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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4001 相談者 ニックネーム:たちゅこ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳3ヶ月の息子のことです。剃刀を握ってしまい右手親指の関節の少し上指の腹を切ってしまいました。
病院へ行き消毒し、ガーゼをし、包帯を巻き終わりましたが、、、そのままでいいのでしょうか?
縫う場合と縫わない場合はどう違うのでしょうか?
病院ではこのまま化膿止めも飲まず濡らさないようにしてください、と終わりましたが、、、
冷静になった今、破傷風とか縫わなくてよかったのかな?
といろいろと不安になってしまいました。
- A4001 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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表皮や皮下組織が開いて創閉鎖が期待できないときに「縫う」ので、創縁がずれるなどの理由が無ければ縫っても縫わなくても違いはありません。
気をつけるとすれば、「1歳3ヶ月」ならば安静にすることは出来ないので、それを十分に想定して処置をするということです。
説明しない医師を攻めるべきなのか訊かない患者さんが
反省すべきかの論争は避けますが、必要なのは「濡らさないようにしてください」という指示より、「ガーゼ」や「包帯」が濡れたり汚れたりしたらどうすればよいかのアドバイスではないでしょうか。
創を診ないでの一般論になりますが、「ガーゼ」や「包帯」が汚染されたり外れたりしたら、創部を流水で洗って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
赤みが強くなったり腫れたり、痛みが強い様子が、感染の兆候ですが、感染を起こさなければ1週間以内に創は閉鎖するでしょう。
「破傷風」の予防注射は、通常ならば、1歳までに4種混合ワクチンで済ませている筈です。
- Q4002 相談者 ニックネーム:たんぽぽ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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7月末に3歳の女児の右腕の色素性母斑手術を行いました。
術後、リンデロンとサージカル?テープを貼り様子を見ました。
所が、本人は痒がり、傷口は赤紫に腫れ、4ヶ月経った今はプレゾニンでも全く赤紫で腫れは引かないです。
このまま大人になっても赤紫のままなんでしょうか?
- A4002 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕です。
肩から上腕部分は肥厚性瘢痕を生じやすい部位で、成長期、安静を守れないなど、肥厚性瘢痕になり易い条件が揃っています。
主治医は、肥厚性瘢痕になるのを承知のうえで、一度で「色素性母斑」を取り切って、瘢痕形成術は後に行うという治療方針をたてたのかもしれません。
瘢痕形成術を施行しなくとも、数年から数十年の経過のうちに瘢痕が成熟して平らな白色の成熟瘢痕になる可能性はあります。
「色素性母斑手術」は抜糸できた時点から手術瘢痕の治療が始まっているのですから、今後も手術をした病院で瘢痕の経過を診てもらって下さい。
- Q4003 相談者 ニックネーム:Hello 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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一週間ほど前に少し身体の疲れがあるのがわかったのと、生理前というのが重なってきつかった時に急に40度の熱が出ました。
でも、熱の原因は自分がバセドウ病をもっているからだと後でわかったのでいいのですが、高熱が続いた一週間は途中で1度だけお風呂に入ったけどそれ以外ではお風呂を禁止されていました。それで、生理前なのにはいれなくて、
下着は変えていても陰部の清拭などが出来ていなかったため陰部が炎症を起こして陰部の前半分のところが切傷のような痛みがあり、後1/3のところが赤み腫れがあります。この陰部全体の痛みのせいでおしっこをするとケガしてるところにレモン汁を垂らしたような鋭い痛みがして、とてもじゃないけどおしっこを出す勇気が出ません。
それと今生理中ですがフェミニーナ軟膏で治りますか?
