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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3941 相談者 ニックネーム:kazu 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
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療養型病院のスタッフで、褥瘡対策のチームに所属している者です。
デュオアクティブETを使用して褥瘡治療中の患者様ですが、治療自体は比較的順調なものの、デュオアクティブETを貼りかえるために剥がす際、褥瘡部分ではなく周囲の正常皮膚部分が粘着剤によって剥離してしまうとの事例報告が出ました。
ご高齢の患者様であり、褥瘡部の周囲でもあるため、正常皮膚といえどもかなり脆弱というか薄くなっているせいではないかと思います。
他に良い薬剤や治療法がないだろうかと皆で検討しているのですが、なかなか良いアイデアが出てきません。なにかご提案いただけたら幸いです。
- A3941 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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経過は「比較的順調」ですから「デュオアクティブET」を使うこれまでの方法でよろしいでしょうが、薄い被覆材は局面に使いやすいという利点はありますが、褥瘡部にお使いになるなら「デュオアクティブET」よりも厚みのある被覆材の方が有利かもしれません。
汚染や感染が起きていないなら必ずしも剥がす必要は無いので、浸出液がしみ出てくるまで貼り換えをしないでいれればよいのですが、頻回に貼り換えるなら剥がす際に高齢の「薄くなっている」肌で表皮剥離が起きないよう細心の注意が必要です。
ご存知の通り、内側の親水性コロイド粒子は余剰水分を吸収し創面に癒着しません
が、
外側の疎水性ポリマーは外部からの汚染や水分の浸入を防ぐため
比較的粘着力が高いため剥がす時に肌に垂直方向に引っ張るのではなく、
「デュオアクティブET」の端から少しずつ「デュオアクティブET」を
水平方向に伸ばすようにして肌から剥離してください。
手間はかかりますが、皮膚を傷つけずに剥離するには時間をかけて愛護的に剥離して
ください。
また、防水性能は落ちますが、皮膚に粘着面が直接接触しないように
皮膚に手軽にシリコン皮膜を作るスプレーや塗布剤があるので試してみてはいかがで
しょう。
- Q3942 相談者 ニックネーム:huang 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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私は生まれて9ヶ月の時、お粥でやけどになりました。夏でも半袖着られないです。治りますか?
- A3942 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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もちろん治療は可能です。
「夏でも半袖着られない」ということは、瘢痕を切除して植皮手術が必要になるかもしれませんし、術後の瘢痕予防・自己ケア・治療も大切です。
治療法は一つではないので、形成外科を受診して担当医と治療方針をしっかりと話し合ってください。
- Q3943 相談者 ニックネーム:初めまして 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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過去に鼻の下にほくろがありすごくコンプレックスだったので除去手術をしたものの、傷跡がいまだに気になります。
室内だとあまりわからないのですが、日の光が差し込む場所や影ができる場所だととても目立つ気がします。皮膚は少し陥没しているような感じで直径5ミリくらいです。
今までも、どうしたの?と聞かれたこともあり、コンプレックスが消えません。
もう10年以上が経ち、その時はレーザーではない方法で取ったかと思います。
1年前にも美容皮膚科で相談し、フラクセルレーザー治療を何度か受けましたが何も変わりませんでした。もう諦めるしかないのでしょうか。何か方法があれば教えて頂きたいです。
- A3943 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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フィラー注入や脂肪移植の適応があるかを形成外科か美容外科で相談してください。
また、「フラクセルレーザー治療」も繰り返せば「何も変わ」らないことは無い筈ですし、FGF注入やPRP治療などを試してみてもよいかもしれません。
一つの治療法だけでなくいくつかの治療法を組み合わせることも検討すべきですし、治療法をいくつも提案してもらい後悔のない治療を受けてください。
- Q3944 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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一週間程前、唇を薄くする手術を受けました、抜糸も済み、傷口も塞がりました。
しかし入浴時、唇の縫い目の瘡蓋がふやけたので剥がしたのですが、下唇の右端がくっついていなかったみたいで裂けてしまいました。
出血はありませんが、裂けた内側の唇、外側の唇の肉の間に白い粘膜が見えています。
何故白いのか、このままで大丈夫でしょうか?
