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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3961 相談者 ニックネーム:HA 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:女性
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6歳の娘の鼻の下あたりに、親が振り返ったタイミングで親の小指の爪かスレて引っかき傷ができました。
血も少なく傷も浅かったので、そのまま特に治療なく様子をみていたら、薄っすらとした跡がのこり7ヶ月が過ぎました。日焼け止めは、毎日つけています。
皮膚科の先生へ3ヶ月ほどして治らずゆけば中学生くらいで薄くなるかなと、いわれました。
- A3961 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「薄っすらとした跡」が色素沈着なのか血管拡張によるものなのか、診察をしなければ判断できません。
レーザーで治療可能かもしれませんが、「6歳」の女児に治療をすべきかは疑問です。
一般的に、外傷受傷後6カ月以降は、極めて緩徐に瘢痕が目立たなくなっていきます。
特別な治療は無いので、時間の経過を待っていただくのがよいでしょう。
- Q3962 相談者 ニックネーム:hiro 患者様(相談対象者) 年齢:30歳前半 性別:男性
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抜糸が数日遅れる場合に不都合な点はありますか?
脇腹のシコリを切除し縫合しました。
一週間後に抜糸に来てくださいと言われましたが都合が悪く数日遅れることになるかもしれません。
その場合のデメリットはありますか?(糸の跡が目立つようになるなど)
逆にメリットはあるのでしょうか?(傷がよくくっ付いているなど)
もし一週間後が最適であれば都合をつけてでもその日行こうと思います。
- A3962 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合をどんな方法で行っているかによって条件が違うので一般的な経過の推測だけで論ずることは出来ませんが、「抜糸」が「数日遅れること」で「糸の跡が目立つようになる」かもしれません。
専門的な手技で皮下縫合をしっかりと行っている場合、抜糸する表皮の縫合糸は、表皮縫合線の段差をなくすように左右の皮切縁を合わせているのであって、創の閉鎖は皮下縫合で終わっています。
したがって、手術翌日~1種間程度で抜糸をしても全く問題はありません。
一方、抜糸時期が遅れた場合、表皮縫合に皮膚の組織反応が小さい縫合糸を使ってはいても、炎症により縫合糸痕が残りやすくなる可能性があります。
個別の手術において「抜糸」の「最適」な時期は、担当医にお尋ねになってください。
- Q3963 相談者 ニックネーム:Wan 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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57歳女性です。25歳で脳動脈瘤破裂になり手術を受け、一命は取り留めました。
後遺症と言えるのか、左額の皮膚は動きません。感覚はあります。
加齢により眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり、視界は上が狭くなっています。
見た目も、左右アンバランスで情けない状態です。左目は腫れているように見え、気分も大変うっとおしいです。今では化粧で誤魔化すことも困難です。
保険が利く範囲で何らかの施術があるのか知りたいのです。
ただ介護の必要な高齢者と同居しており、入院となると困難です。
- A3963 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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三叉神経麻痺ならば「眉と目蓋が下がって」しまいますが、瞼を閉じることが出来にくくなります。
前頭筋の麻痺ならば「眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり」ます。
「加齢により」という記載から、徐々に進行しているということなら、眼瞼下垂も考えられます。
「眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり、
視界は上が狭くなって」いるならば、眉毛つり上げ術、あるいは眼瞼下垂手術が可能です。
必ずしも入院しなくとも、外来手術で可能な場合も少なくありません。
先ずは形成外科を受診してご相談ください。
- Q3964 相談者 ニックネーム:あんこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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左手の甲(親指の付け根付近)を2ヶ所切りました。
それぞれ2針づつ縫合してるんですが、傷の距離が近かったのと傷が深かった為、皮膚を寄せて縫合したので縫合の間に皮膚の膨らみが有ります。
抜糸は14日後です。この膨らみは治るんでしょうか?
