきます。
半年ほど前に、ベッドから転げ落ちた時に、ベッドの縁で右目の1cmくらい外側をぶつけてしまい、1cmほどの切り傷ができてしまいました。絆創膏を張ろうとすると泣いて嫌がるので、出血もすぐ止まったこともあり、そのまま何もせずに様子を見ることにしてしまいました。
今から思うと、形成外科を受診するかキズパワーパッドを買いに走って貼ればよかったと大変後悔しております。知識がなかったもので、湿潤療法のことを知った時にはかさぶたができてしまっていました。
すぐ治るだろうと軽く考えていましたが、なかなか赤みがとれず、市販の塗り薬のアットノンを塗ったりもしました。今は外出時に日焼け止めを塗るようにはしています。
少しは薄くなったものの今でも5mmほどの長さの赤みが残り、笑ったり泣いたりするとボコッと深く凹んでしまいます。
傷はまだしも凹みが気になり、なんとか目立たなくしてやりたいとは思いながらも今さら形成外科を受診するのも遅いかと思い、ご相談させていただいた次第です。
- A3885 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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表情筋の動きに合わせて「凹み」が出来るのですから、脂肪組織の断裂があるか、表情筋と皮下組織の癒着が考えられます。
自然経過のうちに軽快もあり得ますが、時期をみてマッサージなどの処置をした方が早く治る場合もあります。
定期的に形成外科を受診して経過を診てもらい、適時適当なアドバイスを貰ってください。
- Q3886 相談者 ニックネーム:akn 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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6年前タクシー乗車中に事故にあい、おでこから瞼にかけアルファベットの『J』のような傷跡ができました。後遺症障害7級で示談しています。
形成外科でステロイド注射をしていただいたためケロイドはできていませんが、眉毛が2箇所毛が生えない状態になっています。
通っていた形成外科、セカンドオピニオンで別の形成外科でも『傷間を詰めるのは無理』『化粧で隠せるから大丈夫』と言われました。
傷幅は2㎜あるかどうかですが、傷上は別の箇所とは色も違うようになり傷がわかります。できれば移植やアートメイクの施術ができないかと思っています。
別の方への回答に『瘢痕性禿髪部には毛根は存在しないので、レーザーなどの治療は効果ありません。』と書かれていますが、アートメイクは無理でしょうか?その他解決案はないでしょうか?
アートメイクされている形成外科が近くにないため病院へ行く前にわかればと思っています。
- A3886 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「通っていた形成外科」あるいは「別の形成外科」は直接診察をなさっているのですから正しい判断をなさっているものと思いますが、一般的に「傷幅は2㎜あるかどうか」の「眉毛」欠損のある瘢痕ならば、切除縫縮して「傷間を詰める」ことは可能です。
瘢痕切除縫縮をすると変形が残る可能性を見越して、「『傷間を詰めるのは無理』『化粧で隠せるから大丈夫』」という結論だったのかもしれません。
さて、瘢痕を隠すための自毛の「移植」も「アートメイク」も可能です。
自毛植毛は「傷幅は2㎜あるかどうか」の「眉毛」部分なら数十分~1時間程度で手術は終わるでしょうし、後頭部から1本の毛根をまばらに採取してくる方法なら、毛根を採取した部分の瘢痕も目立ちません。
眉も「眉毛」の流れに沿って移植できます。
難点は、移植した毛は髪の毛なので一般的にもともとの「眉毛」と比べて太いこと、伸びる速度がもともとの「眉毛」より速いうえ、髪の毛のように長く伸びるので定期的にカットしなければいけないことの2点です。
「アートメイク」は瘢痕部分にTatoo(入れ墨)をするので、その後のケアは楽でしょうが、時代とともに流行りの眉毛が変わってもそれに対応できないこと、化粧の際にペンシルや眉マスカラで眉を描くなら「アートメイク」自体が必要ないことが検討材料として挙げられます。(「アートメイク」は通常数年で薄くなります)
30代前半でまだまだお化粧を楽しむつもりなら、瘢痕切除術が可能か再度別な形成外科でセカンドオピニオンを求めてみて、やはり手術が困難ならお化粧で隠す対処が正解かもしれません。
- Q3887 相談者 ニックネーム:ほくろ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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17日に形成外科にて炭酸ガスレーザーでほくろ除去をしました。
テープを剥がし洗顔、1日2回ゲンタシン軟膏塗布、マイクロポアテープ貼付の指示をもらいました。
しかし他部位のレーザー治療で某クリニックに来院した際、美容外科医からは、剥がれたら貼り直しを行い、できれば3ヶ月貼付と言われました。
現在、除去後3日目ですがテープ貼付による痒みあり、周囲発赤なしですが最低でも何日貼付していればいいですか?