- A3944 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
- 一般的には問題ないことが多いのですが、創が開いたまま粘膜が修復されると、盛り上がりになって後々に噛んでしまったりすることがあるので、直ちに手術をした病院で診察をしてもらって下さい。
- Q3945 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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ピーラーで薬指の先の方をグサッと切ってしまってパカパカした状態だったのですが、
キズパワーパットを使い血は止まり半分ぐらいはしっかり閉じたのですが、切り口?端?の方は傷口は乾いてるのですがピラピラしている状態です。
この傷って綺麗に閉じますか?
- A3945 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真皮層の損傷部は閉鎖しますが表皮、とくに角質層は閉鎖しません。
あかぎれと同じ状態です。
「ピラピラしている状態」の表皮を引っ掻けないように経過をみて、数日後に「ピラピラ」した角質を切った方が治りが早いでしょう。
- Q3946 相談者 ニックネーム:桔梗 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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1年程前に湯たんぽで脛に低温火傷をしました。
痕が変色して目立つため、スカートがはけなくてショックです。
家の近くの成形外科に行ってみたところ、全然綺麗な方なのでなにもすることはない、痕は残るが仕方がない。まず脛では手術もできない。と言われました。
しかし、火傷後すぐに行った皮膚科では痕が残るようだから、気になるなら皮膚を切除して縫い合わせる方法もあるよと言われていました。
切除縫合術と言うんでしょうか?今の状況から少しでもよくなるならしたいです。
痕の大きさは、縦3~4cm、横2cmほどです。
自分で調べてみたら縦にできた痕なら手術できると聞きました。
成形外科でいわれた通り脛ではどうすることもできないのでしょうか?
- A3946 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に「10代」の「脛」は皮膚を左右から寄せるほどの余裕がないため、「まず脛では手術もできない」と言われたのでしょう。
診察をしなければ脛に皮膚の張りの程度が判らないので、具体的なアドバイスは出来ませんが、「痕が変色して目立つ」だけならレーザーの適応があるかもしれません。
他の形成外科でも意見を訊いてみてはいかがでしょう。
- Q3947 相談者 ニックネーム:カピバラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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生後9か月の赤ちゃんがガラスで頬の近くを切り、皮膚科で1か月テープ治療をしロコイド軟膏が処方になったのですが、傷痕を残さず綺麗に治す為にはどのような治療が良いのでしょうか。
ロコイド軟膏は調べるとアトピーと書いてあるのでシリコンジェルのダーマコートという塗り薬の方が効果があるのか、それとも他に何か良い方法があるのか知りたくメールしました。
- A3947 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕に赤みがあるなら「ロコイド軟膏」は有効ですが、瘢痕が無ければステロイド剤(「ロコイド軟膏」)は使用する必要は無く、保湿剤で良いでしょう。
また「ダーマコート」はシリコン膜を作って瘢痕の形成を抑制する効果がありますが、受傷後長期間を経て出来上がってしまった瘢痕にはほぼ効果はありません。
つまり、医療機関で提案される全ての治療は診断のうえに成り立っているので、診察をしないで具体的な治療を提案することはできません。
それぞれの症例に関して最適な治療法は、診察して、患者さんを取り巻く環境までを検討しなければ結論を出すことはできないのです。
お掛かりになっている「皮膚科」で治療の指示を貰うだけでなく、瘢痕の状態と、今後の治療方針、予想される治療経過を説明して貰い、定期的に経過を診て貰って下さい。
それでも不安が拭えなければ、他の医療機関(形成外科など)を受診して、セカンドオピニオンを求めることも一法と考えます。
- Q3948 相談者 ニックネーム:きい 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1ヵ月前に子宮全摘、卵巣左側切除術を受けました。
退院後、1週間はこんなものかなとおもい過ごしていましたが、下腹部左側に痛みがあり、排尿後搾られるような痛みがずっと続いています。
4日前に急に発熱、微熱ですが、2日続き、昨日39℃近くまで上がったので内科を受
診。
インフルエンザを疑いましたが陰性で、考えられるのはどこかで炎症反応を起こしていると言われ、翌日、全摘した婦人科を受診。
内診、エコーでは悪いところは見当たらず、血液検査でCRPが6.0白血球は正常値でした。