- A4003 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、診察をしなければ医薬品の適応をお伝えすることは出来ません。
陰部湿疹の可能性が高いようですが、「おしっこをすると」「鋭い痛み」があるならば、尿道炎も否定できません。
婦人科あるいは泌尿器科を受診してください。
- Q4004 相談者 ニックネーム:say 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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9月中旬に帝王切開手術を受けました。縫合は埋没縫合とのことで、術後7日目にホチキスを抜き退院。退院後は1ケ月ドレニゾンテープを貼りました。
1ケ月経った後も傷の一部から少し汁が出たように乾いていなかったのですが、ネットで調べてマイクロポアテープを貼りました。
テープを貼ったまま1週間して剥がすと、まだ傷の一部は乾かず、膿と血が出たので慌てて産院へ行きました。
診察の結果表皮だけなので普通の傷のように洗って消毒しカットバンを貼れば良いと言われ、以前から子供の怪我などを湿潤療法を行っていた為、傷の部分にハイドロコロイドを貼り2,3日で貼り替えて対処していましたが、産後2ケ月経った先日傷が大きくなり痛みもあり、また出血して穴が空いたようになった為また産院へ行きました。
傷口から少し糸が出ていてそれで感染を起こしていると言われ、出ている糸を切り消毒し、デルモゾールG軟膏とフロモックス錠、カロナール錠を処方されました。
糸は長いので抜くことはできないと言われました。
現在デルモゾールを1日3回塗りカットバンを貼って対処し3日経ちますが、まだ傷は乾かず出血しています。
穴が開いたような感じや痛みはなくなりました。
このまま薬を塗りカットバンを貼っておくのがよいのか、湿潤療法に切り替えた方がよいのか悩んでいます。
子供を入浴させる為おふろに浸かってよいかも分かりません。
上の子達もいるので湯船はあまり清潔でない可能性があります。
今度どのように対処すればいいのか、また糸の先端を切っただけでこの傷は治るのか、アドバイス頂けましたら幸いです。
- A4004 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合糸を核にした縫合糸膿瘍ですので、抜糸するのが理想です。
筋層および筋膜は既に閉鎖しているので、症状は皮下の膿瘍によるものでしょうから、抜糸しても腹腔まで交通することはありません。
主治医の言うように「糸は長いので抜くことはできない」なら、指示通りにして上皮化を待つしかないでしょう。
幸いにして、「穴が開いたような感じや痛みはなく」なっているので、感染は治まってきたと考えられます。
ただし、抜糸せずに一旦は上皮化が完了しても、いずれ縫合糸膿瘍が再発する可能性は極めて高いと推測されます。
入浴は、湯船には浸からないで、シャワーだけで済ませてください。
石鹸を使って洗っても構いませんが、しっかり洗い流してください。
感染が治まっているなら湿潤療法が良いのですが、メールでは頂いた情報しかわからないので、可能なら、主治医に相談して形成外科を紹介して貰い、形成外科医のセカンドオピニオンを求めてみてもよいかもしれません。
- Q4005 相談者 ニックネーム: 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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二ヶ月ほど前に自転車で転び、アスファルトで肘を派手に擦りむきました。
その場で救急隊員も来て、少々広範囲ではありましたが特に肉まで見えるような重篤なものでもなく「消毒の必要なし」と言うことでただ包帯だけ巻いて頂いたのですが、三日後念のため交通事故専門医の所に行きレントゲンも撮って骨に異常がないことも確認できたのですが、結局その後、包帯を外した時に一度出来立ての水分を含んだ新しい皮が剥け、そのまま乾燥治癒に任せた結果次にできたと思った皮も下の方からのぷくりとした感触を放っておいたら
やはり剥けてしまいましたがそれで落ち着きました。
しかし、事故時打った時のひどい内出血の痕は一ヶ月で消えたものの皮膚表面の真っ黒な痣が二か月経った今でもまったく消えず、先週あたりから痣中央の真っ白なあたりでシャツで擦れる程度の刺激でもチクチクと言うかチクンッ、と針を刺すような痛みが時折起こるようになってしまいました。
見た目ではわからない程度ですが、痣を擦ってみると今でも明らかに内部がぷくっと小さく膨れているのは指先の感覚でわかります。これは知覚過敏になっているだけで収まるのをただ待てば良いだけの普通の症状なのでしょうか?