- A3964 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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いずれ手指を使う様になれば「膨らみ」は解消される可能性は高いでしょうが、外傷の詳細が判らないので、本来「皮膚を寄せて縫合」する必要があったのかどうかの判断が出来ません。
主治医にご確認いただくなり、直ちに形成外科で相談なさるなりしてください。
- Q3965 相談者 ニックネーム:mikan 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:10歳未満
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今4歳の娘が、一昨年の秋に三輪車に乗ってて、降りて私の方に歩いて来てる途中、三輪車の欠けてとがった部分にほっぺがあたって、左のほっぺにすーっと長い傷がつきました。
その時は、アロエを塗って絆創膏をはっていましたが、かさぶたが出来て、娘も気になってかさぶたを自分で剥がしたりしたのもあって、跡が残りました。
私も、傷も浅いし、そのうち薄くなるかなぁと病院にも行かずにいましたが、傷が薄くなることなく、1年以上経っても残ってます。去年、皮膚科に連れてってみたら、傷が出来た所の皮膚が薄くなって、毛細血管に紫外線があたることで、毛細血管の色が濃くなって、傷跡が濃く見えてるので、市販の日焼け止めを塗ったら色は薄くなっていくと思う。と言われて、それから毎日日焼け止めを塗っていますが、確かに少し薄くはなりましたが、色が消える事はありませんでした。
まだ小さいので、何も言いませんが、これから大きくなったら、きっと鏡を見る度に辛い思いをすると思います。
反対側のほっぺにも、弟に引っかかれた傷が残ってるし、せめて色だけでも消えてくれたら…と思います。
- A3965 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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毛細血管に紫外線があたることで、毛細血管の色が濃く」なることは無いので、外傷後の経過としての毛細血管の拡張が解消されていないという説明と、紫外線による外傷後色素沈着が起きているという説明が混ざってしまったのかもしれません。
これから成長に伴って色素は薄くなるので、「色が消える事はありませんでした」などと結果(症状)が固定されたようにお考えにならずに、数年単位の長い目で軽快を待って下さい。
形成外科を受診して、定期的に経過をみていただくとよいでしょう。
- Q3966 相談者 ニックネーム:パンケーキ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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ちょうど、約1年前に、美容外科クリニックにて、顔にあった計3箇所のホクロの除去手術をしました。
除去したホクロの大きさは、5mm程度のものが1箇所と、2mm程度のものが2箇所です。
現在、5mm程度のホクロの除去痕は、やや薄い灰色のシミになっております。
また2mm程度のホクロの除去痕は、ピンク色のシミになっております。
私自身どうしても変色したホクロの除去痕が気になってしまい、最初に手術をした美容外科クリニックとは全く別の皮膚科の先生に、再手術の申し入れをお願いしました。
しかし、先生の所見では、「皮膚が完全に自然治癒するには、最低2~3年は掛かるから、それぐらい経過しても本当に自然治癒しなかったら、再手術の検討をしましょう。」とのことでした。
それから、もう一つ仰られたのは、
「そのとき必ず、美容外科クリニックの担当オペをした先生の紹介状を書いてもらって下さい。」とのことでした。
理由は、病院を変更するときには、紹介状を提出するのが医学界のマナーであることと、もう一つは、今回のオペは電気メスにて除去手術をしたのですが、皮膚科の先生に言わせると、邸w)EURテ気メスにも何種類ものオペのやり方があるので、そこらへんのところも詳しく聞かないことには、危なっかしくて再手術は出来ないとのことでした。
そこで、いくつかご質問なのですが、
①本当に、ホクロの除去痕が完全に自然治癒には、2~3年の歳月が必要で、それからではないと再手術は出来ないものなのでしょうか?
②美容外科クリニックの先生にお願いをすれば、医師の紹介状は書いて頂けるものなのでしょうか?
ちなみに、美容外科手術は自由診療だったので、保険は適用外だったのですが、紹介状を書いて頂くのをお願いするのも、かなりの費用を要してしまうのでしょうか?
③もし仮に、美容外科クリニックの先生が、医師の紹介状を書くのが嫌で断った場合には、どうすればよいのでしょうか?
④本当は、2~3年間も皮膚が自然治癒をするのを待つなんて、毎日、醜い自分の顔を鏡で眺めていると、
本当に嫌で嫌で待っていられないのが本心なのですが、ここはグッと我慢をしなければならないものなのでしょうか?