念の為ということでCTを撮ってもらうと、傷口内側奥で膿が溜まっている。と診断されました。
これが何を意味することなのか、原因として考えられること、今後の治療がどうなっていくのか不安です。
- A3948 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「微熱」が「2日続き」、スパイク状に「39℃近くまで上がった」熱型は、「どこかで炎症反応を起こしている」可能性を考えさせます。
「CT」で「傷口内側奥で膿が溜まっている」というのは、皮下膿瘍を形成したか脂肪組織の融解が起きているのではないでしょうか。
「抗生物質」で「熱も下が」っているので、自然に膿瘍が無くなるのを待つか、注射針を刺入して内容物を吸引するか、縫合部を一部開いて排膿させるかいずれかの治療をすることになるのではないでしょうか。
主治医にご確認いただければ今後の治療方針を説明して貰えます。
- Q3949 相談者 ニックネーム:ぷくぷく 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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熱傷による瘢痕拘縮のガン化について教えてください。
現在20歳の息子のことで相談させていただきます。息子が3歳の時に石油ストーブに掌をついて火傷をしました。掌の3分の1ぐらいを火傷しました。すぐによく冷やして火傷治療で評判の診療所を受診した結果、酷い水ぶくれになっていたものの、2週間ほどで包帯も外せました。その後は傷痕が崩れたりしたことはありません。おそらく深達性2度かと思います。拘縮瘢痕が残ったということは、一部は3度だったのでしょうか。
今、傷痕を見ると、掌に、幅5ミリ×長さ3センチほどの範囲で、周りよりも白っぽく少し盛り上がり、硬くなっている筋が縦に1本あります。
熱傷瘢痕が将来皮膚ガンになりやすいと知り、心配で調べてみましたが、治癒までに時間がかかり、潰瘍を繰り返すものなどが危険性が高いとあり、また熱傷瘢痕からガンを発症する確率は高くないとのことで、それほど心配する必要はないのかと思う一方、熱傷瘢痕後の皮膚ガンは通常の有棘細胞ガンより予後が悪いらしく、心配です。
こちらのホームページでも、常に外的刺激を受ける部位や、瘢痕拘縮のある部位は注意が必要と書いてあります。
そこでご質問ですが、
1.息子の場合の傷痕も瘢痕拘縮であり、ガン発生の母地となり得ますか。
2.掌の中心付近の部位は、外的刺激を受けやすいように思いますが、危険な部位になりますか。
3.熱傷瘢痕ガンはガンと診断された時点ですでに内臓に転移している場合も少なくないとのことですが、初めて傷や突起などの変化があった時すぐに受診すれば、完治しますか。それとも表面から見えない内部でガンが進行、転移していることもあり得るのでしょうか。
4.今から予防的に瘢痕を切除するのは過剰反応でしょうか。予防切除は手の機能への影響もあるのでしょうか。
- A3949 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご心配が募っているようですので、なるべく簡潔にお答えします。
瘢痕拘縮と発癌母地は直接の関係はありませんし、瘢痕癌発症の可能性は極めて低いです。
拘縮を解除する手術は、Z形成術や皮弁術あるいは植皮術が必要です。
瘢痕を切除して植皮で置き換えても「手の機能」への影響はありません。
治療をするか、治療をするとすればどんな治療法があるか、治療はどれくらいの期間を要するか、形成外科を受診してご相談になってみてはいかがでしょう。
- Q3950 相談者 ニックネーム:まるちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性
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小学5年生の息子の事なんですが、8ヵ月の時に右の手のひらを火傷して2才の時に指の内側を植皮手術をしました。
皮は柔らかいのですが植皮したまわりがひきつっていてしっかりとパーが出来てるような出来てないような感じです。手の大きさも右ききですが左に比べると小さいです。指と指の付け根も水かきのようになっています。
再手術を受ける事は可能ですか? 受けるとしたらどんな手術になりますか?
- A3950 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕切除術と指間形成術が必要です。
収縮しても引き攣れにならないように、縫合線の方向も検討しなくてはいけません。
また、出来るだけ植皮が必要ない様に皮弁を使って指間を形成するのが一般的ですが、皮膚の足りない分は植皮が必要です。
掌への植皮は健常部との違いが目立つので、小さい面積で済むならば、足のくるぶしの傍から採皮をするなどして植皮の色素着を防ぎます。
植皮が生着するまで手術後2週間程度、手指の安静が必要なので、手指が動かないように特殊なギブスを装着することもあります。
手指の運動障害を起こさないために、早急に形成外科あるいは手の外科を受診してください。
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