以前同部位のほくろ除去をした際も痒みがあり医師許可のもと3日程でテープ除去し軟膏塗布、日焼け止めに変更していましたが
1年後も傷跡にはなりませんでした。
医師により説明が違うこと、痒みがあってもマイクロポアテープを貼付継続していく必要性、メリット、期間を教えてください。
- A3887 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「洗顔、1日2回ゲンタシン軟膏塗布、マイクロポアテープ貼付」は、比較的軟膏を多く塗ることで創部の湿潤環境を保ち、いわゆる湿潤療法として治癒を促しています。
「マイクロポアテープ」を「貼付」する指示は、「ゲンタシン軟膏」で周囲を汚さないためと、創部の乾燥予防、保護のためでしょう。
一方、「ほくろ除去」創の上皮化後は、瘢痕の肥厚を防ぐための圧迫、瘢痕に緊張がかからないように局所安静、紫外線対策のために3~6か月間「マイクロポアテープ貼付」を続けます。
「炭酸ガスレーザー」による真皮の損傷が浅く、比較的張力の弱い部位ならば、「3日程でテープ除去し軟膏塗布、日焼け止めに変更して」も肥厚性瘢痕にはなりません。
創に塗布する軟膏やテープの意味、上皮化後の瘢痕にテープを貼る意味を理解・納得しないまま医師の指示に従うべきかどうか悩むと、「医師により説明が違う」ように感じてしまいます。
どちらの施設も最終的に瘢痕が目立たなくなるための一般的な指導をしているのですから、結論は、「痒みがあって」創周囲の皮膚を傷めシミを作ったりするくらいなら、「マイクロポアテープ」をお止めになった方がよいということになります。
- Q3888 相談者 ニックネーム:N 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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一年前にバイクで転び足にえぐれた傷が出来てキズパワーパッドを汁が出る度に張替え、紫色で膨らんでるのですが忘れるぐらい痛くもかゆくもありませんでした。
治ったと思っていたのですが、最近急に凄く痛みだして靴などが当たるだけで凄く痛いです。
何か原因などあると思いますか?
- A3888 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕が形成されているのでしょうが、きつい靴や硬い靴を履いたため刺激を受けただけの可能性が高いのではないでしょうか。
あるいは、浮腫みによる瘢痕の痛みがあるのかもしれません。
特に異状がないことを確認するため、形成外科か皮膚科を受診してください。
- Q3889 相談者 ニックネーム:さーまま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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一週間前に、おでこを7針縫いました。
お風呂の後に処方されたワセリンをぬって絆創膏で保護してるのですが、手術の2日後に痒くて、見たら傷が膨らんでケロイドみたいに赤くなっていました。
明日抜糸にいくのですが、傷口は綺麗に肌色にとじているのですが膨らんでるのは治ってくのと同時にへっこんでいくのでしょうか。
手術の時、おでこは基本的にケロイドにはなりにくいと言われたのですが見えるところですしまだ若いので不安でたまらなくて、、お願いします。
- A3889 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「手術の2日後」に「ケロイド」が出来ることはありません。
「傷口は綺麗に肌色にとじているの」ですから、抜糸後に縫合創に緊張がかかって引っ張られたときに瘢痕が幅広くならないように真皮層を寄せて盛り上げて縫合したのだと考えられます。
「明日抜糸にいく」のですから、主治医に確認してください。
- Q3890 相談者 ニックネーム:Emi 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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現在、アメリカNY州よりお便りさせて頂いております。
昨年11月に乳腺症(乳りん下膿瘍)と一部組織の壊死でこちらで手術をしました。
乳腺症で感染を起こしていた箇所は乳輪半分をくり抜き、手術後、そのまま大きな穴を開けたまま排膿、消毒を6週間くりかえし、自然に傷は閉じました。
壊死した大きなしこりを取り除いた箇所は、手術後すぐに綺麗に自然にとじました。
が、手術から2ヶ月後、バイオプシーをした箇所、手術で切開した箇所が赤く炎症を起こし始めました。
そのうち水ぶくれがおこり、色は紫に。中から液体がでてきます。
乳腺外来でも原因がわからず、皮膚科を受診したら、再度、バイオプシーをした結果、感染はしておらず、
non infectious granulomatous diseases of the skinと診断されました。
この病気はステロイド注射しか解決方がないとの事で、2度ほど注射をしてもらったところ、ずいぶんよくなりました。
が、、、、 体温があがったり、生理前になると赤みがもどり、かゆみがでます。
このまま ステロイド注射を打ちつずけるしか方法はないのでしょうか?
- A3890 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「non infectious granulomatous diseases of the skin」は
皮膚サルコイドーシス(非感染性肉芽腫症)と呼ばれる疾患で、発症の原因は何らかの免疫異常が関係すると考えられていますがはっきりとはわかっておらず、症状も必ずしも一定しない疾患ですが、多くはゆっくりと自然に改善することが多いので、症状の軽い場合は積極的な治療をせずに経過を観るのが一般的です。
ご相談の症状は、種々ある症状の中でも一般的な経過ではなさそうですが、「バイオプシーをした結果」や「ステロイド注射」が奏功したところをみると、やはりサルコイドーシスの一型でしょう。
他の臓器にサルコイド病変が無いか、全身精査をなさった方がよいかもしれません。
サルコイドーシスはステロイド(副腎皮質ステロイドホルモン剤)と免疫抑制剤の治療が一般的ですが、抗菌剤が非常に有効な例もあり、前述のとおり自然に症状が落ち着いてしまうことが多い疾患なので、強い症状がある場合や症状が進行する場合にのみ積極的な治療を行います。
全身的な症状でなく皮膚症状だけなら、ステロイド剤の外用も有効です。
ご相談の症状のうち、「体温があがったり」したのはステロイドの副作用も考えられますが、「生理前になると赤みがもどり、かゆみがでます」という症状は、皮膚サルコイドーシスの皮膚病変に女性ホルモンの血管拡張作用が関与している可能性の方が大きいのではないでしょうか。
薬の副作用を心配して治療をしたくないという患者さんもおられますが、治療が必要と判断されたら早めに治療を始めたほうが症状も軽くて済みます。
また、ステロイドはもともと副腎皮質から分泌されるホルモンですから危険な薬ではないので、外用・内服・注射を上手に使い分ければ、副作用も回避できます。
日常生活でビタミンDの摂取や日光を浴びる事がサルコイドーシスを悪化させるとの報告もありますが、確たる根拠があるものではなさそうです。
ただし、ストレスが症状を悪化させることがあるので、症状が出現している間は、体に無理をかけず、ストレスを避けて、心身を休めたてください。
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