- A3966 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご質問に対する回答をする前に基本的なことを述べさせてください。
まず、医師の技術や手術機器の種類の関わらず、外傷後の瘢痕がゼロになることはありません。
母斑を除去した際でも同じことが言えるので、瘢痕が目立たなくなるにはある程度の期間が必要とお考えください。
(1)「ホクロ」を「電気メスにて除去手術」をしたということは、母斑を表面から焼却処理をしたようなものなので、「5mm程度」の熱傷創を作った手術ということです。
母斑がどれくらいの深さまであったかで、熱傷創(母斑除去創)の深さも変わるので、瘢痕の状態・経過も異なります。
(2)紹介状は書いていただけるでしょうが、一般的に紹介状の費用が発生します。
費用は病院によって異なるので、ご自身でお問い合わせください。
(3)瘢痕の治療をするにあたって、必ずしも紹介状を要求しない病院も多いのではないでしょうか。
(4)瘢痕が成熟するには少なくとも6か月以上は必要ですし、それ以降も徐々に目立たなくなります。
既に手術から6カ月以上経過しているので、瘢痕治療の計画をたてても構いませんが、焦らずに2年程度瘢痕の変化を待つことも一つの選択肢と考えます。
- Q3967 相談者 ニックネーム:あやねーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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7歳の男児です。8月に家のお風呂場の硝子扉で大きな怪我をしました。救急車で搬送され緊急手術をしました。
筋肉を2本損傷、細い動脈をきり輸血をしての大きな手術でした。手術二日後に出血がとまってないので再手術をして暫く集中治療室にておりました。
退院後にひこつ神経の麻痺などがみつかりリハビリなどを続けて、この1月にリハビリも終了いたしました。
若いのか、お陰さまで、ほぼ普通に歩いたり走ったり運動もできますが、右足四ヶ所の切創により、ふくらはぎ(内側)(外側)大腿部、ひざの内側とあります。とくに、ふくらはぎ内側は傷口が深く傷口も10cmちょいあります。
外側はだいぶ薄いのですが、やはり深い部分は、紫色っぽく大きな傷痕です。
担当の先生も、その部分は傷口が深いので年数がたってもなかなかとおっしゃってました。
夏場は、傷口にゲンタシンを暫く塗っていましたが、薬がなくなり整形外科でも麻痺の動きだけを診察でしたので傷口にたいしては何もなかったのですが、たまたま手術にあたったのが形成外科でしたので、
半年たって明日初めて形成外科に診察になり、輸血後の検査と診察w)EUR氓ハります。
冬場は、長いズボンをはくので包帯もテープもしてませんが、
やはり傷口に対しては、息子もみられたくないという気持ちがまだあります。
何かぬる薬があるのなら少しでもしてあげたいなと思っております。
これから暖かくなって足をだす機会が増えたりプールの時期になるのが大変心配です。
元々大人しい子供ですし、やはり傷痕が大きいだけに人の目を気にすると思います。
- A3967 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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幸いなことに運動障害が残っていないのですから、外見的な変形と瘢痕の修正はいつでも可能です。
受傷後6カ月の時点でしていただきたいのは、瘢痕が乾燥すると痒みが出るので瘢痕の保湿だけです。
形成外科というのは『機能と外見の再建と整容』を主目的とした体表外科ですから、ご相談になれば治療の提案をしてもらえます。
以下は、個人的な意見ですので、参考までに。
ご両親や周囲の思いや考えだけで治療法や治療時期を決めるのは、お勧めできません。
たとえ小学生でも、いつどんな治療をしたいか、治療をした時のメリット・デメリットはどんなものがあるか、更には、治療をするかどうか、全てご本人を主体にして話し合いをしてください。
話の内容が難しくて息子さんが理解できないなら、ご本人が理解できるようになるまで治療はすべきではありません。
厳しいことを言うようですが、ご両親は息子さんの人生に関わったりアドバイスをしたりは出来ても、息子さんの人生の方向性は息子さんご本人が決めるということです。
ご両親は、本人が希望すればいつでも治療は出来るよという姿勢をお見せになっておくだけでよろしいのではないでしょうか。
- Q3968 相談者 ニックネーム:ラパン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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5日前に転び、駐車場の車止めに顔を打ちつけて、左の口の上から唇にかけて夜間外来で3針縫いました。翌日外科で傷パワーパッドを張っていただきましたが、一針縫ってある唇の裂傷は何もせず、口腔外科(専門ではない)のある歯科でも看ていただきましたが、折れた前歯の今後の治療の話と頬骨が折れているかどうか確認しただけでした。(レントゲンは頬まで写らなかった為)
只今、パッド下は傷横にただれたような症状が広がっており、唇は7、8ミリ程度の袋状の物が出来ており、近辺からは毎日少量ずつ、膿を含んだ出血があります。
あさって受診から1週間後の抜糸ですが、形成外科に改めて受診した方が良いでしょうか?