- A4005 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷による神経症状は、受傷時の症状が時間の経過とともに改善するもので、経過の途中で特に誘因も無く悪化することはありません。
「痣中央の真っ白なあたりでシャツで擦れる程度の刺激でも」「針を刺すような痛みが時折起こる」のは、皮下にアスファルトや砂などの異物を中心に皮下膿瘍が生じている可能性があります。
治療をしなければ軽快することはないでしょうから、形成外科を受診した方がよさそうです。
- Q4006 相談者 ニックネーム:海山川 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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2ヶ月前にドアに足を挟み、踵を6センチ切りました。
連休中だった為、5日後に外科受診し9針縫合しました。
抜糸して1ヶ月以上たち日常生活は問題なくなりましたが、傷口が痒く発赤しています。
傷口の周りも発赤し腫れていて踵が当たる為普通のスニーカーや靴が未だ履けません。
内部にばい菌等が入っているのか気になるのですが、何かを受診すれば良いのかわかりません。
縫合後はまだしばらくこのような状態が続くものなのか教えていただきたいと思います。
- A4006 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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メールの記載だけでは症状を詳細に把握出来ませんが、
「傷口が痒く発赤して」いるのは、「内部にばい菌等が入っている」のではなく肥厚性瘢痕ではないでしょうか。
受傷後3カ月程度は、瘢痕が赤く硬く盛り上がり、痒みが生じます。
6カ月に向けてそれらの症状が軽減し、6カ月以降も徐々に平坦に軟らかくなっていきます。
形成外科を受診してください。
- Q4007 相談者 ニックネーム:エクボ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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今日の夕方三歳になる息子が料理の手伝いをしてくれていたのでしが、子供用ピーラーで親指爪の下から第一関節ギリギリぐらいまで削いでしまって、かなり深い傷で血も中々止まらなかったのでとりあえず止血して救急車を呼び病院に行った所、縫合するかギリギリの所だけど今縫合すると麻酔もできないと言うわれて、
とりあえず消毒して軟膏?塗ってもらい明日外科にいってほしいと言うわれて、
紹介状を書いてもらったのですが…縫合しなくても治るんでしょうか?
それと近くに整形外科と外科がありますが紹介状を書いて貰った病院じゃないのど今後通院とかを考えると近くに行きたいのですが。その紹介状持っていけますか?
- A4007 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ピーラーでの損傷ならば、ヒンジのついた蓋状に組織が残っているのでしょうから、残った組織を元の部位に固定していれば、縫合してもしなくても治癒経過に変わりはないでしょう。
今後重要なのは、3歳のお子さんなら痛みが無ければ遊びまわるのは当たり前のことなので受傷部分の安静や濡らさないでというような指示は意味をなさないということを理解して、自宅でのケアの仕方をアドバイスしてくれる主治医のもとで治療をすることです。
もちろん3歳のお子さんを連れて毎日受診するようにという指示もある程度無茶な指示とも言えるのですから、通院だけを考えて近所の病院を選ぶより、状況の説明と治療方針を説明して家でできる正しい治療法を指導してくれる病院を選ぶべきでしょう。
外傷治療の理想は、外傷受傷後なるべく早く病院にお掛かりになり、翌日も受診して感染を起こしていないことを確認してもらい、それ以降は自宅ケアで治癒まで経過を診て、1~2週間で再受診して治癒を確認、それからはすみやかに瘢痕を目立たなくするための治療に移行し自宅でのケア法を指導してもらいます。
今回ご相談の外傷の具体的な治療は、受傷翌日に腫れ、赤み、痛み、排膿が無ければ感染は起きていないでしょうから、流水で創部を洗って、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておくか、軟膏をたっぷり塗ってフラップ状の組織が動かないようしっかり止めておくことです。
3歳児であることを考慮に入れて紹介先をお選びになったのかどうかが判りませんが、紹介状の宛先とは別の病院を受診することは可能です。
3歳なら聞き分けの良い児とイタズラ好きな児がいるので、
お掛かりになった病院では、その児に合わせたドレッシング法を指示して貰って下さい。
- Q4008 相談者 ニックネーム:マッキー 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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20後半にクリニックで汗をかきすぎるのでボトックスの手術をしましたが、引きつり、手術の跡が残り赤黒くなっています
2回もしたのですがまだ目立つのでどうしたらいいですか?