外科の先生がクールな感じで伺いづらくてこちらに相談させていただきました。
- A3968 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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総合病院などでは、脳外科、循環器外科(心臓外科、血管外科)、消化器外科、整形外科などに分かれているのをご存知でしょうが、基本的に、いわゆる外科という専門科は無いとお考えください。
もちろん外科の医師の中にも外傷や皮膚潰瘍の治療に詳しい先生もおられますが、臓器別にいうならば肌・体表の外科は形成外科ですから、受傷直後の初期治療をどこでしてもらったかにかかわらず、外傷の治療は形成外科に任せた方がよいでしょう。
- Q3969 相談者 ニックネーム:しゅう 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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5歳頃に転倒し顎を3cmほど切りました。
近くに内科医院しか無く、そこの医師に縫合して貰い抜糸もしました。
もう30年近く経ちますが、1つ気になることがあります。
傷痕(周囲も含む)に触れると違和感が強く、自分でも触れる事が出来ません。
痛みはありませんが、とにかく背中がムズムズしてジッとしていられず、ひどい時には叫びそうになることもあります。
歯科治療などで顎に触れられる可能性がある場所などがとにかく苦手で困っており、かかるべき診療科を教えて頂きたいです。
縫合時に神経を巻き込んだのでは無いか?と知人に言われましたが、本当にそんな可能性はあるのでしょうか?
- A3969 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご相談の症状は、心因的なものが強いのかもしれません。
例えれば、くすぐりに弱いヒトにくすぐる振りをするだけで、ムズムズするのと同じようなものです。
軽く触れるのではなく自身でやや強めに触って、外的刺激に『慣れて』しまうのが最も基本的な対処法です。
治療をお望みなら、鎮痛薬の内服や注射が有効でしょうから、特にこの科でなければいけないというわけではないのですが、敢えて挙げるならペインクリニックを受診してください。
また、医療以外でも、オルゴール療法などの心理療法が有効なこともあります。
- Q3970 相談者 ニックネーム:よんちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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40年前左腕に熱湯でやけどを負いました。
ひじからしたは幸い治りましたが、ひじの上に2か所ケロイドで残ってしまいました。20歳の時上部分をエキスパンダー手術をうけましたが、手術傷が残ってます。
廻りからどうしたのと聞かれるのがいやでなんとかこの後を消したいとずっと悩んでます。
夏になるのが嫌です。
お金はかかってもいいので、良い方法と良い病院があれば教えてください。
人工絆創膏というのを佐賀大で開発してるみたいですが、教えてください。
- A3970 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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現在の瘢痕の状況が判らないので、具体的なアドバイスが出来ません。
線状瘢痕なら、再度エキスパンダーを挿入して瘢痕形成術をした方がよいでしょう。
ある程度面積が広い瘢痕は、瘢痕を削ったり切除したりして、上皮化を促すための処置を施しますが、その際に上皮化が困難なら自家植皮や培養表皮移植をします。
ご質問の佐賀大学の絆創膏型の人工皮膚は、それを使用することで表皮欠損創を最良に近い状態に保ち、自己細胞の増殖を促したり植皮が出来るようにしたりするための、フィルム様の創傷被覆材です。
つまり、植皮を必要とするような創にも簡便に使用できることを最大のメリットとした医療器材で、豚コラーゲンを材料としたものなので、その人工皮膚自体が生着するものではなさそうです。
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