ノースリーブきるのが恥ずかしいです
- A4008 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ボトックスの手術」ではなく、OSMIDROSIS(腋臭症)の手術でしょう。
レーザー、美白剤の適応かもしれません。
形成外科あるいは美容皮膚科を受診してください。
- Q4009 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:50相後半 性別:女性
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約40日前に小鼻のほくろをくり抜き法にて除去し、1針だけ縫いました。途中経過は問題なく、
抜歯も済み洗顔化粧もして良いと言われました。
色素の沈着を避ける為、化粧しない時は日焼け止めクリームを塗るよう指導されました。
化粧はなるべく避け、日焼け止めクリームを塗って、マスクをして過ごすことが多いです。
傷はやや赤みが有りまだ皮膚が薄い感じでした。
アレルギー性鼻炎で頻繁に鼻をかみます。
その為やや強くこすってしまい、出血してしまいました。
消毒し、残っていた軟膏を塗り絆創膏を貼りましたが、傷パワーパッドなどを使った方が良いでしょうか。
実は10日ほど前にも同じことが有り、これが2回目です。
気を付けてるつもりですが跡が残るのではないかと心配です。
- A4009 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後「約40日」経過で「やや強くこすっ」ただけで「出血して」しまうなら、線維組織による瘢痕形成が順調に進行していないのかもしれません。
凹んだままで治癒する可能性が高いでしょう。
手術をした病院を再診するか、形成外科を受診してください。
- Q4010 相談者 ニックネーム:まな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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年前の冬に前額部に0.5cm程度の小結節が突然できました。
石灰化上皮腫など疑われMRIを撮りましたが原因ははっきりとせず、手術で取ることとなりました。
術中の所見では瘢痕であり病理の結果も瘢痕だったのですが、術後数日で3cm程度の外表には赤みもなにもないアーモンド状の腫瘤が手術跡に出現しました。
CTなど行うも原因はわからず、2度手術を行いましたが術後数日で術前より大きな5cm程度の腫瘤が出現しました。
病理ではいずれも瘢痕、原因不明の肉芽腫とのことでした。
その後、ケナコルトなど試すも改善せず、内部を吸収糸ではなくナイロン糸で縫合したところ一旦は寛解しましたが、その後時間を経て再発を繰り返しており、計10回程度手術を行い前額部左側は寛解しましたが、現在も右側には5cm程度の腫瘤があり手術を繰り返すも改善がみられません。
腫瘤自体は前額部の正中、左側、右側すべてに出来ており、術後の縫合跡は前額部全体に及んでいます。再発の仕方としては摘出した部分の周りが硬く盛り上がり、その中に漿液がたまり腫瘤を形成するといったことを繰り返しています。
手術で左側は完全に治癒していること、病理では炎症後の瘢痕以外の結果は得られず、感染症のチェックも陰性であることから手術以外の手の施しようがない状態です。やはり顔面であり腫瘤が5cm大で大きく皮膚から盛り上がっている状態が3年続いておりこのまま様子を見るというのは精神的に耐えられそうもありません。
術後数日で摘出した腫瘤より一回り大きく再発するこの腫瘤はなんなのでしょうか?
外表上全く問題がなくケロイドや肥厚性瘢痕は考えにくいと思います。
- A4010 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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特に基礎疾患も無く、「術中の所見では瘢痕であり病理の結果も瘢痕だったのです」から、「ケロイド」の診断で間違いはないでしょう。
「ケロイド」は特発性で、手術をした場合もとの瘢痕を越えて腫瘤が大きくなります。
切除後に直ちに中性子線照射をすると、多くの症例で再発を防ぐことが出来ます。
形成外科専門医と放射線専門医の連携が必要です。
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